ペット保険は何歳まで加入・更新できる?高齢で入る際の注意点とは

ペット保険は何歳まで加入・更新できる?高齢で入る際の注意点とは-サムネイル画像

ペット保険は何歳まで入れるかご存知ですか?10歳や13歳、14歳以上で加入しようとした際も加入できる保険はあるでしょうか。またすでに病気でも制限なしで入れると助かりますよね。今回は犬猫のペット保険は何歳まで新規加入・継続できるか、病気でも入れるかを解説します。

ペット保険は何歳から何歳まで加入できる?

何年家族として私たちと一緒にいてくれるペットたち。歳をとってくれば、病気や怪我という問題に直面することも多くなります。


そんな時、治療費の一部を補償してもらえるペット保険に加入していると安心ですよね。


今回「ほけんROOM」では、

  • ペット保険は何歳まで加入できるのか
  • 年齢制限なしのペット保険について
  • ペット保険の更新条件
  • ペット保険は何歳まで更新・継続できるのか
  • 高齢でのペット保険加入で注意すること

について解説します。


ペット保険が最も必要になってくる高齢の時期、ペット保険への新規加入は可能なのでしょうか?また、加入後いつまで補償を受けられるのかも気になるポイントですよね。


検討中のペット保険をいざという時に役立てられるよう、年齢に関する疑問を中心に見ていきましょう。

ペット保険は何歳まで新規加入できる?シニアでも加入できるのか


ペット保険を検討中の皆さま、現在愛犬・愛猫は何歳ですか?実際、ペット保険の加入を考え始めるのは病気の可能性が増えてくるシニア期が多いのではないでしょうか。


実はペット保険の加入には年齢制限があるので、ペットが高齢の方は注意が必要です。


こちらでは

  • ペット保険は何歳まで加入できる?8~12歳の上限が基本
  • 年齢制限なしのペット保険もあるのでチェック!
  • 補足:ペット保険に加入できるのは何歳から?
についてご紹介していきます。

「何歳まで加入できるのかに気づかず新規加入できなくなってしまった!」ということにならないよう、入りたい保険が何歳まで加入できるのかはしっかりチェックしておきましょう。

ペット保険の年齢制限については以下の記事でも解説しておりますので、参考にしてみてください。

ペット保険は基本的に8歳〜12歳までが加入可能年齢!

ペット保険の加入には色々な決まりがありますが、その中でも一番基本的なのが年齢制限です。基本的に上限になりやすいのは、8~12歳でいわゆるシニア世代といわれる年齢。


各保険の加入上限とされる年齢を超えてしまうと、いかなる場合も保険に加入できなくなってしまうので覚えておきましょう。ただし、保険の選択肢を増やしたいという場合はできるだけ若いうちに加入するのがおすすめ。


13歳、14歳以上と年齢が高くなればなるほど加入できる保険の数が少なくなるのはもちろんのこと、持病や通院が増えるとペット保険の加入はさらにハードルが高くなってしまいます。少なくとも、10歳ころまでに加入を決めると選べる保険は多くなりますよ。


昨今、飼育環境や良質なフードなどの影響を受けペットの寿命は延びています。しかし、それでも犬や猫がシニアと呼ばれる年齢に差し掛かるのは8歳頃からとかなり早め。


また、ペット保険は病気だけでなく怪我も補償できるので若いうちに加入しておくメリットも大きいのです。

ただし中には年齢制限なしのペット保険もある

加入時に年齢制限があるということは、すでに高齢のペットたちはもうペット保険に加入することができないのでしょうか?そんな不安を抱える飼い主さんにぜひ検討してもらいたいのが、シニアペット向けの補償プランです。


シニア向けのプランは、通常のプランとは違い高齢期に入っていても何歳まででも新規加入できる特殊なプランのこと。補償内容が基本プランとは異なり、保険料も少々高くなりますが高齢になってからペット保険を検討したいという方にはピッタリです。


しかし、すべての保険会社でシニア向けプランを展開しているわけではありません。また、何歳まで加入できるのかの制限はありませんが通院には使えないなどシニア向けプランならではの制限もあります。


必要に応じて上手にペット保険を活用できるよう、よく考えて加入しましょう。

補足:ペット保険は何歳から加入できる?

ここまで、ペット保険は何歳まで加入できるのかについてご紹介し、早めの加入をおすすめしてきました。すると同時に、「若い時に加入したいけど何歳から加入できる?」という疑問もわいてくるのではないでしょうか。


お察しの通り、加入を始められる年齢というのも保険会社ごとに決められています。ただし多くの保険で生後0日以上の加入が認められていて、例外の保険でも生後1か月~2か月程度で加入ができます。


そのため、若い時期での加入時に年齢で引っかかることはほぼないと思ってよいでしょう。しかし、すでに病気が見つかっている場合や他の条件で加入不可になることは十分にあり得ますのでその点は注意してください。


若年層でも不意の怪我などはいつ起こるかわかりませんので、早めに検討を始めると安心です。

ペット保険は何歳まで更新・継続できる?更新条件についても解説


ペット保険の新規加入には年齢の制限があることがわかってきましたが、その後の更新継続についてはどうでしょうか?何歳まで更新できるのかについては、意外と加入してみないとわからないポイントでもありますよね。


ここからは

  • ペット保険の継続・更新は何歳まで?終身契約ってなに?
  • ペットによって更新年齢に上限がある保険もある!条件は要チェック
  • 更新の条件について!年齢以外の審査項目とは?
を解説していきます。

ペット保険は基本的に1年契約なので、どの保険でも1年ごとに更新が行われます。契約後の更新や審査について知っておけば、加入後も安心して何歳まででも保険を使うことができますので参考にしてみてください。

ペット保険の終身については以下の記事でも解説しておりますので、参考にしてみてください。

ペット保険は基本的に終身で継続・更新可能!

保険会社の公式ページにはよく、終身での契約が可能ですという文言が書かれています。人間の保険で終身というと、加入後は一生涯更新の手続きなどなく何歳まででも保険を続けられることを言いますよね。


ペット保険における終身はそれとは少し違いますのでまず仕組みを理解しておきましょう。ペット保険の契約期間は基本的に1年間。


その期間や更新時に問題がなく、更新条件を満たしていれば年齢関係なく何歳まででも継続・更新ができます。つまりペット保険の終身とは、一度加入を終えていれば一生涯何歳まででも更新ができるという意味になります。


さらに更新に関しては新規の時のような書類記入が必要なわけではないので、実質的に自動更新という形になり負担も少なくて助かりますね。ただし、更新時には毎回審査があります


この審査により補償対象となる病気が変わったり、違反などがあった場合には契約破棄になることもあるので注意が必要です。


終身での継続には加入上限年齢までの新規加入が前提ですので、その点を覚えておきましょう。

ただし中には更新可能年齢が制限されているペット保険もある

更新・継続については基本的に終身が多いペット保険ですが、中には例外もあるので気を付けましょう。特に注目して欲しいのは、ウサギやハムスターなどの小動物を飼っている場合。


病気などの条件については通常のペット保険とあまり変わりませんが、小動物は犬や猫よりもさらに寿命が短いため年齢に関する条件は少し違ってくるのです。とはいえ、更新が難しくなるわけではないのでご安心ください。


小動物専門のプランを用意しているペット保険では、更新の上限年齢が動物ごとに定められています。例えばウサギであれば11歳頃まで、それ以外のもっと小さい動物たちは2~5年程度となります。


また、この更新上限年齢は新規加入の上限と同一といった条件が付けられていることが多くなるので加入時期はよく検討しましょう。小さい動物だからこそ治療が難しく、動物病院の力を借りることが多くなります。


小動物のペット保険も、やはり加入しておくのがおすすめです。

ペット保険の更新条件は?年齢以外で継続拒否されることもあるか

ここまで解説してきた通り、ペット保険の更新には基本的に年齢制限がありません。それでは、更新の審査ではどんなところをみられるのでしょうか。


更新時に重視してみられるのは、保険期間中の通院状態病歴、保険金の支払状況などです。根本的に、新規加入の時と更新の病気に関する条件はさほど変わらないと思ってよいでしょう。


主に継続できなくなってしまう状態としては、保険会社で指定された特定の病気にかかった場合や慢性的な持病を発症した場合など。その他にも、上限金額といわれる保険金支払いの上限に達してしまった時も該当します。


さらに、たとえ更新ができたとしても条件付きになることもあります。条件は多くの場合、前年に患った病気がその後補償対象になるというもの。


しかし継続についての定めは実に様々で、一度加入してしまえばその後かかった対象の病気は全て補償してくれるという保険もあります。一方ではよくてもどこかではダメという可能性が大いにありますので、保険に加入する前に調べておくようにしましょう。

ペット保険に高齢で加入するときの3つの注意点・疑問点を解説


ペット保険への加入を迷っているうちにペットが高齢になってしまった、という飼い主さんは意外に多いのではないでしょうか。シニアになっても何歳まででもペット保険に入る手立ては残されていますが、加入に際していくつか注意したい点があります。


こちらでは

  • ①:ペット保険は高齢のペットに必要?加入の必要性を解説
  • ②:高齢期と若年期では保険料が異なる!シニアでの加入は保険料にも注目
  • ③:既往症があるとペット保険には加入できないことも

について解説していきます。


注意点を確認しつつ、改めてペット保険の必要性を紐解いてみましょう。

①:そもそも高齢ペットがペット保険に入るべき?必要性を解説

「すでにペットが高齢だし、今更ペット保険に入っても・・・」という悩みがある飼い主さんもいらっしゃいますよね。しかし、今からでは遅いということはありません


動物病院ではいくつかの治療の選択肢をもらうことや、どの程度治療を続けるかという選択を迫られることもあります。そんな時、ペット保険に入っていれば安心して最善の治療を受けさせてあげることができます。


それに、一度加入すれば何歳まででも更新することができるので気が付いた時に加入しておくのが一番良いでしょう。シニア用のプランと通常のプランでは少し内容が違うので、入る時にはどちらが使いやすいかよく比較してみてください。


たとえ加入が高齢期になってしまった場合でも、無事加入ができれば1か月程度で補償を使えるようになります。いつ何が起こるかわからないシニアのペットにこそ、ペット保険加入がおすすめなのです。

②:シニアの場合、基本的に保険料が若年時よりも高くなる

シニアのペットが新規の契約をするときの注意点として覚えておきたいのが、保険料の違いです。ペット保険の保険料は、年齢と共に上がっていくのが一般的。


加入してからの経過年数に比例して上がるわけではないので、新規加入の場合も年齢により保険料が変わります。そのため、シニアになってから加入する場合は最低価格よりも高い値段からスタートすることになるということを覚えておきましょう。


そもそも保険料は、品種や体重を加味したうえで保険会社が定めた保険料に応じて決定されます。また、年齢による値上がりは加入済みの場合でも同様なので保険料はその都度変わっていくことになります。


値上がり率は保険によって違い、年齢に連れて高額になっていく保険料が不安という飼い主さんのために様々なプランがあります。値上がりタイミングが少ない保険や値上がりが緩やかな保険など、シニアのペットにも嬉しい料金設定もありますので是非チェックしてみてください。

③:既往症がある場合はペット保険に加入できないことも

高齢のペットが保険に加入するとき、実は一番ネックになってくるのが既往症です。既往症とは今までにかかったことのある病気のことで、ペット保険の加入条件を満たさなくなってしまう原因の一つ。


ペット保険の規約には、保険に加入できない場合としていくつかの病気が記載されています。代表的なものでは心疾患や腎疾患、糖尿病やガンなど。


その他指定されている疾病は保険ごとに違いますが、既往症がその病気に該当してしまった場合は仮に病気が治っていたとしても加入することが難しくなってしまいます。


また、治療を続けている持病が指定の病気である場合も加入ができません。しかし、加入不可になってしまう特定の病気でなければすでに病気でも入れる可能性があります。


その場合は条件付きといって、既往症の病気だけを補償対象外として扱うといった前提で加入ができます。高齢になってからでも新規加入や更新は可能ですが、どうしてもこういった病気の条件が付きやすくなってしまいます。


その点を踏まえて、改めて加入時期を考えてみてください。


ペット保険は持病ありでも加入できるかについては以下の記事でも解説しておりますので、参考にしてみてください。

参考:ペット保険はいつ入るべき?おすすめの加入時期とは


ペット保険の新規加入や更新と年齢との関係が見えてきたところで、もう一度適正な加入時期を探ってみましょう。まず、新規加入については12歳ごろまでが通常プランに入れる上限ということがわかりました。


13歳以降もシニアプランを選ぶという選択肢がありますが、選べる保険の数は極端に減っていくので目当ての保険がある方は要注意です。そして、更新についてはほとんどの場合終身で受けてもらえることもわかりましたね。


年齢については、ペット保険でも比較的幅広く対応してもらえるようです。ですが、審査の際にデメリットとなってくるのは意外にも年齢より既往症や持病でした。


ここで関係してくるのが、加齢による病気の増加。せっかく年齢制限はクリアできても、加齢による体調の変化でペット保険に加入できないという問題が起こりやすくなるのもシニアの現実です。


また、年月がたてばたつほど以前の治療履歴がわかりずらくなり保険会社への告知も大変になるのも飼い主さんにとっては欠点となってしまいます。このようなことを踏まえると、やはり若い健康といった条件がそろっている早いうちの加入をおすすめします。

ペット保険の一括比較サービスを利用するのもおすすめ

近年加入者が増えていっているペット保険ですが、それでも現在の加入率はペットを飼っている方のおよそ10%程度にしかなりません。


ペットの治療費は全額自己負担となりますので、突然の病気による手術等で数十万円といった高額な費用がいきなり請求されてしまうことも珍しくありません。


しかし大切なペットには最適な治療を余裕を持って受けさせてあげたいですよね


もしもの時、治療費の負担を少しでも軽減し飼い主やペットが治療に専念できるように、前もってペット保険に加入しておくことをおすすめします。


MOFFMEでは「どんな保険に加入すれば良いか分からない」・「入りたい保険がいくつかあるけど、どれが一番良いのか悩む」といった方のために、ペット保険の一括比較を行っております。


ペット保険への加入を検討されている方はぜひ利用してみてください!

まとめ:現在、ペット保険は何歳まででも新規加入できる!

ここまで、ペット保険と年齢の関係について色々な可能性や注意点を考えてきました。ペット保険の加入年齢更新の年齢には上限が設定されており、それは保険によって様々。


しかし選ぶ保険次第で何歳まででも新規加入ができるということで、ペット保険の加入年齢に関する心配は軽減されたのではないでしょうか。


今回の記事では

  • ペット保険の加入年齢の上限は基本的には8~12歳まで
  • ただし中には年齢制限のないペット保険もある
  • ほぼ全てのペット保険は一度加入すれば更新可能年齢の制限はなく、終身で継続可能
  • 高齢ペットが保険に加入する際は、既往症の有無や保険料等に注意が必要
について解説してきました。

ペット保険は大きな病気の時に使うものというイメージがあり、ペットが高齢になるまで加入を悩んでしまう方も多いと思います。しかしそんなことはなく、小さな通院から使えるプランもたくさんあります。

そのため、若い時に加入していても意外と役立つ場面が多いんですよ。新規加入や更新の時、既往症持病があることで少し加入へのハードルが上がってしまいますので迷っている方は早めに加入手続きをすすめましょう。

ほけんROOMでは、他にも様々なペット保険についての記事を公開しておりますので、ぜひ参考にしてみてください!

ランキング