30代男性・女性におすすめの生命保険!必要性や選び方も解説

30代の方が生命保険や医療保険に加入する際、他の人がどのくらい払っているのか平均保険料などが気になりますよね。この記事では、30代夫婦の月々の医療保険料の目安や、男性女性それぞれの生命保険の平均月額保険料の目安について解説します。ぜひ最後までご覧ください。



▼この記事を読んでわかること
  • 30代におすすめの保険
  • 生命保険の必要性と種類ごとの特徴
  • ライフスタイル別の必要な保険

▼30代男性・女性におすすめの生命保険5選
  • チューリッヒ生命「定期保険プレミアムDX]
  • SBI生命「クリック定期NEO」
  • ライフネット生命「かぞくへの保険」
  • 東京海上日動あんしん生命「家計保障定期NEO」
  • アクサダイレクト「定期保険2」
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内容をまとめると

  1. 30代での生命保険の必要性はかなり高く、なかでも死亡保険医療保険がん保険が重要
  2. 選ぶ際には、加入が誰のためか・保障額がどれくらい必要か・生活費や医療費のシミュレーションをよく考えるのがポイント
  3. 30代では全ての人に生命保険が必要と言える
  4. とくに必要性の高いのは、結婚や出産を控えた人・貯蓄の少ない人
  5. 必要性が低いと言えるのは貯蓄が多い人
  6. 遺族年金高額療養費制度医療費控除の公的制度を理解してから必要な保険を検討する
  7. 保険料が心配な方は保険の見直しがおすすめ
  8. 加入や見直しで分からないことが多い場合、保険相談を利用してください
  9. マネーキャリアでも相談でき、プロにアドバイスをもらうことが可能
  10. 今ならスマホひとつで無料保険相談ができます!何度でも無料で利用できるので、保険の悩みを解決しましょう!

30代の生命保険の見直し方法については以下の記事で詳しく解説しているのでぜひご覧ください!


30代の生命保険の見直し方法を保険のプロが事例とともに紹介!




30代男性・女性におすすめの生命保険5選


30代になると生命保険への加入を検討する方も増えてくる年代だと思います。仕事も落ち着いてきているため、その他のことに目を向けられるようになる年代ですよね。


そのなかでも保険の加入で悩む方は多いと思います。初めて商品を選ぶ場合、どのようなものが必要なのか見当が付きませんよね。


では、どのような商品で備えておくと良いのでしょうか?おすすめの生命保険が分かれば検討する際の参考になるのではないかと思います。


以下では30代におすすめの生命保険を5つご紹介していきます。


おすすめの生命保険に関しては以下の記事でも解説していますのでこちらも合わせてご覧ください!

プロが選ぶ生命保険ランキング!人気な生命保険を独自に比較!

①チューリッヒ生命「定期保険プレミアムDX」

チューリッヒ生命「定期保険プレミアムDX]は死亡保険のひとつです。


30歳での加入時は保険金額1,000万円~1億円の範囲の中から選ぶことができます。


病気・事故・災害などで死亡した場合に保険金が支払われる仕組みです。


また、保険料の追加無しで、

  • 保険料払込免除
  • リビングニーズ特約

の利用が可能です。


大きな特徴として、喫煙者と非喫煙者で保険料の設定が違うことが挙げられます。非喫煙者では病気になるリスクが少ないことから、保険料が安く設定されているのです。非喫煙者にはありがたいシステムですね。


保険期間は定期のため制限があります。

  • 10年更新
  • 歳満了:55・60・65・70・90歳

の中から自分の必要な期間だけ保障を得ることができます。


30歳での保険料を見てみましょう。保険金額1,000万円の場合です。

保険期間男性女性
10年更新非喫煙:970円
喫煙:1,280円
非喫煙:920円
喫煙:1,150円
60歳満了非喫煙:1.680円
喫煙:2,390円
非喫煙:1,470円
喫煙:1,970円
90歳満了非喫煙:5,660円
喫煙:7,530円
非喫煙:4,260円
喫煙:5,620円
30代で加入することで、保険料がかなり安く設定されています。しかし、10年更新の場合は10年ごとに保険料も計算し直す必要があるため、保険料に注意が必要となります。

保険料の安さは解約返戻金が無いことから来ています。解約しても戻ってくるお金はないことに気をつけましょう。

②SBI生命「クリック定期NEO」

SBI生命「クリック定期NEO」は死亡保険のひとつです。


死亡時・高度障害時に保険金を受け取ることができます。


大きな特徴としては、インターネット専用の商品ということが挙げられます。代理店などに出向くことなく、契約することができるのです。


保険金額は300万円から1億円と範囲が広くなっています。少額の保険金の準備に向いていると言えるのです。


保険期間も多くのタイプが用意されています。

  • 年満了:10・15・20・25・30年
  • 歳満了:55・60・65・70・75・80歳

年満了の場合、更新時に保険料の変更があるため注意が必要です。


30代ではこれから家族が増えることも多くあります。そのため、一定期間保障を準備しておきたい方におすすめの保険です。


30歳・10年満了時の金額です。

保険金額男性女性
300万円387円324円
1,000万円990円790円
2,000万円1,740円1,320円
インターネット専用ということもあり、かなり安い保険料の設定になっています。

③ライフネット生命「かぞくへの保険」

ライフネット生命「かぞくへの保険」は死亡保険のひとつです。


支払対象は死亡・高度障害時です。名前の通り、家族に対して備えておく保険になります。


インターネットで契約ができる特徴があります。さらに一定の保険金額以内ならば、告知のみで契約することができます。


30代で診断書の提出が必要になるのは3,000万円以上の契約を行う場合です。ほとんどの方がこれ以内に納まる金額を設定すると思うので、手軽に利用できる商品と言えます。


保険期間は、

  • 年満了:10・20・30年
  • 歳満了:65・80・90歳

から選択できます。


年満了は更新のたびにアップすることになるため注意しましょう。


30歳での保険料をご紹介します。保険金額1,000万円の場合です。

保険期間男性女性
10年満了1,068円846円
65歳満了2,470円1,650円
90歳満了6,924円4,471円
告知のみで加入が可能になるため、時間がなく代理店などに立ち寄れない方でもネットのみで加入ができるおすすめの保険のひとつです。

④東京海上日動あんしん生命「家計保障定期NEO」

東京海上日動あんしん生命「家計保障定期NEO」は死亡時や特定の病気時に毎月一定金額が支払われる保険です。


通常の死亡保険のようにまとめて保険金が支給されるものではなく、年金のような形で毎月一定金額が支給されるタイプです。


死亡時以外に5大疾病で特定の状態になった場合にも保障が受けられます。


大きな特徴としては、喫煙・非喫煙で保険料が変わることが挙げられます。非喫煙者はお得に保険を利用することができるのです。


基本給付金は

  • 15万円
  • 10万円

から選びます。基本給付金は死亡時・高度障害時に支払われるもので、死亡時から保険期間終了まで支払われます。


これ以外の保障内容として、以下のものがあります。

内容金額
就業不能給付金10万円/月
5代疾病初期入院給付金20万円/月

就業不能給付金支払期間を

  • 2年
  • 5年

から選ぶシステムになっています。


保険料はどれくらいでしょうか?30歳・15万円・支払い期間2年の場合です。

喫煙の有無男性女性
なし3,835円2,990円
あり4,995円4,445円
死亡時だけでなく特定疾病時にも備えることができる保険です。

⑤アクサダイレクト定期「定期保険2」

アクサダイレクト「定期保険2」は死亡保険のひとつです。


支給対象は死亡・高度障害時です。保険金額は500万円から1億円の範囲で選択できます。独身などの場合必要な保障額が少額になることも多いため、最低金額の500万円でも十分な金額と言えます。


基本的には健康診断書などの提出は不要ですが、金額が3,000万円を超える場合には提出する必要が出てきます。


10年満了の更新タイプの他に、

  • 歳満了:55・60・65・70歳

から選ぶことができます。


30歳、10年満了の保険料をご紹介します。

保険金額男性女性
500万円650円540円
1,000万円1,050円830円
2,000万円1,850円1,410円
かなり安く設定されていることが分かります。

定期だと掛け捨てになるため損をしていると感じてしまう方もいらっしゃるかもしれません。しかし、必要なときに必要な分の保障を準備することに向いているため、子どもが小さい間、などの保険期間を限定して保険料を抑えるのは賢い方法と言えるのです。

30代でも特に女性の方の生命保険については以下の記事で詳しく解説していますので併せてご覧ください!

【基礎知識】生命保険の必要性と種類


生命保険は様々な「もしも」に備えるためのものです。自分のためであったり、家族がいる場合には家族のためである場合もあります。


30代ではまだ病気の経験も少ないかもしれません。そのため、生命保険がどれほど重要なものかいまいち実感が湧かない方は多いと思います。


病気になった際には様々な費用が必要になります。そんなことは分かっていると思うかもしれませんが、治療費以外のことは考えているでしょうか?入院などが必要になった際にはその間働くことができなくなる可能性があるのです。


また、自身が死亡してしまった場合、残された家族に少しでも多くの貯蓄を残しておきたいと考えますよね。家族が困っている姿は想像したくありません。


このように、自身に万一の事があった際の金銭的負担を予防するものが生命保険です。


どのような事が支払対象になっているのかデ保険の種類が変わってきます。


以下では、

  • 死亡保険
  • 医療保険
  • がん保険

についてご紹介したいと思います。


生命保険の必要性についてはこちらの記事も合わせてご覧ください!

生命保険の必要性|万が一のときに家族を不幸にさせないための知識

①死亡保険

死亡保険被保険者の死亡や高度障害時が支給対象となっている保険です。自身のための備えとして利用するよりも、養っている家族のために利用することの多い保険です。


保険期間の設定から2つのタイプに分けられます。

  • 定期保険
  • 終身保険

それぞれ良い点もあれば悪い点もあります。


定期タイプは保険料が安いという特徴がありますが、保険金支払事由が起こらなかった場合には何も受け取ることはできず、保険期間終了と共に保障も消えます。終了した場合には何も得るものが無いため、損をしたと勘違いしやすい保険です。


終身タイプ保障期間が生涯続くタイプです。必ず保険金が支払われるタイプになるため、貯蓄として利用する方もいます。貯蓄としての面も持っているため、保険料は高めに設定されています。


また、まとまった金額を一度に支給するタイプが主流でしたが、最近では一定金額を長く支払うタイプの死亡保険も出てきています。このようなタイプが収入保障保険と呼ばれ、大黒柱の死後も給料があるような形にすることが可能です。


30代では家族が増えてくるため、このような死亡保険を利用して、万一の備えとしておく必要があると言えます。

②医療保険

医療保険病気やケガでの入院・通院などが保障される、治療費が対象となる保険です。


通常の風邪やケガならば保険を使わなくても負担する金額はたいしたことはありません。しかし、大きな病気やケガの場合、入院や手術が必要となります。


この際の治療費は高額になってしまうため、入院や手術に対して保障を付けておくことで、治療費の不安を減らすことができるのです。


自身が大病を患う姿は想像できないため、必要性を感じない方もいらっしゃるかもしれません。


しかし、いざ自身が病気で入院・手術が必要になった場合には、医療費が気になってなかなか大きな手術に踏み切れない、となってしまう事も感がられますよね。


治療費の不安なく病気やケガの治療に専念するためにも、必要性は高いと言えます。


20代までは病気などにかかるリスクは少ないかもしれません。しかし、30代以降病気やケガのリスクは増加していく傾向にあります。医療費への不安を取り除くためにも、加入の必要性の高い生命保険と言えるのです。


医療保険の必要性についてより詳しく知りたい方は以下の記事もご覧ください!

医療保険の本当の必要性|後悔しないために必要な医療保険の知識

③がん保険

がん保険がんに特化した生命保険です。医療保険でもいいのでは?と考える方も多いと思います。


しかし、がんへの備えとしては医療保険では不十分と判断する方が多いため、がんに特化したがん保険と言う商品が販売されているのです。


がんになってしまうと通常の病気よりも治療にかかる期間が長引くことが予想されます。さらに、治療中は通常通りに働けなくなるリスクの高い病気です。


治療が長引くということはその分治療費が積もっていきます。さらに通常通りに働けなくなると普段よりも収入が減ってしまう事が考えられるのです。


このような積もっていく治療費と減る収入に対応したものががん保険なのです。


30代でのがん保険の罹患率はそこまで高くはないと言えます。しかし、生涯の罹患率は2人に1人と言われるほど高いものになっています。


そのうち入るつもり、という考えならば、健康で確実に加入ができる30代のうちに入っておくことがおすすめと言えるのです。


がん保険の必要性について詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください!

がん保険は必要ない?不要な人、入るべき人を解説

30代の生命保険の選び方と検討するべき保険【ライフスタイル別】

30代ではそれぞれライフスタイルが違ってきます。そのため、ライフスタイルに合った生命保険を選ぶ必要が出てくるのです。


30代でライフスタイルが変化するイベントとしては、

  • 結婚
  • 出産
  • マイホーム購入
  • 独立・起業

などが挙げられます。


結婚を機に生命保険で死亡保障の準備をする方も多いと思います。家族となる配偶者に自身が万一の時にお金だけでも残してあげたい、と考えますよね。


また、出産して子どもが増えた場合も、結婚時と同様に死亡保障を手厚くすることを考える方が多いと思います。さらに、将来の子ども学資を準備する目的で学資保険への加入もおすすめです。


マイホーム購入時にはローンを組むことになります。ローンを組んだ後に死亡してしまった場合、残された家族がローンの支払いを続けることになる可能性もあるのです。


ローン自体はローンを組むときに契約した生命保険で保障されるかもしれません。しかし、固定資産税火災保険の支払いは続きます。これらを補うために生命保険を利用するべきと言えるのです。


独立や企業をした方は公的制度での社会保険の保障は会社員よりも範囲が狭くなっています。そのため、病気などで仕事ができないとすぐに収入が減ってしまう事に直結しているのです。医療保険や就業不能保険などを利用し、病気やケガでの収入減に対処しておく必要があるのです。


生命保険の選び方は以下の記事でも詳しく解説しているので併せてご覧ください!

生命保険の選び方|保険のプロが教える本当に正しい生命保険の選び方

①独身の場合

30代で独身の場合、そこまで高額な死亡保障などの生命保険は必要ないと言えます。


しかし、もし死亡してしまった場合には葬儀代などが必要になるため、これが賄えるくらいの保障は準備しておいた方が良いと言えます。


この保障は終身を利用し、今後に備えておくことがおすすめです。もし今後結婚するようであれば、その時は定期を利用して一定期間だけ保障を手厚くしておくようにしましょう。


また、医療保険に加入しておくこともおすすめです。独身の場合は貯蓄がある程度溜まっていると思いますが、今後のことを考えると貯蓄はなるべくとっておきたいですよね。


そのため、高額な治療費をカバーするために、医療保険へ加入し、貯蓄を守ることがおすすめです。


独身の方のなかには自営業の方などもいらっしゃると思います。自営業の場合仕事を休むとまるまる収入に繋がってきます。しかし、公的な補助が受けられないのです。


そのため、就業不能保険などを利用して準備をしておくと安心です。独身だからという訳ではありませんが、自営業の方はこのような保険も検討がおすすめです。

②共働きで子供がいない場合

共働きで子どもがいない夫婦の場合、どちらかに万一の事があっても収入がなくなるわけではないため、そこまで大きな保障を生命保険で準備しておく必要はないと言えます。


夫婦それぞれでどの程度の保障が必要かを話し合い、死亡保険に加入しておくことで、万一の際に安心です。


医療保険はどうでしょうか?加入しておいた方が安心ですが、やはり共働きの場合、入院などで働けなくなっても収入がなくなるわけではありません。そのため、シンプルな内容の保険を選ぶがんなど治療が長引くものに対してだけ備えておく、などの選び方がおすすめと言えます。


ただし、これから子どもが欲しいと考えている場合には、女性は医療保険への加入をしておくことがおすすめです。出産時には帝王切開などになる確率も高く、この際には自己負担額が大きく増えてしまいます。


医療保険に加入しておけば帝王切開時の費用にも対応できるため、出産を考えている女性は医療保険への加入がおすすめと言えます。

③共働きで子供がいる場合

共働きで子どもがいる家庭の場合、子どもの教育費や今後の生活費を考えると生命保険で死亡保障を準備しておいた方が良いと言えます。


共働きとは言え子どもがいる場合、どちらかがパートなどである可能性は高くなります。どちらかの収入の方が大きい場合には、収入が大きい方の死亡保障を大きくしておかないと死亡後の生活費などが大きな負担となってしまいます。


医療保険への加入も重要になってきます。子どもがいるとどちらかが入院をしてしまうと収入減以外に家事の分担ができなくなってしまう事が考えられるのです。


子どもの預け先家事代行などで今までにかかっていなかった出費が予想されます。そのため、これらをカバーするためにも医療保険へ加入しておいた方が安心して治療ができることになるのです。


また、がんになった時は通常の病気よりも収入減・医療費の増加・治療期間の長期化が予想されるため、できるだけがん保険も検討をおすすめします。

④専業主婦で子供がいる場合

専業主婦で子どもがいる場合、主な収入源となるかたの生命保険はかなり手厚くしておいた方が良いと言えます。


金額を決める際に重要になるのが、これからいくらかかるのか、ということです。これは子どもの人数などによっても変わってくると思います。


参考までに、子どもの学費にかかる金額として、

  • 幼稚園から高校:公立
  • 大学:私立文系

の場合、通算で約944万円、1,000万円弱がかかると言われています。学費だけでもこれほどの費用が必要になってくるため、これに生活費などの公的制度で足りない分を足すといくらになるのか、しっかりと計算して保険金額を決める必要があるのです。


また、医療保険も必要性が高いと言えます。おもな収入源である方はもちろん、専業主婦でも加入がおすすめと言えます。


専業主婦となると家事育児を広くカバーしている存在です。そのような方が長期入院となった場合、家事育児を外注でカバーしなくてはならなくなります。その際の費用プラス医療費の支払いだとかなりの負担となってしまうため、医療保険へ加入して準備しておく必要があるのです。

30代の方が生命保険を選ぶときのポイント


30代での生命保険の重要性はお分かりいただけたと思います。では、どのように選ぶといいのでしょうか?


目的や保障内容をしっかりと決めておかないと、どのような保険が必要なのかもわからず保険への加入ができないことも考えられます。


ポイントとなる項目としては、

  • 加入が誰のためか
  • 保障額がどれくらい必要か
  • 生活費や医療費のシミュレーションをする
  • 保障の範囲を決める

などが挙げられます。


加入前にはこれらの項目をしっかりと考えることで、自分に必要な保険の種類や内容をある程度決めておくことができるのです。

①誰のために加入するのか考える

まずは誰のために加入を検討しているのかを明確にしていきましょう。


保険と言っても

  • 自分
  • 家族

に対して加入するものに分かれます。それぞれ目的が違ってくると商品も違ってくるのです。


独身などの場合は自分のために加入することが多くなります。種類としても死亡保障はあまり必要ありませんが、医療保障や収入保障などは必要と考える方が多いと思います。


結婚すると家族のために加入する商品が増えます。自分にもしものことが起こった際に困るのは誰なのか、どれくらいの金額を残しておく必要があるのかなどを考える必要があるのです。


また、結婚前に加入していた死亡保険などでは、受取人が親などになっていることもあります。結婚後には受取人の変更なども重要になってくるのです。

②必要な保障額がいくらなのか決めておく

誰のために加入をするのかを明確にした後は、必要な保障額を決めます。


保障額はこれからのライフイベントなどによって大きく左右されると言えます。独身の場合は特に問題なく自分の葬儀代程度の金額で良いとも言えます。


既婚の場合重要になってくるのが子どもの教育費や生活費です。どの程度私立を利用するのかなどで教育費も大きく違ってきます。ある程度目安を付けて必要になる金額を算出する必要があるのです。


基本的な生活費だけならば、

今後の生活費-公的保障額-貯蓄

で大まかな金額を計算することが可能です。


公的保障額は会社員の方ならば遺族基礎年金を見ることでどれくらいの保障が受けられるのかを知ることができます。


この金額に今後必要となる教育費などの金額をプラスし、保障額を決めるのです。

③万が一の時にかかる生活費や医療費などをシミュレーションする

死亡保障での必要金額は分かったと思いますが、保険は死亡保障だけではありません。


医療保険や就業不能保険などを検討する際には、自身が病気やケガになってしまったときの生活費や医療費などを考える必要があるのです。


とくに30代では女性特有の病期の発症率が高くなる時期とも言われています。まだ健康だから医療保険は必要ないと考えず、これから先どの程度の医療費が必要になってくるのかをシミュレーションしておきましょう。


一度入院などの大きな病気があった場合には、10~20万円ほどの費用がかかることが考えられます。ただし、高額療養費制度などの公的医療保険を利用することで、上限額が設定されます。


通常の収入区分の方ならば費用が高額になったとしても自己負担は8~9万円程度です。貯蓄でカバーするのか保険を利用するのか、しっかりと考え、加入を決めるようにしましょう。

④保障の範囲をしっかり確認する

どの種類の保険に加入するのかを決めたら、商品を選ぶことになります。このときに注意したいのが保障の範囲です。


保険の種類は大まかに分かれています。そのため、同じ死亡保険ならば保障される範囲は同じと考えてしまう方もいらっしゃるかもしれません。


しかし、同じ死亡保険と言うくくりでも、保障範囲が違うこともあります。


死亡時のみに支払われるものや、高度障害時も対象になっているもの、災害死亡時には補償額がアップするもの等様々です。


医療保険などの他の保険でも同様に、商品ごとに範囲に大きな違いがあります。自分の欲しい保障が範囲に入っていなければ意味がありません。そのため、加入する前にしっかりと保障の範囲を確認しておく必要があるのです。

データから見る30代男性・女性が生命保険に加入する必要性

30代では生命保険の必要性はかなり高くなってくると言えます。


30代になると結婚・出産など家族が増えるイベントが多く発生すると言えます。家族が増えるとそれだけ責任も大きくなるため、生命保険で備えることが重要になってくるのです。


しかし、なかにはまだ実感が湧かない方も大勢いると思います。実際のデータを参考に、必要性の高くなる理由を探っていきましょう。


参考にするデータは、

  • 生命保険加入率
  • 平均支払保険料
  • 平均保険金額と平均疾病入院給付金日額
  • 平均自己負担入院費用
  • 死亡原因と入院原因TOP5

です。


これらのデータをもとに、必要性について解説していきたいと思います。

①30代男性・女性の生命保険の加入率

30代では生命保険を利用している方の方が圧倒的に多いと言えますが、実際にどれくらいの加入率なのか知っておきたいですよね?

  • 男性:82.4%
  • 女性:82.8%

となっています。(参考:生命保険文化センター・生命保険加入率


性別で大きな違いはないと言え、どちらも8割以上の方が利用しているという結果になっています。必要性の高さが実感できる数値と言えますね。


なぜここまでの加入率になっているのか、保険の加入条件がポイントと言えます。


30代以降病気になる確率も上がっていきます。生命保険は基本的に病気にかかってからでは加入が難しくなってしまう事が多くなります。


健康体で加入することが重要になってくるため、病気の発症が多くなる40代・50代よりも前に加入する必要が出てくるのです。

②30代男性・女性の平均支払い保険料

多くの方が加入していることは分かりましたが、どれくらい準備をしているのか金額も気になりますよね。金額が大きいほど必要性の高さが伝わるのではないかと思います。


年間での平均支払保険料は、

性別金額
男性23.5万円
女性15.1万円
となっています。(参考:生命保険文化センター・生活保障に関する調査


年間での支払い総額となっているため、月額に直すと、

  • 男性:19,600円
  • 女性:12,600円

となります。


男性の方が7,000円多く保険料の支払いをしていることが分かります。


男性は結婚や出産を機に保険の契約をすることが多くなります。共働きが増えていますが、やはり大きな収入源となるのは男性であることが多いため、男性にもしものことがあっても大丈夫なように、多めの金額でしっかりと準備をする傾向にあるのです。


男性と比較すると少なく感じてしまいますが、女性もある程度の備えをしています。医療保険や少額でも死亡保険に加入し、もしもに備えておくのです。


意外と多くの金額を生命保険に割いていることに驚く方もいらっしゃるかもしれません。それほど30代にとっては重要度の高いものだということです。


しかし、無理をしてまで高額の保険に加入する必要はありません。収入や貯蓄とのバランスを見ながら、自身の保険料の上限などを決めることをおすすめします。

③30代男性・女性の平均保険金額と平均疾病入院給付金日額

30代では多くの方が生命保険を利用していることが分かりました。


では、保障金額の設定はどうなっているのでしょうか?ここでは死亡保障で受け取る平均保険金額と、病気などの入院時に受け取る入院給付日額の平均を見ていきたいと思います。

性別保険金額入院給付日額
男性2,331万円11,049円
女性1,013万円8,999円
どちらも男性の方が高く設定されている結果となっています。

入院給付日額も高めに設定することで、万一の際の金銭的負担を和らげることができるのです。

とくに男性の保険金額は年齢別で見ると30代が一番高い結果となっています。
年齢保険金額
20代1,330万円
30代2,331万円
40代2,205万円
50代1,992万円
60代1,192万円

このように、30代ではこれからかかる費用が高額になってくるため、かなり高めに保険金額を設定しておく必要があると言えるのです。

独身などではそれほど保険金額を高額にする必要はないと言えます。しかし、30代は結婚し子どもが小さい家庭が多いと言う特徴があります。このような特徴から、保険金額は高額に設定する傾向にあります。

④30代男性・女性の平均自己負担入院費用

生命保険の保険金額や入院日額をどれくらいの設定にしているのかはわかりましたが、実際に入院した時にその平均額で足りているのか知っておきたいですよね。


足りていないのであれば不安な場合さらに手厚い保障が必要となってきます。


こちらは年代別のデータが無かったため、全体的なデータとなりますが、平均自己負担入院費用としては、

金額範囲割合
5万円未満7.6%
5~10万円未満25.7%
10~20万円未満30.6%
20~30万円未満13.3%
30~50万円未満11.7%
このようになっており、全体の平均費用としては20.8万円という結果になっています。(参考:生命保険文化センター・生活保障に関する調査


医療費ではなく自己負担金額になっていることに注意です。ここから高額療養費制度を利用するという訳ではなく、自己負担した金額なのです。


高額療養費制度を利用すれば負担は少ないと感じるかもしれませんが、実際には平均20万円の自己負担があるためこれを補える程度の医療保険への加入は必要と言えるのです。

⑤30代男性・女性の死亡原因と入院原因TOP5

では、保険を利用する要因となる死亡や入院の原因となることにはどのようなものが挙げられるのでしょうか?


死亡原因

順位30~34歳35~39歳
1位自殺自殺
2位悪性新生物悪性新生物
3位不慮の事故心疾患
4位心疾患不慮の事故
5位脳血管疾患脳血管疾患
30代での死亡原因の1位は自殺となってしまいました。次いで多いのが悪性新生物です。(参考:厚生労働省・死因順位

30代でのがんの発症率はそれほど高くはありませんが、入院を経験する多くの方ががんが原因とも言えます。そのため、30代でもがん保険の必要性が高いと言えるのです。

入院原因
順位男性女性
1位精神および行動の障害妊娠・分娩および産じょく
2位神経系の疾患精神および行動の障害
3位損傷、中毒及びその他の外因の影響新生物<腫瘍>
4位消化器系の疾患健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービス利用
5位新生物<腫瘍>神経系の疾患
男性と女性で入院原因となる疾病などが大きく違うことが分かります。(参考:厚生労働省・患者調査

とくに女性では女性特有の妊娠・出産や乳がんなどの発症率が上がってくる年代です。医療保険に加入する際は女性特有の病期に手厚いものがおすすめとなります。

30代男性・女性で生命保険の加入が必要な人と必要でない人


30代での必要性について解説してきましたが、まだ自分には必要ない、と考えている方もいらっしゃると思います。


必要ないと言い切れる方はどのような方なのか、条件などが気になりますよね。もし自身がこの条件に当てはまっていた場合、加入の必要性は無いと言えるのでしょうか?ご自身がどちらに当てはまっているのか知っておきたい方もいるかもしれません。


以下では30代が必要な人・不要な人の特徴をそれぞれご紹介していきます。

生命保険が必要な人

30代で生命保険が必要な方としては、基本的には全ての方に必要と言えます。


そのなかでも特に必要性の高い人として、

  • 出産・結婚を控えている方
  • 貯蓄が少ない方

などが挙げられます。


出産時には出産一時金のような公的制度の利用ができます。しかし、この公的制度だけでおさまることは少ないと言えるのです。


とくに出産時に帝王切開などの通常分娩以外の出産方法を行うことになった場合、公的制度だけでは賄いきれません。10~30万円ほどの自己負担が発生するのです。そのため、保険へ加入しておくことでこのときにかかる費用をカバーする必要があると言えるのです。


また、結婚するということは養う相手ができますよね。相手が働いていたとしても、自分に万一のことがあった場合の金銭的負担だけでも軽くしておきたいと思うものです。このような方にも生命保険は必須と言えます。


貯蓄が少ない方も生命保険は必要です。病気などでの治療費に備えるためにも生命保険を活用するべき人として挙げられます。

生命保険が不要な人

先ほど基本的に全ての方に生命保険は必要と言うことをご紹介しました。


しかし、

  • 貯蓄がある人

はその必要性が他の方と比べて低いと言えます。


貯蓄があれば入院などで治療費が高額になった場合でも貯蓄から出すことができます。さらに、収入が減ってもしばらくの間ならば貯蓄を崩すことでしのげると言えます。


しかし、貯蓄があるのならば入っておくに越したことは無いとも言えます。どれくらいの大病・大けがをしてしまうかは誰にもわかりません。もしもに備えておかずに大病になり、治療費はまかなえてもその後の生活費まですべてをまかなうのは貯蓄だけでは大変ですよね?


貯蓄がある方は生命保険の必要性は他の方よりも低いかもしれませんが、入っておくことでより一層の安心を得ることができると言えるのです。

30代男性・女性が検討するべきおすすめの保険の種類

各生命保険にはそれぞれ特徴があり、年齢や加入する目的によって選ぶべき保険も変わってきます。  


それでは、30代の男性・女性は、どのような保険を検討するべきでしょうか。


結論として、30代の男性・女性が検討するべきおすすめの主な保険には、次のものがあります。


  • 死亡保険
  • 医療保険
  • がん保険
  • 就業不能保険
ここでは、それぞれの保険の解説に加え、上記のほかにおすすめの保険についてもご紹介します。

また、手頃な保険料のものを中心に、30代におすすめの具体的な保険商品をあわせてご紹介していきます。


ぜひ保険を選ぶ際の参考にしてみてください。  

①死亡保険

被保険者が死亡したときや高度障害状態になってしまったときに保険金が支払われるもので、残された家族の生活を支えるための備えとなる保険です。


一家の大黒柱として働く30代の男性・女性におすすめで、主に次の3種類があります。  


  • 定期保険
  • 終身保険
  • 収入保障保険

定期保険

定期保険は、保障期間が10年・20年または60歳まで、などと限定されるものです。


掛け捨てのため、保険料は割安です。

保険期間が自動更新され、保険料が上がっていくタイプの商品が多いです。  

終身保険

終身保険は、被保険者が死亡するまで、保障が一生涯続きます。

更新がなく保険料が途中で上がることが少ない一方、保険料は定期保険に比べ割高です。 

収入保障保険 


収入保障保険は、一定期間にわたり保険金を分割して受け取ることができます。 

まとまった資金準備には不向きで、年齢を重ねるほど保険金の最終的な受け取り額が下がっていきます。 

②医療保険

病気やけがで入院・手術したときなどの医療費を保障してくれるのが、医療保険です。


日本には公的な医療保険制度がありますが、先進医療など保険適用外で全額自己負担となる治療もあるため、注意が必要です。


また、個室を希望した場合の差額ベッド代や交通費なども自己負担となります。


後述しますが、30代が入院した場合、1回の入院にかかる自己負担額の平均は10万円以上というデータもあります。 


長期の治療により、思うように働くことができなくなり、収入が減少してしまうリスクも考えておく必要があるでしょう。


特に、じゅうぶんな貯蓄がないという場合は、もしもの時の備えとして医療保険に加入しておくと安心です。   


おすすめの医療保険はこちらで詳しく解説しています!

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③がん保険

がんに特化して保障を受けられる保険が、がん保険です。


 一般的に、がんは年齢が上がるほど、罹患リスクが高まる病気といわれます。


30代男女の死因第2位は、悪性新生物(がん)となっています。がんにかかってしまった場合、大きな精神的ダメージを受けることが予想されます。しっかりと治療に向き合おうと思ったとき、保険のサポートがあれば、経済面の不安が軽減されますよね。


がん保険で支払われる給付金には、主に次の4種類があります。

  • がん診断一時金:がんの診断を受けたときに支払われ、基本的に使用用途は問われない
  • 治療給付金:抗がん剤や放射線治療など、所定のがん治療を受けたときに支払われる
  • 入院給付金:がんが原因で入院したとき、入院日数に応じて支払われる
  • 手術給付金:がんが原因で手術したとき、受けた手術の種類に応じて支払われる 
おすすめのがん保険を知りたい方はこちらの記事が参考になります!

④就業不能保険

就業不能保険とは、病気やけがなどで入院や療養が必要となり、長期にわたって働くことができなくなってしまったときに保障を受けられる保険です。


まだまだ若い30代は、亡くなるリスクに比べ、働けなくなるリスクの方が圧倒的に高くなります。 


病気やけがなどで思うように働けなくなり収入が減ってしまったら、ご自身の生活費はもちろん、ご家族がいる場合はその生活費や教育費、各種ローンなどの経済的な心配もでてくるでしょう。  

⑤養老保険

養老保険とは、「死亡保険金」・「高度障害保険金」と保険期間の満了時に支払われる「満期保険金」が同額支払われる保険です。


万が一のリスクに備えつつ、将来の資金づくりもできます。


そのぶん保険料は割高ですが、掛け捨て型の保険に抵抗がある方や、資金の受け取り時期を自由に設定したい方などにおすすめです。   

⑥学資保険

子供がいる30代におすすめしたいのは、計画的に教育資金を貯蓄できる「学資保険」です。


保険料が安く、返戻率が高くなるため、できるだけ早く入ることをおすすめします。



赤ちゃんが生まれる前から加入することもできます。 

【基礎知識】掛け捨て型と貯蓄型の保険の違い

保険には「掛け捨て型」と「貯蓄型」がありますが、その違いをご存知でしょうか。


「掛け捨て型」とは、保険期間の満了時、支払った保険料が戻ってこないタイプのものです。


解約したときの返戻金も、ない、または戻ってきても少額であるケースが一般的です。 


保障が必要な時期を定めて活用するもので、具体的には、定期保険・収入保障保険・がん保険・多くの医療保険などが掛け捨て型にあたります。 手頃な保険料で、大きな保障を備えられることがメリットです。 



「貯蓄型」は、満期保険金や解約返戻金を受け取ることができる保険商品のことで、主に次のものが該当します。 


  • 被保険者の一生涯を保険期間とする終身保険など
  • 保険期間を一定期間とする養老保険・学資保険など
  • 一定の年齢になったとき、積み立てた保険料を給付金として受け取る個人年金保険など   

貯蓄型の保険を活用することで、ライフイベントに備えて計画的に資金を準備することができます。 

【参考①】知っておくべき公的医療保障制度

30代の方が生命保険を検討する場合、公的医療保障制度について知っておく必要があります。


保険金額などを決める際には自身の貯蓄がいくらあるのかも重要になりますが、公的医療保障制度でどれくらいの金額を受け取ることができるのかも重要になるためです。


また、医療保険などを検討する際には、公的制度を利用することで医療費がどれくらいまで抑えることができるのかを理解しておくことで、必要な保障内容などを決めることができるのです。


以下では

  • 遺族年金
  • 高額療養費制度
  • 医療費控除

について解説していきます。

①遺族年金

遺族年金大黒柱を失った遺族に対して支払われるものです。

  • 遺族基礎年金
  • 遺族厚生年金

があり、どちらかが支払われるか両方支払われるかは加入していた年金によって変わってきます。


遺族基礎年金が支給される対象は子どもがいることが前提条件となっています。通常では18歳(到達年度の3月31日)までの子どもが対象です。


支給される金額は対象となる子どもの人数によって変わってきます。

780,900円+子の加算

子の加算額は以下のようになっています。

子どもの人数加算額
第1・2子各224,700円
第3子以降各74,900円
それぞれに金額が設定されているため、子どもが多いほど支給される金額が多くなります。しかし、子どもがいない、すでに対象外の年齢まで成長している場合などはそもそも支給されません。対象となる範囲が狭いのです。


一方、遺族厚生年金は対象となる人物の範囲が広く、子どもがいなくても支給されます。しかし、そもそも厚生年金に加入していないと支給されることはありません。


対象となる人物が多く、

  • 配偶者(夫は55歳以上)
  • 父母
  • 祖父母

となっています。全員が受け取れるわけではなく、この中で優先順位の一番高い方が対象となります。


金額の計算方法は複雑になっているため、知りたい方は日本年金機構・遺族厚生年金計算方法を参考にしてください。

②高額療養費制度

高額療養費制度はご存じでしょうか?入院や手術を経験したことのある方は利用経験があるかもしれません。


通常ならば医療費の3割を自己負担することになりますが、この負担額に上限を設ける制度です。


負担額には所得ごとに区分があります。70歳未満の場合以下のように分けられています。

所得区分(標準報酬月額)負担額
83万円以上252,600円+(総医療費-842,000)×1%
53万円~79万円167,400円+(総医療費-558,000)×1%
28万円~50万円80,100円+(総医療費-267,000)×1%
26万円以下57,600円
低所得者35,400円
このように上限が決められるため、負担する金額はかなり減ると言えます。

しかし、一般的な所得区分の方がこの制度を利用しても、3ヶ月などの長期間にわたって入院や手術などが続いてしまった場合、負担する金額は最低でも24万円です。さらに食事代や差額ベッド代などはこの制度の対象にはならないため、上乗せして支払う必要があるのです。

負担は軽くなっていますが、それでも高額な支払いが必要になる可能性があることを理解しておきましょう。

③医療費控除

医療費が10万円を超える場合など、高額になった際に対象となる所得控除が医療費控除です。控除される分の税金が安くなるのです。


高額療養費制度などと比べると金額的に地味だと感じてしまうかもしれませんが、安くなるのですからしっかりと利用しておきたい制度です。


全額対象になるわけではなく、

支払った医療費合計額-保険金などで補填される金額-10万円

で計算されます。保険などの利用は無くても10万円はかならず引かれます。


この計算式で出された金額に所得税率をかけたものが税金から引かれることになるのです。税率は10%前後が多いため、たとえ5万円が控除対象となっていても税金から引かれるのは5,000円です。そこまで多くは無いと感じてしまうかもしれません。


しかし、所得控除は住民税も対象となるため、同じく5,000円安くなることを考えると、両合わせて1万円安くなることになります。


対象となる医療費は、生計を共にしている家族ならば合算することができます。家族の分を合わせれば意外と多くの医療費を払っていることもあります。


税金が引かれるのは確定申告時です。そのため忘れずに申告を行わなくてはいけません。

【参考②】月額の生命保険料の負担を減らす方法


30代では様々な生命保険へ加入しておいた方が良いことがお分かりになったと思います。しかし、多数の生命保険へ加入してしまうと保険料が気になってしまうところです。


加入したい保険がっても、保険料の負担を考えると加入が難しい、という場合も多くあると思います。


保険料の負担を減らすにはどのような方法があるのでしょうか?

  • 保険の見直し
  • 福利厚生でカバーできないか確認

などの方法が挙げられます。


以下でそれぞれの方法がどのような事なのかをご紹介していきます。

①保険の見直しをする

生命保険料の負担を抑えるために手軽にできる方法が保険の見直しです。


生命保険の商品数はかなりの数と言えます。そのため、似ている内容の商品があり、会社によって金額の高低があるのです。


また、保障内容に余分なものがないかも見直す対象です。余分な保障がある場合にはそれを取ることで保険料を抑えることに繋がります。


しかし、保険の見直しを自分一人で行うことはかなり大変な作業となってしまいます。ひとつずつ調べて保険の見直しを行わなくてはいけないのでしょうか?


このようなときに頼りになるのが保険相談です。保険相談を利用することで、保険のプロにおすすめの商品を紹介してもらえたり、アドバイスがもらえたりするのです。


マネーキャリアでも保険相談を受け付けています。料金が気になる方も多いと思いますが、マネーキャリアでは何度でも無料で利用することができます。


もし見直しを行いたい場合はマネーキャリの保険相談をぜひ活用してください

②会社の福利厚生の制度を利用できないか確認する

加入している保険やこれから加入を考えている保険の内容が、会社の福利厚生の制度で利用できないかを確認することも、保険料の節約に繋がります。


会社によっては従業員に様々な保険をかけてくれる場合があります。その中でも最近多いのが団体長期障害所得補償保険と呼ばれるものです。


個人で加入する就業不能保険などと同じように、減ってしまった収入をカバーしてくれる保険です。


このように、会社によっては様々な福利厚生があります。加入を検討している保険が福利厚生でカバーされないかを一度チェックすることをおすすめします。

まとめ:30代男性・女性は最低限の死亡保障と充実した医療保障が必要!


いかがでしたか?ここでは30代の生命保険の必要性についてご紹介しました。


30代は生命保険の必要性がかなり高くなる年代と言えます。結婚や出産を経て万一に備える必要性が高くなるのです。


必要性が高くなるからと数多くの保険へ加入してしまうと保険料の負担が大きくなり、保険の継続が難しい状態になってしまう事も考えられます。


自分に必要な保障に集中し、どれくらいの金額までを保険料にできるのかを考え、加入する生命保険を選ぶようにしましょう。


選ぶのが難しい場合はマネーキャリアで保険相談がおすすめです。ぜひ活用してください。


ほけんROOMでは他にも保険に関する記事を多数掲載しています。興味のある方はぜひ参考にしてください。

生命保険は必要なの?と疑問をお持ちの方はぜひこちらをお読みください。

この記事の監修者
谷川 昌平
東京大学の経済学部で金融を学び、その知見を生かし世の中の情報の非対称性をなくすべく、学生時代に株式会社Wizleapを創業。保険*テックのインシュアテックの領域で様々な保険や金融サービスを世に生み出す一歩として、「マネーキャリア」を運営。2019年にファイナンシャルプランナー取得。

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