ペット保険は10歳以上の高齢ペットも新規で加入できる?注意点とは

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ペット保険は10歳以上の高齢の犬猫でも加入できるかご存知でしょうか?12歳や13歳、14歳以上のシニアでも入れる加入年齢の制限なしの保険は有り難いですよね。また病気でも入れる保険はあるでしょうか。今回は10歳以上のペットもペット保険に加入できるか解説します。

ペット保険は10歳以上のシニアも加入できる?

ペットが10歳以上の高齢になってくると、ケガや病気のリスクも高くなり、ペット保険に入ろうか検討する機会が増えてくると思います。


今回ほけんROOMでは、ペット保険は10歳以上のシニアも加入できるのか。


また、加入する際の注意点などについて解説します。


解説する内容は

  • ペット保険は10歳以上の高齢ペットも加入できるか
  • ペット保険の加入・継続の年齢制限は何歳までか
  • 10歳以上のシニアペットがペット保険に加入する際の注意点
  • 10歳以上の高齢ペットのかかりやすい病気・ペット保険の必要性
以上の内容を解説していきます。

飼っているペットが10歳以上の高齢になってきて、ペット保険の加入を検討している。

そんな飼い主さんに参考になる内容になっています。

ぜひ最後までご覧ください。

ペット保険は10歳以上の高齢ペットでも加入できる!


結論からいうと、10歳以上の高齢ペットでも加入できるペット保険はあります。


ただし、ペット保険には加入できる年齢制限があったり、継続可能かどうかもペット保険によって変わってきます。


ここでは10歳以上の高齢ペットの飼い主さんに向けて、ペット保険の必要性と加入の条件などを解説します。

  1. ケガや病気のリスクに、ペット保険の加入をおすすめします!
  2. ペット保険は何歳まで加入・継続可能?年齢制限について解説
ペット保険の加入前に知っておいた方がいい内容もありますので、保険選びの参考にしていただけたら幸いです。

ペット保険の加入年齢については以下の記事でも解説しておりますので、参考にしてみてください。

ペット保険は10歳以上のシニアでも入れるのでおすすめ!

現在飼っている犬や猫が、10歳以上の年齢だったとしても、入れる保険はあります。


ペット医療の発達により、ここ最近では犬の平均寿命は約14年猫の平均寿命は約15年と寿命がかなり延びてきています。


ただ人間と同じく、ペットも高齢になってくると、ケガや病気のリスクが高くなっていきます。


シニア期になると、体の不調が増えて、病院にお世話になる機会も多くなっていくのが現状です。


ですが、ペットの治療費は公的な保険が適用されないため、全額自己負担になっています。


人間は「医療保険制度」によって自己負担額が少なく済んでいますが、ペットは違います。


例え軽いケガや病気でも、ペットの治療費は人間と比べると高額です。


手術が必要になるような、大きなケガや病気にかかってしまうと、更に治療費は跳ね上がります。


ペットがケガや病気にかかってしまったとき「治療費が高くて払えない!」


このようなことにならないように、ペット保険の加入をおすすめします。

そもそもペット保険は何歳まで加入・継続できる?年齢制限とは

多くのペット保険には、新規加入の年齢制限が設けられています。

一般的なペット保険は、新規加入年齢が8歳~12歳、13歳に設定されています。

指定されている年齢を超えてしまうと、新規加入することはできません。

ペットが高齢になってきてから、ペット保険に入ろうと思っても、年齢制限で加入できない可能性があります。

そうならないように、ペット保険の加入は、選択肢の多い若いうちから加入するようにしましょう。

ただし、ペット保険の加入には注意点があります。

ペット保険のなかには新規加入の年齢制限のほかに、継続して更新できる年齢に上限が設けられているペット保険もあります。

後々トラブルにならないよう、継続更新の年齢が設定されていないか、加入前に必ず確認しておきましょう。

最近は、医療の高度化やペットの高齢化に伴って、高齢になってからも継続して加入し続けられる、ペット保険が増えてきています。

ペットの高齢化によるケガや病気の備えとして、ペット保険の加入を検討してみてください。

ペット保険に10歳以上の高齢ペットが加入する際の注意点とは

現在ペットが、10歳以上の高齢だったとしても、加入できるペット保険はあります。


ただし、保険に加入する際に注意しなければいけないポイントがあります。


ここでは高齢ペットが保険に加入する際の注意点を解説します!


解説する内容は以下の通りです。

  1. ①:高齢になると、加入できるペット保険は少なくなる
  2. ②:既往症・持病があると加入できない場合がある
  3. ③:高齢になると保険料は高くなる
保険加入後に後悔しないように、確認するべき注意点をしっかり把握しておきましょう。

①:高齢の場合、加入できるペット保険はかなり限られる

ペット保険には、新規加入の年齢制限が設定されている場合がほとんどです。

このことからも分かるように、高齢になってからペット保険の加入を検討しても、加入できるペット保険の数は少なくなってしまいます。

また、ペット保険加入の条件は、年齢制限をクリアしているだけではありません。

ペット保険の加入は、原則として加入時点でペットが健康であることが大前提です。

高齢になってくると、些細なことでケガしてしまったり、病気になるリスクは高くなっていきます。

さらに治療期間も、高齢になるほど長期化する可能性が高くなっていきます。

ペット保険の加入条件が、健康体であることが条件になっていることからも、なるべく早めに加入することが大切です。

もちろん14歳以上の高齢になってからも入れる保険や、病気でも入れる保険、年齢制限なしで入れる保険もあります。

ですが、どうしても加入できるペット保険の選択肢が少なくなり、保険料は高くなってしまいます。

ペット保険の加入を検討している方は、ペットが若くて選択肢の多いうちに、各保険会社の比較検討をおこなって、最適な保険に加入するようにしましょう。

②:既往症・持病があると加入できない場合が多い

既往症(既往歴)や持病があると、ペット保険に加入できない場合も多いです。

「既往症(きおうしょう)」とは、これまでにかかったことがある病気で、現在は治癒している病気のことで「既往歴(きおうれき)」とも呼ばれています。

年齢を重ねると、どうしてもケガや病気にかかるリスクは高くなっていきますので「既往症・持病」を持ってしまう確率も上がっていきます。

また、ペット保険によっては、一定の年齢以上の加入の場合、条件として健康診断の受診が必須になることがあります。

診断結果によっては、加入を断られてしまうケースや、特定の病気に対して保険の対象外になってしまうケースもあります。

保険に加入できたとしても、本当に備えたいケガや病気に対して、対象外になっている状態では安心感が全然違ってきます。

もちろん対象外のケガや病気があったとしても、入った方が今後別のケガや病気に対しての備えになるので、加入するのをおすすめします。

ですが、条件付きでの加入しか選択肢がなくなる前に、早めのペット保険への加入が望ましいです。

ペット保険はすでに病気でも加入できるかについては以下の記事でも解説しておりますので、参考にしてみてください。

③:若いペットに比べて保険料は高いことが多い

ペット保険は基本的に、ペットの年齢が高くなるにつれて保険料も高くなっていきます。

一般的なペット保険の新規加入年齢は、8歳~12歳、13歳に設定されています。

このことからペットが8歳以上になると、加入できるペット保険が少なくなるのに加えて、保険料も徐々に高くなっていきます。

また、若い頃は大丈夫でも、ペットが高齢になってくると、些細なことでケガしてしまったり、治療期間が長引くことによる保険料の増加が予想されます。

年齢が高くなることで起きやすくなる、ケガや病気に備えて、若く健康なうちから保険加入を検討しておきましょう。

早く加入することで、ケガや病気に備えるとともに、保険料を抑えられるメリットがあります。

現在のペット年齢が、一般的に設定されている新規加入前の年齢なら、多くのペット保険が選択肢に入ります。

各ペット保険は、それぞれ特徴があり、飼っているペットの種類や年齢で最適な保険やプランが変わってきます。

選べる選択肢が多いうちから、自身のペットに最適なペット保険がどれか、比較検討してみてください。

10歳以上のペットの保険の必要性は?かかりやすい病気を解説!


ここではペット保険の必要性を考えるうえで、10歳以上のペットがかかりやすい病気・症状を解説します。


また、ペットを健康で長生きさせるための、飼い方のコツも紹介します!


内容は以下の通りです。

  1. 10歳以上のシニアペットのかかりやすい病気を紹介
  2. 健康で長生きさせる飼い方のコツは?
ペットが高齢になってくるにつれて、さまざまなケガや病気のリスクがあります。

ここで紹介する内容を参考にして、病気の早期発見や、健康で長生きしてもらうための取り組みを、ぜひ実践してみてください!

10歳以上のシニアがかかりやすい病気、ペット保険の必要性とは

ペットが10歳以上の高齢になってくると、かかりやすい病気が増えてきます。

飼っているペットのかかりやすい病気を知っておくことで、加入するべきペット保険が変わってきます。

ここでは主に、犬と猫が高齢化に伴ってかかりやすくなる病気を紹介します。
病名疑われる症状
歯周病口臭がきつくなる。
歯垢や歯石が付着した状態が続き、重度になると歯が抜けてしまう場合もある。
腎臓病食欲の低下、体重減少。
水をよく飲むようになる。
老廃物が排出できなくなる。
糖尿病水を飲む量が増え、尿の回数が多くなる。
食欲が増して、ご飯の要求が激しくなる。
悪性腫瘍(がん)しこりができる。
嘔吐や下痢。
食欲低下、腹水など。
心臓病発熱、下痢。
ふらつく、倒れる、失神。
骨、関節、脊椎の病気あまり遊ばなくなる。
寝ていることが多くなる。
段差の昇り降りを嫌がる。
泌尿器の病気頻繁にトイレに行く。
排尿姿勢の時間が長く、尿が出にくい。
血尿や濁った尿。
認知症飼い主の呼びかけに反応しない。
意味もなく鳴き続ける。
同じところを歩き回る。

紹介した病気以外にも、高齢になってくるとさまざまな病気にかかる可能性が高くなります。


また、高度な治療が必要な病気になると、当然治療費も高額になります。


ペット保険を選ぶ際には、飼っているペットのかかりやすい病気を把握して、保険の対象になっているか必ず確認するようにしましょう。

10歳以上の高齢ペットを長生きさせる飼い方のコツとは?

ペットが高齢になってくると、日常生活において体への負担が大きくなってきます。

今までは気にならなかった些細な段差でも、場合によっては重大なケガに繋がる可能性があります。

若い頃は病気やケガをしても、体力や免疫力があるので、比較的早い回復を期待することができます。

ですが高齢になると、ひとつでも病気やケガをしてしまうと、それがきっかけとなって寝たきりになってしまうなどのリスクが高くなっていきます。

犬の場合はケガ防止のためにも、散歩コースや距離も、年齢に合わせて調整するようにしてください。

また、若い頃に比べて必要な栄養が違ってくるため、フードの切り替えも必要になります。

運動量が少なくなる高齢ペットには、低カロリーのシニア用フードを選ぶようにしましょう。

ケガ防止のための生活環境の見直し、体のさまざまな機能低下に配慮した食事。


これらを見直すことで、ペットが健康で長生きできる確率が高くなりますので、ぜひ意識して取り組んでください。

ペット保険の一括比較サービスを利用するのもおすすめ

近年加入者が増えていっているペット保険ですが、それでも現在の加入率はペットを飼っている方のおよそ10%程度にしかなりません。


ペットの治療費は全額自己負担となりますので、突然の病気による手術等で数十万円といった高額な費用がいきなり請求されてしまうことも珍しくありません。


しかし大切なペットには最適な治療を余裕を持って受けさせてあげたいですよね


もしもの時、治療費の負担を少しでも軽減し飼い主やペットが治療に専念できるように、前もってペット保険に加入しておくことをおすすめします。


MOFFMEでは「どんな保険に加入すれば良いか分からない」・「入りたい保険がいくつかあるけど、どれが一番良いのか悩む」といった方のために、ペット保険の一括比較を行っております。


ペット保険への加入を検討されている方はぜひ利用してみてください!

まとめ:ペット保険は10歳以上の高齢ペットも加入できる!

今回ほけんROOMでは、高齢になったペットでも保険に加入できるのか。


さらに、保険加入の際の注意点についても解説しました。


解説した内容は

  • 10歳以上の高齢でもペット保険に加入できる
  • ケガや病気のリスクに、ペット保険の加入がおすすめ
  • ほとんどのペット保険では8歳〜12歳が加入年齢の上限
  • ただし一部のペット保険は加入可能年齢の制限がなく、何歳でも加入できる
  • 10歳以上の高齢ペットがペット保険に加入する際は、既往症の有無や高めの保険料等に注意する必要がある
  • 10歳以上の高齢ペットは、心臓病や糖尿病、ガンになりやすい
  • 10歳以上の高齢ペットもペット保険に加入しておくと万が一のときにも安心して備えられる
以上の内容を解説しました。

ペット寿命が長くなるのは嬉しい反面、ケガや病気のリスクは高くなっていきます。

今は10歳以上の高齢になっても選べるペット保険があります。

ペットの万が一に備えて、早めにペット保険の加入を検討しましょう!

またほけんROOMでは、他にも様々なペットや保険に関する記事を多数公開しておりますので、そちらもぜひご覧ください!

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