小学生でも学資保険に加入できる?教育資金には終身保険という選択も

「小学生から学資保険で教育費の積立をしたい…」と考えている方も少なくないはず。かんぽ生命など保険会社によっては加入できることもあります。しかし、小学生の年齢なら学資保険でない終身保険という選択肢もあります。この記事では、学資保険の年齢制限や代替案を解説します。

小学生からでも学資保険に加入する事ができるのか


「うちは子供がもう小学生になっているから」と学資保険の加入を諦めているパパ、ママもいるのではないでしょうか。

確かに、学資保険には加入の年齢制限がありますが、小学生からでも加入できる学資保険も存在します。

ただ、小学生から学資保険に加入するデメリットについてはきちんと押さえておく必要があります。

この記事では、
  • 小学生(6歳から12歳)でも入れる学資保険
  • 小学生から学資保険に加入するデメリット・注意点
  • 学資保険以外で教育費を積立する方法
について解説していきます。

教育費を何で積立するかはとても重要です。

ぜひ最後までご覧ください。

保険会社によっては小学生からでも加入できる学資保険もある

学資保険は一般的に6歳(小学校入学前)までの年齢制限を設けている保険会社がほとんどです。

その理由として、月々の保険料が高くなる、学資保険の返戻率が悪くなるといった点があげられます。


しかし、かんぽ生命など一部の保険会社では小学生でも加入できます。


詳しくみていきましょう。

かんぽ生命は小学生でも(12歳からでも)加入できる


郵便局が取り扱っている「かんぽ生命」をご存知でしょうか?

郵便局が扱っている商品なので、多くの方に安心して加入されていた時代もあったようです。

この「かんぽ生命」が取り扱っている学資保険「はじめのかんぽ」は、12歳まで加入することができるようになっています。


子どもが小学生だからと、学資保険を諦めていた方も加入することができるのです。


12歳までの加入の場合、払込み期間も2種類あります。

  • 大学入学時の学資金準備コース
  • 大学入学時と在学中の学資金準備コース

それぞれの特徴として

大学入学時の学資金準備コース

  • 保険料払込み期間 17歳または18歳
  • 加入年齢 0~12歳まで
  • 毎月の保険料を抑えたい方におすすめ
  • 入院特約が別料金でつけられる
  • 大学入学時に満期保障金を全額受け取る

大学入学時に間に合うよう、17歳払い済みコースも準備されています。


大学入学時と在学中の学資金準備コース

  • 保険料払込み期間 18歳
  • 加入年齢 0~12歳まで
  • 毎月の保険料を抑えたい方におすすめ 
  • 入院特約が別料金でつけられる
  • 大学入学時から4年間満期保障金を受け取る

大学入学時から4年間に分割して満期保障金を受け取ることで、在学中の費用に充てることができますね。

小学生(6歳から12歳)から加入する学資保険の注意点

小学生からでも学資保険に加入することができましたね。

しかし、小学生から加入するにあたり、大きく2つのデメリットがあります。
  • 貯蓄期間が短いと返戻率が下がる
  • 月々の保険料が高くなる
この2つのデメリットは、具体的にどういうことなのでしょう。

貯蓄期間が短いと返戻率が下がる

返戻率というのは、支払った金額に対する受け取り保険金額の割合をいいます。


返戻率の計算方法

満期保険金(+祝金)÷支払い保険料総額×100

保険は支払ってから満期金を受け取るまでの期間が長いほど返戻率があがる仕組みになっています。


貯蓄期間が少ないと満期金の受け取りまでの期間も短くなります。


そのため0歳から学資保険に加入している人と比べ、返戻率が下がるのです。


フコク生命「みらいのつばさ」でシュミレーションしてみましょう。


父親32歳・子ども0歳で加入した場合(17歳受け取り):101.0%

父親39歳・子ども7歳で加入した場合(17歳受け取り):100.3%


このように同じ条件でも加入した時期や年齢によって差が出てきてしまいます。


元本割れしてしまうケースもありますので、小学生から学資保険に加入する際、返戻率に注意しましょう。

月々の支払い保険料が相対的に高くなる

貯蓄期間が短くなるため、月々の保険料も高くなります。


単純に300万円貯蓄する場合を考えてみます。

0歳で学資保険に加入した場合、18歳までの18年間で貯蓄することとなりますので、月々の支払い金額は

300万円÷18年間÷12ヶ月=13,889円
となります。

小学生で学資保険に加入すると、例えば8歳の場合は18歳まで10年しかない間で貯蓄しなければなりませんので、

300万円÷10年間÷12ヶ月=25,000円
となります。

月々約11,000円も変わってしまいますね。


また、学資保険に加入するにあたり、契約者(親)の年齢も保険料算出の際、関わってきます。


子供が小学生のときの親の年齢は、子供が0歳のときの年齢よりあがっていますね。


契約者の年齢があがることに保険料も上がるので、月々の保険料が割高になるのです。

学資保険でなくても、子どもの教育資金を準備する事はできる

「子供が小学生でも入れる学資保険があることはわかったけど、保険料が高くて加入できない」という場合もあるでしょう。


実は現在、学資保険以外にも子供の教育資金を準備するために終身保険というものに加入している方も多いことをご存知ですか?


学資保険だけが子供の教育資金を貯める方法ではありません。


終身保険で教育資金を準備することはメリットもデメリットもありますので、以下で詳しくご説明致します。

終身型の生命保険で教育資金を準備する

小学生から学資保険に加入することに抵抗がある方は、終身保険という死亡保障と積み立てを兼ねた生命保険もあります。


終身保険が学資保険と大きく違う点は、満期がないことです。

満期がないことによって起こるメリットは3つです。

1.解約するまで受取金額が増え続ける

終身保険は支払いが終わったあとも据え置き続けることにより、解約時に受け取る金額(解約返戻金)が増え続けます。


学資保険では高くとも返戻率が110%程度なのに対し、終身保険は契約を続ければ120%を超す商品もあります。 

2.高い保障が一生涯続く

契約者(親)に万一のことがあった場合は保険金が支払われますが、その死亡保険金額は、学資保険よりも終身保険の方が多いです。


この保障は生涯続く上、学資保険はその受け取りが指定した満期金受け取り時期に限られるのに対し、終身保険はすぐに死亡保障金を受け取れます。


3.学資金だけでなく様々な用途に貯蓄できる

将来、教育資金は思っていたよりも必要ではなかった場合はもあると思います。


そういった場合も、終身保険は好きなタイミングで解約できるので、結婚資金や車の免許取得費用など、必要な時まで契約し続けることもできるのです。



満期がないことによるメリットもありますが、デメリットもあります。


主なデメリットは以下の2つです。


1.満期が定まっていないので、必要なタイミングが決まっている場合は不適切

終身保険は長期的な契約を想定して作られており、支払い済み時期の設定もだいたい12年以上と長めに設定されています。

早めに払い済みにしたい場合それだけ月々の負担額は増えますし、終身保険は保障が手厚い分保険料も割高になります。

そのため「17歳で解約しよう」というように解約時期を決めている人には不向きな保険と言えます。

2.短い期間で途中解約すると、大きく元本割れする可能性が高い

解約返戻金が支払保険金額を上回るのは長い時間がかかります。

学資保険も途中解約してしまった時には損をしますが、終身保険の場合支払った金額を大きく下回ります。


このように終身保険は短期間で解約する場合は不向きですが、ライフプランの変更に対して使いやすいものです。

「将来何があるかわからないけれども、子どものために貯蓄しておきたい」という希望に応えられる保険です。

リスク性の高い、外貨建てや変額保険という選択肢も

終身保険は短期間では保険料が割高になるとお話しましたが、その保険料を少なくできる終身保険もあります。


例えば外貨建て保険です。


日本は低金利が続いていますが海外では日本より高い金利の国も多く、保険の運用もしやすいため保険料が割安になっています。


また将来受け取れる解約返戻金が運用実績によって増減する変動保険も、一般的な終身保険よりは割安になっています。


どちらもメリットはありますがリスク性商品なので、契約の際にはよく理解した上で加入しましょう。

NISAなどの投資信託も学資保険の代わりとして人気

投資信託のような金融商品で運用しながら貯蓄する方法もあります。


自身で運用するメリットは高い利回りが見込めることと、リスクりの度合いを自分で決められることです。


また保険は一度契約すると一部を取り崩すのが難しいですが、投資信託はある程度の流動性があることも大きな違いです。


近年はジュニアNISAという、教育資産の準備金として運用することを目的とした少額投資非課税制度もありますので活用するのもおすすめです。

まとめ:小学生からの学資金の積立なら終身保険がおすすめ

小学生から学資金を貯蓄する方法は、学資保険だけではないとご説明してきましたが、いかがでしたか?

今回の記事のポイントは
  • 学資保険は小学生でも入れるものもある
  • 保険料の割高や返戻率に注意
  • 保険だけでなく預金やほかの金融商品などをうまく組み合わせながら教育資金を貯蓄していくのがおすすめ 
ということでした。

学資保険は子どもの保険だからこそ年齢制限が存在します。

難しく感じたり困ってしまったりする方は、保険相談窓口やファイナンシャル・プランナーのようなプロに相談する方法もあります。

ご家庭のライフプランや家計状況を加味して最適なものを一緒に選んでくれるので、ご活用してみてはいかがでしょうか。

ほけんROOMでは、ほかにも読んでおきたい保険に関する記事が多数掲載されています。

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