更新日:2022/10/04
お金の使い方が上手い人の特徴は?賢いお金の使い方について解説!
お金の使い方に自信がなく、お金の使い方が上手い人になりたいなと思ったことはありませんか。実は、お金の使い方が上手い人にはある特徴があるんです。今回の記事では、お金の使い方が上手い人の特徴や、お金の使い方が上手い人の考え方について詳しく解説していきます。
目次を使って気になるところから読みましょう!
- お金の使い方が上手い人の特徴って?
- お金の使い方が上手い人の特徴
- 特徴①:お金の出費額を常に逆算している
- 特徴②:無駄な出費が少ない
- 特徴③:買い物上手
- 特徴④:自己投資にはお金を惜しまない
- お金の使い方に対する意識を変えることが重要
- 1,自分の意志でお金を使う(下手な人は人任せ)
- 2,長いスパンで考える(買い物でトータルコストを計算しよう)
- 3,無理はしない(お金の使い方が上手い人はストレスフリー)
- 4,自分の金回りを把握(使途不明金をゼロに)
- 参考:貯金を増やすためにするべき事
- 給与が入ったら貯金の分を最初に差し引く
- お金の浪費をしない
- 固定費を見直してみる
- まとめ:お金の使い方が上手い人を目指そう!
目次
お金の使い方が上手い人の特徴って?
あなたは「お金は大切/無駄遣いしたくない」、「余裕を持ちたい」と思っていませんか?
それは皆が思っている事です。さらに「同じ収入なのに自分より豊かに見える人がいる」なんて事も思った事があるかもしれません。
このままでいいのでしょうか?よくありませんよね。
お金の使い方が上手い人と下手な人にはどんな違いがあり、またお金の使い方が上手い人になる為にはどうすればいいのでしょうか。
「おかねのつかいかた」って何?と思われた方もこの記事を読んでください。
ただ闇雲に節約すればいいわけではありません。自分や家族に我慢をさせてもいけません。
ここでは
- お金を上手に使えるようになるには?
- 「安い」と思う感覚の違い
- お金の使い方が上手い人と下手な人の違いは?
この記事を読んでいただけたらきっとあなたの改善点が見え、お金の使い方が上手い人になれることでしょう。
またお金の使い方が下手な人の特徴についてより詳しく解説していますので、比較や参考にする際にご覧ください。
お金の使い方が上手い人の特徴
お金の使い方が上手い人はどのような特徴があるのか見ていきましょう。
出費においては、ただやみくもに節約するのではなく、収入とのバランスを考えて出費額が大きすぎないか逆算したり、その出費が必要であるか、無駄であるかを見極めることがポイントになります。
また、買い物をする時はどのような場所・タイミングで買うと安くなるか、お得になるかを意識することや、将来にリターンを得られる自己投資についても解説していきます。
ここでは、お金の使い方が上手い人の4つの特徴をご紹介します。
- お金の出費額を常に逆算している
- 無駄な出費が少ない
- 買い物上手
- 自己投資にはお金を惜しまない
特徴①:お金の出費額を常に逆算している
お金の使い方が上手い人は、収入に対して出費額が大きすぎないかを逆算しています。
生活費には家賃・食費・水道光熱費・通信費・交通費などが含まれますが、それぞれの金額を把握していないと、出費が収入を超えて赤字になってしまいます。逆に、出費を抑えるほど貯金額は増えていきます。
計画的に貯金をしていくために、家計簿を付けて日々の出費に無駄がないか、収支のバランスがとれているか確認することが大切です。
結婚・出産・住宅購入などのライフイベントでは多くのお金が必要になるため、若いうちから家計管理のスキルを身に付けて、家計収支を把握する習慣を身に付けておきましょう。
特徴②:無駄な出費が少ない
無駄な出費が少ない人は、出費の内容が必要なものか無駄なものかの見極めができています。
必要な出費は、毎月かかる固定費や食費・生活必需品のほか、生活を楽しんだり充実させたりするために必要なものです。例えば、仕事を頑張った時のご褒美スイーツや資格取得のための書籍などは必要な出費と言えるでしょう。
一方、自動販売機やコンビニなどで毎日のように缶コーヒーやお菓子などを惰性的に買ってしまうのは、無駄な出費と言えます。
1つ百円程度だからと細かい出費を重ねていくと、思いのほか大きな金額になってしまうため、注意しましょう。
特徴③:買い物上手
買い物上手な人は、安く買える場所やタイミングを考慮して、頭のいい買い方をします。
例えば、洗濯機を購入する場合、店頭・ネットショップ・リサイクルショップなどのうち、どこで買うのが安く、お得かを検討します。そして、安くなるタイミングを探ったり、ポイントが多く付く日などを狙っていきます。
また、普段の買い物でも、店頭で見かけた商品を気に入った、安かったからと言って、即決で購入することはありません。その商品が本当に必要であるか、他のもので代用できないかと考えて、気に掛かることがあれば、日を改めて購入か否かを判断します。
この習慣が身につけば、買い物で失敗することが少なくなり、必要なものだけを上手に買えるようになるでしょう。
特徴④:自己投資にはお金を惜しまない
自己投資とは、将来の自分のためにお金を使って自分自身を成長させたり、リターンを得ることです。目の前の利益や楽しみだけでなく、未来に目を向けた自己投資ができる人はお金の使い方が上手いと言えます。
自己投資には以下のようなものが挙げられます。
- スキルアップや就職・転職などで活用できる資格を取得するためにスクールや通信教育などを利用する
- 知識を得るために読書したり、勉強会・セミナーへ参加する
- 健康維持のためにスポーツジムに通って運動をする
- 習い事(ピアノ・茶道・英会話など)をして文化教養を身につけ、感性を磨く
- 外国語を習得するための英会話・語学留学
- 身銭を切って長期スパンで行う資産運用(株式投資・投資信託など)
お金の使い方に対する意識を変えることが重要
お金の使い方が上手い人になる事は難しいことではありません。自分の自由や楽しみを減らすこともありません。
お金の使い方が上手い人になる為には少しだけご自分の意識を変えるだけでいいんです。何か物を購入したり、セミナー・スクールに入る必要もありません。
以下の4つのポイントをおさえればOKです。
- 自分の意志でお金を使えるようになる。
- 長いスパンでトータルコストを計算する。
- 無理は禁物。
- 自分の金回りを把握(使途不明金をゼロに)
1,自分の意志でお金を使う(下手な人は人任せ)
お金の使い方が上手い人と違って下手な人は人(店員/ネットや広告の情報/周りの口コミ)任せでお金を使ってしまいます。
「あの商品凄く良かったよ」「この商品は凄い優れもの」なんて情報を見て買い物をしていませんか?
冷静に自分の頭で考え、自分にとって必要なものか?同じ(ような)ものは持ってないか?
一度手にとった商品を置いてゆっくり考えることで、他人と自分の必要なものの違いが見えてくることでしょう。
そして、広告や口コミを鵜呑みにしない事でお金の使い方が上手い人に近づいていきます。
2,長いスパンで考える(買い物でトータルコストを計算しよう)
お金の使い方が上手い人は長い目でみてお金を使っています。
将来的にどのくらいお金が必要なのか。老後の貯金、教育費から日用品、その日の食費まで、常に計算して色んなスパン(人生/年/月/週/日)で逆算しているのです。
そして、増やすためにお金を使います。資産運用・自己投資(資格勉強/大学)など将来的にお金が増える可能性のあるものにはお金を使います。
してがってお金の使い方が上手い人は常にトータルコストを計算して物事を考えます。
3,無理はしない(お金の使い方が上手い人はストレスフリー)
無理は厳禁です。
- 必要なものまでも我慢する
- 後輩に奢りすぎる
- 高価なプレゼントをする
- 見栄をはってブランドものを買う
- 友達の誘いを断らない
余計なプライドは捨ててしまいましょう。
お金の使い方が上手い人はご自分の資産を考えて使えるお金の範囲内でお金を使っていますが、ストレスにならないように必要なものをカットすることはしていないです。
また、お金の使い方が上手い人は本当に自分に必要だと思った時は惜しまずお金を使います。
何でも節約していると精神的に厳しくなってきてしまいますが、それはお金の使い方が上手いとは言えません。
4,自分の金回りを把握(使途不明金をゼロに)
お金の使い方が下手な人は無駄な出費に気づいてない事が多いです。使途不明金(使った金額はわかっているものの目的が不明なもの)を減らすようにしましょう。
その為には家計簿を付ける事をお勧めします。お金の流れが分かりますし、自分が気づいていなかった不必要な支出が見えてきたりします。
また、お金の使い方が上手い人はあるもので上手にやりくりしています。
すぐにあれが必要、これが必要といって購入する前に自分の身の回りにあるもので代用できないか確認してみます。
参考:貯金を増やすためにするべき事
お金の使い方が上手い人の特徴について説明してきましたが、貯金を増やすためにするべき事やテクニックも見ていきましょう。
貯金をする上でもっとも確実な方法は、手取りから一定額を強制的に貯金にまわす先取り貯金です。残りの金額で生活費をやりくりすることになりますが、浪費せず、必要な消費や投資を優先することが大切です。
また、毎月の支払額が一定である固定費(家賃・水道光熱費など)の見直しや削減しやすいポイントもご紹介します。
ここでは、以下の内容について説明します。
- 給与が入ったら貯金の分を最初に差し引く
- 浪費をしない
- 固定費を見直してみる
給与が入ったら貯金の分を最初に差し引く
給与が入った時、貯金する分を最初に仕分けておくことを先取り貯金といいます。先取り貯金専用の口座を作り、そちらに貯めていき、貯蓄用として手を付けないようにしましょう。
手作業での仕分けが面倒な人は、銀行の積立定期預金を利用して毎月指定した日に一定額を自動的に積み立てていくのが良いでしょう。それ以外にも、財形貯蓄・年金保険・積立投信など貯蓄性の高い商品で運用するのもおすすめです。
先取り貯金の額は手取りの10~30%前後が理想的と言われます。例えば、手取りが20万円で20%の4万円を先取り貯金する場合、年間貯金額は48万円(4万円×12か月)になります。そして、先取り貯金を除いた16万円で一か月の生活費をやりくりする必要があります。
お金の浪費をしない
浪費とは必要以上の贅沢や無駄遣いのことであり、浪費が多くなるほどお金は貯まらなくなります。そのため、浪費・消費・投資の線引きを付けて、メリハリのあるお金を使い方をすることが大切です。
消費は生活する上で欠かせない家賃・食費・水道光熱費・交通費などであり、最も優先度が高くなります。
ただし、食費の中で自炊に必要な食材やお弁当代は消費になりますが、お菓子やお酒などの嗜好品は購入頻度が高いと大きな出費=浪費になります。そこで、お菓子は週に一度だけまとめ買いをする、お酒は週末だけ購入するなど頻度を抑えるようにしましょう。
また、趣味や交際などの費用は投資とも考えられますが、無計画に行っていると出費がかさんでしまうため、上限額を設定し、その額を超えないように調整すると良いでしょう。
固定費を見直してみる
固定費とは、毎月支払う金額が一定のもので、以下のようなものが挙げられます。
- 住宅費
- 水道光熱費
- 通信費
- 保険料(生命保険・自動車保険など)
固定費は削減できるポイントを見つけると、毎月の支出を継続的に削減できるため、節約効果が大きいです。
固定費の見直しでおすすめなのは、以下の3つです。
電気代
電力自由化により、お得な電力会社を選べるので、割引額が大きくなったり、ポイントが付与されるなどのメリットが受けられます。
スマホ代
大手携帯キャリアから格安スマホに切り替えると、月額料金が3,000~5,000円程安くなります。
保険料(生命保険・自動車保険など)
代理店型よりもネット保険の方が保険料が割安なため、乗り換えると年間の保険料を大幅に節約できます。
まとめ:お金の使い方が上手い人を目指そう!
お金の使い方が上手い人の特徴について説明してきましたが、いかがでしたでしょうか。
今回の記事のポイントは、
- お金の使い方が上手い人は出費額から逆算でき、無駄遣いも少ない
- 安くお得な買い方をしたり、自己投資することも大切
- 自分の意志を尊重し、無理やストレスのないお金の使い方をする
- 長いスパンでトータルコストを計算し、出費・貯金・資産運用を行う
- 家計簿を付けると家計収支が把握できる
- 貯金方法は先取り貯金、浪費の削減、固定費の見直しなど