定期保険は子供が何歳までに加入するのがいいのでしょうか?

定期保険は割安な保険料負担で大きな保障を準備できます。子供がまだ小さい場合、万一の場合に残された家族の生活費を定期保険でカバーします。では保険でのカバーが必要なのは子供が何歳まででしょうか。これから定期保険では子供が何歳まで加入が必要か考えてゆきます。

監修者
株式会社Wizleap 代表取締役。東京大学経済学部で金融を学び、金融分野における情報の非対称性を解消すべく、マネーキャリアの編集活動を行う。ファイナンシャルプランナー証券外務員を取得。

定期保険は何歳までに加入するのがいい?

みなさん「定期保険」ってどんな商品なのかご存知でしょうか?

生命保険は「定期保険」「養老保険」「終身保険」の三つの商品の組み合わせからできています。


「定期保険」は、保障が一定期間内のみ、カバーされている保険です。よく耳にする言葉を使うと「掛け捨て保険」と呼ばれるタイプの商品です。


定期保険は、割安な保険料で、より大きな保障を準備できる点が特長です。小さい子供がいて責任が重く万一に備えた金額が大きい方、子供が就職するまでなど保障を必要とする期間が決まっていた、などといった目的のある方が適しています。


「終身保険」は、何歳までという保険期間に終わりがなく、保障が何歳まででも一生涯続くタイプの保険です。保険料は定期保険に比べ高くなります。途中解約時に解約返戻金があります。


「養老保険」は、満期まで保険料を積み立てて、満期時に利息相当分を上乗せして受け取ることのできる商品です。「貯蓄型の定期保険」と言い換えることもできます。定期保険、終身保険に比べ保険料は高めです。


それぞれ特長がありますが、定期保険の場合は一定期間、割安な保険料で保障額を大きくすることができます。


今回は定期保険により何歳までの保障額を大きくしていったらよいのか考えてゆきましょう。

加入時から何年間かけるかと何歳までかけるかという2パターンの加入の方法がある

手厚い保障が必要な期間とは何歳までなのででしょうか。


まずは定期保険の考え方として

  1. 加入時から何年など、長さで保険期間を決めて掛けるパターン(年満了)
  2. 加入時から何歳までなど、特定の年齢までを保険期間とするタイプ(歳満了)

 の2つの方法があります。


何歳から何歳までの10年・20年という年満了で加入する場合と、何歳までという歳満了で加入する場合では、加入する年齢が同じであれば保険期間や保険料には大きく変わりありません。

10年20年といった年数で設定をする方法

10年20年といった年数で設定する方法を「年満了」と言います。

年満了は保険期間が終わると保険会社から更新の案内が届き、解約などの手続を行わなければ、自動的に更新されます。


年満了は自動で更新されるので、更新時に医師の診察などを受けなくとも保険が継続される点が大きなメリットです。


何歳でも年満了で開始することはできますが、更新時には契約年齢が上がるため、保険料も高くなってゆきます。

もしくは60歳70歳という年齢で区切る方法

60歳70歳など歳で保険期間を設定する方法を「歳満了」と言います。


歳満了は年満了とは異なり、保険期間が終了すると自動更新されることはなく契約は終了となります。


期間終了後も、続けて保険に加入したい場合は、更新時に医師の診察を受ける必要があり、その前に大きな病気をしてしまった場合、続けての加入ができなくなってしまったり、条件が付いてしまう場合もあります。


一般的には何歳まで加入するという歳満了よりは、10年・20年の期間何歳から何歳まで加入するという年満了のタイプでのご加入をお勧めしています。

定期保険は子供が何歳までになるまで加入した方がいいの?

定期保険は掛け捨てですが、少ない掛け金で大きな保障を準備することができます。

小さい子供のいるご家庭では、万一の時にも残された子供が、生活に困らないための資金を保険で準備することが多いです。

ではそれは何歳から何歳までかというのは、それぞれのお考えがあると思います。 


何歳までかければよいかについては、子供が大きくなって社会人になることということで検討を進めてゆきます。



子供が大きくなる年齢まで稼ぎ手に定期保険をかけておく!

(1)子供が大きくなる年齢まで必要な生活費の総額


(2)遺族年金など公的年金での支援額


(3)必要資金額と公的年金額との差額が必要な保障額 となります。


式に直すと (1)必要生活費―(2)公的年金=(3)必要保障額


(3)必要保障額について、一番少ない保険料負担で、大きな保障を準備できるのが定期保険です。

社会人になった後にはその定期保険を解約したほうがいい!その理由とは?

必要な保障額は、年齢が大きくなるにつれ減ってゆきます。

(1)必要生活費は、残された奥様と子供が暮らすための月々の生活費を、社会人になるまでの期間で掛けたものです。


月々生活費×12ヵ月×社会人になるまでの年数=(1)必要生活費 


何歳まででも子供が大きくなれば、社会人になるまでの年数は短くなり、(1)必要生活費も小さくなりますので、必然的に(3)必要保障額も少なくなります。


見直しのタイミングでは定期保険の保障額を少しづつ減らしていったり、実際に保障額を少なくしてゆき、保険料負担を軽くしてゆくような設計の定期保険もあります。


子供が社会人になれば、(1)必要生活費という考え自体が不要になります。定期保険は解約して、その保険料は別の資金として活用されたほうがいいです。


何歳までも長生きするために有意義に活用できる方法を考えるのもよいでしょう。

まとめ

定期保険は何歳まで加入したらよいかを考えることは、何歳までは万一の時のために、残された家族の生活費を準備しなければならないか、どんな方法で用意するかを考えることになります。

必要な保障額や、家族のこれからを考えるきっかけになるといいですね。

生命保険は必要なの?と疑問をお持ちの方はぜひこちらをお読みください。

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