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2019年に火災保険が値上げされる!保険料節約のための加入時期は?

昨年、火災保険の参考純率が5.5%引上げになると報道されました。よって、2019年に保険料が全国的に値上げされると見込まれています。また、地震保険も2019年に値上げされます。そこで、ここでは保険料節約としてベストな火災保険の加入タイミングを紹介します。

2019年に火災保険が値上げされる!

2019年に多くの都道府県で火災保険の保険料の値上げが見込まれているなか、更新する際に「どれだけ高くなるだろう」と出費に不安を感じる方も多いと思います。


「火災保険の見直しをしなくては」と思っていても、どのタイミングでするべきか悩んでいる方もいるのではないでしょうか?


しかし、きちんと見直しを行うタイミングを間違わなければ保険料の値上がりを免れることができるかもしれません。


今回は「保険料が節約できる火災保険への加入時期」について、

  • 火災保険の保険料の値上げ
  • 地震保険の保険料の値上げ
  • 火災保険の加入ベストタイミング

以上の3つを中心に解説していきます。


最後まで読んでいただけると、値上がり前にの火災保険加入の時期を考える際に役立てていただけるかと思います。


火災保険の値上げについて

火災保険の参考順率が改定になったことで、火災保険、地震保険の値上げが行われる見通しにあります。


そこでまず、

  • 参考準率の5.5%引き上げ
  • 引き上げ理由
  • 改定率の具体例

以上の3つを中心に説明していきます。


2015年に10月にも保険料の値上げがあり、今回の値上げは4年ぶりとなります。

2018年6月に参考純率が5.5%引上げ

2018年11月13日付けの日経新聞に掲載された記事によると、損害保険料率算出機構は2018年6月に損害保険会社が火災保険の保険料の設定する際の基準となる「参考純率」を平均5.5%引き上げたと発表されました。


参考純率とは?

損害保険会社が保険料を算出する際に利用する純保険料率のことです。

ちなみに、参考純率が実際の値上げ幅となるのではなく算出機構が⽰した参考純率をもとに、実際の保険料の改定率を損保各社が決めていくことになります。    

参考純率の引上げ理由とは?

まずなぜ参考純率の引き上げが行われたかを説明します。


火災保険の参考純率の見直しは2014年以来の4年ぶりです。


参考純率の引き上げの背景には、近年増加傾向にある台風や大雪による自然災害などの保険金の支払いが増加していることがあります。

災害種類実際に起きた災害
風災・ひょう災・雪災・関東甲信地方の大規模な雪災(2013年)
・九州に大きく被害の出た台風15号
水漏れ損害・冬季の凍結や劣化
・水道管に起きた事故

特に上記している項目の保険料支払いが大きく増加していました。


火災保険は、火災だけでなく水害や雷害、水漏れなども補償範囲に入っています。


損害保険会社大手3社の自然災害での保険金支払い額が、台風21号や西日本大豪雨などの影響で今年は一兆円規模になったことが原因と言えそうです。

参考純率の改定率の例

参考純率の改定率は、各都道府県や建物の構造で異なります。


ここからは、具体的な例を表にして参考純率の改定率について説明します。


保険金額が建物2000万円、家財1000万円の建物構造別の改定率


  • マンション構造(M構造):鉄筋コンクリート造等の共同住宅の場合

都道府県と改定率
三大都市東京都 ・・・ +20.4%
大阪府 ・・・ +12.0%
愛知県 ・・・ +7.20%
最大鹿児島 ・・・ +40.1%
最小愛媛県 ・・・ +4.1%

  • 戸建て構造(T構造H構造):鉄骨造等の耐火構造などの建物の場合
都道府県と改定率
三大都市東京都 ・・・ 6.2%
大阪府 ・・・ -2.6%
愛知健・・・ -9.8%
最大熊本県 ・・・ +24.4%
最小三重県 ・・・ -8.7%

地震保険も2019年に値上げされる!

ここまで火災保険の保険料の値上がりについて説明してきました。


ここからは同じく保険料引き上げとなった地震保険について、

  • 三段階の値上げ
  • 都道府県別保険料改訂率

この2つを中心に説明していきます。


まだ記憶に新しい熊本地震の被災家屋は約1万戸にのぼると言われています。


地震保険の必要性を再認識して加入を考えている方も多いのではないでしょうか?


地震保険への現在の加入率は30.5%と低いのが現状です。


加入期間は最長5年契約で、火災保険と同様契約してしまえば契約期間中に保険料値上げがあっても影響を受けることはありません。


地震保険は単独での契約はできません。


火災保険と一緒に契約する必要があるので火災保険の見直しと同じタイミングで地震保険も考えるようにしましょう。

地震保険は3段階の値上げ

2019年1月に地震保険の値上げが改定されました。


2017年に3段階の値上げ改訂1回目が行われ、今回で2回目の改定となります。


一気に値上げしてしまうと負担が大きくなってしまうことから、2年おきに三段階に分けての値上げ改訂を行うことになっています。

  • 1回目 2017年1月
  • 2回目 2019年1月
  • 3回目 2021年1月

合計で14.2%もの値上がりとなります。


2019年1月の地震保険料改訂では、全国平均で3.8%の値上げの見通しです。

 
構造値上げ率
イ構造
(マンション等)
+5.5%
口構造
(木造建築物等)
+2.2%

都道府県別の地震保険料改訂率

地震保険料は各都道府県で異なり、地域ごとに3つに区分されています。

都道府県
1等地岩手、秋田、山形、栃木、富山、群馬、石川、福井、長野県、滋賀県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、鹿児島県
2等地福島県、北海道、青森県、宮城県、新潟県、山梨県、岐阜県、兵庫県、奈良県、京都府、香川県、大分県、宮崎県、沖縄県
3等地茨城県、愛媛県、埼玉県、大阪府、徳島県、高知県、千葉県、東京都、神奈川県、静岡県、愛知県、三重県、和歌山県

※同じ地域であっても保険料が違う場合もあります。


  • 1等地…保険料を割安に設定
  • 2等地…保険料を平均水準
  • 3等地…保険料を割高に設定
まず建物が等地かの確認をしましょう。

保険料が上がるか下がるかを知っておく必要があります。


下がる場合は小まめな更新の方がいいかもしれません。


値上がりする地域の方は、出来る限り長期の契約を今のうちにしておくようにしましょう。


今ならば現在の保険料のままで契約できるため、できるだけ長い期間にしておくと少しでも保険料を抑えることができます。

長期係数の割引率も縮小

火災保険と同様に長期契約すると長期割引が適応されます。

地震保険の長期契約期間は、2~5年になります。

今回の改定で長期係数の引き上げも大きなポイントとなりました。
  • 2019年1月始期以降の地震保険の長期係数の予定
保険期間改定前改定後増減率
2年1.91.90.00%
3年2.752.81.80%
4年3.63.72.80%
5年4.454.63.40%
表を見ても分かるように期間3~5年の割引率が縮小されてしまいました。

5年の長期係数が4.45から4.6になるのはとても大きいですよね。

長期割引の割引率が一番高い契約期間5年を割引率に換算すると、11%の割引から8%の割引に縮小されたことになるのです。

火災保険加入のベストタイミングは?

2015年に火災保険の契約期間が最長35年から10年に変更されました。


保険料を少しでも抑えたいと考える方は、保険料があがるであろう2019年の秋までに加入するのがベストではないでしょうか。


保険料が値上げされる地域の方は、火災保険の見直しをされる方も秋までがベストになります。


見直しの場合、途中で解約すると損になってしまうのではないかと心配される方もいるかもしれません。


その点は、「解約返戻金」といって未経過となった期間の保険料はきちんと手続きをすれば戻ってくるようになっているので安心してください。

値上げされる前に長期契約で加入

火災保険の加入期間は最長10年です。


長期契約を年払いでなく長期一括払いで支払いしておくと長期割引も適応になり、値上がりを免れる上に、割引で保険料を抑えることもできます。


値上がり前の長期契約ならば、値上がりが今後行われても加入期間中は一切影響を受けずに済みます。


契約期間の残りが1~2年で満期を迎える場合などは、一旦解約して値上げ前に長期契約を結ぶのも一つの方法です。


残っている期間分の保険料は戻ってきますので安心してください。


満期を迎えて契約をすると、値上がりした保険料で契約を結ぶことになってしまいます。


今のうちに見直した方が断然保険料は抑えることができますね。

値下げされる地域在住の方の加入期間とは?

反対に値下げされる地域に在住の方は、秋以降に加入する方が保険料を安く抑えることができます。


しかし「秋以降の加入の方が安くなるから」と地震保険の加入を先延ばしにしてしまうと、加入するまでの期間に万が一のことが起きてしまった際に火災保険で補償を受けることができなくなってしまうというリスクがあります。


そのリスク対策として、最短の1年契約にしておき、再度の値下げ以降に長期契約に加入し直すと補償のない期間がでることもなく、長い期間を値下げした保険料で加入することができます。

まとめ:火災保険の値上げ前に保険を見直そう

今回は火災保険の保険料金値上げについて解説しましたが、いかがでしたでしょうか?


今回のポイントは、

  • 火災保険の値上がり前に加入するなら2019年秋まで
  • 地震保険は地域によって値下げされている場合もあるので、きちんと自身の地域を確認してタイミングを見る
  • 補償内容も含めての保険見直しをする
以上の3つになります。


現在加入していている方も見直しのとてもよいきっかけになるのではないでしょうか?


自然災害が増加してきている今、補償内容を含めた保険見直しをおすすめします。


地震保険は地域で加入するべきタイミングが異なるのできちんと把握しておきましょう。


ほけんROOMでは保険に関する様々な情報をご紹介していますので、ぜひご覧ください。

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