学資保険の4つのメリットと4つのデメリットを解説!入るべきなの?

学資保険とは、子どもの教育資金を確保するための保険です。はじめてのお子様の場合、教育資金を確保する上で、学資保険で大丈夫なのかと不安になる方が多いでしょう。返戻率や税金、払込方法などの観点から学資保険のメリット・デメリットについて説明します。

学資保険はメリット・デメリットを理解して入るべき!

子どもの教育資金を確保する上で、どうしようかと悩む方も多いかと思います。

学資保険は、子どもの教育資金を確保するための貯蓄型の生命保険ですが、この記事を読んでいる方は、はたして本当に学資保険で良いのか、他にもっと良い方法があるのではないかと検討している最中でしょう。


現在半分以上の子どもが大学まで進学します。公立や私立など学校によって必要な教育資金は違いますが、1000万~2000万ほどかかると言われています。


そのような金額を聞くと、本当にしっかりと子どもの教育資金を確保できるのかと不安になる新米ママが多くいらっしゃると思います。


実際、学資保険のほかにも、低解約返戻金型終身保険であったり、定期預金であったりと、様々な方法があります。


この記事では、まず学資保険のメリット・デメリットについてわかりやすく解説しますので、しっかりと内容を理解していきましょう。



学資保険の4つのメリット、学資保険に入るべき理由

学資保険の主な4つのメリットを紹介していきます。

メリット1:養老保険よりも返戻率が高く、定期預金よりも利率が良い

学資保険は、満期を迎えると、満期保険金として今まで積み立てていた保険料を受け取れます。

積み立てていた保険料は、保険会社が運用したことによる運用益から手数料などが引かれて、手元に戻ってくるわけですが、返戻率が養老保険などよりも高いというメリットがあります。


また、保険ではなく、銀行に預ける定期預金よりも、利率が良いというメリットもあります。


子どもが高校や大学に入学するときに、満期保険金としてお金を受け取れるので、入学費用や新しい教科書・参考書にお金を充てられることができます。



メリット2:教育資金を半ば強制的に貯蓄ができる

学資保険の二つ目のメリットしては、半ば強制的に教育資金を貯蓄できるという点です。

自分で貯金をしようとしても、浪費グセのある人は特にですが、なかなかお金を貯められないものですよね。


学資保険は、途中解約をすると元本割れするリスクがあるので、なかなか解約がしずらいです。


逆にそれが半ば強制的に貯蓄ができるというメリットをもたらします。



メリット3:契約者に万が一のことがあったときに保険料が払込免除される

これが、学資保険の最大のメリットといってもよいですが、学資保険には、「払込免除特約」がついていることが多いです。

払込免除特約とは、契約者である親に万が一のことがあったときに、それ以降の保険料の支払いを負担しなくても済むというメリットです。


いま収入が安定的にある家庭だったとしても、親が倒れたり、亡くなったりしたら、それ以降の収入が不安定となり、また保険料の支払いなんて到底厳しくなりますよね。


しかし、払込免除特約により、満期保険金を受け取る権利を得ながら、保険料の支払いが免除されるという大きなメリットが学資保険にはあるのです。


メリット4:年末調整や確定申告時に生命保険料控除の対象となり、税金が控除され、節税効果もある

学資保険の返戻率だけを考慮してはいけません。学資保険の保険料は年末調整や確定申告時に生命保険料控除の対象(一般生命保険料控除)となるので、最大4万円から5万円まで控除されます。

そのため実際に利回りは返戻率以上のものとなり、さらにお得となります。


学資保険の4つのデメリット、学資保険に入るべきではない理由

学資保険の主な4つのデメリットを紹介していきます。

デメリット1:現在は金利が低く、返戻率が低い

現在マイナス金利政策により、低金利の時代となっております。

そのため、保険会社の運用益が出づらく、学資保険だけでなく、貯蓄型の保険商品全体が返戻率が下がってきているというデメリットがあります。


なかには、学資保険自体を販売停止とする保険会社もあります。ただすでに加入済みである場合は、それ以降販売停止となっても、問題なく満期保険金を受け取れます。

デメリット2:途中解約すると、元本割れして損をするリスクがある

さきほど「メリット2:半ば強制的に貯蓄ができる」のほうで説明しましたが、途中解約をすると、元本割れをして損をするデメリットがあります。

このデメリットにより、半ば強制的に貯蓄ができるのですが、どうしても学資保険を途中解約せざるを得ないときは、このようなデメリットがあることを知っておきましょう。


また、学資保険を途中解約しなくてもすむように、


  • 払い済み保険にする
  • 自動振替貸付制度を利用する
  • 契約者貸付制度を利用する

のような対策方法があることも知っておきましょう。

デメリット3:インフレリスクがある

学資保険には、インフレリスクがあることも知っておきましょう。

これは、学資保険の満期保険金を受け取ったときに、物に対する円の価値の変動により、受け取ったときには、価値としてはそれほどお得になっていないというリスクがあります。


また、予定利率が固定されるので、いま加入するよりも数年後に加入した方が予定利率が高く、お得になるという可能性もあるというわけです。

デメリット4:保険会社の破綻リスクがある

加入している学資保険を提供している保険会社が破綻リスクも知っておきましょう。

もし保険会社が倒産したら、生命保険契約者保護機構により、90%ほどは保障される仕組みとなっていますが、損をする可能性があることには変わりません。


ソルベンシーマージン率によって、保険会社ごとに破綻リスクがわかるように公表されているので、しっかりと確認しましょう。

学資保険のメリット・デメリットについて、他にも知っておいたほうが良いこと

ここまで、学資保険の主なメリット・デメリットについて説明してきました。

次に、細かいところの学資保険のメリットや、終身保険などと比較したときのメリットについて説明していきます。

学資保険の満期金に税金がかかるケースは実際には少ないというメリットがある?

学資保険の満期保険金には、税制上、税金がかかります。税金の種類は、保険料負担者と受取人の関係によって決まります。

  • 保険料負担者:親、受取人:親 の場合は、所得税
  • 保険料負担者:親、受取人:子 の場合は、贈与税

主に上の二つのケースが考えられますが、多くのケースでは、「保険料負担者:親、受取人:親」かと思われます。


この場合、学資保険の満期保険金を一括受け取りする場合は、一時所得扱い、学資年金受け取り(分割して1年ごとに受け取り)する場合は、雑所得扱いとなります。


一括受け取りするケースが多いと思いますので、多くのケースでは一時所得扱いとなります。


一時所得扱いの場合、利益が20万円以下の場合は、非課税となります。


現在の学資保険の返戻率や保険料では、利益が20万円以上となることは少ないと思いますので、多くの場合、学資保険の満期保険金に税金がかかるケースは少ないというメリットがあります。

一括払いや10歳満期、外貨建てなどを利用すれば、さらに返戻率が高くなる

学資保険のメリット「メリット1:養老保険よりも返戻率が高く、定期預金よりも利率が良い」について、さらに返戻率を高くする方法があります。

一つが払込期間を短くし、一括払いや10年払込など短期払いをすることで、返戻率が高くなります。


これは保険会社の運用する期間が長くなることが理由です。


また米ドルなどの外貨建てを利用することによって、さらに返戻率が高くなります。


米ドルなどの外貨のほうが金利が高いことが理由です。


学資保険を一時払いではなく全期前納払いにするメリットとは?

返戻率の観点でいれば、全期前納払いよりも一時払いのほうが返戻率が高いというメリットがあります。

しかし、全期前納払いにすると、毎年生命保険料控除の対象となり、毎年税金が控除されます。


一時払いでは、支払った年しか税金が控除されないので、実質利回りは全期前納払いのほうが良くなるケースもあるというわけです。


学資保険に生まれる前の妊娠中に加入するメリットとは?

学資保険は子どものいない時期でも加入することができます。正確には、出産予定日の140日前から加入することができます。


学資保険は生まれる前の妊娠中に加入したほうが良いというメリットを聞いたことがある人もいるかもしれません。

これには主に3つ理由があります。


  1. 0歳から加入したほうが1歳以降の加入よりも保険料が安い
  2. 妊娠中の時間のあるときに加入したほうが、ゆとりをもてる
  3. 親の死亡保障が加入時からつく(仮に契約者が母親であれば、出産中に死亡した場合でも払込免除により、教育資金を子どもに残せる。)

学資保険に加入することがすでに決定している方は、妊娠中に加入してしまいましょう。


保障型学資保険と比較した貯蓄型学資保険のメリットとは?

学資保険には、親の生命保険のついている保障型学資保険と、返戻率の高さに特化した貯蓄型学資保険があります。


学資保険の最大の目的は、子どもの教育資金の確保なので、貯蓄型学資保険のほうがメリットが大きいと言えるでしょう。


親の生命保険のついている保障型学資保険に加入するくらいなら、貯蓄型学資保険に加入して、それ以外に別の生命保険に加入することをおすすめします。


終身保険と比較した学資保険のメリットとは?学資保険の代替可能!

終身保険のなかでも、低解約返戻金型終身保険を子どもの教育資金の確保の手段として利用する人も増えてきています。

実際に、返戻率の観点からすると、商品によっては、低解約返戻金型終身保険のほうが学資保険よりも返戻率が高いものもあり、お得に感じられるかもしれません。


しかし、低解約返戻金型終身保険は途中解約したときのデメリットが学資保険よりも大きいと言えます。


低解約返戻金型終身保険は途中解約すると、いままで積み立てていた保険料の半分しかかえってきませんが、学資保険では90%近くがかえってきます。


このことを考えると、学資保険のほうがメリットが大きいと言えると思います。


まとめ

いかかでしたでしょうか。

この記事では、学資保険のメリット・デメリットについて説明してきました。


現在妊娠中、もしくは小さなお子様がいるなどと、読者様によって現在の状況が異なるかと思いますが、共通して言えるのが、「学資保険に加入するなら、なるべく早く加入した方が良い」ということです。


このほけんROOMでは、学資保険についてもっと細かいところについて説明している記事もありますいので、ぜひご覧ください。

ランキング

  • 学資保険の見直しの極意はココだ!早めに学資保険を見直そう!
  • プレゼントキャンペーンに騙されず、"お得に"学資保険に加入をしよう
  • 学資保険の無料相談で商品を貰えるキャンペーンまとめ【2018年最新】
  • 【アンケート結果】学資保険を高返戻率・人気ランキングで分類比較!
  • 離婚後の養育費問題。学資保険は養育費に含まれる?含まれない?
  • 母子家庭で子どもの為に学資保険に加入する時に必ず知っておきたい事
  • 学資保険なんていらない!学資保険不要論の4つの根拠をご紹介!
  • 学資保険に入ってないけど大丈夫?教育資金の準備方法を徹底解説!
  • 学資保険は損?学資保険のお得な選び方と注意点を分かりやすく解説!
  • 学資保険の選び方がわからない?特約や満期金の受け取り時期も解説!
  • 子供のために学資保険は入っておくと助かります。むしろ必要です。
  • 学資保険分で住宅ローンの繰り上げ返済をやることがお得な理由を解説
  • 児童手当で学資保険に入る家庭の割合は?賢い児童手当の使い道とは?
  • 兄弟の学資保険どうしてる?兄弟割引で保険料節約&返戻率アップ
  • 学資保険の加入率はどのくらい?その必要性と加入時の注意点を解説!
  • 3つのメリットとデメリットを知って学資保険の加入を見極めよう
  • 学資保険に潜むデメリット、デメリットを抑えて学資保険を活用しよう
  • プロFPが解説する、学資保険をおすすめしない4つの理由と2つの代替案
  • 学資保険の必要性を徹底解説!子どもの学費準備の方法は多様!
  • これから学資保険の準備を考えている方へ。みんなはどうしてる!
  • 学資保険は必要ない?メリットvsデメリットを徹底解説します!
  • あなたは加入する?学資保険の必要性と不要だと思えるデメリット