更新日:2022/07/14
40代は保険に入ってないと危険?入るべき保険・入らなくていい保険は?
40代の方は体の衰えを感じてくるころですよね。その時に役に立つのが生命保険です。中には保険に入ってない方もいらっしゃると思いますが、ほとんどの40代の方が加入しています。この記事では入らなくていい保険の見直しのサインと入るべき保険について解説します。
内容をまとめると
- 40代で入っておくべき保険は、収入保障保険とがん保険
- 保険に入っていない場合、病気の治療費が貯蓄で支払えなくなったり、万が一の時に家族が経済的に困窮するなどの可能性がある
- 逆に保険料が高額になる生命保険への加入は慎重になった方がいい
- 自分が入っておくべき保険を知りたいという人は、保険の専門家への無料相談がおすすめ
- 今ならスマホ1つで無料オンライン相談できるので、この機会に保険の悩みを解決しましょう!
目次を使って気になるところから読みましょう!
- 保険に40代で入ってない人の割合は?
- 40代で保険に入ってない人の理由
- 40代で保険に入ってない人は要注意!4保険に加入しなければならない理由とは
- 40代で保険に入ってない場合のデメリット
- 40代で入っている保険を見直さなければならない場合
- 20代のころに入った保険にそのまま入っている方
- 40代が入った方がよい保険は収入保障保険・がん保険
- 世帯の大黒柱の方には収入保障保険に入るべき
- 男性女性共通してがん保険は入った方がいい
- 40代が入らなくていい保険は?
- 40代で独身の方は高額な死亡保険の優先度は低い
- 40代は医療保険に入らなくていい場合もある
- 40代独身が入っておいた方が良い保険は?
- まとめ:40代が入るべき保険と入らなくていい保険
目次
保険に40代で入ってない人の割合は?
平成30年に生命保険文化センターから発表された40歳代の生命保険に入ってない割合は、わずか7%前後です。
(参考元︰生命保険文化センター)
つまり40代の方が生命保険へ加入している割合は、93%前後ということです。
93%と聞いてもあまりパッとしないかもしれませんが、日本国内でのスマートフォン普及率が94%超ですから、40歳代の生命保険加入率とさほど変わりません。
つまり、スマートフォンを持っているのが当たり前である現在は、生命保険へ入ってないなんてことはないことが当たり前であると考えられるのです。
しかし、先程も紹介したように「保険」といってもたくさんの種類があり、すべてのリスクに対して保障をしようとすれば、保険貧乏になってしまう可能性もあります。
自分のライフスタイルに合わせて「本当に必要な保険」への加入がとても大切です。
40代で保険に入ってない人の理由
そんな40代の約7%の方が保険に入ってないのはどういった理由からなのでしょうか。
- 貯蓄が十分あるため保険を必要としていない
- 利率が低いため、生命保険の貯蓄性が魅力的ではない
- 家族がいないため、財産を残す必要もない
けれども、保険に入ってない方には注意しなければならない点がありますので、確認しておきましょう。
40代で保険に入ってない人は要注意!4保険に加入しなければならない理由とは
40代で保険に入ってない人が注意しなければならないのは、
- 家族がいる場合には、貯蓄だけでは生活費や子供の教育費までを補えない
- 独身の場合でも介護や老後の資金を準備しておかなければならない
- 40代からがんなどの病気にかかるリスクが高くなる
- 未加入の場合年末調整や確定申告で節税ができない
- 収入保障保険
- 死亡保険
- 貯蓄型保険・個人年金保険
- がん保険
生命保険・医療保険・がん保険についてそれぞれの詳しい必要性について気になる方は以下の記事で解説しています!
▼生命保険の必要性を知りたい方はこちら!
生命保険の必要性|万が一のときに家族を不幸にさせないための知識
▼医療保険の必要性を知りたい方はこちら!
医療保険の本当の必要性|後悔しないために必要な医療保険の知識
▼がん保険の必要性を知りたい方
40代で保険に入ってない場合のデメリット
配偶者や子供がいらっしゃる場合などは、当然保険に加入していらっしゃるでしょう。
では、40代で独身者の場合は、どうでしょうか。
確かに独身ならば保険に入ってない方は多いかもしれません。
また、結婚している時には保険に加入していても、離婚してしまって保険に入ってないという方もいらっしゃるかもしれません。
そんな40代で保険に入ってない場合にデメリットはあるのでしょうか。
- 独身者の場合、病気やケガで長い入院生活となった時に、治療費の自己負担と生活費と収入ダウンで貯蓄だけでは賄えなくなる
- 自分の葬儀費用くらいは貯めておかなければならないが貯蓄を食い潰してしまう
- 老後にお金がかかりすぎるため貯蓄と年金だけでは足りないかもしれない
- 毎年の保険控除が受けられていないため余分に税金を払っている
そうならないためにも、万が一の備えはしておくべきでしょう。
40代で入っている保険を見直さなければならない場合
就職や結婚をきっかけに生命保険へ加入された方も多いことでしょう。
中には「数十年前に契約したままで、未だに保険料を支払い続けている保険契約がある。」という方もいるのではないでしょうか。
通常、生命保険は時の経過に伴って必要保障額が減少します。つまり、昔から入っている保険があれば、必要以上に保険料を支払っている可能性があり、そのような保険は入ってないほうがいいことが多いです。
40代の方がもっとも重要視すべき保険は何か?生命保険は過剰保障ではないか?と、定期的に見直しをしなければいけません。
また、同じ40歳代の方であっても、既婚者なのか、独身者なのかによっても、必要となる保険が異なります。
まずは、自分の状況に照らし合わせながら、保険内容を見直してみましょう。
20代のころに入った保険にそのまま入っている方
生命保険や医療保険、がん保険もそうですが、年を重ねるごとに必要保障額が全く異なります。
たとえば20代の独身時に生命保険に加入したとしましょう。その後30代で結婚、出産をしました。このような人生を歩んでいれば、末っ子が生まれたときに必要補償額がピークになります。
そして、時の経過に伴って必要保障額は減少していきます。30代で出産を経験していればおそらく末っ子は10代後半頃ではないでしょうか。
そうであれば、必要保障額は現状で不足しています。もしも、子が全員独り立ちしていたとすれば、過剰保障になっている可能性があります。
いずれにせよ、長年見直しを行っていないのであれば、今一度見直しをしたほうが良いでしょう。
しかし、長年見直しをしていない場合どの保険に入れば良いのか検討がつかないという方もいるでしょう。
一度プロに相談してみることがおすすめです。マネーキャリア相談ならLINEで気軽に相談予約ができますので、ぜひ無料相談に申し込んでみてください!
40代が入った方がよい保険は収入保障保険・がん保険
世帯の大黒柱の方には収入保障保険に入るべき
収入保障保険には「生存保障タイプ」と「死亡保障タイプ」の2種類があります。一般的に収入保障保険と言う場合には「死亡保障タイプ」のことを指します。
この収入保障保険とは、被保険者が死亡もしくは所定の高度障害状態になってしまった際に、遺族に毎月保険金が支払われる保険(定期保険の一種)です。
毎月お給与のように支払われる保険であることから、収入保障保険と呼ばれています。
大黒柱の方が死亡したり高度障害状態になって働けなくなってしまったりしたら、残された遺族の生活が困窮します。
しかし、通常の生命保険であれば、契約時に決められた保険金しか支払われません。それに比べて収入保障保険は、契約時に定めた年齢まで毎月保険金が支払われます。
毎月安定した収入があるのは、とても安心です。もしものことがあったときのために、加入を検討してみてはいかがでしょうか。
▼おすすめの収入保障保険を知りたい方はこちら
男性女性共通してがん保険は入った方がいい
現在の日本では、2人に1人以上ががんにかかると言われています。
国立がん研究センターによると、40代の男性は10年後までに1.5%、20年後までに6.8%、また40代の女性は10年後までに3.9%、20年後までになんと10%がんに罹患するとされています。
がんになってしまえば入院費はもちろんのこと、高額な治療費や手術費が発生します。
もちろん治療費を支払えなければ、満足のできる治療を受けられない可能性もあるので、必ず入っておきたい保険の1つであると言えます。
がん保険は、男女問わず、既婚者独身者問わず、必ず入っておいたほうが良いでしょう。しかし、がん保険は一般的に掛け捨ての商品が多いです。
今までとくに病気になったことのない健康体の人であれば「支払う保険料が無駄である」と考えることもあるでしょう。
そのような方は「がん保険で、お金を払って安心を買っている。」と考えてみてはどうでしょうか。
がん保険に入ってない場合のリスクを考えると安心して生活することができますよね。
▼おすすめのがん保険を知りたい方はこちら
40代が入らなくていい保険は?
果たして40代が入らなくてもいい保険なんてあるのでしょうか。
同じ40代でもご自分の生活環境などで条件も大きく違ってきますが、万が一の備えのための保険なのに、いらない保険は存在するのでしょうか。
- 40代で独身の方の高額な死亡保険
- 医療保険
40代で独身の方は高額な死亡保険の優先度は低い
独身の方が死後必要となるお金は、葬儀費用やお墓代です。
これらにかかる費用相場はおおよそ200万円~300万円程度と言われています。
ですから、独身の方が高額な保険料を支払い、高額な死亡保険契約を締結するのはおすすめできません。
ただし、貯蓄性の高い生命保険の場合は、話は変わります。貯蓄性の高い生命保険は、老後資金としてはとても有効です。
ですから、高額な死亡保険を掛けている目的を明確にし、必要なのかどうかを判断しましょう。
40代は医療保険に入らなくていい場合もある
そして、40代は医療保険に入らなくてもいい場合もあります。
それはいったいどういった場合なのでしょうか。
- ある程度の貯蓄がある人
- 入院や手術をした時に金融資産を取り崩すのに抵抗のない人
これは40代に限らずその他の年代の方にもあてはまると思います。
では、40代になってどの位の確率で病気やケガで入院や手術をしているのでしょうか。
下の表を見れば、40代の患者は全体の1割にも満たないことがわかります。
男性 | 女性 | |
---|---|---|
40代患者 | 0.35~0.48% | 0.3~0.37% |
もしも入院や手術をしたとしても、たとえ高額な治療費を支払うことになっても、健康保険に加入している以上、高額療養費の制度もありますので、そこまで心配することっもないはずです。
自分の生活環境や資産状況を見据えた上で、不必要な保険の加入はしないことをおすすめします。
ただし、40代でも特に女性の方は女性特有の病気になりやすいので手厚い保障を準備しておくことに越したことはありません。
40代独身が入っておいた方が良い保険は?
40代の不要な保険を見てきましたが、では40代の独身者が入っておいた方が良い保険とは何の保険でしょうか。
40代になると近い将来にやって来る今後の生活の不安などから保険に加入する方も少なくありません。
けれども独身者となれば、別に後継者がいる訳でもないので、お金を残す必要性もないことから、保険に入ってない方が多いのかもしれません。
では、そんな独身者が将来困ることはと言えば、もしも病気やケガで仕事ができなくなってしまったら、そして、長生きをしてしまって介護状態になってしまったらということです。
そんな時には下記のような費用が生活費の上に新たに必要となってきます。
- 介護にかかる費用
- 所得の補償
- 老後の生活資金
- 介護保険
- 所得補償保険
- 個人年金保険
まとめ:40代が入るべき保険と入らなくていい保険
今回、40代が入るべき保険・入ってはいけない保険について紹介しました。
保険商品は、たくさんの種類があるため、自分のニーズに合った保険商品を見つけるのはとても難しいでしょう。
そもそも、自分がもっとも求める保険商品が何か?についてもわからない方も多いのではないでしょうか。
そこで、今回紹介した内容をいくつかポイントとしてまとめます。
- 40代が保険へ加入しているのは、今の時代は「当然」である。
- 40代がもっとも重要視すべき保険は「収入保障保険」「がん保険」である
- 40代では死亡保険や医療保険に入らなくていい場合もある
- もしも、数年前(数十年前)に加入した保険がそのままであれば、入ってないほうが良い保険があります。今一度見直しをしましょう
長い人生を生きる上で起こるリスクは、誰にも防ぐことができません。
いずれは老いて、思うように動けなくなります。そうなれば保険への加入も難しくなります。
働き盛りの40代。まだまだ健康な40代。ちょっと体の衰えを感じ始めた40代。
今一度、保険の見直しもしくは保険への加入を検討してみてはどうでしょうか。
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