事業所での個人型確定拠出年金(iDeCo)の登録方法と必要なものは?

個人で自由に登録ができる個人型確定拠出年金(iDeCo)ですが、会社員のかたは事業所での手続きが必要になります。ここでは会社員が個人型確定拠出年金(iDeCo)登録時に必要なものや、事業所での申方法をご紹介します。手続き方法を知りスムーズに登録を進めましょう。

会社員の個人型確定拠出年金(iDeCo)登録方法は?

個人型確定拠出年金(iDeCo)へ加入をするため、資料請求をし必要事項の記入を進めている方も多いのではないでしょうか。


その際、事業所(勤務先)での登録を行う必要があり、手続きが複雑でわかりにくいと感じている方もいらっしゃることでしょう。


そもそも個人型確定拠出年金(iDeCo)は個人型の年金であるのにも関わらず、なぜ事業所(勤務先)へ登録しなければならないのか、疑問に思いますよね。


そこでこの記事では、事業所での個人型確定拠出年金(iDeCo)の登録方法について、

  • 会社員の個人型確定拠出年金(iDeCo)登録は特殊
  • 会社員の個人型確定拠出年金(iDeCo)登録方法は?
  • 会社員のiDeCo登録は事業主の方の協力が必要
以上のことを中心に解説していきます。


この記事を読んでいただければ、個人型確定拠出年金(iDeCo)の事業所(勤務先)の登録方法と必要な手続きや書類を理解でき、手続きをスムーズに行う方法を知ることができます。


是非最後までご覧ください。


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会社員の個人型確定拠出年金(iDeCo)登録は特殊

会社員の個人型確定拠出年金(iDeCo)の登録は事業所(勤務先)での登録が必須となっています。


自分で掛け金を拠出するのに、なぜ事業所(勤務先)での登録を行う必要があるのか疑問に思いますよね。


そこでここでは、

  • 個人型確定拠出年金(iDeCo)の事業所登録とは?
  • 会社員はなぜ事業所での登録が必要なのか
について解説していきます。

個人型確定拠出年金(iDeCo)の事業所登録とは?

60歳未満の厚生年金保険の第2号被保険者(会社員など)も個人型確定拠出年金(iDeCo)に加入できるようになりました。


しかし、個人型確定拠出年金(iDeCO)は会社員であれば誰でも加入できるわけではありません。


なぜならば、企業年金制度によっては確定拠出年金(iDeCo)への加入を認めていない場合もあります。


事業主は個人型確定拠出年金(iDeCo)の加入者が、加入資格の要件を満たしているかに関する届出をしなければなりません。


その際、加入者の勤め先の事業所登録をすることを義務付けています。


参照:iDeCo公式サイト

会社員はなぜ事業所での登録が必要なの?

会社員の方が個人型確定拠出年金(iDeCo)に加入するためには、事業所(勤務先)で事業主証明書の記入をしてもらわなければなりません。 


なぜならば、他の年金制度(厚生年金基金、確定給付年金、確定拠出年金)への加入状況などにより、掛け金の上限額が変わるためです。 


掛け金は加入者自身で決めることができますが、上限額を超えていないことを確認するため、事業主に証明を行ってもらう必要があります。

 

以下に月々の上限額の違いを示します。 

  • 企業年金制度がない会社員:23000円/月 
  • 企業年金制度の加入者で、iDeCoへの加入が認められている会社員:20000円/月 
  • その他の共済組合員、企業年金などの加入者:12000円/月

会社員の個人型確定拠出年金(iDeCo)登録方法は?

個人型確定拠出年金(iDeCo)は掛け金が全額所得控除になるなど、メリットも豊富な制度です。


しかし、手続きが複雑で途中で挫折してしまう人も多くいるようです。


手続きはスムーズに行いたいですよね。


ここでは個人型確定拠出年金(iDeCo)の加入手続きのため、

  • 会社員の個人型確定拠出年金(iDeCo)手続きの流れ
  • 加入申し込みに必要な書類等
  • 事業主の証明も必要!会社側に記入してもらう項目について
  • 所得控除の手続き方法

以上について解説していきます。

会社員の個人型確定拠出年金(iDeCo)手続きの流れ

手続きの流れは以下の通りです。
  1. 申込みをする金融機関を選択する
  2. 資料請求をする
  3. 必要事項を記入する
  4. 事業所(勤務先)に書類記入してもらう
  5. 毎月の積立金額を決める
  6. 運用方法、配分等を決める
  7. 書類の提出
以上の流れで行います。

書類に不備があると二度手間になってしまうため一つ一つ確実に行うようにしましょう。

加入申し込みに必要な書類等

個人型確定拠出年金(iDeCo)に加入する際に必要な書類は以下の通りです。

  • 年金手帳
  • 掛け金の引き落とし口座の情報と印鑑
  • 個人型年金加入申出書
  • 事業主の証明書

年金手帳は基礎年金番号を記入する際に必要なので必ず用意してください。


個人型確定拠出年金(iDeCo)の掛け金はを自分の指定した口座から引き落とすことが可能です。


また個人型年金加入申出書事業主の証明書は、資料請求の際に送られてきます。


その際資料が届いたら、まずこれらの書類があるか必ず確認してください。

事業主の証明も必要!会社側に記入してもらう項目について

会社員や公務員の方の場合、事業所(勤務先)に事業主の証明書を記入してもらう必要があります。


しかし、事業主の証明書は全て事業所(勤務先)が記入するものではありません。


申出者指名、基礎年金番号、希望する掛け金の納付方法、掛金額区分については自分で記入する必要があります。


事業所(勤務先)に記入してもらう項目については以下の通りです。

  • 事業主の署名および押印等
  • 企業年金制度等の加入状況
  • 申出者を使用している事業所の住所・名称等
  • 連合会への「事業所登録」の有無等

これらの項目については、自分で記入せず事業所(勤務先)へ記入してもらうようにしてください。

所得控除の手続き方法

個人型確定拠出年金(iDeCo)は、掛け金全額控除することが可能です。


しかし、何もしなくても税金が戻ってくるわけではないので注意してください。


税金の還付を得るためには、年末調整や確定申告で手続きを行う必要があります。


ここでは年末調整の流れを解説します。

  1. 小規模企業共済等掛金払込証明書を受け取り保管する
  2. 年末調整の際に、給与所得者の保険料控除申告書を用意する
  3. 給与所得者の保険料控除申告書に必要事項を記入する
  4. 保管していた書類を添付し、提出する

まず、会社員の方で年末調整を受ける方は国民年金基金連合から小規模企業共済等掛金払込証明書を受取ります。


これを年末調整の手続きまで大切に保管してください。


そして年末調整の際に、給与所得者の保険料控除申告書という書類を必ず受取ってください。


給与所得者の保険料控除申告書の必要事項を記入後、保管していた小規模企業共済等掛金払込証明書を添付し、提出すれば手続き完了です。

補足:毎月の掛金の納付方法は事業主払込と個人払込の2種類

個人型確定拠出年金(iDeCo)の掛け金の納付方法は以下の2種類から選択することが可能です。

  • 事業主払込
  • 個人払込

まず事業主払込は事業所(勤務先)経由の給与天引きで払い込む方法です。


メリットは確定申告や年末調整が不要であることと、口座の残高不足が発生しないことです。


デメリットとしては事業所(勤務先)によっては事業主払込の制度がないこともあります。


必ず確認するようにしましょう。


一方、個人払込は自分の指定した口座から掛金を引き落とします。


メリットは、加入後仮に経済的な理由により掛金を拠出することが難しくなった場合、口座の残高を0円にすれば積立を止めることができます。


デメリットは全中の通り確定申告や年末調整が必要だということです。

会社員のiDeCo登録は事業主の方の協力が必要

iDeCo登録は事業所(勤務先)の方に必要事項を記入してもらう必要があります。

またその他にも、事業所(勤務先)には以下の項目について協力してもらわなければなりません。
  1. 事業主の証明書の発行(新規加入時、転職時等に随時)
  2. 掛金の納付
  3. 源泉徴収および年末調整
  4. 現況届の提出
  5. 事業主に係る事項(事業主名称等)の変更があった際の提出(変更の際に随時)
iDeCoの加入手続きの際は企業の協力が必要なため、時間に余裕をもって書類の不備がないように準備しておきましょう。

まとめ:事業所で必要な手続きを理解して依頼をしましょう

事業所(勤務先)での個人型確定拠出年金の登録と加入手続きについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。


今回の記事のポイントは、

  • 会社員は事業所(勤務先)に個人型確定拠出年金(iDeCo)の登録をしてもらう必要がある
  • 加入手続きの際にも必要事項は事業所(勤務先)へ記入してもらう必要がある
  • 税金の還付は必ず必要書類を年末調整まで保管しておく
でした。

税金の控除を受けられる制度であるため、事業所(勤務先)への証明であったりと加入までの手続きは複雑です。

そのため、個人型確定拠出年金(iDeCo)は自分1人で手続きが完結しません。

時間に余裕をもって、事業所(勤務先)の担当部署などをあらかじめ確認しておくなどしっかりと準備をしておくことをおすすめします。

ほけんROOMでは、他にも読んでおきたい保険に関する記事が多数掲載されていますので、ぜひご覧ください。    

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