東京都内の出産費用の高さはランキング1位?分娩費用を安くする方法

最も出産費用が高いのは東京ですが、出産する場所が総合病院なのか助産院なのか、出産方法も帝王切開や吸引分娩かで金額は異なります。今回は、分娩費用の総額(妊娠・出産にかかるお金を含む)、東京の出産費用が高い理由や出産費用を安く抑える秘訣・補助について解説します。

監修者
株式会社Wizleap 代表取締役。東京大学経済学部で金融を学び、金融分野における情報の非対称性を解消すべく、マネーキャリアの編集活動を行う。ファイナンシャルプランナー証券外務員を取得。

東京都内での出産費用はいくら?自己負担を安くする方法も解説!

内容をまとめると

・東京都内の出産費用総額は平均約61万円でランキング1位

・東京の出産費用が高い理由は医師不足からくる人件費の高騰、土地代の高さ 

・出産場所は病院、診療所、助産院があるが一番安いのは助産院 

・大体の値段は病院(511,652円)、診療所(501,408円)、助産院(464,943円) 

・節約したい人は節税をしつつ貯蓄を作ることができる積立投資がおすすめ

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あなたは、東京での出産費用について気になって調べていると思います。


出産費用は大きな額になることが多いので、なるべく安く抑えたいですよね。


しかし、東京は全国で最も出産費用がかかることをご存知ですか。


地方出身の人のなかには、東京での出産を避けて、地元の病院で里帰り出産をすることも珍しくはありません。


東京で出産を控える場合は、少しでも費用を安く抑える方法を知っておきたいですよね。


しかし、なぜ東京は出産費用が高いのでしょうか。


実は、医師不足や人件費などの問題が絡んでいるのです。


そこで、この記事では「東京で出産費用を安く抑えるコツ」について

  • 東京での出産にかかる費用
  • 東京で費用が安い病院
  • 出産のときに役立つ医療保険
の3つをご紹介させていただきます。

記事を読んでいただければ、東京で出産する際に費用面で抑えられる工夫ができると思います。

ぜひ最後までご覧ください。

東京都内の出産費用総額は平均約61万円でランキング1位

早速ですが、東京で出産にかかる費用をご存知ですか。


なんと平均で約62万円です。


子ども一人産むだけでも大きな金額が生じてきてしまうことに驚かれたと思います。


ここで、正常分娩での平均出産費用を都道府県別に見てみましょう。


出産費用が高い都道府県ベスト3

  1. 東京都:62.2万円
  2. 神奈川県:56.4万円
  3. 栃木県:54.3万円

出産費用が安い都道府県ベスト3

  1. 鳥取県:39.6万円
  2. 熊本県:41.6万円
  3. 沖縄県:41.8万円

参考:国民健康保険中央会「正常分娩分の平均的な出産費用について(平成28年度)


他の都道府県に比べても、東京は出産にかかる費用が大きいことが伺えます。


このことを考えると、東京以外で出産をすることがベターだと考えるかもしれませんが、誰もが可能なわけではないですよね。


そこで、以下では

  • 東京の費用が高い理由
  • 出産費用を安く抑える秘訣
  • 出産育児一時金
の3つをご紹介しますので、しっかりと押さえておきましょう。

東京の費用が高い理由

東京の出産費用が高い理由として

  • 医師不足
  • 人件費、土地の高騰
の2点が挙げられます。

東京は意外にも医師の数が少ない現状があります。

人口10万人あたりの地方別医師数は、首都圏で230人なのです。

他の地域と比較してみると、四国278人、九州北部287人のため、東京の医師不足を実感していただけると思います。

東京は人口が多いので、医師もたくさんいると思いがちですが、地方よりも医師が少ない現状があるのです。

また、東京は地方よりも人件費や土地の値段が高いので、おのずと出産費用も高くなります。

病院のコストの50~60%は人件費が占めており、特に大きな総合病院であるほど働く医師の数も多いので、人件費がかかってくるのです。

そのため、大きな病院で出産をしようとするほど、費用も高くなってしまいます。

暮らしには便利な東京ですが、出産をすることには負担が多くかかってしまうのですね。

出産場所、出産方法別の費用総額

出産にかかる費用はどこで出産するか(出産場所)、どのように出産するか(分娩方法)により異なってきます。それぞれの費用総額や特徴を比較してみましょう。

出産場所は以下の3種類を比較します。
  • 病院
  • 診療所(クリニック)
  • 助産院
上記の中で最も高額なのは病院、低額なのは助産院です。各々の特徴や入院用ベッド数、費用の差についても見ていきましょう。

分娩方法は以下の3種類を比較します。
  • 自然分娩
  • 帝王切開
  • 無痛分娩
費用総額が最も高いのは無痛分娩、最も安いのは自然分娩です。各々の内容や入院期間・内訳を見ていきましょう。

大学病院・クリニック・助産院の費用総額

出産費用はどこで出産するかにより、金額が異なってきます。

病院・診療所(クリニック)・助産院における正常分娩の費用総額を見てみましょう。
出産場所平均費用
病院511,652円
診療所501,408円
助産院464,943円

病院と診療所は医師が診療を行う医療施設です。両者の違いは病床が病院は20床以上なのに対し、診療所は19床以下です。助産院は医師がおらず、助産師が分娩・入院処置を行い、病床は9床以下です。

病院は入院料や検査・薬剤料が高額になるため費用総額が最も高く、助産院に比べると約4.7万円の差があります。助産院は医師による陣痛促進剤の投与や帝王切開・吸引分娩などの医療行為が行われないため、安くなります。

自然分娩・帝王切開・無痛分娩の費用総額

自然分娩・帝王切開・無痛分娩におけるそれぞれの平均的な費用総額を見ていきましょう。


自然分娩

医療処置をしない経腟分娩で、入院期間は5~7日間が多いです。


基本的に公的健康保険は適用されず、平均的な費用総額は50万円程度になります。


帝王切開

麻酔を使用してお腹を切開する手術により赤ちゃんを取り出す方法です。入院期間は8日間程度が多いですが、長期化して2週間以上になるケースもあります。


医療行為にあたるため健康保険が適用され、手術・投薬・処置などの費用は3割負担になります。


平均的な費用総額は50~60万円程度ですが、入院が長期化すると費用は高額になります。ただし、一定の上限を超えた場合は高額療養費制度を利用できます。


無痛分娩

麻酔を使用して痛みを和らげながら出産する方法です。自然分娩の費用に無痛分娩の管理料や麻酔代、処置などの費用が10~20万円程上乗せされます。




こちらも健康保険は適用されず、平均的な費用総額は60~70万円程度です。

出産費用の内訳を解説!

出産費用の内訳を見ていきましょう。


【分娩費】

分娩方法は自然分娩・帝王切開・無痛分娩などがあります。自然分娩と無痛分娩は医療行為を行わないため保険適用外で実費の自己負担になりますが、帝王切開は医療行為を伴うため保険適用となり自己負担額は3割です。


また、母体や赤ちゃんに異常が見られた場合の異常分娩深夜の時間帯の分娩は、追加料金がかかります。


【入院費】

出産後、安静にするために5~7日程度入院します。1日当たりの料金は食事代を含めて2万円程です。入院期間が長くなるほど費用は高くなり、部屋のタイプ(大部屋・個室)よっても変わってきます。


【新生児管理保育料】

生まれた直後の赤ちゃんの検査や保育をするための費用で、自己負担額は5万円程です。


【産科医療補償制度】

分娩に関連して重度脳性麻痺となった赤ちゃんと家族の経済的負担を補償し、脳性麻痺発症の原因分析や再発防止の情報を提供するための制度です。15,000円~30,000円の掛金を支払います。

東京での出産費用が安い病院を比較!無痛分娩もできる?

ここまでは、出産にかかる費用を節約する方法をご紹介させていただきました。


公的医療保険制度を利用して、出産費用を安く抑える方法をご理解いただけたと思います。


さて、東京都は全国の中でも出産費用が高いと言われていますが、そのなかでも安い病院はどこなのでしょうか。


都内で出産費用が安いと言われている病院は、

  • 東京衛生病院
  • 東京女子医大
  • 東京医療センター
  • 東京医科歯科大学
  • 東京医科大学病院
  • 東京警察病院
が挙げられます。

いずれも大きな総合病院であることが特徴です。

以下では、東京で出産費用が安い病院について
  • 総合病院では費用が抑えられる
  • 総合病院のデメリット
  • 総合病院を利用した方の口コミ
  • 東京で人気の総合病院を比較
の4点を解説させていただきます。

総合病院は費用が抑えられる

総合病院の良い点は、費用を安く抑えられることです。


平均して約35万円~40万円の費用で済みます。


一方、個人病院で出産をした場合にかかる費用は約40万円~100万円です。


総合病院と比較をすると、40万円~50万円も差があることがわかると思います。


出産費用を安く抑えられることは、とてもありがたいことですよね。


しかし、東京都内の総合病院の中でも

  • 愛育病院
  • 山王病院
  • 聖路加国際病院
は、100万円程かかるそうで「御三家」と呼ばれています。

総合病院のデメリットとは?

費用が安く抑えられるメリットがある総合病院ですが、デメリットはどのようなものがあるのでしょうか。


総合病院のデメリットは、

  • 患者1人に対するケアが少ない
  • 基本的に大部屋に入院をする
  • 出産や見舞い方法の厳しいルールがある
  • 娯楽的な要素が少ない
  • 待ち時間が長い
の5点です。

個人病院に比べると、出産に対するルールが定められていることや、産後エステなどのケアが受けられないデメリットがあります。

しかし、個人病院を利用した人のなかには「娯楽は必要ないので費用を安く抑えてほしい」という声も挙がっているので、どちらが良いかは一概には言えません。

総合病院を利用した方の口コミを紹介

次に、実際に総合病院を利用した方の口コミをご紹介させていただきます。


東京女子医大

  • 看護師が冷たいという噂があったが、実際には医者・助産師含めて優しい人ばかりだった。総合病院であったが、分娩方法を選択できた。(無痛分娩も可能)。産後翌日から母子同室だが、ナースコールでいつでも対応してもらえる。部屋は6人部屋、2人部屋、個室から選べる。感染防止のため、小さい子どもは面会に来ることができない。

東京医療センター  

  • 助産師の数が多く、フレンドリーで相談しやすい雰囲気があった。総合病院なので小児科と連携していることがメリットである。デメリットは、診療科の数が多くて一つの受診を終えるだけでも待ち時間が長いこと。入院中の食事は、魚と野菜中心で派手さはないがバランスの良いメニューだった。

東京で人気の総合病院を比較

最後に、東京で人気の総合病院を出産費用と入院部屋の観点で比較してみました。

病院名
費用部屋
東京衛生病院約20万円個室、3~4人
東京女子医大50~70万円個室、2人、6人
東京医療センター 
個室:約30万円
4人部屋:約10万円
個室~4人
東京医科歯科大学30~40万円
4人
東京医科大学病院約50万円5~6人
東京警察病院約70万円4人

このように、病院によって差がありますが、個人病院に比べると安価な値段で出産することが可能です。


しかし、個室がある病院は少なく、利用できてもその分費用がかさんでしまうデメリットがあります。

東京都内で出産費用を安くする方法を解説

出産費用をなるべく節約したいと考えている人は多いと思います。 


産前の検診や出産後の支出を考えるとなるべく安く済ませたいですよね。 


そんなあなたのために、出産費用を安く抑える秘訣を

  • 入院時は個室より大部屋を選ぶ
  • 自然分娩を選択する
  • 大学病院や総合病院よりも助産院などで出産する
  • 公的制度を利用する

の4点に分けてご紹介させていただきます。

入院時は個室より大部屋を選ぶ

出産時の入院は、大部屋ではなくて個室を選択したいと考えると思います。

個室の方がプライバシーが守られるので安心しますよね。

しかし、個室と大部屋では費用が異なることをご存知ですか。

平均ですが
  • 大部屋 30万円台
  • 個室  40万円台
と、約10万円の差があるのです。

大部屋といっても、だいたい3~4人ほどの小部屋が多いので騒々しくなることはありません。

費用を安く抑えるためには、大部屋を選択することも一つの方法です。

帝王切開や無痛分娩ではなく、自然分娩(自然分娩)を選択する

分娩費用が最も安いのは医療治療を伴わない自然分娩であり、25万円程かかります。こちらは公的健康保険が適用されず、全額自己負担です。

帝王切開は麻酔を使用してお腹の切開手術により赤ちゃんを取り出します。

医療行為にあたるため健康保険が適用されて自己負担は3割で済みますが、実質上は自然分娩より10万円程高くなる傾向があります。

無痛分娩は麻酔を投与して痛みを抑えながら出産する方法で、健康保険は適用されず全額自己負担です。

麻酔代や管理料などが上乗せされ、自然分娩より10~20万円程高くなります。

妊娠時、逆子・多胎児・前置胎盤などの場合は、自然分娩が難しいと判断されて帝王切開になりますが、それらのケースでなければ費用の安い自然分娩を選択するのがおすすめです。

大学病院や総合病院よりも助産院などで出産する

大学病院や総合病院は複数の診療科と20床以上の入院用ベッドを持つ医療機関です。


多くの医師・看護師が常駐していて、妊娠・出産時の異常やトラブルにも対応でき、安心して過ごせるのがメリットです。


しかし、検査・投薬・処置・入院などの費用は高く、出産にかかる費用総額も高額になります。


一方、助産院は医師がおらず、助産師が分娩・入院処置を行い、ベッド数は9床以下です。


母親に合併症がなく、妊娠中の経過に大きな異常がない人のみ利用でき、帝王切開や陣痛促進剤の投与・吸引分娩などの医療行為は行われないため、正常分娩のみ対応可能です。


助産院では病院のような手厚いサポートや治療を受けられないのがデメリットですが、費用総額は病院に比べると約4.7万円安くなります。

公的制度を利用する

出産した際には以下に挙げる国からの公的補助制度が利用できるため、出産費用を抑えることができます。


出産育児一時金

被保険者及びその被扶養者が出産した時、健康保険から子供1人につき42万円が支給されます(産科医療補償制度に加入していない医療機関は40.4万円)。


出産手当金

出産のために会社を休み、給与の支払いが受けられなかった場合、健康保険から給料の2/3の手当金が支給されます。


傷病手当金

切迫早産や悪阻など妊娠中の異常で会社を休み、入院や自宅療養になった場合、健康保険から傷病手当金を受け取れます。支給額は給料の2/3を日割りした金額です。


医療費控除

出産にかかった費用を医療費控除として確定申告すると、払い過ぎた所得税の還付が受けられ、翌年の住民税も安くなります。

参考:出産の時に役立つ補助金や医療保険を紹介

出産にかかる費用は東京都が最も高く、平均で62万円程度と説明しました。


しかし、東京都では各自治体が独自の助成金祝金を設けているため、出産およびその後の育児にそれらを活用できます。


東京都23区における出産費用の助成金等は、どのようなものがあるか見ていきましょう。


また、帝王切開や妊娠・出産時のトラブルなどに備えられる民間医療保険についても説明していきます。


以下の内容について説明します。

  • 出産費用を補助してくれる東京都の助成金
  • 帝王切開などに備えて民間の医療保険もおすすめ

出産費用を補助してくれる東京都の助成金

東京都で出産する場合、費用総額は他の都道府県よりも高額になりますが、その分、助成金祝金が充実しています。


東京都23区でもらえる助成金等を見てみましょう。


中央区

出産支援祝品タクシー利用券1万円分、「新生児誕生祝品区内共通買物券3万円分がもらえます。


千代田区

誕生準備手当」妊娠20週以降、一妊娠につき一時金として45,000円が支給されます(流産や死産の場合も対象)。  


港区

出産費用の助成」出産育児一時金で支給される42万円を超えた分が、最大18万円まで助成されます。

 

渋谷区
 

ハッピーマザー出産助成金」1人の出産につき、最大10万円がもらえます。


世田谷区

第3子出産費助成:第3子以降を出産した時、費用の一部が助成されます(上限6万円)。


台東区

にぎやか家庭応援プラン」第3子以降の出生時に3万円分のこども商品券・図書カードがもらえます。

帝王切開などに備えて民間の医療保険もおすすめ

出産時にかかる費用は、公的医療保険制度を利用して最小限に抑えることが可能です。


しかし、個人病院などを利用するとそれだけでは足りるか不安ですよね。


そのような場合に備えて、民間医療保険に加入をする方法があります。


民間医療保険には、出産時に一時金を受け取れるものがあるので、かさばる費用に備えることが出来そうですよね。


出産は女性にとって人生の一大イベントです。


望む方法で出産をするためにも、医療保険でお金を備えておきましょう。


高額医療の出産費についてはこちらで解説していますので、ぜひ読んでみてください。

参考:出産費用以外にかかる費用総額

妊娠から出産、産後の育児に渡って必要となる費用総額を見てみましょう。

費目費用
妊婦健診 4~7万円
マタニティ用品2~3万円
ベビー用品
10~15万円
合計16~25万円

妊婦健診は妊婦と胎児の健康状態をチェックするために行う定期健診です。保険適用外のため全額自己負担になりますが、多くの自治体では妊婦健診の補助券を交付しており、平均で4~7万円程の自己負担で済むでしょう。


マタニティ用品は、お腹が大きくなった時に着用する衣類・下着・靴などです。産後にも着用できるワンピースやウエストゴムのパンツなどを選ぶのがおすすめです。


ベビー用品は、ベビー服・ベビーカー・チャイルドシート・ベビーベッド・ベビーバス・哺乳瓶など多くのものが必要になります。全てを揃えると高額になるため、中古品の購入、レンタル品の利用、代替品で済ませるなどの工夫をすると、出費を抑えられるでしょう。

まとめ:東京都内の出産費用総額と安くする方法

この記事では、「東京で出産費用を安く抑えるコツ」をご紹介させていただきましたが、いかがでしたか。


記事の要点は

  • 東京で出産にかかる費用は平均61万円と、全国有数の高さである。その原因は、医師不足であることと人件費が高いことである。
  • 出産費用を安く抑えるコツとして、入院時に大部屋を選ぶことや自然分娩を選択する方法がある。陣痛がくるたびに病院に行くことも避けたいが、不安な場合はすぐに病院へ受診する必要がある。
  • 総合病院を利用すると出産費用を安く抑えることが可能である。
の3点です。

女性にとって出産は一大イベントなので、納得する方法で出産を迎えたいですよね。

費用は公的医療保険で抑えられますが、個人病院を利用したい場合は民間医療保険を備えておくと安心です。

母子ともに健康で、元気な赤ちゃんを産んでくださいね。

ほけんROOMでは、他にも読んでおきたい保険に関する記事が多数掲載されているので、ぜひご覧ください。

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