地震の対策って何をしたらいい?ここで差がつく地震対策まとめ!

地震保険の対策って何を準備したらいいのでしょうか。必要な物はまとめて準備しておく必要があります。準備をしておくと、いざという時にあなたやあなたの周りの人の助けになるはずです。今回の記事では、地震対策のポイントとオススメの防災グッズまとめについて紹介します。

この記事の監修者
森下 浩志
2018年に早稲田大学基幹理工学部に入学。保険×テックの領域で保険業界をイノベーションをしていく姿勢に共感し、「ほけんROOM」の運営に参画。2019年にファイナンシャルプランナー、損害保険募集人資格を取得。

地震対策って何をしたらいいの?

いつ来るのかわからない巨大地震。


できれば起きてほしくありませんが、30年以内の南海トラフ地震の発生確率は80%…。


いざという時のために、準備をしておきたいですよね。


職場や学校では、地震対策を行っている方は多くても、自宅の地震対策はちょっぴり不安という方も多いのではないでしょうか。


そこでこの記事では、「家庭での地震対策」について、


  • 自宅内でできる地震対策
  • 災害時に持っていくべきもの
  • 地震に強い家とは
  • 災害が起きる前に確認しておくこと
  • 地震保険の備え
  • まとめ

以上のことを中心にまとめています。


この記事を最後まで読んでいただくと、お家での地震対策に役立つかと思います。

家でできる地震対策を紹介!

ご家庭では、どのような地震対策をおこなっていますか?


2019年にセコム株式会社が行ったアンケート調査では、半数以上の人が防災対策を行っていないと回答しています。(防災に関する意識調査)


みなさんは非常袋に荷物をまとめ、安全に逃げられるお家づくりはできていますか?


「なにをどれだけ準備すればよいのかわからない…。」そんな方も多いのではないでしょうか。


まずは、ご自宅でできる地震対策からご紹介します。


全く対策をしていない方はもちろん、一通通り対策は行っているという方も、確認の意味も込めて以下の記事を見ていきましょう。


対策①:水・食料の備蓄

ひとが生きていくのに欠かせないのが、水と食料。


大きな地震が発生すると、電気やガス、水道などのライフラインが止まり、復旧に多くの日数がかかると想定されます。


そのため日ごろから保存のきく、ミネラルウォーターや非常食を備蓄しておくことが大切です。


目安としては、水も食料も最低3日分


  • ミネラルウォーター:1日3リットル×3日×家族の人数分
  • 食料:朝、昼、晩の3食×3日×家族の人数分

大規模災害の際は、1週間分をまとめて備蓄することが望ましいとされています。

ミネラルウォーターや非常食は賞味期限が長いので、多めにストックしておくと良いですね。

対策②:家の通路にはあまり物を置かない

お家の廊下、部屋の入口は通りやすいようになっていますか?


避難しやすいお家づくりのポイントは、通路にはあまり物を置かず、出しっぱなしにしないということ。


災害時、通路に物が置いてあると避難に時間がかかったり、つまづいて転倒してしまうことも…。


普段は避ける、跨ぐことができていても、慌てているとケガは増えやすいのです。


また、普段よく通る廊下だけ片付けておけばいいというだけではありません。


どこかの道が塞がっても出られるよう、すべての通路をすっきりまとめておくと非常に良いです。


逃げやすいお家づくりを普段の掃除から意識し、荷物はまとめておきましょう。

対策③:家具の固定

過去の震災では家具の転倒で下敷きになり負傷、亡くなられた方も多くみえました。


家具の固定は、命を守るためにも必ず行っておいたほうが良いでしょう。


家具の固定グッズを以下にまとめました。

  • Ⅼ型金具
  • ベルト式器具
  • ポール式器具
  • ストッパー


転倒防止効果が高いものから上から順に並んでいます。


Ⅼ型金具で固定するのが一番効果は高くなりますが、賃貸だと天井に穴をあけられないということもありますよね。


そんな時は、ポール式器具と粘着マットを合わせて使い、転落防止効果を高めるなどしてみましょう。


自分に家に合う器具を使い、家具の向きや置き方にも工夫し、身を守りましょう。



対策④子供部屋・寝室の物は少なくする

子供部屋・寝室にはあまり物を置かないのがベストです。


理由は以下のとおりです。


子供部屋の家具は大人から見れば低くても、小さなお子様目線で見ると危険なものかもしれないということ。


それから、睡眠中は地震が起きた時、起床中に比べ、すぐに身を守ることが難しいためです。


子供部屋は、子供目線で確認すること、寝室は就寝時に震災が起きることを想定し、家具の配置を確認してみてください。


きっと、他の部屋よりも危険に感じる箇所が多いはずです。


子供部屋・寝室に物を置く場合は、できるだけ量を減らし、部屋の隅にまとめておきましょう。


地震災害の時に必ず必要になる物まとめ

地震災害時に絶対に準備しておきたいものを以下にまとめました。


  • 飲料水(1日3リットル×3日×家族の人数分)
  • 食料(朝、昼、晩の3食×3日×家族の人数分)
  • 衣類、タオル
  • 常備薬、生理用品
  • 懐中電灯
  • 貴重品類(現金、クレジットカード、通帳等)
  • 携帯用カイロ

これらは避難する際に、必要になるものです。

みなさんはいくつ用意できていましたか?

最低限準備しておきたいものですので、「なにも準備していない」という方は、まずはこれらを揃えることからはじめましょう。

揃えたら、非常袋にまとめ、いつでも持ち出せるようにしておいてくださいね。

あると助かる便利グッズまとめ

必須ではないものの、あると便利なグッズをまとめています。余裕がある方は、こちらも揃えておくと心強いです。


サランラップ

みなさんのご自宅にあるサランラップ。

水がなく、お皿が洗えない状況でもお皿にラップを巻いて使えば衛生的に食事ができます。

 

ドライシャンプー

もしライフラインが止まってしまえば、いつお風呂に入れるかもわかりません。

お風呂に入れない環境は、思った以上にストレスとなります。

ドライシャンプーがあれば、辛い避難生活の中でも少しはリフレッシュができるかもしれません。


アルミ製保温シート

軽くて暖かいアルミ製保温シート。

小さく折りたたむこともでき、かさばらず、災害時に寒さをしのぐのに最適です。


歯磨きシートや液体歯磨き

忘れがちなのが歯みがきグッズ。長期間歯磨きをしないと、口臭がひどくなるだけではなく、虫歯や歯周病等になるリスクが高まります。



あなたの家は地震に強い家ですか?

家を建てる際に、建物の地震対策は行いましたか?


地震で一番怖いのは、逃げる間もなく建物が崩れてしまうこと


せっかく家具の固定や防災グッズを準備したとしても、住んでいるお家が地震に弱い家であれば、元も子もありません。


実際に、阪神淡路大震災では約8割の方が住宅の倒壊で亡くなられています。


あれから25年、最近の住宅は耐震構造に着目したつくりになっているお家が多くなっています。


みなさんのご自宅は、いかがでしょうか。今一度確認してみましょう。


地震に強い家であることがベスト

地震に強い家とは、地盤がしっかりしている建物の核となる柱などの構造部材が劣化していない・耐震等級3の家です。


地盤の強さ

建物を支える地盤が弱いと、他の地域と比べ揺れが激しく伝わったり、液状化してしまう可能性があります。


柱や梁

柱などの構造部材は、機能していますか?シロアリの被害にあっていると、柱の中身はスカスカとなり、建物全体を支えるという機能がなくなります。


耐震等級

耐震等級とは、地震が起きた時に建物がどのくらいの揺れに耐えることができるのかを示したものです。
等級は1~3までありますが、耐震等級3がランクが高く、地震に強い建物ということになります。


これらを満たす家が地震に強い家となります。

耐震等級を確認してみよう

耐震等級は、診断してもらうことが可能です。以下に気になる点をまとめてみました。


診断の流れ

耐震診断の流れとしては、

  1. 申請
  2. 予備調査
  3. 現地調査
  4. 耐震診断計算
  5. 判定
という流れが一般的なようです。

診断費用

建物の大きさ、状態によっても費用は異なってきます。

目安としては、
木造住宅:1棟20万~40万円
鉄筋コンクリート:約1,000円/㎡~約2,500 円/㎡


決して安くはない耐震診断…。

しかし耐震診断は、全国のほとんどの自治体で補助金の助成が行われています!

中には、8割を超える助成金を出してくれる市町村も…!

住んでいる町のホームページで、条件や限度額などを確認し、活用しましょう。

また、耐震診断を行っている会社の多くは、電話やメールで見積もり依頼ができます。

見積もりだけでも取って、何社か比較してみるのも良いかもしれませんね。

参考:壁にヒビがあったらすぐに修理しておこう

「壁の強さ」と「バランス」が耐震構造の要。


耐力壁という言葉をご存じでしょうか。


耐力壁とは、風や地震などの、横から加えられる力(水平荷重)に強い壁のことを指します。


ウチは耐力壁で作ってあるから安心!と思っていても、しっかり壁を見てみてください。


ヒビなどがあれば、耐力壁としての機能が低下している可能性も!


初期のひび割れは簡単な補修で済みますが、ひび割れが進行すると補修に大きな費用を要します。


見つけたら早めの補修を行いましょう。


地震対策で絶対に抑えておきたいポイント

地震対策で絶対に抑えておきたいポイントは、自分が住んでいる地域をよく知っておくことです。

以下に頭に入れておきたいポイントをまとめました。

  • 土地の高低
  • 防災関連施設の位置
  • 地盤の弱い位置、強い位置 等
よく知っている土地で避難をするのと、知らない土地で避難をするのとでは、心の持ちようが大きく変わります。

落ち着いて安全に避難するためにも、今住んでいる地域の性質や建物の位置を把握し、まとめておくことが大切です。

家族内で避難所や安否確認方法について確認しておく

いざという時には、コミュニケーションが取れないので、日頃から避難場所や、安否確認方法について確認しておくことが大切です。


家族が別々の場所で震災にあった時、どこの避難場所に逃げるのかどこで集合するのかを話し合っておくと安心です。


また、災害時には電話の回線が混み合い、つながりにくくなります。


その際には、「災害用伝言ダイヤル」を使ってみましょう。


災害用伝言ダイヤルとは、災害時に安否確認等の連絡ができるボイスメールです。


利用方法は、「171」に電話をかけ、音声案内に従って録音するだけ。


しかし相手の電話番号がわからないと、伝言が再生できないため、電話番号を覚えておくか、どこかにまとめてメモをしておきましょう。


ハザードマップで津波やがけ崩れの危険性を見てみる

お住まいの地域のハザードマップは、確認したことがありますか?


ハザードマップとは、災害発生時に発生する被害を予測して作られた地図です。


ハザードマップには、被害想定区域・被害の範囲・避難場所・避難経路などがまとめられています。


こちらのサイトでは、国土交通省が提供している、重ねるハザードマップとわがまちハザードマップという2種類の地図が確認できます。(ハザードマップポータルサイト


ハザードマップを見ておくことで、危険地域がわかり、安全に避難をするのに役立ちます


どの地域が津波やがけ崩れの危険性があるのかを、一度ハザードマップで確認しておきましょう。

地震の対策として地震保険に加入しておくと安心!

地震保険は、地震や噴火、それに伴って起きた津波による損害を補償する保険です。


地震なんていつ起こるかわからないし、いらないんじゃ…。」と、思う方もいらっしゃると思います。


しかし、日本は地震大国。また、地震による損害は火災保険からは保険金がおりません。


震災後の生活のためにも、地震保険に入っておくと安心です。


そんな地震保険ですが、地震保険単体で加入することはできず、火災保険とセットでの契約となります。


地震保険は、どの保険会社でも保険料や補償内容にあまり差はありません。


ただ火災保険は、保険会社によって保険料や補償内容が異なるため、定期的な見直しをしましょう。


どの保険会社が良いかわからないという方にオススメなのが、一括見積サービス


必要な情報を入力するだけで、まとめて何社かの見積もりをすることができます。

ぜひ、活用してみてください。


まとめ:地震に対してできる対策をしっかりと行おう!

家庭での地震対策について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。


この記事のポイントを以下にまとめました。


  • 家具の固定や、避難時に持っていくものを準備しておく
  • 建物の安全性を確認する
  • 避難場所や危険地域を家族みんなで確認する
  • 地震保険の加入も検討する

水や食料の備蓄、避難場所の確認等はすぐにできる対策ですので、いますぐ準備しておきましょう。
また、余裕があれば家族全員で避難のシミュレーションを行ってみると、他にも準備が必要なものが出てくるかもしれません。

ほけんROOMでは、他にも読んでおきたい保険に関する記事を多数掲載しています。ぜひご覧になってください。


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