更新日:2022/10/04
小学生にお金の使い方はどう教えるべき?正しい金銭感覚を養う方法
小学生の子どもにお金の使い方を教育をした方がいいのか、またその場合いつごろからどの様な方法で教育するべきか悩んでいる親御さんも多いと思います。ここではお子さんが将来お金に困らないようにするにはどうすればよいか、小学生からお金の使い方を養う方法をご紹介します。
目次を使って気になるところから読みましょう!
小学生にお金の使い方はどう教えるべき?
純粋で多感な時期の小学生にお金の使い方を教えるのは、少し慎重になりますよね。
教える側であるほとんどの親御さんが、お金の話はあまり良くないものとして言われてきました。
大切なお子様にお金の使い方を教える事に、慎重になるのは当然です。
そこでこの記事では「小学生にお金の使い方をどう教えるか」について
- お金の使い方を教える4つの方法
- 小学生へのお小遣いの有効性
- お手伝いへの報酬は?
- ごっこ遊びは自ら学べるチャンス
を中心に解説していきます。
本来お金とは、単純に生活を豊かにし、夢を叶える為の一つの道具であり、生きていく上では、大切な物の一つです。
小学生にお金の使い方を教える方法をお伝えします。どうぞ最後までご覧ください。
小学生にお金の使い方を教えるベストな方法4つ
小学生にお金の使い方を教えるにはベストなタイミングがあります。
それは、子供がお金を自分の物として認識している時です。
- お小遣い
- 報酬制
- お遣い
- おままごと
この4つのタイミングは、誰かに何かを買ってもらう、とは違った感覚で
はっきりとお金を意識し、小学生なりにお金の使い方を真剣に考える時となっています。
小学生の小遣制は有効?
小学生に初めてお金をあげるとき、お金?大丈夫かな?お友達とトラブルにならないかな?など不安になります。
しかし、小学生になるとお金が必要な状況がでてきます。
- 自我が強くなる「自分のお金で、自分の欲しいものを、自分のタイミングで」
- 交際費「お友達と出かけたり、お菓子をかったり」
- 相手を思う気持ち「プレゼントを渡したり」
行動範囲が広くなり、お金の使い方・大切さを教えるにはとても良い時期ではないでしょうか。
小学生でお小遣を貰っている人の割合とその平均額
ではここで、小学生でお小遣いを貰っている子の割合と平均です。
数字を見ながら解説します。
割合 | 平均額 | |
---|---|---|
低学年1.2年生 | 71% | 800円 |
中学年3.4年生 | 72% | 900円 |
高学年5.6年生 | 73% | 1,100円 |
全学年ほぼ変わりはなく、全体的に70%以上のご家庭がお遣いを渡している事になります。
学年が上がるにつれて、少しずつですがお金については良く話されているご家庭が増えてきていますね。
お小遣制のメリット
お小遣制は、お金の使い方を初めて勉強する小学生に教えるには、分かりやすくとても良い方法です。
- 物の値段を意識する
- お小遣い帳をつけさせる
- 足りない時は考えて計画する
物の値段を意識する
お小遣い帳をつけさせる
足りない時は考えて計画する
お小遣制のデメリット
お手伝いに報酬をあげてよいか?
お手伝いをすると、お小遣いをあげるという方法には、賛否で意見が分かれるところですね。
小学生になると、お金との関係はどうしても離せない物となってきます。
お金の使い方を勉強させる為には、子供とのしっかりとした話し合いの場をもち、ルールを決める事によって、お金の使い方を通して色々な事を経験させるのは良い事ではないでしょうか。
では、報酬制のメリット・デメリットについて、考えていきたいと思います。
報酬制のメリット
お金は労働の報酬である事を教えるには、とても分かりやすくよい方法です。
- お金の有難味がわかる
- 働いた分だけお金が返ってくる
- 大人が働く意味がわかる
お金の有難味がわかる
働いた分だけお金が返ってくる
大人が働く意味がわかる
報酬制のデメリット
報酬制には、やはり避けては通れないデメリットもついてきます。
お金が欲しい時だけやる
お金を要求してくる
善意や感謝がなくなる
お遣いに行かせるメリット
お遣いは、小学生にお金の使い方を教える第一歩としても、とてもよい方法です。
- 物の値段を意識する「もっているお金と支払うお金が合うか」
- 自分の責任で計算する「足りない時はどうするか」
- 一人でできた達成感でまた一つ成長する
お金の使い方はもちろんの事、お父さんやお母さんに、出来るところを見せたい!と
挑戦して頑張る気持ちと行動、時にはお金がたりなくて失敗したりしまう。
お遣いは、沢山の経験をさせる事ができるので、お子様にお金の使い方を教える為に一度は試してほしいものです。
ごっこ遊びもお金の使い方を学べるチャンス!
幼少期~小学校低学年にかけてのお店屋さんごっこは、子供自身が自らお金の使い方を学んでいますね。
- 物の価値をお金で表現し、タダではなくお金を払う。
- 売る人の立場・買う人の立場になりお金を扱う
大人の姿をみて、社会の仕組みを自然と遊びにとり入れているのがわかります。
もしかするとお金の使い方というのは、教えるより先に子供達自身で学んでいるのかもしれないですね。
小学生のお金の使い方教育まとめ
この記事では、小学生にお金の使い方はどう教えるべき?について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。
今回の記事のポイントは
- お金は、自分の責任で使う物と意識させる
- 小学生へのお小遣いは、お金の使う場面もふえ成長過程で必要
- 報酬制の場合は、子供に感謝の気持ちも伝える
- ごっこ遊びでお金の勉強をしている
でした。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
お金の使い方を通して、大切なお子様の成長を感じて頂けたらと思います。
ほけんROOMでは、他にも読んでおきたい保険に関する記事を多数掲載しています。ぜひご覧になってください。