クリーニング業者に必要な保険!クリーニング業者賠償責任保険を解説

クリーニング業を営む皆さん、保険に加入していますか?クレームも多い業界、賠償責任が発生してしまうようなトラブルも多々あるのは事実です。そんな事態に対する心強い保険「クリーニング業者賠償責任保険」について、基本的な知識から解説していきます。

この記事の監修者
谷川 昌平
東京大学の経済学部で金融を学び、その知見を生かし世の中の情報の非対称性をなくすべく、学生時代に株式会社Wizleapを創業。保険*テックのインシュアテックの領域で様々な保険や金融サービスを世に生み出す一歩として、「マネーキャリア」を運営。2019年にファイナンシャルプランナー取得。

クリーニング業者に必要な保険をわかりやすく解説


クリーニング業を営んでいる皆さん、ちゃんとリスクに備えていますか?


数々のトラブルが発生する可能性は、どれだけ策を講じたとしても0にはならないもの。


そういったものに備えるための手段として、「クリーニング業者賠償責任保険」があるのです。


今回は、クリーニング業者賠償責任保険の加入前に身につけるべき情報として

  • クリーニング業者が抱えるのはどんなリスク?
  • クリーニング業者賠償責任保険でカバーできないことって?
  • クリーニング業者賠償責任保険は必要?そんなときは!
  • 【参考】クレームに迅速な対応をするには?

以上のことを中心に解説していきます。


この記事を読んでいただければ、クリーニング業者賠償責任保険の関する知見を広めることができるはずです。


保険の重要性を再確認できるような情報が盛りだくさんですので、最後までぜひご覧ください。

クリーニング業者が抱える賠償リスク|クリーニングの賠償基準は?

そもそもクリーニング業者はどのような賠償リスクを抱えているか、皆さんはしっかり把握していますか?


この部分を知らなければ、経営するにあたっての必要補償を理解することが難しくなってしまいます。


クリーニング業者賠償責任保険の知識をより深めるために

  • 具体的な賠償リスクとクリーニング業者賠償責任保険の補償内容
  • クリーニングにおける損害賠償基準とは?
以上2点を一緒にチェックしてみましょう。

クリーニング業者のリスクと補償内容

顧客の衣服を破損してしまうリスク


例えば機械操作の誤りによる
  • 衣服の破れ
  • 風合いの変化 など
がこれに該当するようです。

顧客の衣服に大小問わず損害を与えた場合は、当然のことながら慰謝料が発生してしまいます。

これが洋服1枚の破損であれば、賠償額はそこまで負担にはならないかも知れません。

少額であれば実際の判例として
  1. 利用客からブラウス(12,000円)を預かり業務を遂行
  2. 袖口が破損、損害賠償責任が生じた
このようなものがあります。

些細なトラブルではありますが、よく起こりうることです。

しかしクリーニングしたものが大量にあり被害も多数の場合は、店の経営に大ダメージを与えてしまうほどの賠償額が課される可能性もあります。

顧客の衣服を紛失・盗難してしまうリスク


顧客から預かった高価な衣服を目当てに、空き巣や盗難に入られることもしばしばです。

損害を受けた顧客にはもちろん責任がありません。

賠償責任に対応するにはクリーニング業者賠償責任保険!


以上2つのトラブルによって賠償責任が発生した場合。

クリーニング業者賠償責任保険に加入することで、賠償金を保険金で賄うことが可能なのです。

もし保険未加入であれば全負担となるので、クリーニング業者賠償責任保険は必要な保険であることは明確なのではないでしょうか。

クリーニングの損害賠償基準|精神的慰謝料などはなし

賠償義務は何に発生するの?


そもそもクリーニング業では、どのような基準で損害賠償が生じると定められているのでしょうか。


全国クリーニング生活衛生同業組合連合会「H27 クリーニング事故賠償基準」によると、

  • 洗濯物の状態を把握することを怠った
  • 適正なクリーニング方法の選択を誤った
  • クリーニング方法の説明などを怠った
  • クリーニングを完全に遂行しなかった
  • 預かった衣類を返還しなかった
  • 故意、偶発的を問わず洗濯物に損害を与えた
以上のトラブルに対して賠償義務が発生します。


賠償しなくて良い事例ってあるの?


一方で、賠償責任が発生しない条件やトラブルもあります。


具体的なものは以下の通りです。

  • 利用者がクリーニング済みの衣類を受け取るときにトラブルがないことを確認、それを示す書類を取り交わした
  • 利用者がクリーニング済みの衣類を受け取り、6カ月が経過した
  • クリーニング業者が利用客から衣類を受け取った日より、1年を経過した
  • 利用者が起こったトラブルに対して、精神的苦痛を負った

保険の対象外になるもの

すべての賠償額に対して、クリーニング業者賠償責任保険を利用できるわけではありません。

具体的には、以下の条件のトラブルは適用外となっております。
  • クリーニング店側が、故意もしくは重過失により起こしたトラブル
  • 同世帯に暮らしている家族や使用人に対して発生した賠償責任
  • クリーニング済みの衣類を利用客に引き渡してから、一定期間が経過してしまった
なおどのようなものをカバーできるのかは、各保険会社の商品詳細ページにてご確認ください。

簡単に言い換えるのであれば、
  • 予測不能かつ偶発的に起きたトラブル
  • 第三者に対する賠償責任
  • 補償期間内に引き渡された衣類の損害
以上の条件であれば、クリーニング業者賠償責任保険でカバーすることが可能です。

とはいえ、多くのトラブルはこちらに当てはまるのではないでしょうか。

そういった意味でもクリーニング業者賠償責任保険に加入しておけば安心ですね。

クリーニング業者に必要な保険で迷ったらマネーキャリア!


「自分の店にはクリーニング業者賠償責任保険は必要なの?」「そもそもどんな保険に加入すれば良いの?」とお悩みの方も多くおられることでしょう。


そういった方は、マネーキャリアの無料保険相談がおすすめです!


クリーニング業者賠償責任保険の重要性や保険料のことなど、マネーキャリアでは保険のプロがあなたの抱える疑問や不安を1つずつ解決に導きます。


さらにそれ以外でも、法人保険に関することならどんなことでも相談可能です!


スマホ1つで全国各地どなたでも簡単に相談できますので、お気軽にご利用ください。

【参考】クレームへの対応をスムーズにするには?

クリーニング業界は、クレームの多い世界と言われています。


そのなかで少しでも対応をスムーズに行うにはどのようにすれば良いのでしょうか。


おすすめするのは

  • 賠償基準を顧客に明確に理解させる
  • 徹底したマニュアル作成
この2つです。

それぞれどういうことか、解説していきます。


▼賠償基準を顧客に対し明確にしよう


先ほどもご紹介した、全国クリーニング生活衛生同業組合連合会「H27 クリーニング事故賠償基準」では、どのような事態に賠償責任が発生するのか明記されています。


利用客から理不尽とも取れるような要求をされることを想定し、上記を

  • 店内にて掲示する
  • すぐに提示できる状態にしておく
このような策をとることがおすすめです。

▼徹底したマニュアルを作成しよう

クレームを未然に防ぐために、利用時に顧客に確認すべき項目」のマニュアルを作成しておくことを強く推奨します。

利用客の質問に対し曖昧な回答をしてしまい、それがクレームを生むこともあり得る業界。

従業員全員が細心の注意を払い、接客にあたる必要があります。

まとめ


クリーニング業者賠償責任保険
について、補償範囲を含めて基本的情報をご紹介してきましたがいかがだったでしょうか。


今回の記事のポイントは、

  • 衣服の破損・紛失・盗難のトラブルが起き支払義務の生じた賠償額に対して、クリーニング業者賠償責任保険で保険金を受け取ることができる
  • クリーニングのトラブルに関して精神的慰謝料などは発生しない
  • クレームの対応を円滑にするため、賠償基準の周知や接客におけるマニュアル化の徹底が必要
  • クリーニング業者賠償責任保険の必要性に迷ったときは、マネーキャリアの無料保険相談を利用しよう
でした。

クリーニング業者には、様々な賠償のリスクが存在します。

クリーニング業者賠償責任保険に加入して、より安心して営業できるよう心がけましょう。

なおクリーニング業者賠償責任保険に関してわからないことがあれば、いつでもマネーキャリアにてご相談くださいね。

ほけんROOMには、他にも読んでおきたい保険に関する記事が多数掲載されていますのでぜひご覧ください。

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