滋賀県で大地震がおこる?最新の地震情報と地震対策のすすめ!

滋賀県の地震保険の加入率は2015年の段階で56%、全国平均の61%を下回っています。この記事では滋賀県でこれからおこるかもしれない地震と、今からやっておくべき対策についてまとめました。この記事を機に、地震保険が必要かどうかを考えてみてはどうですか?

この記事の監修者
森下 浩志
2018年に早稲田大学基幹理工学部に入学。保険×テックの領域で保険業界をイノベーションをしていく姿勢に共感し、「ほけんROOM」の運営に参画。2019年にファイナンシャルプランナー、損害保険募集人資格を取得。

滋賀県で大地震はおこるのか?地震発生の確率と備えについて

日本全国で大きな地震は発生していますが、現在のところ目立った地震の被害のない地域が滋賀県です。


このまま地震による大きな被害もなく、平穏な状態が続けば安心ですよね。


しかし、滋賀県では活断層による直下型地震、そして海溝型の南海トラフ巨大地震のリスクがあることはご存知でしょうか。


このところ大きな地震がなくて、何も地震への備えをしていないと、いざという時に十分な対応が取れない場合もあります。


そこで今回は、「滋賀県の地震のリスクと地震対策」について


  • 過去の滋賀県の地震被害と今後の地震の可能性
  • 南海トラフ巨大地震での被害想定
  • もしものために必要な地震対策

以上のことを中心に解説していきます。      
 

この記事を読んでいただければ、滋賀県の地震のリスク、また、その被災リスクへ備える対策の必要性を知ることに役立つと思います。     

ぜひ、最後までご覧ください。


過去の滋賀県の地震被害と今後の地震

滋賀県に被害を及ぼした主な地震には次のようなものがあります(1900年代~2018年現在)。


西暦発生地域または地震名マグニチュード滋賀県での被害
1909年8月14日姉川(江濃)地震6.8死者35名、負傷者643名、住宅全壊972棟
1944年12月7日東南海地震7.9住家全壊7棟
1946年12月21日南海地震8.0死者3名、負傷者1名、住宅全壊9棟
1952年7月18日吉野地震6.7
死者1名、負傷者13名、住宅全壊6棟
2004年9月5日紀伊半島南東沖7.4負傷者1名
2018年6月18日大阪府北部6.1負傷者3名


滋賀県では、死者1名を出した1952年7月18日の吉野地震から50年以上経ちますが、表をみれば現在のところ、地震が原因による死者は2018年現在まで0となっています。

こちらでは、滋賀県に大被害を及ぼした姉川(江濃)地震、および注意が必要な滋賀県の活断層を解説します。

1909年姉川(江濃)地震:M6.8

姉川(江濃)地震とは、1909年(明治42年)8月14日午後3時31分頃、姉川流域を中心として発生したマグニチュード6.8の巨大地震を言います。 


この地震による被害の範囲は、岐阜県西部、滋賀県の伊香郡~犬上郡に及びました。


この地震は死者35人、負傷者643人、全半壊した家屋は3339戸(住宅全壊972棟)を超え、湖北地域一帯に甚大な被害となりました。

注意が必要な滋賀県の活断層

滋賀県で注意を要する活断層は主に次のようなものがあります。


主な活断層地震マグニチュード被害
琵琶湖西岸断層帯1185年の地震(1185年8月13日発生)7.4被害甚大
花折断層帯1662年の地震(1662年6月16日発生)7~7.6死者:大溝37名、彦根30余名、榎村300余名、戸川村260余名
家屋全壊:3,600棟以上
柳ヶ瀬断層帯 1662年の地震(1325年12月5日発生)6.5竹生島一部崩壊
柳ヶ瀬断層帯姉川(江濃)地震(1909年8月14日)6.8死者35名、負傷者643名、住宅全壊972棟

地震により琵琶湖で津波が発生する可能性は?

琵琶湖で地震による津波が発生した場合、最大で4・9メートルの津波となる可能性があるといわれています。


滋賀県によれば、湖西部にある断層「西岸湖底断層系南部」で、最大でマグニチュード7.6の地震が発生した場合、この高さの津波が有人島「沖島」の西岸に到達すると予測しています。


なお、同断層系北部でマグニチュード7.2の地震が起きた場合、長浜市沿岸に3メートルの津波が達すると予測されています。

南海トラフ巨大地震での被害想定

南海トラフ巨大地震は、フィリピン海プレートと、アムールプレートとのプレート境界の沈み込み帯が原因となる地震と言われています。


このプレート境界の沈み込み帯にある南海トラフ沿いが震源域と考えられています。


南海トラフ巨大地震は、一度発生すると、西日本一帯はおろか関東にも被害が及ぶことも予想されています。


こちらでは、巨大地震が発生した場合の滋賀県の被害予想等を解説します。

巨大地震の滋賀県の被害予想と揺れやすい地域

南海トラフ巨大地震が発生した場合、静岡県から宮崎県にかけての一部の地域では震度7となる可能性があります。


それに隣接する広い地域の場合、震度6強~6弱の強い揺れが発生すると想定されます。


また、関東地方から九州地方の太平洋沿岸には、10mを超える津波の襲来が予測されています。


南海トラフ巨大地震のおこる確率


南海トラフ巨大地震は近い将来に迫っていると予測され、マグニチュード8~9クラスの地震発生確率が30年以内で、70%~80%と非常に高い確率になっています。

滋賀県の震度予測は6強~6弱と言われています。


震度予測は6強となる市区町村は、近江八幡市・野洲市・大津市・彦根市・草津市・甲賀市・米原市・竜王町・東近江市・日野町・湖南市・守山市等が予測されています。


滋賀県の被害予想


滋賀県の人的・建物被害は次のように予測されています。

この表をみれば、特に断水被害と停電による被害が深刻と言えます。

各被害損失
死者500名
全壊建物13,000棟
断水被害110万人
停電83万軒
ガス500戸

地震による液状化の恐れと危険な地域

滋賀県の液状化の危険性は、琵琶湖周辺とくに南部へ集中しています。


液状化の危険度を判定するPL値が最も高い地域は、守山市、草津市、野洲市等PL値15以上とされています。


そして、その他の琵琶湖周辺の市区町村(高島市、大津市、近江八幡市、彦根市等)で、PL値が5~15以上と評価されています。


液状化が発生する地域は地震の揺れの影響が大きく、建物倒壊や道路、橋、線路の崩壊等が予想され、危険な地域といえます。

もしものために必要な地震対策

地震対策は例えば、耐震性の強い建物に立て替えや、既存の建物の補強工事も重要です。


その一方で、自治体が発表するハザードマップを常に確認することが必要です。


ご自分の居住する地域の地盤が強固かどうか、地震で発生しうる被害にはどんなものが予測されるか(液状化や火災、津波等)を把握することも大切です。


こちらでは、いろいろな地震対策を解説します。

ハザードマップを確認してリスクを予測する

地域住民が地震へのリスクを知ることで、地震災害による大きなパニックや、地震被害の軽減が期待できます。


例えば、地盤が強固とは言えず、揺れの影響が大きくなる地域ならば、ご自宅や周辺地域の危険な部分を確認しておくことが大切です。


ベランダ・ブロック塀・屋根の落下、転倒、飛散、プロパンガスボンベがはずれ炎上する危険がないか確認しましょう。


家屋内では、家具転倒による圧死・窒息死も、地震の際の主な死因となります。


家の補強はもとより、テレビ、タンスや冷蔵庫等の家具の転倒防止を行っておきましょう。

地震保険に加入する

地震保険とは、損害保険の一つで地震や津波、火山の噴火による建物等の損失を補償するための保険です。 


この地震保険に加入したい場合は、火災保険と合わせて加入しなければなりません。
 


地震保険が下りる条件は、これらの自然災害により建物および生活用動産の全損・半損・一部損になった場合に補償対象となります。


滋賀県の地震保険加入率は2017年度で58.7%全国平均63.0%をやや下回っています。


歴史上、比較的大地震の被害を受けなかった地域といえますが、今後の南海トラフ巨大地震に備え、地震保険へ加入することが賢明です。

まとめ:最新の情報を知り、地震対策を見直そう

滋賀県の地震のリスクと地震対策について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。              


今回の記事のポイントは


  • 近年は地震による大きな被害を受けていない滋賀県だが、1900年代には姉川(江濃)地震という大きな地震も起きている
  • 滋賀県には活断層も多く、今のところ大きな被害がないからといって安心はできない
  • 南海トラフ巨大地震の発生に備え、ハザードマップの確認や地震保険に加入を検討するべき

南海トラフ巨大地震の発生が非常に高く、滋賀県では琵琶湖周辺地域の液状化が懸念されます。

そのため、住民の地震に対する知識と、ご自分の地域で予測されるリスクの把握が求められます。

ほけんROOMでは、他にも読んでおきたい保険に関する記事が多数掲載されていますので、ぜひご覧ください。

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