更新日:2020/07/15
安い火災保険って?保険料を安くする方法とおすすめ保険会社を解説
安い火災保険に加入すると保険料が節約できるのでおすすめです。火災保険の保険料を安くする方法としては、掛け捨て型での契約、火災保険・地震保険の割引制度の利用、見積もりサービスを使った保険料比較などが挙げられます。
目次を使って気になるところから読みましょう!
安い火災保険って?保険料を安くする方法とおすすめ保険会社を解説
みなさんは火災保険に加入していますか?
または火災保険に加入をお考えですか?保険と聞くと保険料が高いのではないかと思いますよね。
しかし工夫をすれば保険料はお安くできます。最近では安い火災保険を用意している保険会社もあります。
そこで今回の記事では
- 保険料を安くする5つの方法
- おすすめの保険会社
- 保険会社の選び方
火災保険の保険料を安くする方法
火災保険の保険料を安くするには以下の方法があります。
- 掛け捨て型の火災保険で契約する
- 火災保険の契約期間を長くする
- 不要な補償はつけない
- 火災保険・地震保険の割引制度を利用する
- 免責金額を設設定する
掛け捨て型の火災保険で契約する
まず火災保険には”積立型”と”掛け捨て型”があります。
積立型は保険期間が満了時に満期返戻金や契約者配当金が支払われる仕組みです。
掛け捨て型は積立型とは違い契約が満了しても満期返戻金や契約者配当金が支払われません。それぞれのメリット・デメリットを解説します。
積立型火災保険のメリット・デメリット
- 満期返戻金や契約者配当金が受け取れる
- 契約者貸付の利用が可能
- 保険料が高い
- 途中解約をすると損をする
- 全損終了してしまうと満期返戻金が支払われない
掛け捨て型のメリット・デメリット
- 保険料が安い
- 解約の時に損が少ない
- 満期返戻金・契約者貸付の利用ができない
火災保険の契約期間を長くする
保険の契約期間は長ければ長いほど保険料が安くなります。なお火災保険の最長契約期間は10年です。1年契約を毎年更新して10年間続けるよりも契約時に10年契約にする方がお得です。その分手間も省けます。
しかし10年後に忘れないように気をつけてください。また10年契約にすることで保険会社によっては18%もお安くなります。そして短期契約と長期契約もメリットやデメリットがあります。
短期契約のメリット・デメリット
- メリットは総支払額が安く、更新の手間がない
- デメリットは1度の支払額が多い、補償内容を見直すタイミングが少ない
不要な補償なつけない
火災保険は必要のない補償を外せば保険料がその分安くなります。火災保険の補償内容とは火災によるものだけではなく、日常の中で起こる事故も補償対象になっています。
そのため何も気にせずに入ってしまいますと不要な補償までついていて無駄に保険料を支払うことになってしまいます。必ず契約時にはご自身に必要な補償のみをつけるようにしましょう。
例えばご自宅が河川から遠く、台風などの被害もあまり受けない様な場合には水災補償は必要ないでしょう。
火災保険・地震保険の割引制度を利用する
保険会社によっては一定の条件を満たせば割引を受ける事ができます。火災保険・地震保険の割引制度を利用すれば保険料を安く抑えられます。その割引制度の解説をします。
火災保険の割引制度
割引制度名 | 適用される条件 |
---|---|
新築割引 | 保険の開始日が建物完成の11ヶ月後の月末にある契約に適用 |
築浅割引 | 火災保険の契約開始時点で築10年未満 |
耐火建築物割引 | 外壁の耐火時間が60分以上の耐火構造、または45分以上の非耐火構造の建物に適用 |
割引制度名 | 適用される条件 |
---|---|
オール電化割引 | 住宅内の給湯、調理など全て電気でまかなえる住居に適用 |
ホームセキュリティ割引 | 火災や盗難などに備え警備会社が機械的監視をし、それが有効かつ機能している場合に適用 |
エコ設備割引 | 太陽光発電システム、家庭用燃料電池、など所定のエコ設備を設置している住宅に適用 |
消火設備割引 | 屋内消火栓、スプリンクラーなどの消火設備が設置されている場合に適用。ただし店舗併用住宅にのみ適用 |
割引制度名 | 適用される条件 |
---|---|
WEB申し込み割引 | 専用のWEBサイトから申し込むことで適用 |
ノンスモーカー割引 | 保険の対象者や住居者が非喫煙者であれば適用 |
S評価割引 | マンションの管理士によりS評価を受けたマンションにのみ適用 |
割引制度名 | 適用される建物 |
---|---|
建築年割引 | 昭和56年(1981年)6月1日以降に新築された建物 |
耐震等級割引 | 定められた耐震等級を有している建物 |
免震建築物割引 | 定められた「免震建築物」の基準に適合する建物 |
耐震診断割引 | 耐震基準を満たす建物 |
免責金額を設定する
保険料を安く設定するのならば免責金額を設定する方法もあります。免責金額とは保険金額をご自身で負担する金額のことです。
また損害額が免責額を下回ってしまいますと保険金は支払われません。免責金額を高くするほど保険料は安くできますが、保険金が受け取れない場合も増えてしまうかもしれません。
安いということに囚われすぎずに適切な免責金額を設定する必要があります。補償ごとに免責金額を設定できる場合もありますのでバランスを考えながら設定しましょう。設定のポイントとしてはご自身が負担できる金額にしておくことです。
免責金額を設定した場合の具体的な例をご紹介します。損害額が40万円、免責金額が10万円の場合に受け取れる保険金は30万円となります。
火災保険と共済どっちが実際安いの?
火災保険と共済はどちらも住宅を補償する点では同じです。ではどの部分が違うのでしょうか。また保険料についても解説していきます。
共済とは
違いのポイント | 火災保険 | 共済 |
---|---|---|
運営母体の違い | 民間企業 | 非営利団体 |
契約の形態 | 1人で1つの補償 | 1人でみんなの補償 |
契約の対象者 | 不特定 | 特定の公務員、特定の地域、組合員 |
上記のような違いがあります。また補償のされ方にも違いがあります。
例えば火災保険では火災以外の自然災害に関しても幅広く補償され、火災時と同様な補償を受けられます。しかし共済ですと火災以外の災害は火災時の20%までしか補償されないなど低めに設定してある場合が多いです。
参考:賃貸住宅は不動産おすすめの火災保険に加入しない方が安いことも
火災保険は一括見積もりで安くなる!比較検討が秘訣!
火災保険を扱っている保険会社が多すぎてどこの保険会社がいいのか、安いのかわかりませんよね。セコムやSBI損保、県民共済、楽天損保、ソニー損保など様々な会社がたくさんあります。そのため様々な火災保険を比較する必要があります。
今では簡単に比較できるサイトもありますので、一度お見積もりを比較して検討してみてください。また現在、火災保険に加入している方でも見直しも兼ねて一度確認してみてください。
もしかしたら今の火災保険よりも安い保険会社を見つけることができるかもしれません。また保険料が安いだけではなく補償内容もきちんとチェックすることが大事です。
火災保険が安い保険会社ランキング
- 楽天損保
- 東京海上日動
- セコム損保
- AIG損保
- 日新火災
まとめ:安い火災保険の契約で保険料を節約しよう
いかがでしたでしょうか。
今回は安い火災保険について
- 保険料を安くする方法
- 火災保険の保険料が安い保険会社