学資保険高返戻率おすすめ人気ランキング【2019年最新版】徹底比較!

学資保険の返戻率のランキングを見ることで利率の比較やおすすめ人気度合いを一目で理解することができます。また、保険会社ごとの商品の特徴についても最新の2019年の情報を網羅しています。この記事では学資保険の返戻率人気おすすめランキングを紹介します。

返戻率が高いおすすめ学資保険ランキングを紹介【2019年最新版】

「最近の学資保険は返戻率が落ちてきている」「本当に学資保険は必要あるの?」という声を最近よく聞くのではないでしょうか。


確かにそのような考え方もありますが、2019年12月現在には加入する価値のある高返戻率の学資保険が多く存在していると筆者は考えています。


学資保険は返戻率を重視し、実際に加入している方の声を聞いて選ぶことが正しい選び方です。


そこで我々はこの記事の作成にあたって、実際に学資保険に加入している、50名以上の主婦を中心にアンケートを行いました。


この記事ではアンケートの口コミ、返戻率を比較し、それぞれのランキングを作成しています。


最後には、アンケート回答者から読者の方にいただいた学資保険に関するアドバイスを載せさせていただきますのでぜひ最後までご覧ください。

高返戻率学資保険おすすめ人気ランキング【2019年12月版】

まずは、学資保険の返戻率のランキングをチェックしておきましょう。


返戻率は以下の条件で計算しています。

  • 子どもの年齢:0歳
  • 契約者:30歳 男性
  • 払込期間:10年
  • 払込方法:月払い

ランキング保険会社目安返戻率
1位ソニー生命
学資保険準備スクエアⅢ型
107.2%
1位日本生命
ニッセイ学資保険
107.2%
3位ソニー生命
学資保険準備スクエアⅡ型
106.7%
4位明治安田生命
つみたて学資
105.8%
5位フコク生命
みらいのつばさ
105.5%
6位ソニー生命
学資保険準備スクエアⅠ型
103.5%
7位第一生命
Mickey C型
102.7%
8位住友生命
スミセイのこどもすくすく保険
101.7%(※1)
9位JA共済
こども共済学資応援隊
101.1%
10位かんぽ生命
はじめのかんぽ
98.2%(※1)
11位アフラック
夢みるこどもの学資保険
98.1%


ランキング1位のソニー生命の学資保険は昔は他の保険会社と比較して圧倒的に返戻率が高かったのですが、返戻率においてソニー生命一強というわけではないようです。


とはいえ、ソニー生命が最も返戻率の高い学資保険ということには変わりなく、おすすめな商品であることは間違いありません。


「学資保険は返戻率を重視!」という考え方が筆者も正しいと考えていますので、選ぶとしたら、ソニー生命の学資保険か日本生命の学資保険の二択を考えます。


ただし、単純に返戻率で学資保険を考えることも難しいので、以下でそれぞれの保険商品について筆者の考察を述べていきます。


※1:住友生命とかんぽ生命については払込期間が12年で計算されています。
学資保険は返戻率を重視!元本割れをする学資保険を選択するのは危険です。

ソニー生命「学資保険スクエア」

ソニー生命「学資保険スクエア」

やはり高返戻率のソニー生命がランキング1位に。以下で詳細を特徴を考察していきます。

ソニー生命の学資保険の特徴は公式ページによれば以下の3点です。
  • 元本を超える貯蓄性
  • 保険料払込免除
  • 家計に合わせたオーダーメイドプラン

お子様0歳児、払込期間10年の場合、返戻率は107.2%ですので現在販売されているすべての学資保険の中で最も高い水準になっています。これがランキングで1位になる理由でもあります。


ソニー生命の優れた部分として、様々な学資金受取パターン(オーダーメイドプラン)が用意されていて、どれも返戻率が100%を超えていることが挙げられます。


ソニー生命の学資保険の中で選択すれば、満期の時に満足して学資金を受け取ることができるはずです。


また、学資保険の代わりの選択肢としてソニー生命には外貨建ての保険が用意されています。興味のある方は学資保険vs外貨建て保険の記事で確認してみてください。

日本生命「ニッセイ学資保険」

日本生命「ニッセイ学資保険」

ランキング2位の日本生命のニッセイ学資保険はソニー生命と同様に支払った保険料よりも受け取る金額のほうが大きく、払込免除等もついています。   


日本生命独自の特徴としては、「育児相談ほっとライン」という24時間365日いつでも専門家に電話相談が可能なサービスを受けることができます。


このサービスは保険会社としてもかなり負担が伴うサービスですので、日本生命は育児について不安を抱えやすい保険加入者の気持ちを理解しているなと筆者は感じます。


また、返戻率については「月払い」を「年払い」に変更すると107.6%まであがりソニー生命を上回ります。


引き落としは年ごとのため、一度に引き落とされる額が大きくなりますが、預貯金に余裕がある方は検討してみてはいかがでしょうか。

明治安田生命「つみたて学資」


明治安田生命「つみたて学資」ランキング4位の明治安田生命も返戻率の高い学資保険で有名です。特につみたて学資の保険料を一括払いをすると返戻率は109.0%まで高くなります。


ただ、200万円や300万円といった金額を一括払いできる方はそう多くないのでなかなかこの返戻率を実現するのは難しいのではと筆者は考えます。


とはいえ、月払いでも105.8%の返戻率ですのでこれでも十分高いと言えます。


既に明治安田生命の保険に加入していて信頼できると感じる方は「つみたて学資」を検討してみるもの良いかもしれません。ライフプランナーとの相談もできますので気になる方は一度相談してみてはいかがでしょうか。

フコク生命「みらいのつばさ」

フコク生命「みらいのつばさ」

ランキング5位のフコク生命の一番の特徴は兄弟割引です。兄弟割引は他のどの保険会社もやっておらずフコク生命独自の特徴です。


兄弟割引はいくら割引されるのかというと、フコク生命の公式サイトによると、満期保険金額10万円につき、月10円の割引になるとのことです。


「月10円だけ?」と思われた方も中にはいらっしゃるかと思いますが、この10円を侮ってはいけません。以下の一般的な条件で実際に計算してみましょう。

  • 満期保険金額:300万円
  • 払込期間:15年(月換算で180カ月)
満期保険金額10万円につき10円割引されるので、この条件の場合毎月300円割引されます。

つまり以下の計算式の通り、割引される総額は54,000円になります。

300(円)×180(カ月)=54,000円

兄弟で加入を検討する場合、フコク生命の学資保険は非常に優れた貯蓄性を発揮します。保険のプロに窓口で加入を検討している旨を伝え相談してみても良いでしょう。

かんぽ生命(郵便局の学資保険)「学資保険はじめのかんぽ」

かんぽ生命は郵便局の窓口を持っているため、定期預金と比較して割が良いという考え方で加入される方もいらっしゃるようです。

また、郵便局が元国営ということで主婦層など比較的多くの方から安心感や信頼感を持っているようです。


筆者目線では、最近のかんぽは不適切な販売などがあり少し疑問を感じますが、やはり郵便局でお世話になっているからという理由でかんぽを選ぶ方が多いのも事実です。


次に紹介する口コミランキングではかんぽ生命の学資保険は全体の2位になっています。


どの保険会社が良いということを断言はできないのですが、それぞれの保険会社の特徴・現状を知り、子どもの学費を任せられるかを検討しましょう。


そんなかんぽ生命のポイントは公式HPによると以下の通りです。

  • 受け取り時期の3つのコースから選べる
  • 万が一(親の死亡等)の際のその後の払込保険料は不要
  • 出生予定日の140日前から加入できる
  • 17歳満期のプランもある

返戻率は良いものでも約100%前後で、中には元本割れしたプランもあります。

この記事を読んだ方はこちらの記事もよく読まれています。

[かんぽ生命(郵便局)の学資保険は元本割れでも加入して大丈夫か!?]

重視すべきは返戻率?主婦から人気な学資保険ランキングはこれ!

では次に、アンケート結果を元にした、学資保険の人気ランキングをみてみましょう。
ランキング保険会社加入者数目安返戻率
1
ソニー生命
「学資保険スクエア」
13/53約108%
2かんぽ生命
「学資保険 はじめのかんぽ」
11/53約98.2%
3JA共済
「こども共済」
6/53約101.1%
4日本生命
「ニッセイ学資保険」
4/53約107.2%
フコク生命
「みらいのつばさ」
4/53約105.5%
6明治安田生命
「つみたて学資」
3/53約105.8% 
7アフラック
「こども保険」
3/53約98.1%

アンケート結果のランキングでは、ソニー生命の学資保険とかんぽ生命(郵便局)の学資保険の加入者が多い傾向にありました。

この記事の調査データ

この記事の人気度などの指標は、下記の方法でのアンケートを元に最新のデータで客観的に作成しています。
回答者数
集計日
調査対象質問数回答様式
53名10/17-10/18
学資保険に
加入している世帯
全17問選択式と記述式

NTTコムリサーチの調査によれば、子どものいる世帯のうち、6割の世帯が学資保険に加入しており、中でも「返戻率」が最も気になるという結果があります。


今回のアンケートでも、その「返戻率」や「保険料」を中心に、これから学資保険に加入する方が気になるコトをまとめています。

ソニー生命の学資保険加入者の口コミ・加入の決め手

それでは、ランキング1位のソニー生命の学資保険が選ばれた口コミ・決め手をみてみましょう。
  • 貯蓄を一番に考え、ケガや入院といった色々な保証を付けるよりも、元本割れをしないことを一番に考えて選びました。そして、さらに返戻率が高いものが良かったので、ネットで返戻率のランキングを調べて、学資保険を選びました。シンプルに貯蓄だけのものを選びましたが、担当者の方の説明の分かりやすさや人柄も、重要だと感じています。(40代女性 会社員)
  • 数ある学資保険のなかからどの商品を選ぶべきかわかりませんでした。そのため友人であるファイナンシャルプランナーに相談をし、どの商品が自分にあっているのか提案をしてもらい加入をしました。そのため、選ぶ決め手というのはほとんどなく、友人まかせで決めました。しかし、他の学資保険にくらべて納める保険料は少ないにもかかわらず手厚い保障が付くというところにひかれて加入を決めたので、決め手はそこ(コストパフォーマンスの高さ)だと思います。(30代女性 専業主婦)

ソニー生命の魅力はやはり高い返戻率。 

ファイナンシャルプランナーとの相談もおすすめです。

かんぽ生命の学資保険加入者の口コミ・加入の決め手

アンケート結果ではランキング2位になったかんぽ生命の「学資保険はじめのかんぽ」の口コミをみていきましょう。
  • 友人が郵便局に勤務していて、勧められていたから。その後たまたま銀行に行った時、アフラックの学資保険も勧められたのですが、当時産休中だったので復帰後でも良いかな…とのんびり構えていました。娘が1歳になる少し前、友人にまた声をかけられ、早い方が保険料の払い込み負担も軽く入院保障もついているので何かあった時安心だよ、と。その言葉ですぐの加入を決めました。(30代女性 パート)
  • 2人の子供がおり、上の子供の時は返戻率が比較的よかったのと、かんぽであるとの事で、他を調べずに生まれて数ヶ月の時に加入いたしました。健康返戻金など、節目節目の確実な返戻金も安心感がありました。下の子供の時は、色々ネットで調べたりしたので時間がかかってしまい、結局2歳前くらいの時にかんぽを選びました。生まれてすぐに入るより、掛け金も上がりますし、返戻金などは若干下がりますので、すぐに入っておけばよかったと思いました。他の学資保険も良い部分もありますし、悪い部分もあるので、自分に合う保険を選ぶのが1番だと思います。私はやはり安心感を選びました。(40代女性 専業主婦)

かんぽ生命のポイントは「安心感」「早く加入できる」点のようです。 


投資信託や株式投資などをやったことがなく、定期保険に加入しているといった方にはぴったりと言えます。

その他の学資保険に加入している方の口コミ・決め手

JA共済

  • 加入当時他の保険会社に比べて返戻率が良かったのと2017年の4月から返戻率が大きく下がってしまうと言われ、今のうちに加入しなければと思ったからです。妊娠中からも入れたし営業の人が職場に来てくれて手続きが全部できると言われたので窓口に行かなくて済むのが助かるなと思ったからです。(30代女性 会社員)
JA共済についてもっと詳しく知りたい方は「JA共済の学資保険が完全丸分かり!特徴から注意点までチェック!」こちらの記事で詳細を解説しています。

日本生命

  • 学資保険に加入しないといけないと思いインターネットなどで返戻率を比べて見て日本生命の学資保険が発売されたばかりで返戻率も業界の中でも一番二番を争うぐらい良いということなので決めました。一年目が一番多くもらえるのも決めての一つです。大学入学を考えた時に入学金など初期費用が係ると思うとありがたいなと思い加入したことに大変満足をしています。(30代男性 会社員)

フコク生命

  • 返戻率の高さです。インターネットで調べた際に2番目に高い商品でしま。さらに兄弟割引のようなものもあるので、もし兄弟が産まれた際には同じ会社で入ろうと思いましたので、それも決め手になりました。また、電話にてお話しを聞き、直接自宅に営業担当の方にいらして頂いたんですが、とても話しやすく愛想のいい女性で、押し売りのようなものもなく良い印象でしたので、そちらも決め手となりました。(30代女性 会社員)

明治安田生命

  • 一番の決め手は返戻率です。私が加入した当時は最も返戻率が高かったため、加入しました。年あたりに直すと1%を越えるので、元本割れのリスクをほぼ負わずこの金利換算での投資と考えると、非常に良いものだと考えます。また、勤めている企業の保険の外交員もその保険会社の所属であり、面識もあったため、迷うことなく決められました。(30代男性 会社員)

アフラック

  • 親の友達がアフラックの保険に勤められていて、そのまま勧められて学資保険に入りました。月払いの金額が払える範囲内で、入学時に返金されるプランであるのと、合計金額もそれなりに大きい額だったため。 (30代女性 専業主婦)

それぞれ様々な理由で加入していますね。 

自分にあった学資保険を選べるようにしましょう。 

どうやって選べばいいかわからない方は保険のプロに相談してみることもおすすめです。

学資保険に加入する前に返戻率について知っておきたいこと

学資保険に加入際には、どの保険会社の商品を選ぶということとともに、どのように加入するかもポイントとなります。

特に、払込期間・受取時期が鍵です。


また、学資保険に加入するのであれば、学資保険に加入することによるリスクについても理解しておくことも大切です。


ここでは、ランキングを参考程度にし、よりいい条件で学資保険に加入する方法や、学資保険に加入することによるリスクについて解説していきます。

保障性を下げて返戻率を高くするのが基本

学資保険は、進学資金などに備えて資産形成を行う貯蓄(積立)機能と、親(契約者)にもしもに備える保障機能を兼ね備えた保険です。

どのくらいの保障機能が備わっているかは、商品やオプション(特約)の設定などによって異なりますが、一般的に以下のような内容となっています。

  • 契約者に万一の場合、以後の保険料が免除される(学資金は契約通り支払われる)
  • 契約者に万一の場合、養育年金が支払われる
  • 子どもの死亡保障・医療保障

「保険料免除」については、どの保険会社の商品でも基本保障となっていることが多くなっています。


また「養育年金」や「子どもの保障」については、オプション(特約)として保障を付けるかを選択するというのが一般的です。


しかし最近では保障性よりも貯蓄性を重視するニーズが高まってきたことから、「保険料免除」の機能についても外すことができる保険会社も増えています


とはいえ、なんでも保障を削ればいいというものではありません。


ほかに加入している保険や公的保障によってカバーできる保障は外し、その分保険料を下げて返戻率を高めることが基本となります

可能であれば一時払・全期前納払にして支払保険料を安くしてさらに返戻率をあげる

同じ保険会社の商品であっても、保険料の払込方法によって返戻率は変わります

月払よりも年払、年払よりも一時払や全期前納払の方が払込保険料総額は少なくなり、一時払や全期前納払をすることで返戻率は大きく向上します。※ランキングはすべて月払いにて作成しています。


この一時払と全期前納払は、どちらも保険契約時に一度に保険料全額を支払う方法ですが、以下のような違いもあります。


一時払全期前納払
仕組み
全保険期間中の保険料全額を1回で支払う方法全保険期間中の保険料全額を保険会社に預けるような形で1回で支払う方法
死亡時と
解約時の
保険料
保険料は返還されない(保険料は支払済)
未経過分の保険料は返還される
保険料控除契約した年のみ対象毎年対象

この表での、「保険会社に預けるような形」とは、毎年(または毎月)の支払日に、その預けたお金からその年(または月)の保険料が支払われる、ということです。


一般に、一時払が最も保険料総額は少なくなり、返戻率は最も高くなります。


しかし、死亡・解約時の保険料の取り扱いや生命保険料控除など全期前納払が有利となる面もあり、総合的に判断する必要があります。


また一時払・全期前納払をするには、契約時に百万円単位のまとまったお金が必要です。


保険料として貯金を使った結果、すぐ必要なお金が足りなくなってしまい、お金を借りるようなことになっては本末転倒です。


一時払・全期前納払を検討する場合には、家計への影響をしっかりと考えた上で判断するようにしましょう。

インフレのリスクも理解しておくこと

日本では長い間物価があがらない状況が続き、あまり実感がわかないかもしれませんが、本来物価は上がっていくものです。


今100円で買えるものが、18年後には200円になっていても全く不思議ではありません。


学資保険では、契約時点で受け取れる学資金の額が決まります


大学入学時に300万円受け取れる学資保険に、子どもが生まれてすぐ(0歳時)に加入すれば、それは18年後に300万円を受け取る契約をしたということです。 


ちゃんと保険料を払えば、保険会社によって18年後に「300万円」の支払が保証されます。 


しかし、その保障は「額面」であって、「300万円相当の価値」を保証したものではなく、学資金が不足してしまうかもしれません。


このように学資保険はインフレ(物価上昇)リスクを伴います


本来金利がこの物価上昇分をカバーする役割を果たしますが、学資保険の運用利率は固定されている商品が多いのが現状です。


契約時から物価が上がれば、通常は預金金利なども上がります。


しかし学資保険では運用利率が上がらず、インフレに負けて価値が目減りしてしまう可能性があるのです。


表面的な返戻率だけでなく、インフレリスクを考慮した上で、利率変動型の商品などもあわせて検討するとよいでしょう

ランキング上位の学資保険より外貨建て終身保険の方が返戻率が良い?

学資金を準備することが目的であるなら、その方法は学資保険だけではありません。

同じ保険でも、終身保険など貯蓄性のある商品を活用して学資金を準備することもできます。


もしものときの保障が必要ないというのであれば、保険という枠にとらわれる必要もありません。


2018年からスタートした「つみたてNISA」は、税制面でのメリットもあり、個人が長期で積立投資を行う方法として注目されています。


ここからは、学資保険とこれらの方法を比較しながらみていくことにしましょう。

低解約返戻型終身保険について

学資保険の代用商品としては、貯蓄性のある終身保険、中でも低解約返戻型終身保険がよく利用されます。

低解約返戻金型終身保険では、保険料払込期間中の解約返戻金が通常の終身保険の70%程度に抑えられている一方、保険料が割安に設定されています


保険料払込終了後の解約返戻金は通常の終身保険と同じであるため、相対的に返戻率が高くなるのが特徴です。学資保険ランキング上位の返戻率をも優に超えてくる商品もあります。


低解約返戻金型終身保険を学資保険として利用する場合、被保険者を親で契約し、保険料の払込は一時払や10年・15年・18年など、学資金が必要となる時期にあわせて短期間で設定します。


保険料払込完了後には、学資金が必要となるタイミンングで保険を解約し、解約返戻金を学資金として使うことができます。


解約までの間に親(被保険者)に万一のことがあれば、死亡保険金が支払われ、保険として保障機能を果たします。


また保険料払込完了後も、解約するまでの間解約返戻金は増加していきます。


お金が必要となるまで解約時期を遅らせるて、返戻率を高めることもできますし、解約しないで保険として持ち続けることもできます。


以前は返戻率の高さから、低解約返戻型終身保険は積極的に活用されていました。


しかし超低金利の今、返戻率の面での魅力は薄れてしまったというのが現状です

つみたてNISAについて

つみたてNISAは2018年からスタートした、投資に対する税制優遇制度のことです。

つみたてNISAでは、一定の投資信託などを定期的に継続して購入し積み立てる場合、年間購入額40万円を上限に運用益が最長20年間非課税となります。


投資信託で得た利益には、通常20.315%の税金がかかります。


そのため、もし100万円の利益が出たとしても、通常であれば手元には約80万円しか残りません。


つみたてNISAを利用して購入した投資信託であれば、100万円全額が手元に残るため、実質的に20万円の利益が上乗せされるのと同じメリットがあります。


保険料を支払う代わりにそのお金で投資信託に積立投資を行い、その運用成果を学資金に充てるというのが、つみたてNISAを活用した学資金準備の方法です。


投資信託は元本保証はなくリスクのある商品です。


しかし定期積立による購入時期の分散(ドルコスト平均法)、長期投資、税制優遇など、つみたてNISAを利用することで、一定のリスク軽減効果が期待できます。


そのため、確実性の高い運用が求められる学資金準備においても選択肢のひとつとなります。

学資保険と元本割れリスク・貯蓄性(返戻率)・資金流動性で比較してみる

学資保険と低解約返戻型終身保険、つみたてNISAの特徴をまとめると以下のようになります。


元本割れリスク貯蓄性(返戻率)資金流動性
学資保険途中解約による元本割れリスクあり〜110%程度
(円建)
解約しなければ引き出せない

(元本割れリスクを伴う)
低解約返戻型
終身保険
保険料払込終了前の解約による元本割れリスクあり〜110%程度 
(円建)
解約しなければ引き出せない
(元本割れリスクを伴う)
つみたてNISA価格変動による元本割れリスクあり運用実績により変動いつでも売却し換金可能

学資保険や低解約返戻型終身保険は、元本割れリスクは比較的小さいものの、解約しなければ資金を引き出すことができず資金流動性は劣ります(*)。


学資保険ランキングで紹介した学資保険とつみたてNISAを比較すると、学資保険は元本割れリスクが小さく確実性は高いですが、貯蓄性(返戻率)は限られます


(*契約者貸付制度を利用すれば、解約しないで一時的に資金を「借りる」ことはできます。金利負担あり)


つみたてNISAは、いつでも売却することができるため、資金流動性は高いといえます


運用成果次第では資金を大きく増やすことができますが、価格変動によって元本割れリスクが比較的高くなり不確実性も伴います


それぞれにメリット・デメリットがあるため、どれかひとつの方法に絞るのではなく、資金を複数の商品(方法)に分散するという方法もあります。

ランキングアンケート回答者からの学資保険加入する方に向けてメッセージ

アンケートを受けてくださった方に「最後に、今後の加入者に向けての一言」という質問をさせていただきました。


その中で参考になるようなものを抜粋しました。

  • 保険について分からないという方は多くいらっしゃると思いますが。無料で行っている保険相談のサービスを活用してみるのが良いと思います。私はそれに助けられ、今は納得感を持って保険料を払っています。(30代男性 会社員)
  • 年齢が若ければ若いほど早く加入をした方が保険によっては月々の保険料が安いので、加入したほうがいいです。(30代女性 会社員)
  • 自分たちにはどういう保険が合うのかをしっかり認識して、進められるままではなく自分で確認して加入すべきです。面倒ですが頑張ってください。(40代女性 専業主婦)
  • 定期預金の利率が低いため、預金より学資保険、または、学資保険のみで学資を賄うより、NISAやほかの商品も併用して運用した方がいいのかなと思います。(30代女性 会社員)
この記事の監修者
谷川 昌平
東京大学の経済学部で金融を学び、その知見を生かし世の中の情報の非対称性をなくすべく、学生時代に株式会社Wizleapを創業。保険*テックのインシュアテックの領域で様々な保険や金融サービスを世に生み出す一歩として、保険相談や選び方のポイントを伝える「ほけんROOM」を運営。2019年にファイナンシャルプランナー取得。

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