更新日:2021/12/23
子供のいない夫婦でも、妊娠中なら学資保険には加入できます!
子供がいない夫婦であっても出産予定日より140日より前であれば学資保険に加入できます。妻が妊娠中で、いずれ学資保険をと考えているのならば、子どもが生まれる前に加入するのも良いでしょう。また、学資保険の代わりとして「低解約返戻金型終身保険」もおすすめです。
目次を使って気になるところから読みましょう!
子供のいない夫婦が学資保険に加入できるのか
子供の教育資金を貯める方法として、学資保険は根強い人気があります。
子供がいない夫婦の場合は基本的には学資保険に加入することができません。ただし、中には現在妊娠中で、今はまだ子供はいないけどいずれはこの子のために…とお考えのご夫婦もいらっしゃるでしょう。
では、学資保険はどのようなタイミングで加入できるようになるのでしょうか。
「対象となる子供がいないことには加入できないのだから、生まれた後じゃないの?」と思われるかもしれません。
しかし実は、現在妊娠中で出産140日前であれば「出生前加入特則」を付加することによって、子供がいない夫婦であっても学資保険の加入は可能です。
この記事では
- 子供がいないうちに学資保険を検討するメリット
- 学資保険の加入・支払いはいつになるか
- 学資保険以外の教育資金積み立ての方法
について詳しく解説します。
この記事を読めば、現在子供のいない夫婦が、時間的・精神的に余裕をもって教育資金について検討することができます。
ぜひ最後までご覧ください。
子供がいない内に学資保険ついて考えるメリット
2人のお金の価値観を確認することを始めとして、今後どれくらいのお金が必要になるのかを見通すためのライフプランニングのお手伝いをしています。
メリット①:時間のある妊娠中なら保険をじっくり検討できる
メリット②:妊娠中、契約者に万が一の事があっても保障される
学資保険の加入・保険料支払いはいつからか
既にご説明した通り、学資保険は「出産前加入特則」により子供の出産予定日の140日前から加入が可能です。
一方、毎月の保険料の支払いはいつからかというと、子供が生まれた後からとなります。
子供がいない内から支払いが開始となれば、妊娠中の検診費などに加えて保険料のことも考えなければなりませんが、そのようなことがないので安心ですね。
子供の出生前でも加入できる
保険料の支払いは子供が生まれてから
学資保険の代わりに低解約返戻金型終身保険が話題
低解約返戻型終身保険の良い点と注意点
それでは、学資保険と比べた場合の、低解約返戻金型終身保険のメリットとデメリットについて解説していきます。
メリット①:使い方の自由度が高い
前述の通り、低解約返戻金型終身保険は教育資金としても、それ以外にも活用することができます。また、学資保険は子供に1人に対応して保険金の受け取り時期が設定されていますが、低解約返戻金型終身保険は支払い期間が完了していれば、受け取るタイミングは自由です。
そのため、例えば複数の子供に対して、それぞれに必要な時にお金を受け取ることができます。
メリット②:死亡保障が手厚い
学資保険と低解約返戻型終身保険の相違点
学資保険
- 契約者は親、被保険者は子供
- 一般的に、入学イベントごとに給付金があり、満期返戻金が大きい
- 被保険者(子供)の医療保障が付帯している
- 契約者に万が一のことがあった場合、その後の支払いが免除されながら満期金を受け取ることができる
低解約返戻型終身保険
- 契約者・被保険者とも親
- 満期を過ぎると返戻率が大きく上がり、受け取り時期の自由度が高い
- 被保険者(親)が死亡した場合、死亡保険金を受け取ることができる
まとめ:子供が生まれる前こそ学資保険の検討に最適
子供のいない夫婦が学資保険に加入する方法について見てきましたが、いかがでしたでしょうか。
今回の記事のポイントは
- 子供のいない夫婦でも、「出生前加入特則」の付加により、出産予定日140日前から学資保険の加入が可能
- 子供がいない内であれば、時間的にも精神的にもゆとりをもって学資保険を検討・加入することができる
- 学資保険の代わりとしても人気を集める「低解約返戻金型終身保険」は、妊娠中だけでなくさまざまなライフスタイルの方に適した保険
でした。
学資保険の加入が子供いなくても大丈夫、というのは意外と盲点かもしれません。
初めての子供が生まれてからは、とても幸せでとても慌ただしい日々です。子どもが生まれる前に、夫婦で心ゆくまで学資保険の検討ができると良いですね。
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