更新日:2024/02/06
ペット保険は掛け持ちできる!掛け持ちするメリット・デメリットとは
ペット保険は複数掛け持ち可能なことをご存知ですか?ペット保険は重複・併用して加入することで補償を充実させられますが、詳細なメリット・デメリットが気になりますよね。今回はペット保険が掛け持ち可能か、おすすめの組み合わせ、掛け持ち時の告知等の注意点を解説します。
目次を使って気になるところから読みましょう!
- ペット保険は掛け持ちできる?告知等の注意点も徹底解説!
- ペット保険は掛け持ちできる!おすすめの組み合わせも解説!
- 基本的にペット保険は複数加入可能!
- ただし掛け持ち不可のペット保険会社もある!
- 掛け持ちのおすすめの組み合わせは?補償の種類ごとに紹介!
- ペット保険を併用する意味は?掛け持ちの2つのメリットを解説!
- メリット①:100%補償にすることで自己負担額を0円にできる
- メリット②:入院・手術補償等、足りない補償を充実させられる
- ペット保険は本当に掛け持ちで入るべき?3つのデメリットを解説
- デメリット①:保険料負担が増えてしまう
- デメリット②:保険金請求等の手続きの負担も増えてしまう
- デメリット③:補償は100%まで!実際の治療費以上は請求不可
- ペット保険を掛け持ちする際の3つの注意点とは?
- 注意点①:掛け持ちする際は必ず保険会社に告知する
- 注意点②:保険会社によって、掛け持ちする際の順番に注意!
- 注意点③:保険会社・商品で補償内容が異なることを要確認!
- ペット保険の一括比較サービスを利用するのもおすすめ
- まとめ:ペット保険は何社でも複数掛け持ちできる!
目次
ペット保険は掛け持ちできる?告知等の注意点も徹底解説!
- ペット保険は掛け持ちできる!おすすめの組み合わせも解説!
- ペット保険を併用する意味は?掛け持ちの2つのメリットを解説!
- ペット保険は本当に掛け持ちで入るべき?3つのデメリットを解説
- ペット保険を掛け持ちする際の3つの注意点とは?
ペット保険は掛け持ちできる!おすすめの組み合わせも解説!
ペット保険は最愛のペットのいざという時に金銭面でとても頼りになる保険です。
- 基本的にペット保険は複数加入可能!
- ただし掛け持ち不可のペット保険会社もある!
- 掛け持ちのおすすめの組み合わせは?補償の種類ごとに紹介!
基本的にペット保険は複数加入可能!
おすすめの組み合わせをご紹介する前に、ペット保険を掛け持ちするなんてできるの?と不安になった方もいると思います。
一部のペット保険を除いては、基本的にペット保険は複数加入が可能になっています。
ペット保険を掛け持ちすることで、A社では補償されない病気をB社で補償してもらえたり、補償を100%にして自己負担を0円にするなど、さまざまなメリットがあります。
もちろんデメリットもありますので、後ほどメリットとデメリットをさらに掘り下げてご紹介します。
ただし掛け持ち不可のペット保険会社もある!
基本的に掛け持ちが可能なペット保険ですが、掛け持ち不可のペット保険も存在します。
何も知らずに掛け持ち不可能な保険会社の保険を一番最初に契約した場合、後ほどペット保険の掛け持ちをしようとしても最初に契約していた保険を解約しない限りは掛け持ちはできません。
ペット保険は基本的に掛け捨てですので更新のタイミングで掛け持ち可能なペット保険に乗り換えるのもアリですが、そのタイミングで病気や怪我を治療している場合は審査に通らない可能性もあります。
さらに、待機期間もあるので無保険の期間もできてしまいます。
今後ペット保険の掛け持ちを検討するのであれば、最初に契約する保険も掛け持ちOKのペット保険なのかを確認してから契約することをおすすめします。
掛け持ちのおすすめの組み合わせは?補償の種類ごとに紹介!
ペット保険には主に
この中でただ闇雲に掛け持ちをするのではなく、それぞれの強みを理解して掛け持ちをすることで、最大限の補償を受けられるようになります。
そして、ペット保険を掛け持ちする場合、以下の組み合わせがおすすめです。
- フルカバー型+入院・手術特化型
- フルカバー型+フルカバー型
- 通院特化型+入院・手術特化型
- A社:補償割合70%
- B社:補償割合50%
ペット保険を併用する意味は?掛け持ちの2つのメリットを解説!
ここまで、ペット保険が掛け持ち可能なことと、おすすめの組み合わせについてご紹介してきました。
- メリット①:100%補償にすることで自己負担額を0円にできる
- メリット②:入院・手術補償等、足りない補償を充実させられる
メリット①:100%補償にすることで自己負担額を0円にできる
メリットの1つめは、ペット保険を掛け持ちすることで、補償を100%にし自己負担額を0円にすることが可能なところです。
おすすめの組み合わせの項目でもご紹介した通り、ペット保険にはさまざまな補償プランがあります。
保険のプランには70%や50%の補償のものがが多く
- A社:50%補償
- B社:70%補償
- A社:50%補償
- B社:50%補償
メリット②:入院・手術補償等、足りない補償を充実させられる
メリットのふたつめは、ペット保険を掛け持ちすることで、入院・手術補償など、足りない補償を充実させられることです。
フルカバー型のペット保険は、通院、入院、手術をカバーしてくれる安心な保険です。
しかし、保険のプランごとに補償の限度金額や限度の回数が決められている商品がほとんどです。
そのため、高額になりがちな手術やそれに伴う入院費用などの補償は万全ではないと感じる方も多いです。
そこでフルカバータイプ+入院・手術特化型の掛け持ちにすれば、皮膚病などの比較的軽いけれど通院回数が多い病気をカバーしながら、いざという時のための入院や手術にしっかりと備えることが可能です。
入院・手術特化型のペット保険はフルカバー型に比べたら保険料もお手頃なので家計にも優しい掛け持ち方法となります。
ペット保険は本当に掛け持ちで入るべき?3つのデメリットを解説
ここまで、ペット保険を掛け持ちすることのメリットをご紹介しました。
- デメリット①:保険料負担が増えてしまう
- デメリット②:保険金請求等の手続きの負担も増えてしまう
- デメリット③:補償は100%まで!実際の治療費以上は請求不可
デメリット①:保険料負担が増えてしまう
ペット保険を掛け持ちすることのデメリット1つめは、保険料負担が増えてしまうということです。
別々の保険に加入しているのですから、それぞれの保険料の支払いが必要になってきます。
2つ加入しているからといって、多頭飼いの割引のような割引制度もないので、毎月もしくは毎年満額を払わなければなりません。
ご自身のペットが病気も怪我もなく健康に過ごせるのが一番幸せなことではありますが、あまり病気をしないペットの場合、補償してもらった保険金より、毎月支払っている保険料のほうが高かった…ということにもなりかねません。
遺伝的に病気を患いやすい種類なのか、年齢的にこれから動物病院にお世話になることが増えそうかなど、さまざまな要因と比べながら掛け持ちを検討するようにしましょう。
デメリット②:保険金請求等の手続きの負担も増えてしまう
ペット保険を掛け持ちすることのデメリット2つめは、保険金請求等の手続きの負担も増えてしまうことです。
2つ(あるいはそれ以上)のペット保険に加入している場合、それぞれの保険会社に保険金の請求をすることが必要になってきます。
保険金の請求方法は大きく分けて「窓口精算」と「直接請求」の2種類があります。
窓口精算とは動物病院の窓口で、自己負担額のみを支払う方法で、人間の健康保険制度を思い浮かべるとイメージがつかみやすいでしょう。
直接請求というのは動物病院の窓口でまず全額を支払い、後日必要な書類を保管会社に郵送、受理されてから保険金が支払われます。
そのため、掛け持ちしている保険が全て直接請求の場合は想像以上の手間がかかってきてしまいます。
窓口精算の場合は書類を送るなどの手間が省けますので、掛け持ちをする場合は窓口精算の保険を視野にいれて検討するのもいいでしょう。
保険金請求が簡単なペット保険については以下の記事でも解説しておりますので、参考にしてみてください。
デメリット③:補償は100%まで!実際の治療費以上は請求不可
ペット保険を掛け持ちすることのデメリット3つめは、実際の治療費以上は請求不可ということです。
仮に10万円の医療費がかかったとして、A社の70%補償の保険とB社の50%補償の保険の掛け持ちをしていたとします。
10万円の70%なのでA社からは7万円の保険金をもらうことができます。
一方、B社の補償の割合は50%にも関わらず、5万円ではなく3万円しか保険金をもらうことができません。
- A社:70%補償→7万円の保険金
- B社:50%補償→10万−(A社が補償した)7万=3万円の保険金
ペット保険を掛け持ちする際の3つの注意点とは?
ここまで、ペット保険を掛け持ちする際のおすすめの組み合わせや、メリットやデメリットをご紹介してきました。
- 注意点①:掛け持ちする際は必ず保険会社に告知する
- 注意点②:保険会社によって、掛け持ちする際の順番に注意!
- 注意点③:保険会社・商品で補償内容が異なることを要確認!
注意点①:掛け持ちする際は必ず保険会社に告知する
注意点の1つめは、掛け持ちする際は必ず保険会社に告知しなければならないということです。
ペット保険に加入する際の告知義務に、別のペット保険に加入しているか否かを聞かれる場合も多いです。
故意にしろ、うっかり忘れてしまっていたにしろ、掛け持ちをすることを連絡しなかったことにより告知義務違反にあたり、罰則として補償を受けられなかったり、最悪の場合は強制的に解約のような措置になる恐れもあります。
注意したいこととして、新しく加入するB社には以前から加入していたA社のことを告知をしていても、A社にはB社に新しく加入することを告知し忘れてしまうパターンです。
告知は今まで加入していた保険会社にも必要になるので、必ず事前に両方の保険会社に掛け持ちをする旨を連絡しましょう。
ペット保険の告知義務については以下の記事でも解説しておりますので、参考にしてみてください。
注意点②:保険会社によって、掛け持ちする際の順番に注意!
注意点の2つめは、保険会社によって、掛け持ちする際の順番に注意しなければならないことです。
ペット保険の中には、条件付きで掛け持ちはOKなものも存在します。
条件というのが、1社目としての加入は問題ないけれど、2社目としての新規加入ができないということです。
つまり、条件付き掛け持ち可能のA社に絶対加入したいと考えている場合は、必ず1社目に加入するか、既に他の保険会社の保険に加入している場合は、一度解約をしてからどこのペット保険にも加入していない状態で新規加入を申し込まなければなりません。
このように、掛け持ちする会社によっては、加入する順番にも注意が必要になってくることを覚えておきましょう。
注意点③:保険会社・商品で補償内容が異なることを要確認!
注意点の3つめは、保険会社・商品で補償内容が異なることを確認するということです。
例えば、トイ・プードル、ポメラニアン、チワワ、ヨークシャーテリアなどの小型犬で遺伝的になりやすい病気としてパテラが挙げられます。
実はこのパテラですが、保険会社によっては補償の対象の場合と対象外の場合があります。
遺伝的に罹りやすい病気なので、いざという時に備えてペット保険に加入したはいいものの、掛け持ちしているA社ではパテラは補償の対象、B社では補償の対象外とうい場合、もちろん保険金はA社からしかもらうことができません。
その場合、B社を掛け持ちで加入した意味がなくなってしまいます。
このように、ペット保険を掛け持ちする会社は、いずれも自分のペットがかかりやすい病気を補償してくれるところを選んでおくといざという時に安心です。
ペット保険の一括比較サービスを利用するのもおすすめ
近年加入者が増えていっているペット保険ですが、それでも現在の加入率はペットを飼っている方のおよそ10%程度にしかなりません。
ペットの治療費は全額自己負担となりますので、突然の病気による手術等で数十万円といった高額な費用がいきなり請求されてしまうことも珍しくありません。
しかし大切なペットには最適な治療を余裕を持って受けさせてあげたいですよね。
もしもの時、治療費の負担を少しでも軽減し飼い主やペットが治療に専念できるように、前もってペット保険に加入しておくことをおすすめします。
MOFFMEでは「どんな保険に加入すれば良いか分からない」・「入りたい保険がいくつかあるけど、どれが一番良いのか悩む」といった方のために、ペット保険の一括比較を行っております。
ペット保険への加入を検討されている方はぜひ利用してみてください!
まとめ:ペット保険は何社でも複数掛け持ちできる!
今回は、ペット保険の掛け持ちについてご紹介してきました。
ポイントとして
- ペット保険は掛け持ちが可能
- しかし、保険会社によっては掛け持ち不可の場合もあるので注意
- ペット保険を掛け持ちするおすすめの組み合わせはフルカバー型+入院・手術特化型
- ペット保険を掛け持ちすることで自己負担額を0円にすることが可能
- さらに、足りない補償を手厚くすることもできる
- 保険料が増えてしまったり、精算が大変になるというデメリットもある
- 補償は医療費の実費以上は受けられない
- ペット保険を掛け持ちする際は、事前に両方の保険会社に掛け持ちをする旨を連絡する
- 補償内容が異なったり、加入の順番に注意
またほけんROOMでは、他にも様々なペットや保険に関する記事を多数公開しておりますので、そちらもぜひご覧ください!