一週間の入院費用は高い?医療保険に加入しておく必要はないの?

誰でも可能性のある入院。病気や怪我の状態によっては入院が一週間続くということもありますよね。そんな時に健康面以外で心配の種となるのが、入院費用のことです。この記事では、一週間入院した際の平均入院費用や利用できる公的医療制度、医療保険の必要性について解説します。

内容をまとめると

  • 一週間の入院費用は平均して約14万円
  • 入院期間は原因にもよるが、患者全体だと約1ヶ月ほど
  • 一週間入院した場合は公的医療制度として、保険適用・高額療養費制度・医療費控除・傷病手当が利用できる
  • 子供の入院は自治体の制度によって負担が軽減される
  • 妊娠・出産は正常分娩なら保険適用外、切迫早産などは保険適用だがいずれも負担は大きめ
  • 高齢者医療制度によって、70歳以上であれば入院費用はかなり安くなる
  • どんなに些細なことでも保険に関して不安や疑問があるならマネーキャリアの保険相談を利用するのがおすすめ!
  • マネーキャリアなら何度でも無料で、スマホ1つで気軽に予約から相談が可能!相談場所も47都道府県対応可能!
  • マネーキャリア顧客満足度93%だから安心して気軽に利用できる!

一週間の入院費用は高い?医療保険に加入しておく必要はないの?

何らかの病気や怪我が原因で入院をするということもありますよね。


その入院期間が一週間に及ぶこともあるでしょう。


そうなってくると健康以外に気になるのが、入院費用の問題。


今回は、一週間入院した際に発生する入院費用について

  • 一週間の入院が決まった!入院費用はいくらかかる?
  • そもそも入院はどのくらいの日数になることが多いの?
  • 一週間以上入院するとこんな公的医療制度が便利!
  • 子どもや出産、高齢者で入院費用は変わる?
  • 医療保険や共済への加入は本当に役に立つの?
  • 医療保険に加入すると一週間の入院でこんなにお得!
以上のことを中心にご紹介していきます。

この記事を読んでいただければ、一週間入院する際の入院費用を抑える方法がしっかりご理解いただけます。

長期に渡る入院は、気持ちの面でも金銭的な面でも不安になってしまうものです。

その際に知識があれば、少しは落ち着いて入院へと向き合うことができるようになりますので、最後までぜひご覧ください。

一週間の入院費用の平均・相場は10万円~15万円

病院にもよりますが、1日あたりの入院費用の相場は約2万円


これを一週間として単純に7日分計算すると、

日額約2万円×7日=約14万円

となります。


ただしこれは大部屋の場合です。


もし個室を利用するとなると、ここに差額ベット代として日額7,000円〜8,000円がプラスされます。


つまり上記の平均額に対し一週間で約5万円前後入院費用が追加されるということですね。


まとめると一週間の入院における平均総額は

  • 大部屋の場合:約14万円
  • 個室の場合:約19万円
ということになります。


これらの金額に抱かれる感想は様々だと思いますが、ここからは

  • 入院費用にはどんなものが含まれているの?
  • 入院費用の見積もり方法を病名ごとにご紹介!
この2つについて説明していきます。

入院にはどのような費用がかかるのか

入院費用のなかには、

  • 全員に共通でかかる費用:入院基本料・食事療養費
  • 人によって必要な費用:差額ベット代・先進医療技術料
  • 入院中に必要な費用:日用品費用・周囲からのサポート費用
大きく分類してこれらの費用が含まれています。

各項目ごとに簡単に説明していきます。

入院基本料・食事療養費


入院すること自体への費用である入院基本料には
  • 診療費
  • 投薬料
  • 注射料
  • 処置・手術料
  • 検査料
以上のものなどが該当し、1日ごとに発生します。

食事療養費は、入院中の食事に対して発生する費用です。

1食あたりの値段は460円ほどとなっています。

差額ベット代・先進医療技術料


差額ベット代は先ほども登場しましたが、個室や半個室など大部屋以外を希望される場合に必要な費用です。

また先進医療技術料は、新しい治療法や新薬を試す際に必要となる費用です。

なおここにかかる費用は公的保険の適用外ですので、注意が必要です。

日用品費用・周囲からのサポート費用


日用品費用とは例えばテレビカードなど娯楽品の購入、またパジャマなどの入院生活においてかかる費用です。

大きなものではないですが、何かと必要になってきます。

サポート費用とは、小さな子どもの付き添い入院などの費用のことです。

家庭によって様々ですが、入院者本人が普段仕事をしている方ならばその収入減なども含めて見込まれます。

1日あたりの入院費用の見積もり方【病名ごと】

見積もり方法


入院費の見積もりには、「包括評価(DPC)」と呼ばれる計算方式を用います。


これは病名をもとに必要な診療内容を、厚生労働省が定めている「診断群分類点数表」というものに当てはめて費用を算出する方法です。


医療事務をしている方には、特になじみ深いものかもしれません。


具体的には

入院費用=日額×入院日数×医療機関別係数+手術やリハビリなどの出来高計算分

この式で入院費用が求められます。


なお医療機関別係数というのは入院先の病院によって異なりますので、大体の入院費用の目安は、病院に相談するのが良いでしょう。


病名ごとの入院における平均日額


以下に病名ごとの1日あたりの入院費用(自己負担額)の相場をご紹介いたします。

入院時の平均日額
乳がん17,027円
大腸がん15,823円
骨折13,605円
脳卒中13,050円

結構差があることが見て取れますよね。


ただ入院日数が異なるため、最終的な総額はまた変わってくるのも実情です。


病名ごとではなく総合的な1日あたりの入院における自己負担額が知りたいという方も、もちろんおられることと思います。


そういった方へ向けて、下記リンク先の記事では

  • 入院における平均的な日額
  • 高額入院費への対策方法
  • 1日あたりの入院費用に関するQ&A
これらのことを解説しています。

この記事とあわせて、ぜひご覧ください。

入院期間・日数の平均は?入院はどのくらいになることが多いか

厚生労働省の「患者調査(平成29年度)」によれば、入院期間や入院日数は病気や怪我によってまちまちとなっています。


入院原因となった疾病の分野別だと

平均入院期間
精神・行動上の障がい291.9日
神経系の疾患82.2日
循環器系の疾患43.3日

上記のような入院期間が平均期間です。


どれも1ヶ月以上は平均してありますが、そのなかでも精神や行動における障がいの場合は10ヶ月弱と群を抜いて長期の入院となっています。


また具体的な病名を挙げるのであれば、

平均入院期間
胃がん19.3日
肺がん20.9日
脳卒中89.5日
急性心筋梗塞20.3日

一例ですが、このような感じです。


胃がんは2週間〜3週間足らずで退院できる人が多いようですが、脳卒中であれば3ヶ月ほどとこちらでも大きな差が見られますね。


実際に筆者である私も足の骨に関する手術とリハビリのために入院した経験がありますが、その時の入院期間はだいたい2ヶ月間、日数にすると60日間ほど。


しかし同じ整形外科の病棟でも他の原因で入院しておられる方は2週間で退院したりと、本当に様々でした。


ちなみに、病名などに一切とらわれない患者全体の入院日数の平均は31.9日


平均ではだいたい1ヶ月くらいの入院期間となっているようです。  

1週間以上の入院で使える公的医療制度


ここまでご覧いただいたデータなどから、

  • 入院期間が一週間を超越することは珍しくない
  • 一週間以上の入院となると入院費は10万円をオーバーしてしまう
ということがご理解いただけたと思います。

さてこうなってくるといよいよ現実問題として心配なのが、お金の問題ですよね。

事前に入院がわかっている場合でも不安ですが、突然入院が決まってしまうとなおのことだと思われます。

入院費が高額になってしまう、そんな時に医療費の負担を少しでも軽減してくれる制度があれば、ぜひ利用したいところですよね。

本当にそんな制度があるのでしょうか?あるんです!

この項目では、一週間以上の入院において利用可能な公的医療制度として
  • 保険適用
  • 高額療養費制度
  • 医療費控除
  • 傷病手当金
以上4つの制度をご紹介していこうと思います。

これから紹介する制度は、それぞれ単独でしか使えないということはありません。

制度を自身の状況に応じて賢く組み合わせて、少しでも自己負担額を減らせるように、あらかじめ知識をつけて準備しておきましょう。

保険適用

保険適用はご存知の方もたくさんおられるのではないでしょうか。


入院費用のなかには保険が適用されるものとされないものに分類されています。


ざっくりわけるのであれば

対象物
保険適用入院基本料
治療費
保険適用の範囲外差額ベッド代
先進医療技術料
日用品費用

このようになります。


簡単に言うのであれば、「治療に直接関係しないもの」は保険適用の範囲外となるという事です。


そもそも公的医療保険とは、国民の健康向上に貢献する事を理念として誕生した制度です。


そのため、あなたの健康を守るため・あなたを健康にするために必要となる入院であったり手術であったりというものは、この理念に則って保険が適用されることになっています。


保険適用の場合の自己負担額は、総額の3割です。


ただこの保険適用をもってしても、まだ入院費用が高額になるという事態もありえますよね。


負担が3割で済むとは言え、入院日数が増えたりすればその額はどうしても膨らんでいってしまうものです。


そういった際に役に立つのが高額療養費制度です。


いったいどんな制度なのか、次の項目で説明いたしますので一緒に確認してみましょう。

高額療養費制度

入院に限らず病院での診察などが終わったら、窓口で精算を行いますよね。


その窓口で支払った1ヶ月(1日〜末日)の医療費が所定の金額を超えた際に、高額療養費制度が利用できるようになります。


具体的にどういうことかと言うと、所定金額を超過した分の医療費が返還されます。


つまり自己負担額がどれほど膨らんだとしても、一定額以上は結果として支払わなくて済むという制度です。


高額療養費制度を利用することにより、「保険が適用されても結構な金額を自己負担しなければならない」という不安を解消する事が可能です。


ただこの制度を利用する上では、注意が必要なことが3点あります。


1点目は、この制度で対象となる医療費は、前述の保険適用の範囲内となっている費用に限られるということ。


差額ベッド代や食事代などは返還の対象外となります。


2点目は、定められた上限額が患者の年齢や収入によって左右されるということ。


一様に同じというわけではないので、前もって確認しておきましょう。


3点目は、返還されるとは言え一度立て替えて支払う必要があるということ。


後から申請することで利用できる制度ですので、高額であっても一旦は自分自身で支払わなければならないため、お金を工面することが求められます。

医療費控除

高額療養費制度が月単位の制度であったのに対し、医療費控除は年単位の制度です。


1年間に支払った医療費の総額が10万円以上、あるいは収入の5%以上(年収が200万円未満の場合)となった場合に確定申告で控除することができるのが、この医療費控除となります。


この制度の1番のポイントは、自分自身の医療費のみならず同一世帯に所属する家族の医療費をも合計して控除対象とすることができる点です。


これは特にご家族がおられる方には、かなり大きなメリットではないでしょうか。


医療費が控除されるものには、具体的に

  • 入院費用
  • 検査料
  • 処置・手術料
  • 医療器具代(例えば骨折時の松葉杖といったもの)
  • 食事療養費
  • 通院時に利用した公共交通機関による交通費
  • 妊娠・出産の費用
  • 虫歯の治療費
以上のようなものがあります。

一方控除対象とならないのは、
  • 美容を目的とした歯列矯正・脱毛
  • 予防接種
  • 定期健康診断
  • 自家用車で通院した際のガソリン代・駐車場代
  • 健康向上のために購入した医薬品
こういったものです。

保険適用や高額療養費制度もそうでしたが、やはり健康状態を維持するために必須な項目が対象となるようですね。

傷病手当金

最後にご紹介するのは傷病手当です。


まず制度利用の条件として、この制度が利用できるのはお勤め先の会社の健康保険に加入している人のみとなっています。


国民健康保険に加入しておられる方は、この制度の対象者ではありませんので使うことができません。


傷病手当は文字どおり傷病が原因で会社を4日以上休んでしまった場合に、会社から給付されるお金のことです。


ここで受け取ることができるのは、標準月給の3分の2を日割りした金額となります。


また、会社を休んで4日目から1年6ヶ月目までが支給期間として該当します。


この制度の利用申請には医師の診断書などが必要となりますので、会社に確認をとりましょう。


ただ休業が出産によるもので出産手当を受け取っている場合、また休んでいる期間にも従来の給料が発生している場合は、受け取ることができる傷病手当金の額が変わってきます。


この点において注意が必要です。

子供・出産・高齢者の入院費用はどのくらい

この記事ではひとくちに「入院」とまとめて、自己負担分の費用における平均日額や平均的な入院期間、一週間以上の入院で利用可能な制度のことなどについてご紹介してきました。

しかし実際はどんな人が入院するのか、入院する目的・理由は何なのかによって状況は大きく異なってきますよね。

例えば子供が入院する場合は大人の入院とは違う制度が使えることがあります。

病気や怪我ではなく出産に関する入院であっても、トラブルが起きたか否かで保険が適用されるかすら変わってしまいます。

高齢者はそもそもの自己負担額が若い人たちとは異なります。

このように患者1人1人それぞれの立場によって、入院費用にも差が生じるのです。

そこで、それぞれに該当する方が抱えているであろう
  • 子どもの入院で利用できる制度は?
  • 妊娠・出産・切迫早産で入院する際の費用はどうなるの?
  • 高齢者は入院費用が安くなるって本当?
このような疑問に答えるべく、解説していこうと思います。

各条件下の入院時に少しでも入院費用を抑えられるよう、一緒に見ていきましょう。

子供の入院費用に対しては自治体の制度を活用

子供の医療費に対しては、各自治体によって自己負担額の一部あるいは全部を負担してくれるという制度が用意されています。


ただし自治体によって

  • 制度が利用できる対象年齢
  • 助成を受けられる金額
  • 助成方法
これら制度に関する重要な部分が異なりますので、利用の際はお住まいのエリアの自治体に確認するようにしましょう。

またそもそも子供は、医療費の自己負担率が大人とは違い2割で済みます。

これらの事情から、子供の入院費用は大人と比べて心配が少ないと言えるでしょう。

しかしこれは「子供の入院費用」に限った話。

どういうことかと言うと、小さな子供の入院時には親が付き添いをすることも珍しくありませんよね。

その親の宿泊にかかる費用、例えば食費などが、子供の入院費用として支払う金額の大半を占める可能性があるのです。

しかも付き添いをする人が普段は仕事をしているという場合、その期間は仕事を休まねばならないので収入減にもつながってしまいます。

こういった入院そのもの以外で費用が膨らむという背景があるので、子供の入院費用そのものはしっかり制度を利用して少しでも安く抑えられるようにしておきましょう。

妊娠・出産・切迫早産の場合の入院費用は

もし正常分娩で出産する場合、その入院費用は

平均
入院期間6日
入院料11万2,726円
差額ベッド代1万6,580円
分娩料25万4,180円
新生児管理保育料5万621円
検査・薬剤料1万3,124円
処置・手当料1万4,563円
産科医療補償制度1万5,881円
その他の費用2万8,085円
総自己負担額50万5,079円

なおこれらの金額において、妊娠・出産(正常分娩ならば)は疾病ではないという観点から保険の適用にはなりません。


そこでこの負担を軽減すべく、出産育児一時金という制度により一律42万円が給付されることとなっています。


ただそれでも自己負担額の平均を見る限りでは、それだけでまかないきれるようには見えないのが実情です。


なお出産が切迫早産や帝王切開で入院となった場合は、その部分において保険適用の範囲内となります。


しかしだからと言って自己負担額が少なく済むかと言われると、必ずしもそうではありません。


ちなみに下記リンク先の記事では出産時の入院における差額ベット代の扱いに焦点を当てて、「差額ベット代を控除対象とするには」ということを解説しています。


こちらもぜひご覧ください。

高齢者は事故負担額が少なく入院費用も高くならない

高齢者医療制度によって、70歳以上の高齢者は原則として自己負担率が2割です


さらに75歳以上になればその割合は1割と減少、加齢とともに負担が軽減される仕組みとなっています。


ただこの限度額は年収によって多少ばらつきが見られますので、確認しておく方が良いでしょう。


この制度利用には

  • 健康保険証
  • 高齢受給者証
以上2つの提出をするだけで大丈夫です。

複雑な手続きがなくても利用できるのが魅力的ですよね。

年収に左右される部分はあるものの、高齢者医療制度により、高齢者が一週間入院した場合の平均入院費用は約1万5,000円となっています。

一般的な患者の一週間の入院費用の平均が約14万円だったことを考えると、かなり負担が少ないということがご理解いただけるのではないでしょうか。

医療保険や共済への加入で入院費用を抑えることができる


公的医療制度の利用だけでは、入院費用の面で不安が残るという方もおられるのではないでしょうか。


それもそのはず、いくら控除されたとしてもある程度の金額に関しては自己負担する必要がありますよね。


この自己負担額をさらに抑えるためには、医療保共済に加入することを検討してみてはいかがでしょうか。


主にどういう面で医療保険や共済への加入が入院費用の負担軽減においておすすめできるとされているのか、詳しく説明していきます。

長い入院では収入も減ってしまうことを考えておこう

ついつい支払わなければならない金額に目が行きがちになりますが、金銭的な負担はそれだけではありません。


もしあなたが長期間入院することになり、仕事をしばらく休まねばならない状況になったとしたら。


傷病手当を受けられるとしても確実に収入は減ってしまいますよね。


このような本来得られるはずだった収益のことを逸失利益(いっしつりえき)と言います。


一週間の入院ではさほど痛手にならないという方もおられるかもしれませんが、これが長期になればなるほど経済的に大ダメージとなることは避けられません。


働けなくなったことで失われた逸失利益も、入院による金銭的な負担の1つなのです。


こういった事態は、就業不能保険や収入保障保険へ加入することによって緩和されます。


他には前述の妊娠や出産に関しても、保険適用とならない部分をカバーすることができる保障を持つ保険・共済商品に加入すれば、自己負担を軽減することができます。


公的医療制度では手の届かなかったところをカバーすることができるのが、医療保険や共済なのです。

医療保険についてマネーキャリアに相談しよう

「自分に必要な保障内容がいまいち理解できない」「加入すべき保険がわからない」このようなお悩みをお持ちの方もおられるでしょう。


そんなあなたには、マネーキャリアの保険相談がおすすめです!


どうしても一個人で自分にフィットした保険商品を選ぶのは、難しい部分があります。


ではどうすれば良いのでしょうか?


解決策は様々あると思いますが、保険のプロを頼るのも選択肢の1つです。


マネーキャリアで相談すれば、プロの視点から数多ある保険商品を比較してあなたにぴったりの保険商品を見つけ出すことができます。


もちろん保険探しだけではなく、見直しや些細な疑問解決の際にも心強い味方となります。


スマホ1つで簡単に相談することができますので、この機会に保険への加入を検討してみてはいかがでしょうか。


また終身保険における入院特約の必要性を解説した記事が下記リンク先よりお読みいただけますので、保険相談を利用する際の知識として、そちらもぜひご覧ください。

医療保険に加入しておくと、一週間の入院費用はどれだけ得をする?

まずは、5つの共済保険商品をまとめた以下の表をご確認ください。

日額の入院保障月掛金
こくみん共済1万円2,300円
都道府民共済4,500円2,000円
神奈川県民共済8,500円2,000円
JA共済1万円年齢・性別による
コープ共済5,000円3,000円

なお、いずれも入院1日目から保障が開始されます。


上記の表のなかで、今回は例としてこくみん共済に加入した場合にどれだけお得になるのかを一緒に見ていきましょう。


一週間入院すると

1万円(日額の入院保障)×7日(入院日数)=7万円(総保障金額)

入院保障として、7万円の保障金が発生します。


ところで、一週間の平均入院費用は約14万円であるとこの記事の冒頭で説明しましたよね。


こくみん共済に入っていれば

14万円(本来の自己負担額)ー7万円(給付される保障)=7万円(実際の自己負担額)

結果として、平均入院費用と半額程度も差が生じることになります。


単純計算でしたが、それでも保険への加入がいかに入院時お得となるかはご理解いただけたのではないでしょうか。


今回ここでご紹介した共済については、下記リンク先の記事でさらに詳しくご紹介しております。


それぞれの特徴などもわかるようになっておりますので、ぜひご覧になってください。

まとめ


一週間入院する場合の入院費用を中心に、公的医療制度の種類やや医療保険・共済の必要性などを解説してきましたがいかがだったでしょうか。


今回の記事のポイントは

  • 一週間の入院費用は平均して約14万円
  • 入院期間は原因にもよるが、患者全体だと約1ヶ月ほど
  • 一週間入院した場合は公的医療制度として、保険適用・高額療養費制度・医療費控除・傷病手当が利用できる
  • 子供の入院は自治体の制度によって負担が軽減される
  • 妊娠・出産は正常分娩なら保険適用外、切迫早産などは保険適用だがいずれも負担は大きめ
  • 高齢者医療制度によって、70歳以上であれば入院費用はかなり安くなる
  • 入院費用を抑えたいならば、医療保険共済への加入を検討しよう!
でした。

入院は誰でも心細いものですし、そこに金銭面の不安があるのであればなおのことです。

万が一の際にしっかり治療に集中するためにも、入院費用を抑える正しい知識を身につけておきましょう。

ほけんROOMでは、他にも読んでおきたい医療保険に関する記事が多数掲載されていますのでぜひご覧ください。

ランキング