更新日:2021/12/23
【ライフスタイル別】夫婦の生命保険のおすすめの選び方は?
内容をまとめると
- 夫婦に必要な保障は医療保険や就業不能保険、終身保険、個人年金保険など家庭によって様々
- 子どもがいる方は医療保険や学資保険も必要
- 夫婦の保険料の相場は年額にして約385,000円
- 死亡保険金額の平均は夫の方が2倍近く高額である
- 夫婦で同じ保険に加入すると保険料や管理面でメリットがあるが、保障内容や見直しの際に自由度が少ないというデメリットもある
- 自分たちに本当に必要な保険を知りたいならマネーキャリアの保険相談がおすすめ
- マネーキャリアなら納得するまで何度でも無料で相談可能!
目次を使って気になるところから読みましょう!
- 夫婦の生命保険のおすすめの選び方は?
- 夫婦で必要になってくる保障と必要な生命保険は?
- 病気や怪我のリスクに備えた医療保険や就業不能保険
- 死亡リスクに備えた終身保険
- 老後に備えた個人年金保険
- 夫婦によって必要な保険は全然違う!保険のプロに相談してみよう
- 子どもを考えているご夫婦は医療保険の加入も検討しよう
- 夫婦の生命保険の金額や保険料の相場はどのくらい?
- 夫婦で一緒の生命保険・別々の生命保険 どちらがおすすめ?
- 夫婦で一緒の「夫婦型」「家族型」生命保険を選ぶメリット・デメリット
- 個人別の生命保険を選ぶ場合のメリット・デメリット
- 迷ったら保険のプロに夫婦で相談するのもアリ!
- 結婚後の保険見直しはとても大切!夫婦になる前に必ずしよう
- まとめ
目次
夫婦の生命保険のおすすめの選び方は?
夫婦、特に新婚の方は新たに考えなければならない問題がたくさんあり、そのなかの1つに生命保険のことも含まれています。
しかし何を基準に考えればいいのか、その選び方がいまいちわからないという方もおられますよね。
そこで今回は、夫婦の生命保険事情について
- 夫婦に必要な保障内容や生命保険
- 子どもを考えている場合に加入をおすすめしたい保険
- 夫婦(各世帯)の生命保険金額や保険料の平均・相場
- 夫婦で一緒に、あるいは別々に加入する生命保険それぞれの一長一短
夫婦で必要になってくる保障と必要な生命保険は?
保険を選ぶ際の判断材料は多数あると思いますが、やはりいちばん重要なのは保障内容ではないでしょうか。
夫婦で保険に加入するとなると、一人で加入するときとは家族構成から資金状況までガラリと変化しますので、それに伴って必要な保障も変わってきてしまいます。
そこで最初に夫婦で加入する保険を選ぶ際に必要だと思われる保障と保険について解説します。
また家族のあり方としてDINKSーDouble Income No Kidsの略、相互収入で子なしの夫婦形態ーを選択した方へは、下のリンク先の記事にて賢い生命保険の選び方をご紹介しておりますので、あわせてご覧ください。
病気や怪我のリスクに備えた医療保険や就業不能保険
まず想定されるリスクは病気や怪我に関するものです。
病気や怪我になると医療費がかかるという問題はもちろんのこと、治療が長期にわたる場合には働くことができず収入が減少する可能性もあることを考慮しなければなりません。
それらをサポートする手段として
- 医療保険
- 就業不能保険
死亡リスクに備えた終身保険
続いて想定されるのは死亡のリスクです。
これに備えられるのが死亡保険の終身保険です。
あまり想像したいことではありませんが、人間誰しもいつかは死が訪れます。
そして、パートナーが亡くなってしまったときに生じるお金の上での問題として
- 遺族が専業主婦・専業主夫で亡くなった方の収入で生活していた場合、その後今までと同様の生活水準を保つのが難しくなる
- 共働きでも亡くなった方の収入の割合のほうが大きかった場合も、その後今までと同様の生活水準を保つのが難しくなる
- 葬儀費用など死後にも大きな出費がある
老後に備えた個人年金保険
もう一つ想定されるのが、老後のリスクです。
定年を迎え夫婦ともに無職の世帯となった場合、社会保障給付などを含む実収入より支出額のほうが平均して月5.5万円ほど多いということが、総務省の「家計調査報告(平成28年)」で明らかになっています。
つまり年間にして66万円の不足となります。
この不足額をサポートする保険として心強いのが個人年金保険です。
個人年金保険料には個人年金保険料控除という最高4万円までの所得控除があり、これを利用することで年末調整や確定申告の際に節税することができます。
充分な老後資金の貯蓄がなく、将来職を失った際に生活を維持できなくなりそうだという夫婦におすすめの保険です。
ただ一点注意が必要なのが、年金型の保険料は受け取り時に税金がかかってしまうことです。
下のリンク先の記事で、受け取り時に発生する税金など難しそうな部分について詳しく解説しておりますので、ぜひご覧ください。
夫婦によって必要な保険は全然違う!保険のプロに相談してみよう
上記で例として取り上げた保険はほんの一握りです。
どんな保険・保障が必要になるかは夫婦によって全く異なるものだからです。
しかし、自分たちで加入する保険を決めるのはなかなかハードルが高く感じられますよね。
もしかしたら自分たちにとって本当に必要な保障が含まれていないなんてことも…。
そんなトラブルや失敗を未然に防ぎたい夫婦には、無料保険相談がおすすめです。
無料保険相談では、保険のプロと複数の商品を比較しながらお二人にぴったりの保険商品を見つけることができます。
この機会に無料保険相談で悩みを解決し、自分たちにマッチした保険へ加入しましょう!
子どもを考えているご夫婦は医療保険の加入も検討しよう
もし今は子なしの家庭だったとしても、将来的に子どもを考えているなら医療保険は加入しておくほうが安心です。
なお妊娠してからでは保険に加入しづらくなってしまうため、妊娠・出産のトラブルに備えて早めに加入することをおすすめします。
出産の際には「出産育児一時金」という公的な補助金があり、スムーズに進めばこの補助金である程度カバーすることは可能です。
しかし、切迫早産や帝王切開など、突然入院や手術を要することも少なくありません。
医療保険はそういった妊娠・出産における医療的なトラブルをサポートしてくれます。
また、無事に子どもが生まれ成長したら今度は教育費を用意する必要が生じます。
私立・公立どちらの学校を選ぶかで学費は大きく変わりますし、進学のために学習塾に通う場合はその費用もかかります。
ある程度見積もりは立てていても、思いがけない事態で収入が減ってしまうようなことがあるとまかないきれなくなってしまう可能性もあります。
有事の際でも子どもの教育環境の維持をサポートできる保険として、学資保険があります。
学資保険については、下記リンク先の記事にて子育て費用の大まかな総額や学資保険の必要性を解説しているので、子どもを考えている方はぜひご覧ください。
夫婦の生命保険の金額や保険料の相場はどのくらい?
生命保険に加入する際、保障内容だけではなく受け取ることができる保険金額や保険料の平均も気になりますよね。
保険料が家計を圧迫するなんて事態は避けたいところです。
今回は生命保険文化センター「平成27年度 生命保険に関する全国実態調査」のデータを元に相場をお伝えいたします。
まず保険金額の相場から見てみましょう。
夫 | 妻 | |
---|---|---|
死亡保険金額 | 1,509万円 | 807万円 |
疾病入院給付金(日額) | 9,600円 | 8,300円 |
いずれも夫のほうが保障額が高いことがわかります。
これは夫が収入の多くを担っている家庭が多く、夫に万が一のことがあった際の家計へのダメージを考慮した結果だと考えられます。
続いて保険料の平均は、
年間払込保険料 | |
---|---|
夫婦 | 385,000円 |
男性 | 392,800円 |
女性 | 296,500円 |
となっています。
夫婦の場合は、月額に換算すると約32,000円です。
ちなみに年代別の年間振込保険料(世帯ごと)を比較した場合、50代に支払う保険料のピークがくることがわかっておりその額は約50万円となっています。
50代は定年が近くなる頃で、具体的に必要な保障が見えてくるからなのでしょうか。
いずれにしても家計への影響や夫婦のライフプランを確認し、無理のない範囲で必要な生命保険を選択しましょう。
夫婦で一緒の生命保険・別々の生命保険 どちらがおすすめ?
夫婦で生命保険に加入する、とはいえ同じ生命保険を選ぶべきかは悩みどころですよね。
結論から言ってしまうと夫婦で同じ生命保険・別々の生命保険どちらに加入するのが正しいと断言できるものではありません。
当然のことですが、それぞれにメリットもあればデメリットもあります。
では具体的にどんなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
同じ生命保険に加入した場合、別々の生命保険に加入した場合と分けて解説します。
加入前には良い面だけでなく悪い面も把握しておく必要があるので、しっかりご確認くださいね。
夫婦で一緒の「夫婦型」「家族型」生命保険を選ぶメリット・デメリット
メリット
「夫婦型(配偶者型)」「家族型」の生命保険のメリットは
- 保険料の総額が抑えられる可能性がある
- 加入時の手間が少なく、また家庭内の管理の負担も軽減される
- 夫婦に一体感が生まれる
- 保険料振込免除の制度がある場合、夫が先に死亡したら妻の保障はそのままでその後の保険料が免除される
- 配偶者や家族の保障内容に制限がある
- 保険の見直しを行った際に制限を受ける可能性がある
- 保険料振込免除の制度がなかった場合、夫が死亡したら妻の保障も失われる
- 離婚した場合、配偶者の保障がなくなる
個人別の生命保険を選ぶ場合のメリット・デメリット
メリット
- それぞれが気に入った会社の保険商品を自由に選べる
- 保険が独立しているため、保険を見直す際に対応できる幅が広がる
- それぞれ自分の保険料を支払っている場合、2人ともが生命保険料控除の制度を利用できる
- 離婚してもお互いの保障に影響がない
- どちらかの保険料を配偶者が支払ったとすると(妻の保険料を夫が、もしくは夫の保険料を妻が支払う)、場合によっては贈与税の対象となる
- 例えば妻の保険料を夫が支払った場合、妻の保険の契約者が妻本人の名義だったとしても夫の生命保険料控除の対象となる
- 保険会社が2社、保険証券も2枚となり管理が少し面倒になる
迷ったら保険のプロに夫婦で相談するのもアリ!
「夫婦型」・「家族型」の生命保険とそれぞれ別会社の生命保険には相反するメリット・デメリットがあるということがご理解いただけたのではないでしょうか。
これで「私たちには絶対に同じ・別々の方があっている!」と決断できる方もいれば、「よくわからない」と思う方もおられると思います。
結局自分たちにはどちらが向いているのか迷ってしまった方は、ぜひ無料保険相談をしてみてください。
保険相談では、保険のプロが2人にとってのメリット・デメリットに寄り添ってぴったりのプランを提案してくれます。
この機会に、夫婦で保険の悩みを解決してみましょう。
結婚後の保険見直しはとても大切!夫婦になる前に必ずしよう
結婚後に加入する保険は、
- それぞれの労働状況
- 将来的に子どもありの家庭を希望しているか、子なしを希望しているか
- 老後のライフプラン
- お互いの保険加入状況を確認する
- 今後のライフプランを考え、どの保障が必要になるかを知る
- 有事の際にどのくらいの費用がかかるのかを見積もる
- ライフスタイルや家計にあった保険料を考える
- 節目のタイミングで定期的に見直す
まとめ
夫婦の生命保険事情について解説してきましたが、いかがだったでしょうか。
今回の記事のポイントは
- 夫婦に必要な保障は医療保険や就業不能保険、終身保険、個人年金保険などがある
- 将来的に子どもを考えている方には医療保険や学資保険も検討すべき
- 夫婦の保険料の相場は年額にして約385,000円
- 死亡保険金額の平均は夫の方が2倍近く高額である
- 夫婦で同じ保険に加入すると保険料や管理面でメリットがあるが、保障内容や見直しの際に自由度が少ないというデメリットもある
- 夫婦で別々の保険に加入すると、見直しの際にお互い影響がないというメリットがあるが、管理面や保険料を肩代わりしづらいなどの問題が発生するというデメリットもある
生命保険は必要なの?と疑問をお持ちの方はぜひこちらをお読みください。