ペット保険の免責なしとは?意味やメリット・デメリットを徹底解説

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ペット保険の免責なしの意味をご存知ですか?わかりやすく言うと免責金額なしのプランのことを指します。そんな免責なしの犬猫のペット保険ですが、メリット・デメリットは何でしょうか。保険料に影響があるかも気になりますよね。今回はペット保険の免責なしについて解説します。

ペット保険の免責なしとは?メリット・デメリットも解説!

猫や犬のペット保険を検討している人は、免責なし」という言葉を目にしたことがありますよね。きちんと理解を深めることで、いざという時に本当に頼れるペット保険を選べます。


ペット保険は条件や補償内容で、支払う保険料や受け取れる保険金が変わります。そもそも保険金を受け取れないケースがどんな時なのかをしっかりと把握しておくことが大切です。


今回ほけんROOMでは、

  • ペット保険の免責なしの意味と免責事由
  • ペット保険の免責なしのメリット・デメリット
  • ペット保険の免責なしがおすすめな人・おすすめできない人

について詳しく解説します。


今回の内容を理解して、自分が納得できる保険を選べるようにしましょう!

ペット保険の免責なしの意味とは?免責事由についても解説!


ペット保険の「免責なし」とはどんな意味があるのでしょうか?選ぶプランが免責なしの場合、どんな補償を受けられるのか気になりますよね。


ここでは

  • ペット保険の「免責なし」とは免責金額がないこと
  • 「免責金額」の意味
  • 参考:免責事由とは

について詳しく解説します。


まずは用語の意味をしっかりと理解しておきましょう。

ペット保険の「免責なし」とは「免責金額なし」のこと!

ペット保険への加入を検討していて、パンフレットやネットを見ていると「免責」という言葉をよく目にすると思います。「免責なし」と書かれていることもあると思いますが、これは「免責金額なし」という意味合いになります。


免責とは文字どおり責任を免れることで、保険においては「保険会社が保険金を支払はない」という意味で使われます。人間の保険はもちろん、ペット保険でも同じ意味で使われる言葉です。


具体的に「免責あり」とは、たとえば入院1日あたりの免責金額が5,000円だとした場合、治療費用から5,000円が引かれた金額が、保険金として受け取れます。


「免責なし」とはかかった治療費から、差し引かれる金額がない、ということになります。

ペット保険の免責金額の意味とは?

ペット保険の免責金額とは、飼い主が治療費を負担しなければならない金額、と理解することができます。

たとえば免責金額が7,000円、補償割合が70%の場合、かかった治療費が5,000円の場合は免責金額よりも少額のため、保険金は受け取れません。

かかった治療費が10,000円の場合、まずは補償割合の70%に相当する7,000円になります。この7,000円が、免責金額である7,000円を上回っていませんので、保険金は受け取れません。

最後に、20,000円の治療費がかかった場合を見てみましょう。まずは補償割合の70%をかけて14,000円になります。ここから免責金額の7,000円が引かれて、受け取れる保険金は残りの7,000円ということになります。


ここで紹介した計算方法はあくまでも1例です。先に治療費から免責金額を引いて、補償割合をかける計算方法を採用している保険会社もあります。詳細は各保険会社によって異なりますので、約款や重要事項説明書をよく確認することが正しい選び方です。

参考:ペット保険の免責事由とは?

ペット保険の免責事由とは、保険会社が保険金を支払わなくてもいい理由のことです。もしも保険金を請求しても、事由に当てはまる場合は、保険金を受け取ることはできませんので覚えておきましょう。


免責事由の具体例としては、

  • 先天性の疾病
  • 飼い主の過失に起因する怪我
  • 自然災害に起因する怪我
  • 予防接種
  • 出産
が挙げられます。

ただし、補償開始後に症状がみられ獣医師の診断で発見された場合は、先天性の病気でも補償対象とする保険会社も存在します。

また特定の部位や疾病を補償の対象外とする条件付きで、ペット保険に加入できるケースもあります。健康なペットが加入することが前提ですが、「この病気は補償しない」という条件をつけることで、過去に傷病歴があっても加入できます。

あわせて注意したいのが、契約更新時に補償の対象外になってしまうケースがあるということです。新規契約時は補償対象だったケガや病気も、慢性化などにより継続的な治療が必要になると、免責事由として追加される場合がありますので覚えておきましょう。

ペット保険の免責なしのメリット・デメリットとは?


免責なしのペット保険を選ぶと、メリットもありますがもちろんデメリットもあります。それぞれをきちんと理解して、納得できる選び方をしましょう。


ここでは

  • メリットは自己負担額を減らせる
  • デメリットは保険料が高くなる

について詳しく解説します。

ペット保険の免責なしのメリットとは?自己負担額を減らせる!

免責なしのペット保険のメリットは、ペットの治療にかかった費用のうち自己負担額を減らせることです。ほかに免責事由がないペット保険の場合は、金額的な制限がないためです。


たとえばペットの治療に10,000円かかった場合、免責金額が5,000円の保険だと、受け取れる保険金は免責金額を差し引いた5,000円です。一方、免責なしの場合は10,000円が保険金として受け取れます。


ただし病気やケガが慢性的になり継続的に治療が必要になると、契約更新時に免責事由に追加される場合もありますので注意が必要です。

ペット保険の免責ありのデメリットとは?保険料が高くなる!

免責なしのペット保険に加入するデメリットは、毎月保険会社に支払う保険料が割高になることが挙げられます。それだけでなく、免責ありに比べて補償される内容も少なくなる可能性があります。


免責金額は1回の通院に該当するケースがほとんどのため、低い金額で何度も通院する場合はメリットを感じられるかもしれません。しかし、1回の治療にが高額の場合は、免責金額を受け入れてでも手厚い補償を受けた方がいい場合もあります。


ペットが健康であることが第一ですし、万が一の時も手厚い補償を受けられて安心できることは大切です。しかし継続的な保険料の支払いもできるだけ安く抑えたいのも事実です。


自分の経済状況とよく相談して決めてくださいね。

ペット保険の免責なしがおすすめな人・おすすめできない人は?


免責なしの概要は理解したけど、自分に合っているのかわからない、という飼い主もいると思います。


ここでは免責なしのペット保険が

  • おすすめできる人
  • おすすめできない人

について詳しく解説します。


自分が受けたい補償や、どんなケースでペット保険を利用したいのかを考えながらご覧ください。

ペット保険の免責なしがおすすめできる人とは?

ペット保険の免責なしがおすすめできる人は、治療にかかった費用の自己負担額を減らしたい人です。継続的な治療が必要になった場合は、免責なしのメリットを十分に受けられるでしょう。


また気軽に保険を使ったり、少しでも気になることがあれば気軽に獣医師に相談したりしたい人にも免責なしのペット保険はおすすめです。


というのも免責なしであれば、かかった治療費の全額を保険金として受け取れるケースがあるためです。とはいえ補償割合などによって状況は変わりますので、重要事項説明書をよく確認しましょう。

ペット保険の免責なしがおすすめできない人とは?

毎月支払う保険料をできるだけ抑えたい人には、免責なしのペット保険はおすすめできません。免責ありにすると毎月の保険料が割高になるためです。


というのも、病院を受診したときに自己負担が不要のため、毎月の保険料が増えることにくわえて補償される内容がコンパクトになることがありますので注意しましょう。


加入の目的が、高額治療に備えたい人にも免責なしはおすすめできません。免責なしの場合、年間や1回あたりの補償限度額が低いケースが多く、入院や手術にかかる費用をまかないきれない可能性があるためです。

ペット保険の一括比較サービスを利用するのもおすすめ

近年加入者が増えていっているペット保険ですが、それでも現在の加入率はペットを飼っている方のおよそ10%程度にしかなりません。


ペットの治療費は全額自己負担となりますので、突然の病気による手術等で数十万円といった高額な費用がいきなり請求されてしまうことも珍しくありません。


しかし大切なペットには最適な治療を余裕を持って受けさせてあげたいですよね


もしもの時、治療費の負担を少しでも軽減し飼い主やペットが治療に専念できるように、前もってペット保険に加入しておくことをおすすめします。


MOFFMEでは「どんな保険に加入すれば良いか分からない」・「入りたい保険がいくつかあるけど、どれが一番良いのか悩む」といった方のために、ペット保険の一括比較を行っております。


ペット保険への加入を検討されている方はぜひ利用してみてください!

まとめ:免責なしのペット保険は気軽に使いやすくなる!

今回ほけんROOMでは、ペット保険の免責なしについて解説しました。


内容をまとめると以下のとおりです。

  • ペット保険の免責なしとは免責金額なしという意味
  • 免責なしのメリットは気軽に受診できるようになること
  • 免責なしのデメリットは毎月の保険料が高くなること
  • 免責なしのペット保険がおすすめな人は治療費の自己負担を減らしたい人
  • 免責なしのペット保険がおすすめできない人は高額医療に備えたい人

免責なしのペット保険は、治療費を保険金として受け取れますので、少し気になることがあれば気軽に病院に連れて行けるようになります。


免責なしでも実際に受け取れる保険金は、計算方法によって異なります。各保険会社の約款や重要事項説明書をよく読んで、いざという時に納得できるようにしておきましょう。


またほけんROOMでは、他にも様々なペットや保険に関する記事を多数公開しておりますので、そちらもぜひご覧ください!

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