30代は生命保険の見直しに最適!見直し事例と最低限必要な保険を紹介

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30代は生命保険を見直すタイミングです。ただ、どうやって見直していけばいいのか分からない方も多いでしょう。保険の見直し方について事例も含めて紹介していきます。みなさんの保険金設定金額や平均的な保険料についても解説しているので、参考にしてみてください。



▼この記事を読んでほしい人
  • 30代になり保険の見直しを考えている方
  • 保険見直しの必要性を知りたい方
  • 生命保険の保険料を安くおさえたい方

内容をまとめると

  • 30代は家族構成の変化が大きく、今までの保障内容や金額では不十分な可能性がある
  • 結婚や出産など大きなライフイベント時には見直しが必要
  • 万が一の時に備えられる保障内容になっているか、家計に合わせた設定になっているか確認を
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生命保険の見直しポイントについては以下の記事で詳しく解説しています!


生命保険の見直しポイント|保険料で後悔しないための知識【保存版】

30代で生命保険の見直しが必要な2つの理由


みなさんは保険の見直しをしたことがありますか?


保険はライフステージによって必要な内容が異なります。


特に30代になると一度は保険を見直すべきと言われています。


それはなぜでしょうか。


こちらの項目では30代が保険を見直すべき理由である

  • 30代は結婚や出産で家族構成が変わることが多い
  • 働き盛りの30代は万が一のときに経済的ダメージが大きい
という点について詳しく見ていきます。

理由①:30代は結婚や出産で家族構成が変わることが多い

30代は結婚や出産で家族構成が変わることが多いため必要な保障も変化します


下記の項目で詳しく解説しますが、独身の時には必要なかった保障を付加する必要性があるのです。


結婚や出産などで家族が増えれば、万が一の時に配偶者や子供のための保障を用意しなければなりません。


家計の支出も大きく変化しますので、保険料の見直しも重要です。

理由②:働き盛りの30代は万が一のときに経済的ダメージが大きい

30代は働き盛りのため万が一の時に経済的なダメージが大きくなります


そのリスクに備えるためにも保険は必要です。


家庭の収入源となっている場合、万が一病気や死亡で収入減少や収入ゼロに陥った場合、家計への負担は大きいものです。


特に30代は

  • 教育費
  • 住宅ローン
などの支払いがあるものの、40代や50代ほどの稼ではないため、返済や捻出が難しくなる可能性があります。


家族を守るためにも万が一の備えはかかせません。

30代なら知っておきたい生命保険の基礎知識


30代なら知っておきたい生命保険の基礎知識

  • 生命保険の種類
  • 必要性

について説明します。


保険を選択するにあたっては、目的(必要性)とどのような種類があるのかは知っておいた方が良いでしょう。


保険について自分で調べる場合でも、相談窓口に行く場合でも役に立ちます。

生命保険の種類

保険の種類は主に「死亡」を保障するものと「病気」を保障するものに分かれます。


死亡保障

死亡時の経済的負担に備えるための保険です

  • 定期死亡保険
  • 終身死亡保険
  • 収入保障保険 
などがあります。

残された家族のためはもちろんのこと、自分の葬儀代や相続費用として活用します。

病気保障

病気で働けなくなった際や、医療費の補填として利用される保険です。
  • 医療保険(終身・定期)
  • 介護保険
  • がん保険(終身・定期) 
  • 就業不能保険
  • 所得補償保険 
が主です。

公的医療でカバーできない部分の費用を補えます。

生命保険の必要性

生命保険の必要性として

  • 死亡保障:一家の大黒柱が亡くなって収入が途絶えた場合に、残された家族が生活に困らないようにするため
  • 病気保障:高額な治療費に対する備え。費用が原因で満足した治療が受けられないことを防ぐ
が挙げられます。

自分に万が一が起こった場合、自分や家族が経済的に困窮するのを防ぐことができるのです。

「公的な制度があるから保険は必要ないのでは?」と考える方もいるかもしれません。

確かに日本は公的な補助制度が比較的きちんとしています。
  • 高額療養費制度
  • 傷病手当金
  • 遺族年金
などを始めとする多くの支援があります。

しかしどの制度も無限に補填してくれるわけではありません

例えば高額療養費制度(70歳未満・報酬月額27万円未満の方)であれば一月の上限額は57,600円です(参考:全国健康保険協会

仮にがんになった場合、入院費や治療費で上限額を超えてしまい生活を圧迫する可能性があります。

先進医療は全額自己負担なので費用が払えず治療を断念ということにもなりかねません。

このように公的医療だけでは補填できない部分も多くあるのです。

自分の万が一に起こるリスクをきちんと理解し、民間の保険に入っておくことで家族の安心につながるのです。

30代で生命保険の見直しが必要なタイミング


30代になり

  • 結婚した時
  • 出産して子供が増えた時
には生命保険の見直しをしましょう。

自分1人のことではなくなった時、必要な保障は大きく変わってきます

せっかく保険に加入しているのに、「あまり役に立たなかった」ではもったいないですよね。

他にも見直しのタイミングはあるのですが、この2点については必ず見直しをしていただきたいところです。 

結婚したとき

結婚した時は、自分に万が一のことがあった場合に備えて配偶者が困らないように保障を充実させる必要があります。


共働きで両者ともに収入があれば、もしもの時でも問題ありません。しかしそうでない場合働き手になにかあると、配偶者の生活が苦しくなってしまいます。


夫婦が月20万円で生活をしている場合、仮に配偶者が残された時生活費は最低10万円は必要、というように大まかで良いので配偶者が生活していくためにはどの程度必要なのか考えてみてください。


そのうえで、一度公的保障での補填額がどのぐらいが確認し、必要な保障額を求めましょう。


どのぐらいが必要なのか分からないという方は、保険のプロに相談するのも1つの手です。あなたに最適な保障内容についてアドバイスをもらえますよ。

出産して子供が増えたとき

子供が増えた時は、万が一の場合に生じるダメージも大きくなるため、より保障内容の充実した保険にする方が良いでしょう。

万が一の場合、働き手以外の家族は生活費だけでなく教育費の負担も大きいことを頭にいれておくべきです。

常陽銀行によると子どもに必要な教育資金の平均は以下の通りです。

国公立私立
幼稚園649,088円1,584,777円 
小学校1,926,809円 9,592,145円 
中学校1,462,113円4,217,172円 
高校1,372,072円 2,904,230円
大学4,994,000円(実家から)
9,460,000円(一人暮らし)
7,170,000円(実家から)
11,640,000円(一人暮らし)
最低でも1,000万円、私立に通わせたいと思えば3,000万円近く必要です。

万が一のことがあっても子供に自由な選択肢を、と考えるのであれば公的保障では到底足りません。

民間保険でしっかり備えることが重要です。

病気やけがで入院した際も、医療保険で給付金を受け取れるようにしておくと自分だけでなく家族も助かります。

30代の生命保険見直しで重要な3つのポイント


30代の生命保険見直しで重要なポイント

  • 万が一のときに備えられる十分な保障内容になっているか
  • 保険金や支払限度日数は妥当なのか
  • 保険料が家庭の負担になっていないか
の3点です。

この3点を抑えるだけで、自分に適した保障内容や金額を選びやすくなります。

見直しと言ってもどこをみれば良いか分からないという方は、まずこの項目を参考にしてください。

ポイント①:万が一のときに備えられる十分な保障内容になっているか

「万が一の時に備えられる十分な保障内容になっているか」の見直しはきちんとしておきましょう。


特に、結婚したけど保険は独身時代に加入したものを継続しているという人は、ぜひ一度内容を見直してください。


とりあえず保険に入っているから大丈夫ではなく、もし自分に万が一があったとき配偶者や子供が生活していけるのかを考えるのがポイントです。


保障内容は充実しているものの、保障額が今のままでは足りないというケースも多くあります。


家計やライフプランをみながらできるだけ具体的に数字を出してみましょう。


もし自分で考えるのが難しい場合は、プロに相談するのも手です。

ポイント②:保険金や支払限度日数は妥当なのか

保険金支払限度日数が妥当なのかも再チェックしましょう。


支払限度日数

支払限度日数は30日・60日・120日など限度があります。


ちなみに、公益財団法人生命保険文化センター「令和元年度生活保障に関する調査」によると、直近の入院日数は全体の平均は15.7日です。


30代にフォーカスすると

割合
5日未満25.4%
5~7日31.3%
8~14日25.4%
 15~30日10.4%
31~60日4.5%
61日以上3%

 となり13.5日が平均です。


9割以上の人が30日以内で退院しているため、入院給付金の支払限度日数は30日あれば十分かもしれません。


ただし、病気によっては60日以上のケースもありますので、不安な人は限度日数の多いものを選んでも良いでしょう。


保険金

入院給付金の保障額について参考になるのは、1日の自己負担額です。直近の入院時の1日あたりの自己負担費用は平均で23,300円かかるとされています。


1日の給付金額を5,000円に設定するプランも多くありますが、30代であれば10,000円は欲しい所です。


ちなみに死亡保険金額の目安は

必要保障額=遺族の支出-(貯蓄+遺族の収入)


で求められますので、再計算してみましょう。

ポイント③:保険料が家庭の負担になっていないか

保険料が家庭の負担になっていないかも重要な見直しポイントです。


保険は万が一の時に経済的困窮に備えるためのものです。保険料が生活を圧迫し豊かな生活を送れないようであれば契約内容について再度考えた方が良いでしょう。


契約時には問題なく支払えていた保険料も、家族が増えさまざまな出費が増えると捻出が難しくなる場合もあります。


今のライフスタイルに適した保険料に変更しましょう。

30代の生命保険見直し事例|共働き・専業主婦・独身


30代の生命保険の見直し事例を紹介します。


今回は

  • 共働きで子供がいない場合
  • 専業主婦で子供がいる場合
  • 独身の場合
のケースについてです。

それぞれのライフスタイルによって見直しすべき項目は異なります。自分に近いケースをぜひ参考にしてみてください。

30代の生命保険の見直し事例①:共働きで子供がいない場合

契約例

  • 年齢:30歳 
  • 会社員
    性別:男性 
  • 家族構成:妻(26歳 会社員)

見直し前

 定期付き終身保険(15年更新型)
普通死亡保障5,000万円
災害死亡保障6,000万円
医療特約日額10,000円
手術給付金額5・10・20万円
保険期間15年
払込期間 60歳まで
月払保険料約17,000円


見直し後

A 終身保険
普通・災害死亡保障300万円
 保険期間終身
払込期間 65歳まで
月払保険料約5,000円


B終身医療保険
入院給付金額日額10,000円
手術給付金額20万円
先進医療特約2000万円
保険期間終身
払込期間65歳まで
月払保険料約3,500円

ポイント
  • 共働きのため、万が一の時の死亡保障額を少なめに
  • 医療特約ではなく、別途終身医療保険に加入することで先進医療に対する備えや、一生涯の保障をプラス
  • 今後子供ができた場合に支出があがることを予想して保険料を2分の1程度まで抑えている

30代の生命保険の見直し事例②:専業主婦で子供がいる場合

契約例

  • 年齢:31歳 
  • 会社員
    性別:男性 
  • 家族構成:妻(27歳 専業主婦)・長女(0歳)

見直し前

定期付き終身保険(20年更新型)
普通死亡保障3000万円
災害死亡保障5000万円
医療特約日額10,000円
手術給付金額10・20・40万円
保険期間20年
払込期間71歳まで
月払保険料約22,000円

見直し後

A終身保険
普通・災害死亡保障300万円
保険期間終身
払込期間 65歳まで
月払保険料約5000円

B収入保障保険
年金月額15万円(年金受取総額 約6,800万円)
保険期間65歳まで
払込期間65歳まで
支払保証期間1年
月払保険料約5,000円

C終身医療保険
入院給付金額日額10,000円
手術給付金額20万円
先進医療特約2,000万円
保険期間終身
払込期間65歳まで
月払保険料約3,500円

ポイント
  • 医療保険特約付き終身保険にまとめていたが、最低限必要な保障を個別で加入することにより保険料を抑えている
  • 死亡時の保障に収入保障保険を組み合わせることで、保険料を抑えながら子供が小さい時の保障額を大きく

30代の生命保険の見直し事例③:独身の場合

契約例

  • 年齢:35歳OL 
  • 性別:女性 
  • 家族構成:父母(同居)、弟(別居)

見直し前

定期付き終身保険
普通死亡保障2,000万円
災害死亡保障3,000万円
入院特約日額5,000円
手術給付金額5・10・20万円
保険期間10年(更新)
払込期間60歳まで
月払保険料約18,000円

見直し後

A 終身保険
普通・災害死亡保障300万円
保険期間終身
払込期間65歳まで
月払保険料約5,500円

B終身医療保険
入院給付金額日額10,000円
手術給付金額 20万円  
先進医療特約  2,000万円
保険期間終身
払込期間65歳まで
月払保険料 約5,000円
      
C確定年金保険(保険料建て)
基本年金金額約75万円
保健期間 5年確定年金(65歳から)
月払保険料約10,000円
    
ポイント
  • 独身のため死亡保障はあまり必要ないと判断し、保障額を抑さえている
  • 医療保険は定期のものではなく、終身医療保険を定年退職までに振り込むことで老後の安心を
  • さらに老後、ゆたかな生活が送れるよう確定年金保険にも加入

30代の生命保険に関する実態|死亡保険金額の相場・平均保険料

死亡保険金額

30〜34歳35〜39歳
平成24年3,126万円3,203万円
平成27年3,093万円3,050万円
平成30年2,883万円2,857万円
令和3年2,516万円2,525万円
(引用:公益財団法人 生命保険文化センター「2021(令和3)年度 生命保険に関する全国実態調査」

死亡保険金額の平均は年々減少しています。


今の時代であれば、2,500万円が目安となるでしょう。


平均年間払込保険料

男性女性
平成22年25.4万円18.5万円
平成25年24.1万円18.2万円
平成28年22.8万円17.4万円
令和元年23.4万円16.8万円

(引用:公益財団法人 生命保険文化センター
「令和元年度生活保障に関する調査」


年間保険料の平均も全体的に減少傾向です。


女性よりも男性の方が払込保険料は高く6万円程度差があります。


ちなみに30代は

  • 男性:23.5万円(月額約19,500円)
  • 女性:15.1万円(月額約12,500円)
が平均値です。

保障額の設定や保険料をどのぐらいにするのか悩んでいる方は参考にしてみてください

ただし、家族形態によって必要保障額は大きく変わりますので注意しましょう。

まとめ:30代で生命保険の見直しをしたいならプロの意見も聞くのがおすすめ

30代での生命保険見直しの必要性について解説してきましたがいかがでしたでしょうか。


30代はライフスタイルが大きく変化する時期です。


今回は主に家族形態の変化による見直しについて紹介しましたが、他にも

  • 昇進など収入増加
  • マイホーム購入による支出の変化
なども見直しのタイミングです。

一度加入している保険があれば見直してみましょう。

そして見直しの必要性を感じたのであれば、プロに相談することをおすすめします。

公的制度やライフプランをすべて加味しながら、自分1人で見直しするのは手間も時間もかかります。

専門性の高い保険のプロであれば、的確なアドバイスをくれますよ。

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