更新日:2023/01/30
子供の医療保険おすすめ人気比較ランキング!選び方のポイントも保険のプロが解説!
- 子供に医療費への備えが必要なのか知りたい人
- 自分だけで選ぶのは不安でランキングを参考にしたい人
- 選ぶときに注目しておくポイントを知りたい人
子供の保険選びって難しいですよね。
どれくらい保障が必要なのか?そもそも子供保険の必要性は高いのか気になると思います。
今回は子供の保険の選び方や必要性から人気のある保険まで1個ずつ解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
内容をまとめると
- 子供の医療費は公的医療保険制度で大部分カバーされる
- 公的制度でカバーされないものに食事代や差額ベッド代があるランキングを参考にするのも良いけれど、選ぶ際にはタイミング・保険料・保険のタイプを重視医療費の備え以外に、学資保険・傷害保険の検討もおすすめランキングや選ぶ際のポイントを参考にしても悩む場合は保険相談がおすすめ
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目次を使って気になるところから読みましょう!
【子供の医療保険の必要性】知ってくべき子供の医療費の基礎知識
最近では子供の医療費等が無料になる制度が多くあるため、子供に保険は必要ないと考える方も多いと思います。
確かに医療費が無料になることで負担が無くなると考えてしまいますよね?しかし、公的医療保険制度ではカバーできない治療に関係する費用もあることを忘れてはいけません。入院などになった場合、自己負担額は0にはならないのです。
以下では、
- 公的医療保険制度
- カバーされない費用
- 医療保険への加入率
についてご紹介していきます。
子供に適用される公的医療保険制度
子供の医療費負担割合は、
- 未就学児:2割
- 小・中学校:3割
となっています。
これだけを見ると大人とさほど変わらないと感じるかもしれません。
しかし、子供に適用される公的医療保険制度はかなり手厚いと言えます。それが自治体が行っている医療費助成制度です。
保険診療での自己負担分を全額助成してもらえる場合が多いため、通院などの場合の自己負担は0となることも多くあります。
この子供の医療費助成制度は国で行っているわけではなく、自治体が行っているため、全国一律同じ内容ではありません。
対象となる年齢が中学卒業までの場合もあれば、それ以外となっている場合もあります。また、対象となる費用に入院時の食事代も含まれている自治体もあります。自治体によってばらつきがあるのです。
住んでいる自治体の医療費助成制度でどこまでカバーされるのか、保険加入の前にしっかりと確認することをおすすめします。
公的医療保険制度で支払われない治療に関わる費用
公的医療保険制度では子供の医療費助成制度がかなり手厚いことをご紹介しましたが、対象となるのは保険診療として費用を算出されるものだけになることが多いことに注意が必要です。
保険診療として扱われない費用は自己負担する必要があるのです。例を挙げると、
- 差額ベッド代
- 食事代
- 先進医療費
などが当てはまります。
小さい子どもが入院する場合、個室を望む方は多いと思います。個室を希望した場合、その差額は保険適用とならないため、自己負担となってしまいます。
また、親の付き添いなども必要になってしまうと、さらに医療費以外の費用がかかることになります。付き添い入院費以外にも、仕事を休んでいる場合には収入が減ってしまう事になるのです。
このように、公的医療保険制度ではカバーしきれない費用も発生するため、医療保険を検討する際には差額ベッド代のことや治療方法のことについても考える必要があると言えます。
子供の医療保険の加入率
子供の医療保険の加入率を見ていきましょう。
令和3年度に行った生命保険文化センターの調べでは、子供(未婚で就学前・就学中)の加入率は46.7%となっています。
意外と高いと感じる方が多いと思います。約半分の方は何らかの保険を利用して、子供の万一に備えていることが分かります。
しかし、そのうちの19.3%が民間の保険会社の商品に加入しています。また県民共済や生協が18.1%、残りはJAやかんぽ生命などに加入している結果でした。大人と比較すると民間保険への加入割合が著しく低くなっているため、民間保険を利用してまで医療費に備えておく方は少ないことが分かります。
また、平成21年時点での加入率は55.0%で、年々下がっている傾向にあります。公的医療制度での保障が手厚くなったことで、医療保険を不要と判断した方がいると考えられます。
しかし、いまだ約半数の方が保険を利用して子供への備えを行っていることから、必要性はある程度あると言えるのです。
子供の医療保険の正しい選び方とは?ポイントは3つ
子供の医療保険の選び方は、自身が選ぶ際と同様に内容も重要になってきますが、それ以外に何をポイントに選べばよいのでしょうか?
- タイミング
- 保険料
- 保険のタイプ
が挙げられます。
保険に詳しくない方はご紹介したランキングから選べばよいと考えるかもしれませんが、せっかくお子様のために選ぶ保険をランキングだよりにするのは少し残念ですよね。
ランキングは参考程度にし、後は自分で選ぶ際のポイントを押さえてお子さんに合ったものを選んであげることをおすすめします。
①加入するタイミング
加入するタイミングとしては、加入を選択するのならば0歳の早いうちから加入しておくことがおすすめです。
これは、
- 保険料
- 病気の可能性
の2つの理由があるからです。
保険料は一般的には年齢と比例して上がっていきます。そのため、0歳での加入が一番安い時期となるのです。
また、生まれてすぐには分からなくても、少し期間を置いてから子供の異常を把握し、先天性の病気や発達障害など何かしらの病気が発覚することもあります。
このような場合、病気が発覚する前に保険へ加入していれば、治療の際に保障が受けられることになるのです。
さらに、病気発覚後では保険への加入が難しくなってしまう可能性もあるため、加入を選択するならば早めに加入を行うことがおすすめと言えます。
②保険料の安さ
家計への影響を考えると、なるべく保険料が安いものに入っておくことがおすすめです。
子供のうちに加入するということは、保険料の支払い期間が長期に渡ることになります。
月に1,000〜2,000円程度の負担はそれほど重いものではありませんが、保障内容によってはかなり高額になることもあります。
家計に影響を与えてしまうほどの金額では継続することが難しくなってしまいますよね?そのため、家計に影響のない安い金額の保険を選ぶことがおすすめです。
子供のうちは公的医療保険制度などでカバーされる割合も大きいため、保険の利用はお守り程度と考える方も多いと思います。少しでも備えられている状態だと不安が少なくなりますよね。
このような考えの方にも保険料が抑えられた商品がおすすめということになるのです。
③医療保険のタイプ
タイプには2つあり、
- 定期タイプ
- 終身タイプ
がありますが、それぞれ加入時選ぶことになります。子供に対する備えの場合、どちらが良いと言えるのでしょうか?
まず定期タイプとは、保険期間が一定期間つまり18歳までや10年間で更新を迎えるもの。終身タイプに比べ保険料が安いというメリットがありますが、更新した場合は更新時の年齢での保険料となり一般的に高くなります。
次に終身タイプとは、保険期間が一生涯。保険料は加入当初定期タイプに比べ割高ですが、更新がないので一生涯変わらないというメリットがあります。
金額面から見ると定期タイプの方が良いのですが、子供にプレゼントという考えがあるため終身タイプがおすすめとなります。
終身タイプを選ぶことで、子供が自立した後にはその保険を子どもがそのまま引き継ぐことができます。
さらに0歳などの小さいころから加入しておくことで、保険料は安くなります。引き継ぐ際には保険料もそのままの状態となるため、負担額が少なく続けていきやすい保険になるのです。
子供の加入を検討するべきそのほかの保険
医療保険の必要性がある程度あることはお分かりいただけたと思います。では、子供に対して準備しておくのは医療保険だけで良いのでしょうか?
実は他にも検討をしておきたい保険がいくつかあります。
- 学資保険
- 傷害保険
などです。
子供にかかる費用として生活費以外で大部分を占めるのが教育費です。特に大学にかかる費用はかなり高額です。また、子供はケガをしやすいため、ケガに特化した保険も検討する価値があると言えます。
以下でそれぞれの保険について解説します。
①学資保険
学資保険は子供の将来の教育費を貯めておくための保険です。貯金していけば良いのでは、と考える方もいらっしゃるかもしれませんが、貯金の場合親が死亡してしまった場合には貯めることができなくなってしまいます。
このような場合に保険金として教育費を残すことができるのです。
また、学資保険には「返戻率」が高くなるというメリットもあります。返戻率は、
受取金額÷保険料総額
で計算されるもので、100%を超えるものは貯蓄で準備するよりも多くの資金を準備しておくことができると言えるのです。
学資保険を検討するときは返戻率が重要になってくるため、保障内容と返戻率両方をチェックして選ぶようにしましょう。
学資保険のなかには医療保障を付けられるものもあります。別々に加入するよりも手間が無いため検討している方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、返戻率を考えると医療保険とは別で加入することがおすすめです。無駄なく教育資金の準備をするようにしましょう。
②傷害保険
傷害保険はケガに焦点を絞った保険です。病気は対象外となっており、ケガのみが対象となります。
保障内容は商品ごとに様々で、ケガの治療費が保障されるのはもちろん、他人にケガをさせてしまったときも対象となっていることが多くなります。
子供は歩けるようになるととたんにケガが増えてきます。さらに小学校入学後などは行動範囲も広がり、自転車などにも乗るようになります。ケガの可能性が高くなってくるため、傷害保険で準備しておくことがおすすめです。
また、自転車等に乗るようになると、他人にケガをさせてしまう可能性も増えてしまいます。慰謝料などが高額になるケースもあるため、個人賠償責任保障のある傷害保険で準備しておくと安心と言えるのです。
医療保険でもケガが対象となっているため、医療保険に加入すれば良いと感じる方も多いと思います。確かに医療保険でもケガの入院費用に対応することができます。
しかし、通院のみで完治する場合も多くあります。この場合には保障を受けることができないことが多いのです。そのため、傷害保険でケガの多い子供に準備しておいた方が良いと言えるのです。
まとめ:子供に最適で損のない保険ならまずはマネーキャリアで相談を!
子供の医療費は公的医療保険制度でかなりカバーされているとは言え、大人ではかからない付き添い入院などの費用がかかることが予想されます。このような費用は自己負担となってしまうため、子供にも医療保険の必要性はある程度あると言えるのです。
選ぶ際にはランキングなどを参考にするのも良いですが、最後に判断をするのは親になるため、不安な場合は保険相談でプロに相談してみましょう。
マネーキャリアでは何度でも無料保険相談が可能なので、安心して利用することができます。