小学生にお金の使い方はどう教えるべき?正しい金銭感覚を養う方法

小学生の子どもにお金の使い方を教育をした方がいいのか、またその場合いつごろからどの様な方法で教育するべきか悩んでいる親御さんも多いと思います。ここではお子さんが将来お金に困らないようにするにはどうすればよいか、小学生からお金の使い方を養う方法をご紹介します。

小学生にお金の使い方はどう教えるべき?

純粋で多感な時期の小学生にお金の使い方を教えるのは、少し慎重になりますよね。


教える側であるほとんどの親御さんが、お金の話はあまり良くないものとして言われてきました。


大切なお子様にお金の使い方を教える事に、慎重になるのは当然です。


そこでこの記事では「小学生にお金の使い方をどう教えるか」について

  • お金の使い方を教える4つの方法
  • 小学生へのお小遣いの有効性
  • お手伝いへの報酬は?
  • ごっこ遊びは自ら学べるチャンス

を中心に解説していきます。


本来お金とは、単純に生活を豊かにし、夢を叶える為の一つの道具であり、生きていく上では、大切な物の一つです。


小学生にお金の使い方を教える方法をお伝えします。どうぞ最後までご覧ください。

小学生にお金の使い方を教えるベストな方法4つ

小学生にお金の使い方を教えるにはベストなタイミングがあります。


それは、子供がお金を自分の物として認識している時です。

  • お小遣い
  • 報酬制
  • お遣い
  • おままごと

この4つのタイミングは、誰かに何かを買ってもらう、とは違った感覚で

はっきりとお金を意識し、小学生なりにお金の使い方を真剣に考える時となっています。


小学生の小遣制は有効?

小学生に初めてお金をあげるとき、お金?大丈夫かな?お友達とトラブルにならないかな?など不安になります。


しかし、小学生になるとお金が必要な状況がでてきます。

  • 自我が強くなる「自分のお金で、自分の欲しいものを、自分のタイミングで」 
  • 交際費「お友達と出かけたり、お菓子をかったり」 
  • 相手を思う気持ち「プレゼントを渡したり」

行動範囲が広くなり、お金の使い方・大切さを教えるにはとても良い時期ではないでしょうか。

小学生でお小遣を貰っている人の割合とその平均額

ではここで、


小学生でお小遣いを貰っている子の割合と平均です。

数字を見ながら解説します。

割合平均額
低学年1.2年生71%800円
中学年3.4年生72%900円
高学年5.6年生73%1,100円

全学年ほぼ変わりはなく、全体的に70%以上のご家庭がお遣いを渡している事になります。

学年が上がるにつれて、少しずつですがお金については良く話されているご家庭が増えてきていますね。

お小遣制のメリット

お小遣制は、お金の使い方を初めて勉強する小学生に教えるには、分かりやすくとても良い方法です。

  • 物の値段を意識する
  • お小遣い帳をつけさせる
  • 足りない時は考えて計画する


物の値段を意識する

自分のお金となってはじめて本気でお金という物の価値を意識することができます。
「これだけしかないから今回はやめておこう」ということを品物と手元にあるお金を比べ考えます。

お小遣い帳をつけさせる

今月はいくら貰って、いくら使った。など、お金の流れが見られます。

基本的なお金のやりくりを自分で書いて学べます。

足りない時は考えて計画する

欲しい物を欲しい時に買ってもらっていた時は、買ってもらえない場合は我慢するだけだったが、
小学生になり、おこづかいをもらい、自分の手元にあるお金が足りない時は、来月はいくら貰えて…いくら使って…など考えて欲しい物を買うなど、計画性が育ちます。

初めてのお小遣いなど、小学校低学年には、お小遣制という方法がいいですね。

お小遣制のデメリット

お金の有難味がわからなくなる

お小遣いはもらえて当たり前に貰えるもの。という認識でお金について意識しなくなりやすい。


お金は報酬という意識がなくなる

しっかりと話し合いをせずに、小学生にお金をあげるというのは、お金の大切さ・お金の使い方を教える事とはかけ離れてしまいます。

本来お金という物は、働いて貰う物という事をしっかりと伝えた上でのお小遣いをあげなくてはいけません。

お手伝いに報酬をあげてよいか?

お手伝いをすると、お小遣いをあげるという方法には、賛否で意見が分かれるところですね。

小学生になると、お金との関係はどうしても離せない物となってきます。


お金の使い方を勉強させる為には、子供とのしっかりとした話し合いの場をもち、ルールを決めるによって、お金の使い方を通して色々な事を経験させるのは良い事ではないでしょうか。


では、報酬制のメリット・デメリットについて、考えていきたいと思います。

報酬制のメリット

お金は労働の報酬である事を教えるには、とても分かりやすくよい方法です。

  • お金の有難味がわかる
  • 働いた分だけお金が返ってくる
  • 大人が働く意味がわかる

お金の有難味がわかる

小学生であっても、働いてお金を稼ぐ大変さがわかり、欲しい物があっても、せっかく働いて貯めたお金を使うのはちょっと考えてしまいます。
お金の使い方を、考え計画する。という計画性がうまれます。

働いた分だけお金が返ってくる

働く=お金という報酬を得る事が喜びとなり、働くという事に自ら興味をもち、将来の夢や、自分が大人になったら、何をしてお金を稼ごうか。という事を考えるきっかけになります。

大人が働く意味がわかる

子供には、自分の親や、大人が働く事について、考える事を与えるよい機会になります。
報酬としてのお金はもちろんの事、達成感や、感謝の言葉をもらう、働く辛さや楽しさを感じる事を、身をもって体験します。

子供なりの社会がはじまる小学生にとって報酬制というのは、
自分から考える・動くという大切な事を学べる良い機会と言えるでしょう。

報酬制のデメリット

報酬制には、やはり避けては通れないデメリットもついてきます。


お金が欲しい時だけやる

初めの頃は、自分の力でお金を稼ぐという事の楽しさや嬉しさがあり、
何でも素直にお手伝いをしていたが、慣れてきてお金がいらない時になると、
お金はいらないからお手伝いもやらない、という考えになることもあります。

お金を要求してくる

お手伝いをする=お金を貰うと言う考えがめばえ、本来お手伝いというのは、見返りなしにするものだが、子供の口から「手伝ったらいくらくれるの?」という寂しくなるような言葉がでてきます。

他にも、自分の身の回りの事や、家族として一緒に生活をしていく上では当たり前の行動の時などに、お金を要求してくるようになります。

善意や感謝がなくなる

誰かの為に何かをする。相手の喜ぶ顔がみたい。など、相手を思い行動する事がなくなってくる。
例えば、「お母さん大変そうだなー。お手伝いしようかなー。本当はお金はいらないけど、やっぱりどうせやるならお金が欲しい…。」という風に、優しい気持ちで入っているはずが、お金の事を考えてしまう。
 
報酬制のデメリットの解決策などをお教えします。
一言でいうと、「感謝の言葉を伝える」それだけで十分です。

感謝の言葉もなく、お金を渡す。という行動、それは、子供側からすると「お母さんは、お金をあげているから、やってもらって当たり前と思っている。」という風に言われても仕方がない事です。

何よりも、感謝の言葉を伝えないでいると親御さん側もいつしか本当に
「お金をあげているから、やってもらって当たり前。」という気持ちになってしまいます。そうなってしまうと、すごく寂しいですよね。

お金の為だけにお手伝いをしたかもしれない。それでも、子供のその行動によって助かった事は確かです。

「〇〇ちゃんのおかげで、お母さんは休めたよ。すごく助かった。いつもありがとうね。」と、感謝の言葉を添えて、報酬であるお金を渡す。

とても大切な事ですね。

感謝の言葉を言われてた子供も、お金を貰う事以上に大切な事に気付けるのではないでしょうか。

お遣いに行かせるメリット

お遣いは、小学生にお金の使い方を教える第一歩としても、とてもよい方法です。

  • 物の値段を意識する「もっているお金と支払うお金が合うか」
  • 自分の責任で計算する「足りない時はどうするか」
  • 一人でできた達成感でまた一つ成長する

お金の使い方はもちろんの事、お父さんやお母さんに、出来るところを見せたい!と

挑戦して頑張る気持ちと行動、時にはお金がたりなくて失敗したりしまう。


お遣いは、沢山の経験をさせる事ができるので、お子様にお金の使い方を教える為に一度は試してほしいものです。

ごっこ遊びもお金の使い方を学べるチャンス!

幼少期~小学校低学年にかけてのお店屋さんごっこは、子供自身が自らお金の使い方を学んでいますね。

  • 物の価値をお金で表現し、タダではなくお金を払う。
  • 売る人の立場・買う人の立場になりお金を扱う

大人の姿をみて、社会の仕組みを自然と遊びにとり入れているのがわかります。


もしかするとお金の使い方というのは、教えるより先に子供達自身で学んでいるのかもしれないですね。

小学生のお金の使い方教育まとめ

この記事では、小学生にお金の使い方はどう教えるべき?について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。


今回の記事のポイントは

  • お金は、自分の責任で使う物と意識させる
  • 小学生へのお小遣いは、お金の使う場面もふえ成長過程で必要
  • 報酬制の場合は、子供に感謝の気持ちも伝える
  • ごっこ遊びでお金の勉強をしている

でした。


最後まで読んで頂きありがとうございました。

お金の使い方を通して、大切なお子様の成長を感じて頂けたらと思います。


ほけんROOMでは、他にも読んでおきたい保険に関する記事を多数掲載しています。ぜひご覧になってください。

この記事の監修者
谷川 昌平
東京大学の経済学部で金融を学び、その知見を生かし世の中の情報の非対称性をなくすべく、学生時代に株式会社Wizleapを創業。保険*テックのインシュアテックの領域で様々な保険や金融サービスを世に生み出す一歩として、保険相談や選び方のポイントを伝える「ほけんROOM」を運営。2019年にファイナンシャルプランナー取得。

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