更新日:2018/05/07
60歳満期の定期保険はどういう人におすすめ?特徴と入るタイミングは
生命保険は何歳を満期にするのかは迷いますよね。60歳満期の定期保険にするとどうなのでしょう。60歳満期の保険は、どういう人におすすめなのか、また、どんな時に入るのがいいのかをご紹介します。定期保険の満期を考える場合の具体的な参考にしてみませんか。
目次を使って気になるところから読みましょう!
60歳に満期が設定された定期保険について解説!
高齢社会を迎えて、何歳を満期にすればいいのか悩みますよね。
生命保険での保障を得たい時期がいつまでなのか、人生設計によっても変わってくるでしょう。
そこで、この記事では、「60歳満期の定期保険」について、
- 60歳満期の定期保険の特徴
- 60歳満期の定期保険に入るタイミング
この記事を読んで頂ければ、定年までを想定した、60歳満期の定期保険に入ることを考えるときに役立ちます。
ぜひ最後までご覧ください。
60歳満期の定期保険の特徴
この時までの保障をしっかりしたいということで、保障期間を60歳までに決めた定期保険に加入したとします。
その場合の定期保険には、更新型と全期型の加入があります。
例えば、30年の定期保険に入る場合に、更新型では、10年などで更新していく形になります。また、全期型では30年間という長期の契約期間の定期保険となります。
その特徴を見ますと、更新型では、10年などの更新時に保障の見直しや保険料の変更をすることができます。それに対して、全期型はそうした変更ができないデメリットがあります。
その他、更新型と全期型の違いを表にしましたのでご覧ください。
定期保険 | 更新型 | 全期型 |
---|---|---|
保障や保険料の見直し | できる | できない |
支払う保険料 | 更新時に上がる | 変わらない |
解約返戻金 | なし | あり |
定期保険の更新型と全期型のメリット、デメリットをよく検討した上で定期保険には入ることが必要です。保険料や解約返戻金などを見ると長期的には全期型が特になるメリットがあります。
その他、60歳という満期がどうなのかを詳しくみていきます。
死亡リスクが低いため、保険料が安い
60歳までの死亡保障ということで、定年までの保障を考えたいという人にとっては、いい保険となることでしょう。
ただ、高齢社会となった現代では、60歳の満期以降のことも考える必要があります。人生100年時代とも言われているくらいです。
しっかり長期的な計画をした上で検討することも必要です。
60歳満期のため、老後の死亡保障がされない
定年後に生活資金も不安定になるのに加えて、老後の死亡保障がされませんので、生活資金や他の保障をしっかりしておく必要があります。
平均寿命までの20年ほどをどう考えるのか、60歳満期を迎えた後に、その後でまた保険に入るのかといったことまで考えておくことが大切です。
60歳満期の定期保険への加入を考えるタイミング
タイミングとしては、
- 結婚または子どもの出産時
- マイホーム購入時
人生設計の中で、結婚して、子どもが生まれて、家を購入するなど、様々なタイミングがあります。それぞれで金銭的な負担、そして、家計を支える責任の重さなども変わってきます。
60歳満期ということで、30年間の定期保険に入ったり、20年間の定期保険にするなど、どのタイミングで加入したらいいのかについて、それぞれ検討していきます。
結婚または子供の出産時
結婚したり、子どもが生まれたころは、家計を支える責任も重くなります。そのタイミングで定期保険に入るのはいいでしょう。
30年以上の全期型の保険に入ることで、長い目で見ると保険料を抑えることができます。ただ、この時期に金銭的負担が辛いということであれば、更新型でまた保険を見直すようにすることも可能です。
マイホームの購入時
この頃に加入すると60歳満期で20年ほどの保険に入ることになるケースも多いでしょう。保険期間が短くなり、年齢も上がっていますので、支払う毎月の保険料は高くなっているでしょう。
ただ、タイミング的に子どもも大きくなりつつあり、マイホームも購入し、責任も一番大きな時期に60歳満期の定期保険に入るのはいいでしょう。
まとめ
今回の記事のポイントは、
- 60歳満期は保険料が安いのが特徴
- 60歳以降の死亡保障は別に検討することも必要
- 60歳満期の定期保険は加入するタイミングも大切
加入するタイミングも一番責任の重い時期にしっかり加入しておく定期保険としていいでしょう。
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