塗装工事業におすすめの法人保険とは?個人事業主でも必要?

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塗装工事業には塗料が他人の車に飛散し、賠償責任が生じるリスクなどがあります。塗装工事業においてそれらのリスクを回避・軽減するために保険に加入しておくことをおすすめします。事業のリスクや保険に関する相談は、専門家に相談できる「マネーキャリア」をご利用ください。

内容をまとめると

  • 塗装工事業には、火災や爆発、有毒な塗料が原因の労働災害などのリスクがある
  • 塗装工事業を取り巻くリスクで適切な対処をするには、保険の加入が必要
  • 塗装工事業においてのリスクアセスメントは各シーンでリスクの特定を行う必要がある
  • 個人事業主として塗装工事業を経営していても法人保険に加入できる
  • 法人保険や事業のリスクに関する相談は「マネーキャリア」がおすすめ

監修者
東証一部上場企業で10年間サラリーマンを務める中、業務中の交通事故をきっかけに企業の福利厚生に興味を持ち、社会保障の勉強を始める。 以降ファイナンシャルプランナーとして活動し、個人・法人のお金に関する相談、北海道のテレビ番組のコメンテーター、年間毎年約100件のセミナー講師なども務める。趣味はフィットネス。健康とお金、豊かなライフスタイルを実践・発信しています。 <保有資格>CFP (注)保険の補償内容に関する記載以外の部分について監修を行っています。

塗装工事業を取り巻くリスクについて

塗装工事業を取り巻くリスク

塗装工事業を取り巻くリスク

最初は、塗装工事業の経営を取り巻くリスクにはどのようなものがあるのかを解説していきます。その後に、塗装工事業において加入すべき法人保険の紹介をしていきます。


また個人事業主として塗装工事業を経営している方もいるかと思います。そのような方々でも法人保険に加入できるかどうかも解説しているので最後までご覧ください。


上記に掲載しているマップはリスクマップと言います。事業が抱えるリスクを可視化してマップにしているものです。リスクが発生する頻度とリスクが経営にどのくらい影響を与えるのかの2つの軸で構成されています。事象を財物リスク、人的リスク、経営リスク、賠償リスクの4つのカテゴリに分類しています。


今回のこちらの記事では、以下の3つのリスクを解説していきます。

  • 建物の老朽化(発生頻度・低、リスク・中)
  • 火災・爆発(発生頻度・低、リスク・大)
  • 従業員の労働災害(発生頻度・高、リスク・低)

これら3つのリスクを解説する前に、上記のリスクマップで示しているリスクの位置は、事業が置かれている環境、事業規模、状況により少し異なります。そのため懸念しているリスクの発生頻度、事業にどのくらい影響を与えるのかを専門家に聞くことをおすすめします。

相談を希望する方には、専門家に無料で何度でも相談ができる、「マネーキャリア」をおすすめします。「マネーキャリア」とは、保険や事業のリスク対策に詳しい専門家が相談に乗ってくれるサービスです。 

実際に利用した98.6%の方々に満足いただいているサービスなので、気になる方、相談したいことがある方は、以下から相談の申し込みをしてみてください。

①建物の老朽化(発生頻度・低、リスク・中)

最初は、建物の老朽化に関するリスクです。こちらのリスクは発生頻度は比較的低く、リスクが経営に与える影響の大きさは、中程度になります。


建物の老朽化とは、自社の建物や設備などが老朽化することにより生産性や安全性が低下するというリスクです。生産性が低下すると本来受けることができた、注文などが受けうることができなくなったり、安全性が低下すると、従業員の労働災害に繋がったり、第三者の損害賠償責任を負う危険性もあります


一時的なリスクが二次災害に繋がる可能性があるので、保険などに加入してリスクに適切に対応できるようにする必要があります。

②火災・爆発(発生頻度・低、リスク・大)

次は火災や爆発に関するリスクです。上記のリスクマップにおいては、リスクの発生頻度は比較的低いのですが、リスクが経営に与える影響は大きいリスクです。


塗装工事業では、例えば塗装作業中に静電気が蓄積して、火災・爆発になる危険性などがあります。爆発物の原因となるものを取り扱っている企業についてはより気を遣う必要があるリスクです。


事業が経営に与えるリスクが大きいため、リスクが起きないように対策しておく必要があるとともに、もしもの事が起こったときのために保険の加入も必須になってくるでしょう。

③従業員の労働災害(発生頻度・高、リスク・低)

最後は、従業員の労働災害に関するリスクです。こちらのリスクは、発生頻度が比較的高いですが、リスクが事業に与える影響は低いリスクです。


体に有毒なものを取り扱っているため、従業員の体調に影響を及ぼす可能性があります。そうなったときに労働災害と認定されると補償を支払わないといけません。しかし加入が義務付けられている「政府労災保険」だけでは補償漏れとなる可能性があります


そのため任意の労災保険にも加入して、補償漏れがないようにしておく必要があると思います。

塗装工事業で実際に起こった損害事例


ここからは、塗装工事業で実際に起こった事故や損害事例を紹介していきます。こちらの記事で紹介する事例は以下の3つになります。

  • 塗料が車に飛散
  • 作業中の転落事故
  • 建物外壁塗装作業中に有機溶剤中毒災害

塗装工事業における損害事例として、下請け業者が施工した塗装工事において、建物に雨水が侵入してシロアリ被害が発生したケースや、塗料を誤って散布したことにより、周辺の車両や建物に汚染を引き起こし、多額の賠償金が発生したケースが報告されています

このような事態を回避するためには、業者側が事前にリスク管理を徹底し、品質管理にも十分な注意を払うことが必要とされています。それでは詳しい事例を紹介していきます。

事例1:塗料が車に飛散

最初は塗料が車に飛散した事例です。マンションの外壁塗装工事の際に、養生はしていたのですが、強風で塗料が飛散し駐車場に停めてあった住人の自動車に付着し汚損させてしまいまいました。


塗料が飛散したことにより、フロントバンパーの修理費用と修理時の代車費用の合計で46万円の損害額となりました。この事例では保険に加入していたこともあり、全額保険金でカバーすることができ、自己負担金を支払う必要はありませんでした


また別の事例では、小学校の校舎の塗り替え工事を受注。風が強い日に塗料が飛散し先生方の車10台に塗料が付着しました。しかし洗車しても塗料が落ちず修理工場にて修理することとなりました。この事例での損害合計は約180万円となりました。

事例2:作業中の転落事故

次は、作業中の転落事故に関する事例を紹介します。


ある従業員が移動はしごを玄関先の不安定な箇所に立て掛け、2m未満の高さの位置で塗料の拭き作業を行なっていました。 その作業中にはしごが後方に滑り、作業者は仰向けの状態で、足・腰・頭の順でアスファルト舗装の上に転落しました。


しかし保護帽を着用していなかったため、後頭部を強打し、8日後に脳挫傷により死亡が確認されました。


事故の原因としては、以下の6点です。

  • 1人で作業をしていたこと
  • 不安定な箇所に移動はしごを設置していたこと
  • はしごの滑り止め(転位防止措置)が不十分だったこと
  • 2m未満の高さであったたこと
  • 保護帽を着用していなかったこと
  • 作業中の監視が不十分だったこと

転落から死亡事故に繋がる可能性があるため、死亡事故に繋がらないように未然に事故を防ぐための対策が必要になります。

事例3:建物外壁塗装作業中に有機溶剤中毒災害

最後の事例は、建物外壁塗装作業中に有機溶剤中毒災害になったという事例を紹介します。この事例の塗装作業方法は以下の手順で行われました。

  • ホースで外壁面を水洗い
  • シーラー塗り
  • ローラー塗り

作業者2名が二手に分かれ、外壁をローラーで塗り始めました。1名は地上から高さ約2mの範囲を南端から北へ向かって外壁塗装を行い、もう一名は抱き足場の地上第一の布に乗り、地上約2mから3.7mの範囲の外壁塗装を北端から南に向かって行いました。

一度休憩し作業を再開し始めてから30分ほど経過したところ、作業中の1名が意識を失い倒れました。もう一名が作業員が倒れているのに気づき、救助しようとしましたが、同じ位置でもう一名の作業員が意識を失い倒れました。これ気付いた、現場監督が救急車を呼び救出されました。

ローラー塗りの際に使用された塗料は、災害が発生した際の空気中の有機溶剤の混合気体は、許容濃度の約3倍であったとようです。

塗装工事業におすすめの法人保険

ここからは、塗装工事業を取り巻くリスクを回避・軽減するためにおすすめの損害保険を紹介します。今回こちらの記事で紹介する損害保険は以下の3つになります。

  • 法人向け火災保険
  • 労働災害総合保険
  • 請負業者賠償責任保険

こちらの記事を読んでいる方々の中には、上記の保険に既に加入していたり、保険の必要性がまだ分からないといった方々がいるかと思います。そんな方々には、保険や事業のリスク対策に詳しい専門家に相談できる、「マネーキャリア」をおすすめします。

「マネーキャリア」では、事業が潜在的に抱えているリスクを専門家が分析した後に、適切な保険の提案まで行ってくれるサービスになります。相談は何度でも無料で、実際に相談した98.6%の方々が満足しているサービスです。

些細な相談でも受け付けているので、気になることがある方はぜひ一度ご利用ください。相談の申し込みは以下から行うことができます。

①法人向け火災保険

最初は、法人向けの火災について解説していきます。火災保険は住宅向けの火災保険とは、別で企業向けの火災保険もあります。


法人は商売道具でもある自社の商品や製品等を所有していますので、これらとともに建物や設備、什器備品などが法人の火災保険の補償の対象となり、火災を含めた自然災害などのあらゆる災害に対して幅広くカバーしてもらうことができます


ただし法人向けの火災保険の基本補償では、損害内容によって補償対象外となることもあるので、加入する前には保険会社に必ず確認しておく必要があります。


あらゆる災害に対応している火災保険の保険金額は、再調達価格で決まっていて、補償の対象となる建物や家財を、再度購入したり再築するのに必要な金額を設定しています。


例えば、建物を再取得しようとしたら2,000万円はかかり、社内の什器や備品は合わせて1,000万円くらいとすれば、建物の保険金額は2,000万円、什器備品に1,000万円といったように保険金額が決まります。


法人向けの火災保険について詳しく知りたい方は、別の記事で解説しているので以下の記事からご覧ください。

②労働災害総合保険

次は、労働災害総合保険について解説していきます。労働災害総合保険とは、従業員の方が、政府労災保険等で給付の対象となる労働災害を被った場合に、災害補償金や損害賠償金を負担することによる損害を補償する法人保険の事です。


法定外補償保険および使用者賠償責任保険の2つの補償を組み合わせた保険で、いずれか一方のみを契約することも可能です。


保険料の一例を紹介します。

事業種類建設業
法定外補償規定あり
完成工事高10億円
保険金額70万円~
事業規模による割引なし
保険料約154万円


上記は一例のため詳しい保険金額や保険料については、保険会社に問い合わせるか「マネーキャリア」にご相談ください。

③請負業者賠償責任保険

塗装工事業を経営している方に紹介するおすすめの法人保険、最後は請負業者賠償責任保険です。請負業者賠償責任保険とは、工事現場などでの工事作業中に誤って第三者にケガを負わせてしまったり、第三者のモノに損害を与えてしまった場合に発生する損害費用を補償するための法人保険です。


工事作業中の中にはもちろん塗装工事も含まれます。工事や作業などの請負をする業者の方には必須の法人保険と言えます。


請負業者賠償責任保険が対象となる工事はいくつかありますが、今回はその一部を紹介します。

  • 外装塗装などの塗装工事
  • 道路建設工事
  • 建設工事
  • 設備工事


請負業者賠償責任保険については以下の記事で詳しい内容を解説しているので気になる方は以下からご覧ください。

塗装工事業に関連するよくある質問


ここからは塗装工事業においてよくある質問を解説していきます。今回こちらの記事で解説する記事はこちらになります。

  • 塗装工事業のリスクアセスメントとは?
  • 個人事業主として経営しているけど法人保険には入れる?

事前にリスクを防ぐ方法を知りたい方はかなりいるのではないでしょうか?ご存じの方も一度振り返る理解を深めることをおすすめします。

また個人事業主として塗装工事業を経営している方が読者の中にはいるかと思いますので、個人事業主の方々が法人保険に加入できるかどうかについても回答していきます。

①塗装工事業においてのリスクアセスメントについて

ここでは、塗装工事業においてのリスクアセスメントについて解説していきます。塗装工事業では、危険物や有毒な塗料を使用するため未然にリスクを防ぐことから、塗料使用中などのそれぞれのシーンでリスクが拡大しないような対策を取ることが必須です


そのためここでは、リスクアセスメントの手順の一番初めの「事業場にある危険性や有害性の特定」の解説を行います。塗装工事業では、以下のそれぞれのシチュエーションでリスクの危険性や有毒性の特定を行ってください。


  1. 前処理作業
  2. 塗装準備作業 
  3. 塗装作業 
  4. 乾燥作業 
  5. 被塗物の取扱い作業 
  6. メンテナンス作業 
  7. 塗装設備全般作業 
  8. その他 

例えば前処理作業では、前処理剤が飛散する危険性や吸気による有害性はないか、作業員が前処理槽への転落の危険性はないかなど塗装工事を行う前に周辺の確認作業をすることを指します。

また塗装作業中は、塗装中に転倒する危険性はないか、静電気が蓄積して、火災・爆発の危険性はないかなど使用している機材などに事故や災害となる原因がないかの特定をする必要があります。

リスクアセスメントのその他の手順について詳しく知りたい方は、厚生労働省が情報提供をしているのでそちらをご覧ください。

①個人事業主でも法人保険に加入することができる?

塗装工事業を個人事業主として経営している方がここまでご覧になって自社にも開設したようなリスクが起こる可能性があるため、法人保険に加入したいと考えている方もいるでしょう。


結論から言うと、個人事業主として塗装工事業を経営している方でも法人保険に加入することは可能です。そのためこれから個人事業主として開業予定の方も加入することができます。


保険金額の算出方法や保険料の決定について法人と大きく異なることはありません。加入を検討している法人保険の保険料など詳しい内容を知りたい方は、「マネーキャリア」の無料相談をご利用ください。

まとめ:塗装工事業を取り巻くリスクとおすすめの保険


ここまで塗装工事業を取り巻くリスクや加入すべき損害保険の解説をしてきました。本日の記事の簡単なまとめは以下になります。

  • 塗装工事業には、火災や爆発、有毒な塗料が原因の労働災害などのリスクがある
  • 塗装工事業を取り巻くリスクで適切な対処をするには、保険の加入が必要
  • 塗装工事業においてのリスクアセスメントは各シーンでリスクの特定を行う必要がある
  • 個人事業主として塗装工事業を経営していても法人保険に加入可能
  • 保険や事業のリスクに関する相談は「マネーキャリア」がおすすめ

ここまでご覧になった方々は、塗装工事業を取り巻くリスクや損害保険について大まかに理解できたのではないでしょうか。しかし経営リスクなどは事業の規模や事業が置かれている状況などにより発生頻度、事業に与える影響の大きさは異なります

そのため事業のリスク対策や保険に詳しい専門家に相談することをおすすめします。様々な相談サービスがありますが、ここでは「マネーキャリア」をおすすめします。「マネーキャリア」は実際に相談した98.6%の方が満足しているサービスです。相談できる専門家についても保険の知識や資格を持っている信頼できる専門家です。

些細なことでも、気軽にご相談ください。また保険に関する別の記事を公開しているので気になる方はほけんROOMの記事をご覧ください。

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