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収入保障保険と定期保険、どちらが良い?上手に使い分ける方法とは

収入保障保険と定期保険、どちらも掛け捨てタイプで、割安な保険料で大きな死亡保障を確保することができます。ではどのように使い分ければ良いのでしょうか?収入保障保険と定期保険、それぞれの特徴とどちらを選べばよいのかについて、わかりやすく解説します。

収入保障保険と定期保険、どちらがお得?両方入るもの?など、比較解説!

収入保障保険は、万が一死亡した場合に、死亡保険金を一括で受け取るのではなく、分割で受け取るタイプの保険です。

保険期間があらかじめ決まっていること、満期保険金がないこと、掛け捨てであることなど、定期保険と共通する特徴もあります。


どちらを選べばよいのかについては、ケースバイケースとなります。


具体的にどういったケースでどちらを選べばよいのか、早速ご紹介していきます。

一般的には収入保障保険のほうが保険料が割安とされている

保険料で比較をすれば、収入保障保険の方が割安です。

実際に保険料の比較をして、どちらが安いか確認してみましょう。

30年間の保障において、どちらのほうが保険料が割安か計算!

加入例としてどちらも、加入年齢:30歳、性別:男性、保険期間:30年、保険金額1,400万円という条件で、収入保障保険と定期保険を比較してみます(アクサダイレクト生命の例)。

収入保障保険の月払保険料は1,470円、いっぽう定期保険の月払保険料は3,304円で、2倍以上の差があります


ただしこれは、契約と同時に死亡して収入保障保険の保険金を一括で受け取った場合と、定期保険の保険金額を同じ1,400万円という条件にして比較したものです。


収入保障保険は、経過年数とともに、受け取れる保険金額は減っていきます。


つまり、保険料や保険金額を単純に比較しただけでは、どちらが優れていると言えません

5年や10年などの短期間だけの保障が欲しい人は定期保険がお得かも

たとえば子供がフィギュアスケート選手を目指すことになって、親に万が一のことがあってもその夢を叶えてあげたい場合など、予定外の短期間の保障が必要になった場合は、定期保険での対応がおすすめです。

収入保障保険は、どちらというと長期の保障を前提に作られているため、短期間の保障にはあまり向いていません。

定期保険よりも収入保障保険のほうがおすすめな人の特徴とは?


それでは、どちらかというと定期保険よりも収入保障保険を選んだ方が良いケースについて、ご紹介していきます。

5年や10年ではなく、長期間の死亡保障が欲しい方

一般的に、必要保障額は逓減していきますが、定期保険は保障額が変わらないため、年数が経過するにつれ、不要な保障額が増えてしまいます。


これに対して収入保障保険は、受け取る保険金の総額が逓減するため、必要保障額との乖離が少なく、合理的に必要な保障をカバーすることができます。


しかし、保険金総額が逓減するスピードは速くなく、短期間ではあまり逓減しません。


こういった特性もあり、収入保障保険は20年や30年といった長期間の死亡保障を前提に設計されていて、保険期間が5年といった短期間の設定がありません。 


収入保障保険は、どちらかというと「長期間のライフプランに合わせた合理的な保障が欲しい」という方に、ぴったりの保険です。


保険期間の更新(延長)をしない予定の方

収入保障保険は、こまめに保険期間や保険金額の見直しをするというよりも、最初に長期間のライフプランを立て、それに見合った設計をするのに向いている保険です。

5年や10年といった保険期間が短い保険を、更新していくイメージをお持ちの方は定期保険のほうが向いています。

妻や家族が病気で、いつであってもお金を多く残したい、という人ではない方

収入保障保険は、基本的に、一家の家計を支えている人に万が一のことがあった場合に、その人の給料の代わりに、保険金を毎月受け取るイメージです。

つまり、遺族が必要最低限暮らしていけるだけの生活費を確保することが、まず最初に想定されているこの保険の活用法ということです。


いっぽう、遺族の生活費以外に、妻や家族が病気がちで、できるだけ多くのお金を残してあげたいという場合もあるでしょう。


そういったケースでは、どちらかというと一括で大きな保険金を受け取ることができる定期保険のほうが向いています。

なお、収入保障保険と定期保険の両方に加入している人は少ない

これまで、収入保障保険と定期保険のどちらを選ぶかというテーマでお話ししてきましたが、どちらも加入するという選択肢は、あまりありません。

ただし、「長期間の保障を収入保障保険、大切な時期だけ定期保険をつける」もおすすめ

例外的に、長期間のライフプランに基づく必要保障額をカバーするには収入保障保険に加入し、スポット的に一定期間特定の目的のために保険に加入する必要が生じた場合は定期保険で対応するというのも、おすすめです。

まとめ

収入保障保険と定期保険のどちらが優れているかを比較した場合、保険料では収入保障保険に軍配が上がります。


一方、定期保険は保険金額が変わらないのに対して、収入保障保険は受け取る保険金の総額は経過年数とともに逓減していきます。


つまり、単純な保険内容の比較では、どちらが優れているかとは言えません


どちらを選ぶかという基準については、必要な保障の「期間」に着目しましょう


どちらも一定期間割安な保険料で大きな保障を確保できる保険ですが、長期間の保障を定期保険で対応しようとすると、どうしても必要保障額と定期保険の保険金の乖離が大きくなって、保障に無駄が出てしまいます。


長期間の保障を確保する場合は収入保障保険を、短期間の場合は定期保険を選ぶと良いでしょう。

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