更新日:2022/11/07
ペット保険で後悔した5つの事例とは?入るべき理由・必要性を解説!
ペット保険で後悔した事例をご存知ですか?犬猫のペット保険はもったいない・いらないという声もありますが、加入しないことで後悔した事例もあります。またペット保険のメリット・デメリットや比較方法も気になりますよね。今回はペット保険の必要性、後悔した事例を解説します。
目次を使って気になるところから読みましょう!
- ペット保険で後悔した事例とは?本当に必要ないのか徹底解説!
- ペット保険で後悔した事例とは?よくあるケースなので要注意!
- 後悔した事例①:思ったよりも治療費が高額で大変だった
- 後悔した事例②:他の人・犬に噛み付いてしまった
- 後悔した事例③:ペットの罹ってしまった病気が補償対象外だった
- 後悔した事例④:ずっと健康で、保険料が無駄になってしまった
- 後悔した事例⑤:持病・高齢のために加入が認められなかった
- ペット保険は不要?入るべき3つの理由を徹底解説!
- ①:ペットの治療費は基本的に全額自己負担になる
- ②:ペットの年間平均治療費は増加傾向にある
- ③:ペットの噛みつき等で損害賠償責任を負うこともある
- 補足:日本・世界でのペット保険の加入率はどれくらい?
- ペット保険に加入する際の注意点は?よくあるトラブルの事例とは
- ①:病気になってからだと加入が難しい!病気になる前に加入を
- ②:加入時には審査が行われる!告知内容は正しく申告しよう
- ③:高齢だと加入できない保険が多くなる!加入条件を確認しよう
- ④:去勢・避妊手術やワクチン接種は補償対象外になる!
- ⑤:待機期間中の病気・ケガは補償されない!
- ペット保険のトラブルを防ぐには?後悔しないための予防法を解説
- ①:ペット保険には出来るだけ若く・健康なうちに加入しておく
- ②:加入する際は重要事項説明書・約款をよく読む
- ペット保険の一括比較サービスを利用するのもおすすめ
- まとめ:ペット保険に加入しておかないと後悔することも
目次
ペット保険で後悔した事例とは?本当に必要ないのか徹底解説!
ペット保険で後悔した事例とは?よくあるケースなので要注意!
近年加入を検討している方が増えているペット保険ですが、加入せず後悔する場合、反対に加入せずに後悔する場合それぞれ存在します。
そこでここからは、ペット保険で後悔した事例を紹介していきます。
- 後悔した事例①:思ったよりも治療費が高額で大変だった
- 後悔した事例②:他の人・犬に噛み付いて、損害賠償責任を負ってしまった
- 後悔した事例③:ペットの罹ってしまった病気が補償対象外だった
- 後悔した事例④:ペットがずっと健康で、保険料が無駄になってしまった
- 後悔した事例⑤:持病がある・高齢のために加入が認められなかった
ペットとの生活の中で保険に加入すべきかどうか判断する参考にしてください。
またペット保険の必要性については以下の記事で詳しく解説しておりますので、参考にしてみてください。
後悔した事例①:思ったよりも治療費が高額で大変だった
ペット保険に加入せず後悔したものとして多い事例です。
若いうちは健康な子も多いと思いますが、犬や猫もシニアに近づくにつれて病気へのリスクや治療費も上がっていきます。
「継続的な投薬治療が必要で、毎月1万円以上かかっている」「手術が必要で20万円かかった」などと、高額な医療費がかかっても全額負担しなければなりません。
ペット保険に加入していると自己負担額を減らすことができるので、保険が必要かどうかペットが病気になる前に検討しておくことが大切です。
後悔した事例②:他の人・犬に噛み付いてしまった
散歩中に他の人や犬に噛みついて怪我をさせてしまい、損害賠償責任を負ってしまった場合、賠償金を支払わなければなりません。
環境省のデータによると平成30年度には咬傷事件が4,249件発生し、咬傷犬数4,270頭のうち3,466頭が登録済みの犬でした。(出典:「動物愛護管理行政事務提要(令和元年度版)」(環境省)
年々減少傾向にはありますが、事件の多くが飼い犬によって発生しています。
ペットが他の人に触られて大きなストレスを感じたり、驚いてしまったりと気を付けていても起きてしまう可能性は考えられるでしょう。
特に人に噛みついてしまい怪我を負わせてしまった場合には、賠償金が数十万~100万を超えてくるケースもあり大きな負担になってしまったなんてことも。
ペット保険には「ペット賠償責任特約」という損害賠償金を負担してくれるオプションを提供している保険会社も多いので、ペット保険の加入と共に検討しておくと安心できるでしょう。
ペット保険の特約については以下の記事でも詳しく解説しておりますので、参考にしてみてください。
後悔した事例③:ペットの罹ってしまった病気が補償対象外だった
加入していたけれど、患った病気が補償対象外で保険金を受け取れなかったという事例もあります。
ペット保険は加入前にかかったことのある病気、ワクチン接種など予防で防げる病気は補償の対象外です。
例えば椎間板ヘルニアの場合、症状は重くなくてもペット保険に加入する前に痛みが出たことがあるなど症状が少しでもあれば、補償対象外になってしまう可能性が高くなります。
加入してから補償対象外で後悔しないよう補償内容をしっかり確認し、若いうちの加入がおすすめです。保険会社によって補償対象の病気に違いもあるので必ずチェックしましょう。
ペット保険の補償内容については以下の記事で詳しく解説しておりますので、参考にしてみてください。
後悔した事例④:ずっと健康で、保険料が無駄になってしまった
ペットが特に重い病気をせず保険を利用することがなく「保険料が無駄になってしまった」という方もいらっしゃいます。
ペット保険の保険料は掛け捨てになってしまうため無駄になってしまうことは事実です。
しかし、ペットがいつ重い病気にかかるかはわかりません。加入しておいた方がいざという時、治療費への不安を減らし安心して治療に専念できます。
全ての飼い主さんに必要とは言えませんが、もしもの時の治療費に不安がある方は加入しておくと安心です。
ペット保険の保険料相場については以下の記事で詳しく解説しておりますので、参考にしてみてください。
後悔した事例⑤:持病・高齢のために加入が認められなかった
ペット保険への加入は健康であることが前提です。加入の際には審査が行われますが、糖尿病や腎不全など合併症で他の病気を発症しやすい病気を患っていると加入を断られる可能性もあります。
中には特定の病気を除いた条件付きで加入できる場合もあるため、事前に確認するようにしましょう。
「10歳未満」など加入年齢の上限も設定されているので、ペットが高齢になってから後悔することがないよう、若く健康なうちに加入を検討してください。
ペット保険は不要?入るべき3つの理由を徹底解説!
上記で触れた通り、ペット保険は愛犬・愛猫の健康状態・加入するタイミングによって役に立つことも立たないこともあり得ます。
「ペット保険なんていらないんじゃ?」と思う方もいらっしゃると思いますが、加入しておくと安心できる面が多いです。
そこでここからはペット保険に入るべき理由を3つ解説していきます。
- ペットの治療費は基本的に全額自己負担になる
- ペットの年間平均治療費は増加傾向にある
- ペットの噛みつき等で損害賠償責任を負うこともある
①:ペットの治療費は基本的に全額自己負担になる
ペットには公的な健康保険制度がありません。通院費・薬代・手術代などペットにかかった治療費は基本的に飼い主が全額負担することになります。
またペット医療は自由診療のため動物病院によって金額も変わりますが、手術が必要で入院ともなれば10万や20万は当たり前にかかるでしょう。
ペット保険に加入しておけば高額になりやすい手術・入院代の負担を減らすことが可能です。
②:ペットの年間平均治療費は増加傾向にある
近年はペットが体調を崩した時、すぐ病院にかかる飼い主さんも増えていますが、ペットが病気になったときかかった費用はどのように変化しているのでしょうか。
日本獣医師会によって平成27年度に調査された「家庭飼育動物(犬・猫)の飼育者意識調査 これまでの治療費の最大額」を例にみてみます。
年齢 | 治療費の最大額の平均 |
---|---|
犬0才~6才 | 47,640円 |
犬7才~12才 | 67,256円 |
犬13才以上 | 80,912円 |
猫0才~6才 | 47,251円 |
猫7才~12才 | 52,821円 |
猫13才以上 | 65,208円 |
引用:http://nichiju.lin.gr.jp/small/ryokin_h27/index2.html
犬・猫ともに年齢が上がるにつれて1回の病気に対する治療費も上がっていることがわかります。
ペットも人間と同様にシニアになるにつれ重い病気になりやすくなり治療費も上がっていき、飼い主の負担も増加していくでしょう。そんな時、保険に加入しておけば自己負担額を減らし、より治療に集中することができます。
今のペットの健康状態だけでなく、将来のことも考えて保険へ加入しておくのがおすすめです。
③:ペットの噛みつき等で損害賠償責任を負うこともある
上記でも紹介しましたが、散歩中などに犬が人や他の犬に噛みついて怪我をさせてしまった時に、損害賠償責任が負うことがあります。
入院が必要になると賠償額も高額になり、金銭的に大きな負担になってしまうでしょう。
ペット保険にはオプションとして「ペット賠償責任特約」があり、万が一損害賠償責任を負うことになっても補償してもらえます。月々の料金もペット保険の保険料ほど高くないので、一緒に加入しておくと安心です。
補足:日本・世界でのペット保険の加入率はどれくらい?
日本でのペット保険加入率は10%前後とまだまだ高くありません。
世界を見てみると、スウェーデンでは50%以上、イギリスでは30%以上と日本よりペット保険への意識が高いことがわかります。
ペット保険は1890年に家畜等を対象にした保険としてスウェーデンにて誕生したと言われており、犬の保険もまたスウェーデンにて1924年に誕生しました。
一方で日本のペット保険の始まりは、1995年とヨーロッパと比較すると凄く最近です。
長年ペットを飼ってきていても、最近初めて「ペット保険」という言葉を知ったという方も多いと思うので、認識の差が加入率にも表れていると考えられます。今後加入率がヨーロッパに追いつくくらい増えることを期待したいですね。
ペット保険の加入率については以下の記事で詳しく解説しておりますので、参考にしてみてください。
ペット保険に加入する際の注意点は?よくあるトラブルの事例とは
ペット保険に加入する際には注意点もあるので紹介していきます。
- 病気になってからだと加入が難しい!病気になる前に加入を
- 加入時には審査が行われる!告知内容は正しく申告しよう
- 高齢だと加入できない保険が多くなる!加入条件を確認しよう
- 去勢・避妊手術やワクチン接種は補償対象外になる!
- 待機期間中の病気・ケガは補償されない!
事前にチェックしておかないと、トラブルになる可能性もあるので、しっかりチェックしてください。
①:病気になってからだと加入が難しい!病気になる前に加入を
ペット保険はペットが健康であることを前提に加入することになるので、病気になってからだと加入を認めてもらえない場合があります。
保険会社によっては特定の病気を補償対象外にすることを条件に加入できるところもあるので問い合わせてみるのも大切です。
加入時に断られたり、条件を付けられたりするのを避けるためにも、病気になる前に加入することをおすすめします。
ペット保険はすでに病気でも加入できるのかについては以下の記事でも詳しく解説しておりますので、参考にしてみてください。
②:加入時には審査が行われる!告知内容は正しく申告しよう
ペット保険の審査はペットが健康であるかどうかを知るためのものなので全て正しく申告しましょう。申告するのは現在かかっている病気だけでなく、過去にかかった病気も大賞なので忘れないようにしてください。
意図しない形でも嘘の告知がわかると「告知義務違反」となり、すでに加入済みならその時点で解約となってしまうので注意しましょう。
ペット保険の告知義務については以下の記事で詳しく解説しておりますので、参考にしてみてください。
③:高齢だと加入できない保険が多くなる!加入条件を確認しよう
ペット保険には、「満8歳」「満10歳」など加入できる年齢に上限が設定されています。
シニアになってからだと年齢が理由で加入できないことも多いです。ペットの年齢と加入条件を比べて条件をくりしているか確認するようにしてください。
シニア犬・シニア猫でも加入できる保険もありますが、保険の選択肢を多くするためにも若いうちに保険を検討すると良いでしょう。
ペット保険の年齢制限については以下の記事で詳しく解説しておりますので、参考にしてみてください。
④:去勢・避妊手術やワクチン接種は補償対象外になる!
去勢・避妊手術や健康診断・ワクチン接種など、予防医療は補償の対象外なので注意してください。
例えばオスの場合遺伝性疾患として停留睾丸があります。停留睾丸は手術必須の疾患ではありますがペット保険の対象にはなりません。
ペット保険はあくまで病気をした時の補償なので全額負担にはなりますが、病気の早期発見・早期治療にもつながるので定期的な健康診断をおすすめします。
⑤:待機期間中の病気・ケガは補償されない!
ペット保険の中には契約から補償開始まで待機期間が設けられている保険も存在します。
ペットが健康であることを前提とした契約になるため、「病気の潜伏期間中の加入」と「病気にかかっていそうだけど加入してから受信して保険金をもらおうとする」という2つを防ぐために待機期間が設けられています。
期間は保険会社によって異なりますが、30日程度設けているところが多いです。待機期間中に患った病気やケガは補償されないため注意してください。
中には待機期間のない保険もあるので、早く補償を開始したい飼い主さんはそちらを検討するといいでしょう。
ペット保険の待機期間については以下の記事で詳しく解説しておりますので、参考にしてみてください。
ペット保険のトラブルを防ぐには?後悔しないための予防法を解説
ペット保険では「補償されなかった」など、トラブルになるケースも見受けられますが、事前にしっかりと準備しておけば防ぐことのできるものが多いです。
そこでここからはペット保険のトラブルを防ぐための方法を紹介していきます。
- ペット保険には出来るだけ若く・健康なうちに加入しておく
- 加入する際は重要事項説明書・約款をよく読む
①:ペット保険には出来るだけ若く・健康なうちに加入しておく
ペットも年齢を重ねるにつれて病気になるリスクは上がっていきますが、上記でも紹介した通り、補償開始前に患った病気やケガは補償の対象外となってしまいます。
さらに加入年齢の上限が設定されいるため、シニアになってから保険を探すとなると選択肢が限られてしまうでしょう。
「年齢制限で加入できなかった」「かかった病気が補償対象外だった」などと後悔しないためにも、ペット保険の加入は若くて健康なうちにすることをおすすめします。
②:加入する際は重要事項説明書・約款をよく読む
ペット保険に加入する際には、重要事項説明書・約款を必ず確認してください。
重要事項説明書には、契約概要(補償内容など)や免責事由や告知義務などの注意点などが記載されています。保険を申し込む前に読んで保険の内容と認識に差異がないかを確認しましょう。
約款は保険料の支払いに関することなど、より詳細に契約に関する事項が記載されています。
全部を読むのは大変だと思いますが、トラブルを避けるためにもどちらも内容を理解できるまで確認するようにしましょう。
ペット保険の一括比較サービスを利用するのもおすすめ
近年加入者が増えていっているペット保険ですが、それでも現在の加入率はペットを飼っている方のおよそ10%程度にしかなりません。
ペットの治療費は全額自己負担となりますので、突然の病気による手術等で数十万円といった高額な費用がいきなり請求されてしまうことも珍しくありません。
しかし大切なペットには最適な治療を余裕を持って受けさせてあげたいですよね。
もしもの時、治療費の負担を少しでも軽減し飼い主やペットが治療に専念できるように、前もってペット保険に加入しておくことをおすすめします。
MOFFMEでは「どんな保険に加入すれば良いか分からない」・「入りたい保険がいくつかあるけど、どれが一番良いのか悩む」といった方のために、ペット保険の一括比較を行っております。
ペット保険への加入を検討されている方はぜひ利用してみてください!
まとめ:ペット保険に加入しておかないと後悔することも
ペット保険で後悔したことやぺっとほけんの必要性について紹介しました。
今回の記事のまとめはこちら。
- 手術など高額な治療費も全額負担しなければならないが、保険に加入することで自己負担額を減らすことができる
- ペット保険には他の人や犬に怪我をさせてしまった時の損害賠償金を負担してくれる「ペット賠償責任特約」というオプションがある
- 保険会社・加入以前の疾患などかかった病気が補償対象外になる可能性があるため、補償内容の確認や若いうちの加入の検討が必要
- ペットがずっと健康でも、もしもの時が不安な方は保険に加入しておくと安心
- ペットも年齢を重ねると重い病気になりやすくなり、治療費の最大額平均も高くなる傾向にある
- 日本のペット保険加入率は10%前後と、世界と比べ加入率が低い
- 病気になってからの加入は認められなかったり条件付きになったりするため、加入するなら病気になる前がいい
- 申し込み時の審査では、既往歴を正しく申告する
- 去勢・避妊手術や健康診断など予防医療は補償対象外のため注意
- 待機期間の病気も補償対象外のため注意
ペット保険について調べていると、加入した場合・加入していなかった場合、どちらにも後悔したという声が見られますよね。
本当にペット保険は必世なのかわからなくなる方もいらっしゃると思います。
そこで今回ほけんROOMでは、