必要な保険は3つだけ?最低限入っておくべき保険と本当に必要な保険

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無駄な保険には入りたくないと考えている人も多いでしょう。こちらの記事では、最低限入っておくべき3つの保険について解説しました。保険のプロも入っている保険や、ライフステージ・年代別の本当に必要な保険についても解説しているので、ぜひ保険選びの参考にしてください。

▼この記事を読んでほしい人

  • 無駄な保険に入りたくない人
  • 必要最低限の保険だけに入りたいと考えている人

内容をまとめると

  • 生命保険は保障内容によって「死亡保険」「医療保険・疾病保険」「介護保険」「死亡保障付きの生存保険」の4種類に分けられる
  • 最低限入っておくべき保険は「死亡保険」「火災保険」「自動車保険」の3つ
  • 日本は公的保障が充実しているので、生命保険は最低限でも問題ないと言われている
  • しかし、公的保障は職業や加入している保険で異なるので、確認が必要
  • 保険に加入する時は、まずは保険のプロに相談するのがおすすめ
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目次を使って気になるところから読みましょう!

生命保険の種類についてわかりやすく解説

本当に必要な生命保険を考えるために、まずは生命保険の種類について解説します。


各保険会社から様々な保険商品が販売されていますが、生命保険は大きく分けて次の4種類に分けることができます。

  • 死亡保険
  • 医療保険・疾病保険
  • 介護保険
  • 死亡保障付きの生存保険

生命保険は「もしも」の時に保険金や給付金が支払われる契約です。この「もしも」の理由によって、保険の種類を分けることができます。


こちらではそれぞれの保険種類について詳しく解説していきます。

死亡保険

死亡保険は契約の対象者(被保険者)が死亡したり、高度障害状態になってしまった時に保険金が支払われる保険です。


死亡保険の中でも、保障される保険期間や保険金の受け取り方で4種類に分かれます。

死亡保険の種類内容
定期死亡保険保障期間が決まっている死亡保険。保険期間が満了になると更新できる商品もある。
解約返戻金はないものがほとんどで、安い保険料で一定期間、大きな保障を持つことができる商品。
終身死亡保険保障される期間が具体的な年数や年齢ではなく、被保険者が亡くなるまで保障が続く商品。
解約返戻金があり、いざという時にまとまった資金として使うことができる。
定期保険特約付終身死亡保険定期死亡保険と終身死亡保険を組み合わせた死亡保険。定期死亡保険特約で保障を手厚くし、
定期死亡保険特約が満了した後は終身死亡保険として一生涯の保障を持つことができる。
収入保障保険定期死亡保険の一種で、保険金を一時金ではなく、年金として一定期間にわたって分割して受け取れる。
満期に向かって受け取る保険金額の合計は減っていくが、その分保険料が割安になるので、
無駄なく必要な保障を持つことができる。


どの保険にもメリット・デメリットがあり、家族構成や環境によって合っている保険は異なります。細かい保障は、保険会社や保険商品によって異なるのでしっかり比較検討することが大切です。

医療保険・疾病保険

医療保険・疾病保険は被保険者が病気やケガで入院・通院・手術等をした時に給付金が支払われる保険です。保険期間に満期がある定期医療保険と、一生涯保障される終身医療保険があります。


また、医療保険の一種に、がん保険など特定の病気の治療に特化した保険や、病気やケガで働けなくなってしまった時の収入を保障する所得補償保険・就業不能保険もあります。


医療保険や疾病保険では一般的に、

  • 入院
  • 手術
  • 通院
  • 先進医療
  • 放射線治療

について保障されます。また、特約を付加することによって、特定の疾病の診断給付金や追加で入院給付や手術給付を受けられるものもあります。


近年は腹腔鏡手術など、体の負担が軽減できる手術も増えてきているため、入院日数は短くなり、退院後に通院でフォローしていくケースが増えています。


そのため、短期入院でもまとまった給付金を受け取れる一時金タイプや、診療報酬点数に連動したタイプの保険の人気が高まっています。

介護保険

介護保険は、介護が必要な状態になった時に給付を受けられる保険です。


介護給付金・介護保険金は、一時金で受け取れる「介護一時金」や、年金として一定期間にわたって分割して受け取れる「介護年金」があり、実際に給付を受ける時に選択できる商品もあります。


介護保険の給付を受けられる基準は、保険会社や商品によって異なります。


公的介護保険の要介護度(要支援1・2、要介護1~5の7段階)で一定以上の介護度であれば給付を受けられる商品もあれば、保険会社が独自の基準を設けている商品もあります。

必要に応じて加入すべき保険

上記の3種類以外に、必要に応じて「死亡保障付きの生存保険」に加入するのも良いでしょう。


死亡保障付きの生存保険は保険期間中に亡くなっても、満期時点で生存していても保険金を受け取れる商品です。商品の性質上、生死混合保険とも呼ばれます。


死亡保障付きの生存保険にはこちらの3種類があります。

  • 学資保険
  • 個人年金保険
  • 養老保険

学資保険は子どもの教育資金準備を目的に加入する生命保険です。


高校入学時や大学入学時に満期を迎えるよう設定し、満期時点まで契約者(通常は親)が生存していればまとまった満期金や祝金が支払われます。もし満期を迎える前に契約者が亡くなってしまった場合は、一時金や育英年金が支払われます。


個人年金保険老後の資金準備を目的に加入する生命保険です。


払込期間満了まで保険料を支払い、年金受け取り開始年齢になると積み立てていた年金原資をもとに、年金が支払われます。年金の受け取り期間は、受け取り年数が決まっている「確定年金」や、一生涯年金を受け取れる「終身年金」など、設定することができます。


養老保険は満期まで生存していれば満期金が受け取れます。もし満期を迎える前に亡くなってしまった時は、満期金と同額の死亡保険金が支払われます。


満期以降に必要な資金準備と、万が一の保障を同時に備えることができる保険です。

必要な保険は3つだけ?最低限入っておくべき保険

生命保険には様々な種類の保険があり、すべてのリスクを保険で備えようと思うと高い保険料を支払わなければいけません。そのため、こちらでは最低限入っておくべき保険を解説します。


保険で備えなければいけないリスクは、いざという時に貯蓄や手持ちの資金でまかなえない支出です。貯蓄や手持ちの資金でまかなうことができない支出も、保険であれば備えることができます。


いざという時に困ってしまわないよう、最低限必要な保険を把握しておきましょう。

必要最低限の保険①生命保険(死亡保険)

最低限入っておくべき保険の1つ目は、死亡保険です。


独身で扶養している家族がいない人であれば、葬儀費用等に備えておけば問題ありません。それであれば貯蓄でまかなうことができる人も多いでしょう。


しかし、既婚者で子どもがいる人の場合、遺族の生活費や子どもの教育資金に備えておく必要があります。万が一の時は遺族年金等の公的保障はありますが、決して十分とは言えないからです。


必要保障額は家族構成や加入している社会保険によって異なりますが、必要保障額が数千万円になるケースも少なくありません。


子どもがいるけれど、これだけの必要保障額を貯蓄で備えることが難しいという人は、死亡保険で備える必要があるでしょう。

必要最低限の保険②火災保険

最低限入っておくべき保険の2つ目は、火災保険です。


火災保険は住宅が火災に遭ってしまった時に受け取れる保険です。補償の対象は住宅だけでなく、家財も含めて補償されます。


火災保険に加入していない状態で火災に遭ってしまうと、建物を再建する費用家財を購入する費用として高額な費用が必要となります。


住宅ローンが残っている場合は、燃えてしまった建物のローンと新しく建てた建物の費用の両方を支払わなければならず、費用負担が重くなります。


いざという時に金銭的に困らないためにも、火災保険には加入しましょう。

必要最低限の保険③自動車保険

最低限入っておくべき保険の3つ目は、自動車保険です。 


自動車保険は、自動車を運転している時に人や車と接触したり、物を壊してしまった時に補償される保険です。


どんなに注意深く運転していても、自動車に乗っている以上、交通事故に遭うリスクは必ずあります。


自動車保険に未加入で交通事故に遭うと、車の修理代や自賠責保険でカバーできない分の対人賠償分は自己負担しなければいけません。事故の状況によっては高額な賠償金を支払わなければならず、貯蓄でまかなうのは難しいでしょう。


自動車保険に加入していれば、自己負担分を保険金によってカバーできます。特約を付加すれば弁護士費用も補えます。


自動車を運転する人は、自動車保険に最低限入っておくべきでしょう。

「必要な保険は3つだけ」と言われる理由3つ


様々なリスクに備えておく必要がある中、なぜ「必要な保険は3つだけ」と言われているのでしょうか?


「必要な保険は3つだけ」と言われている理由はこちらの3つです。

  • 公的保険が充実している
  • 保険への加入は基本的に損する
  • 保険より貯蓄に回す方が得する

こちらでは、それぞれの理由について解説していきます。

理由①公的保険が充実している

日本では国民皆保険制度が導入されているため、国民全員が何かしらの公的医療保険(健康保険)に加入しています。


公的医療保険は本来支払うべき医療費の一部を国が負担し、患者の自己負担を軽減する制度です。


入院や手術などで高額な医療費がかかった場合は、高額療養費制度を利用することで自己負担が軽減されます。


また、万が一のことがあれば遺族年金が給付され、会社員や公務員が一定期間以上働けない状態になると傷病手当金を受け取ることができます。


公的保障が充実しているため、民間の保険で備える必要はないと考える人も多く、保険は最小限で良いと言われているのです。


しかし、公的保障の内容は会社員と自営業者では大きく異なります。自営業者は公的保障が手薄なため、自身で備えなければいけません。


また、会社員でも受けられる公的保障が足りないケースもあります。いざという時に自分がどのような公的保障をどれくらい受けられるのか確認しましょう。

理由②保険への加入は基本的に損する

生命保険という商品の性質上、支払った保険料の元が取れるとは限りません。


若い年代であればあるほど、保険を払っても給付を受ける機会が少なく、「損をしている」と感じる人が多いでしょう。


また、加入者が支払っている保険料は、

  • 純保険料:保険会社が支払う保険金の部分
  • 付加保険料:保険会社の経費部分

の2つに分けられます。


保険料には人件費や広告費などの経費や、手数料が含まれているため「損」と考える人が多いようです。しかし、投資信託や株式取引、iDeCo等の金融商品も基本的に手数料が含まれています。


そもそも、保険はいざというときに経済的に困らないように備えておくためのものです。「損得」に振り回されず、自分のリスクに備えるための最適な手段を考えましょう。

理由③保険より貯蓄に回す方が得する

保険料を支払うよりも、その分を貯蓄に回す方が得をするという意見も多く聞かれます。


保険に入っていても、何もなければ給付を受ける機会はありません。「その分を貯蓄しておけばよかった」という考えも納得できますね。


「貯蓄はどんなことがあっても取り崩さない」という強い意志を持っている人であれば、保険より貯蓄で備えるのも良いでしょう。その場合は、「保険替わりに不測の事態に備える貯蓄」を他の貯蓄と分けておくことが大切です。


しかし、まとまった貯蓄がまだ無い人は、保険が必要です。貯蓄は貯まるまでに時間がかかりますが、保険は加入した時からまとまった額の保障を持てるからです。


貯蓄を取り崩さない強い意志を持ち、必要保障額以上の貯蓄がある人であれば、保険より貯蓄に回す方が良いでしょう。

保険のプロも入っている本当に必要な3つの保険


こちらでは保険のプロであるファイナンシャルプランナー(FP)も入っている、本当に必要な3つの保険を紹介します。

  • 生命保険(死亡保険)
  • 医療保険
  • がん保険

保険を知り尽くしているFPが加入している保険であれば、安心感がありますね。なぜこの3つの保険が必要なのかを解説します。

必要な保険①生命保険(死亡保険)

生命保険(死亡保険)は被保険者が死亡したり高度障害状態になってしまった時に保険金が支払われます。


大黒柱が亡くなってしまった場合、世帯収入が大きく減ることが考えられます。配偶者だけでなく子どももいれば必要な生活費は大きくなりますし、教育費も必要です。


教育資金を備えておらず、経済的な理由で子どもの将来の選択肢を狭めてしまうことは避けたいですね。


死亡保険は種類も豊富です。保険料が気になる場合は、保障額が一定ではなく、期間が経過するごとに保障額が減るタイプの保険を選ぶと保険料負担を軽減できます。


必要保障額をしっかり算出し、貯蓄等でまかなえない場合は死亡保険を備えるようにしましょう。

必要な保険②医療保険

医療保険は、被保険者が病気やケガが原因で入院をしたり、手術を受けた時に給付を受けられる保険です。


公的保険を利用することで医療費の負担を軽くできますが、入院費用には保険が適用されず、全額自己負担で支払う費用があります。

  • 差額ベッド代
  • 食事代
  • 先進医療費

などです。他にも消耗品や家族の交通費等も、入院期間が長期間になれば負担が重くなります。


また、入院中の「逸失収入」も考えなければいけません。逸失収入は、入院中に仕事ができないために失われる収入のことです。


短期間の入院であれば有給休暇を利用できます。勤務先が福利厚生が充実した会社であれば不安も少ないでしょう。


全額負担の費用や逸失収入に備えるためには、医療保険や所得補償保険・就業不能保険に加入しておく方が、入院中もお金の心配をせず治療に専念できるのでおすすめです。

必要な保険③がん保険

がん保険は、被保険者ががんと診断された時に保険金を受け取ることができる保険です。


がん保険には入院や通院に給付がされるものや、治療を受けた月に一定額の給付金を受け取れるなど、様々な保険があります。


がんは多くの人が罹っている病気です。医学の進歩で治療の選択肢も増えていますが、その分治療費が高額な治療も増えています。


人によっては、通院で毎月抗がん剤治療や放射線治療を受けている人もいます。長い期間継続的に医療費がかかり続けるので、しっかりと備えておきたいですね。


がんの罹患率は年齢に比例して高くなります。一度がんに罹ってしまうとがん保険には入れなくなってしまうので、罹患率が高くなる年代までに加入しておきましょう。

【年代別】最低限入っておくべき必要な保険

こちらでは年代別に最低限入っておくべき必要な保険を解説します。


各年代の必要な保険の考え方を解説しているので、ぜひ参考にしてください。

20代に最低限必要な生命保険

20代は他の年代と比較すると病気や死亡のリスクが低い年代です。

特に医療保険は今後も見直しをすることが考えられるので、保険料が手ごろな医療保険を選ぶと良いでしょう。

20代に最低限必要な生命保険はこちらです。
  • 医療保険
  • 就業不能保険

独身であれば大きな死亡保障は必要ありません。働けなくなった時の収入減少に備えて、死亡も保障してくれる就業不能保険に入るのがおすすめです。

30代に最低限必要な生命保険

30代でも、独身であれば医療保険と働けなくなった時に備える就業不能保険に加入していれば十分でしょう。


結婚して家族がいる人は、家族の生活費や子どもの教育資金を考慮して保険を選ぶ必要があります。

  • 医療保険
  • 生命保険(死亡保険)
  • 学資保険
  • 就業不能保険

子どもがいる家庭では大きな死亡保障が必要です。就業不能保険や掛け捨ての定期死亡保険を利用し、安い保険料で大きな保障を備えるようにしましょう。

40代に最低限必要な生命保険

40代は病気にかかるリスクが高くなります。医療保険やがん保険はしっかり備えましょう。


40代に最低限必要な生命保険はこちらです。

  • 医療保険
  • 生命保険(死亡保険)
  • がん保険
  • 個人年金保険

また、老後に向けて老後資金準備にも取り掛かりたい年代です。死亡保険や医療保険に加え、老後資金準備に使える個人年金保険も検討すると良いですね。

50代に最低限必要な生命保険

50代以降は子どもが独立し、大きな死亡保障や学資保険が必要なくなります。


老後の生活が近づいてきているので、病気リスクに備えつつ、老後の資金準備に重点を置くのがおすすめです。

  • 医療保険
  • 生命保険(死亡保険)
  • がん保険
  • 個人年金保険

死亡保険は子どもの独立に伴って、保障額を下げることができます。


子どもの独立は保険を見直すのに良いタイミングなので、死亡保険を見直し、その分を老後資金準備に充てるようにしましょう。

【ライフステージ別】最低限入っておくべき必要な保険

保険は加入する年齢も大切ですが、ライフステージによって必要な保障を決める方が後々困らずに済みます。


こちらでは「独身」「既婚・子どもなし」「子どもありの世帯」「子どもが独立した世帯」のライフステージ別に必要な生命保険を解説します。

独身に最低限必要な生命保険

独身で誰かを扶養しているわけではない人は、大きな死亡保障は必要ありません。


自分の葬儀代程度の保障があれば充分なので、貯蓄でまかなえる人であれば死亡保障は必要ないでしょう。


しかし、独身の人は自分の稼ぎのみで生活しているため、病気やケガで働くことができなくなったり、入院をして仕事を休むと生活に大きな影響を与えます。


そのため、独身に最低限必要な生命保険はこちらの2つです。

  • 医療保険
  • 就業不能保険

医療保険は医療費の支出に加え、入院中の逸失収入にも備えることができます。働けないリスクには就業不能保険で備えましょう。

既婚・子どもなしに最低限必要な生命保険

既婚でも子どもがいない人は、配偶者の働き方によって必要な保障は異なります。


配偶者が働いていて、いざという時でも一人で暮らしていけるだけの収入がある場合は大きな保障は必要ありません。


上記の、独身に必要な生命保険と同じ保障で問題ないでしょう。


しかし、配偶者が仕事をしていない場合は、配偶者が暮らしに困らないように死亡保障を備える必要があります。


必要な生活費は、配偶者がいざという時に再就職ができるかどうかで変わります。持病がある等、配偶者が働けない状況にある人は医療保険、就業不能保険に加えて、手厚い死亡保険にも入りましょう。

子どもありの世帯に最低限必要な生命保険

子どもがいる世帯では、家族の生活費や子どもの教育資金に備えなければいけません。


子どもありの世帯に最低限必要な生命保険はこちらです。

  • 医療保険
  • 生命保険(死亡保険)
  • 就業不能保険
  • 学資保険

子どもがいる世帯では、遺族の生活費や教育費が大きくなるため、手厚い死亡保障が必要になります。しかし、手厚い保障は子どもが独立するまでの一定期間で良いので、保険料が安い定期保険で備えると良いでしょう。


子どもの教育資金用に学資保険に加入するのもおすすめです。

子供が独立した世帯に最低限必要な生命保険

子どもが独立した世帯では、大きな死亡保障や学資保険が不要になります。このタイミングでしっかり保険を見直し、保障から老後資金準備へシフトしていきましょう。


子どもが独立した世帯に最低限必要な生命保険はこちらです。

  • 医療保険
  • 生命保険(死亡保険)
  • がん保険
  • 個人年金保険

年齢的に病気リスクが高くなるので、医療保険やがん保険はしっかり見直しましょう。一度病気をすると商品の選択肢が狭まります。早めに確認するようにしましょう。


老後資金準備も大切です。老後生活も見えてくる年代のため、積極的な運用のものは避け、手堅く貯めていける商品を選ぶと安心です。

生命保険に加入する際の注意点


生命保険に加入する際は以下の3点に注意が必要です。

  • 保険に加入する目的を明確にする
  • 自分に必要な保険と保障額を把握する
  • まずは保険のプロに無料相談してみる

必要以上の保険に加入し、無駄な保険料を払わないためにもこちらの注意点を意識して、加入手続きを進めるようにしましょう。

注意点①保険に加入する目的を明確にする

保険に加入する際は、保険に加入する目的を明確にしましょう。


日々の暮らしに何となく不安を感じ、保険を検討するケースもあります。しかし、漠然と保険を検討すると様々なリスクが心配になり、保険に加入しすぎてしまいます。


本当に必要な保険に入るためには、どんな目的で保険に入るのかを決めておかなければいけません。


生命保険には、

  • 死亡保険
  • 医療保険
  • 介護保険
  • 生死混合保険

の4種類があり、それぞれ加入する目的は異なります。また、同じ死亡保険でも、加入する目的が「葬儀費用の準備」と「遺族の生活費」では加入する商品や加入の仕方が異なります。


なぜ保険に入るのか?を明確にして、不要な保険や余分な保険に入らないようにしましょう。

注意点②自分に必要な保険と保障額を把握する

保険に加入する目的が明確になると、自分に必要な保険が分かります。加入する商品の方向性が決まったら、必要な保障額を計算しましょう。


例えば、遺族の生活費を目的に死亡保険に加入する場合は、

  • (死亡後の年間収入-遺族の年間生活費)×末子が独立するまでの年数

こちらの計算式で必要な保障額が計算できます。死亡後の年間収入は遺族年金等です。


遺族の年間生活費はイメージしづらいですが、現在の生活費の7~8割で計算するのが一般的です。


子どもがいれば教育資金の準備も必要です。公立のみか私立にも行くのかで必要な教育費は変わります。どんな進路を想定するか話し合って、教育資金を計算しましょう。


葬儀費用も考えておかなければいけません。株式会社鎌倉新書が行った「第4回お葬式に関する全国調査(2020年)」では葬儀費用の平均相場は約208万円という結果が出ています。


保険を掛けすぎてしまわないよう、漠然と保障額を考えるのではなく、しっかりと必要保障額を計算しましょう。

注意点③まずは保険のプロに無料相談してみる

上記で必要な保険や保障額について解説しましたが、自分で様々な商品を比較したり必要保障額を計算するのはとても大変です。


現在加入している社会保険や健康保険から、どのような給付が受けられるのかを把握できてない人も多いでしょう。


保険加入を考えた時は、まずは保険のプロに無料相談しましょう。


保険のプロであるファイナンシャルプランナー(FP)は、あなたの加入目的から必要な保険を絞り、必要保障額を計算してくれます。社会保険などの公的保障制度にも詳しいので、どのような保障が受けられるのかを踏まえて、必要保障額を算出します。


保険の相談は複数回にわたることが多いので、相談料が何度でも無料の無料保険相談を利用すると、相談料の心配をすることなく安心して相談ができます。

本当に必要な保険を知ることができるおすすめ保険相談窓口4選!


必要な分だけの保険に加入するためには、保険のプロであるファイナンシャルプランナー(FP)に相談しましょう。

こちらでは、無料でFPに保険相談ができる保険相談窓口を紹介します。

  1. マネーキャリア
  2. ほけんのぜんぶ
  3. 保険見直しラボ
  4. 保険見直し本舗

1位のマネーキャリアは全国に3,000名以上のFPが在籍する、業界最大手の保険相談窓口です。


オンライン相談の利用もでき、無料で何度でもFPに相談することができます。必要保障額の試算や、必要な保障の検討など、保険相談は1度では終わりません。


何度でも無料で相談できる窓口であれば、相談料の心配をせずに納得いくまで相談できるのでおすすめです。

おすすめ①マネーキャリア

マネーキャリアは株式会社Wizleapが運営する、業界最大手の保険相談サービスです。


提携FPが全国に3,000名以上在籍しているため、自分の相談内容に合った優秀なFPに何度でも無料で相談できます。オンライン相談にも特化していて、手軽にオンライン相談ができる環境が整っているサービスです。


マネーキャリアのおすすめポイント

  • 本当に必要な保険について基本的なところから教えてくれる
  • 40社以上の保険会社の生命保険商品を一括比較できる!
  • 自宅などのプライベート空間で、すぐに保険相談ができる!

マネーキャリアの詳細

マネーキャリアの詳細
対応地域全国どこでも可能
(一部離島除く)
対応時間9:00~21:00まで
(土日祝対応)
電話番号050-3138-1926
オンライン保険相談対応可能
取扱保険会社数合計:41社
(生命保険:18社 損害保険:10社 少額短期保険:13社)
主要商品生命保険
医療保険
がん保険
火災保険
学資保険
個人年金保険
旅行保険
ペット保険
就業不能保険
介護保険
自動車保険
その他多数


おすすめ②ほけんのぜんぶ

ほけんのぜんぶ子育て世代に人気の保険相談サービスです。


子育て世代は大黒柱の手厚い保障や教育資金準備など、様々な視点で保障を備える必要があります。ほけんのぜんぶのFPは専門性を持ったFPが多く、子育て世代の多様なリスク対策に対応することができます。


ほけんのぜんぶのおすすめポイント

  • 子育て世代相談件数15,000組以上と子育て世代の相談に豊富な実績がある
  • 多彩な専門性を持ったFPが、ライフスタイルやライフステージに合わせた保険を提案してくれる

ほけんのぜんぶの詳細

ほけんのぜんぶの詳細
対応地域全国どこでも可能(離島除く)
対応時間24時間365日
電話番号0120-20-8000
オンライン保険相談対応可能
取扱保険会社数合計:41社
(生命保険:24社 損害保険:10社 少額短期保険:7社)
主要商品生命保険
医療保険
がん保険
火災保険
学資保険
個人年金保険
旅行保険
ペット保険
就業不能保険
介護保険
自動車保険


おすすめ③保険見直しラボ

保険見直しラボ所属FPの質の高さに定評のある保険相談サービスです。


FPの過度な営業行為や失礼な対応があった場合、通報することができ、担当FPの変更ができます。FPに無理に加入させられることを不安に思って相談をためらう人も多いので、安心して相談できるサービスは魅力的ですね。


保険見直しラボのおすすめポイント

  • 所属FPの平均業界経験年数が12.1年とベテラン揃い
  • 相談者からの点数評価制度やイエローカード制度があるので、安心して相談できる

保険見直しラボの詳細

保険見直しラボの詳細
対応地域訪問サービスは全国どこでも可能
(店舗相談は店舗のないエリアがある)
対応時間平日9:00~18:00
電話番号0120-222-785
オンライン保険相談対応可能
取扱保険会社数合計:36社
(生命保険:22社 損害保険:14社)
主要商品生命保険
医療保険
がん保険
火災保険
学資保険
個人年金保険
就業不能保険
介護保険
自動車保険


おすすめ②保険見直し本舗

保険見直し本舗は全国に365店舗展開する、店舗相談中心の保険相談サービスです。


取扱保険会社数が多く、40社以上の保険商品から目的に合った保険を組み合わせて加入することができます。加入した保険はまとめてサポートしてくれるので、安心して相談・加入・アフターサービスを任せることができます。


保険見直し本舗のおすすめポイント

  • 何度でも無料で保険相談ができる
  • 40社以上の保険会社の保険商品から、目的に合った保険をオーダーメイドで設計できる

保険見直し本舗の詳細

保険見直し本舗の詳細
対応地域訪問サービスは全国どこでも可能
(店舗相談は店舗のないエリアがある)
対応時間平日・土日祝 9:00〜18:00
電話番号0120-33-0526
オンライン保険相談対応可能
取扱保険会社数合計:45社
(生命保険:25社 損害保険:14社 少額短期保険:6社)
主要商品生命保険
医療保険
がん保険
火災保険
学資保険
個人年金保険
旅行保険
ペット保険
就業不能保険
介護保険
自動車保険


必要な保険は3つだけ?生命保険に関するよくある質問

こちらでは本当に必要な保険に関してよくある質問に回答します。

  • 生命保険が必要な人・不要な人はどんな人ですか?
  • 保険の中では何が必要ですか?
  • 加入する必要がない不要な保険を教えて下さい

保険の必要性は、その人の状況で異なります。上記で解説した内容と併せて、参考にしてください。

Q. 生命保険が必要な人・不要な人はどんな人ですか?

生命保険は、貯蓄や手持ちの資金でまかなえない支出に備えるためのものです。そのため、貯蓄や手持ちの資金が潤沢にある人は、保険が不要な人と言えます。


保険が不要な人の特徴はこちらです。

  • 貯蓄や手持ちの資金が多く、いざという時にすぐ使うことができる人
  • 扶養している家族がおらず、必要保障額が低い人

扶養している家族がいない人は必要な保障額が低いため、多少の貯蓄があれば保険に入らなくても問題ありません。


対して、保険が必要な人の特徴はこちらです。

  • 扶養している家族がいる人
  • 貯蓄が少ない人

扶養している家族がいる場合、必要保障額が大きくなるので貯蓄だけでまかなうのは大変です。加入してすぐにまとまった保障が持てる保険が必要でしょう。


また、医療費の支出に貯蓄が耐えられない人も保険が必要です。医療費が合計でいくらかかるか分からない上、病気が原因で仕事に制限がかかり、収入が減る可能性もあります。貯蓄額が少ない人は医療保険での備えも必要です。

Q. 保険の中では何が必要ですか?

必要な保険は、年代や家族構成、ライフステージによって異なります。


本当に必要最低限の保険に加入したいと考えている人は、貯蓄等でまかなうのが難しい額の支出に備える、

  • 死亡保険
  • 火災保険
  • 自動車保険

の3つが必要と言えます。


住宅ローンが残っている家が火災で燃えてしまうと、再建する費用や家財の買い替え費用に加え、元の家の住宅ローンも支払わなければいけません。大きな費用が必要になるため、火災保険は加入しておくべきでしょう。


交通事故では、大きな賠償金を支払わなければいけないケースがあります。状況次第では数千万円以上の賠償金が必要になります。


安全に運転していても事故に遭う可能性はゼロではありません。自動車に乗る人であれば、自動車保険は必ず加入しましょう。

Q. 加入する必要がない不要な保険を教えて下さい

加入する必要が無い不要な保険といわれている保険は、2種類あります。

  • 医療保険
  • 貯蓄型保険(終身保険・学資保険・個人年金保険)

医療保険は公的医療保険で自己負担を軽くすることができるため、ある程度の貯蓄があれば不要と言われています。


しかし、医療費はいつどれくらいの費用がかかるか分かりません。病気を患い、思っていたよりも医療費がかかり続けた結果、老後に貯蓄が尽きてしまっては困ります。今後考えられる医療費負担と、貯蓄で備えられるバランスを考えて判断しましょう。


貯蓄型保険は保障にも保険料を充てるので、貯蓄率が悪いと考える人が多い保険です。貯まっているお金を使うと保障がなくなってしまうのもデメリットの一つです。


しかし、保険では加入するとすぐに保障が開始するというメリットがあります。貯蓄に目的があり、万が一の時には保険金も受け取りたいと考える人には貯蓄型保険が向いています。


もし、他で貯蓄や資産運用をしているのであれば、保険は保障に特化したものを選んで、保障と貯蓄を分けるのが良いでしょう。

まとめ:本当に必要な保険について悩んだらまずはマネーキャリアで無料相談!

こちらでは、本当に必要な保険について解説しました。


本当に必要な保険は、年代・家族構成・ライフステージによって異なります。扶養する家族がいれば大きな死亡保障や学資保険が必要ですし、子どもが独立した世代では老後の資金準備が必要となります。


自分に本当に必要な保険を見極めるためには、現状だけではなく長い目で人生を見て、どんなリスクにどれだけ備えるかを判断しなければいけません。


必要な保険について迷ってしまったら、保険の専門家であるファイナンシャルプランナー(FP)に相談してみましょう。


FPは相談者の家族構成や考え方からライフプランを設計し、家族に起こりうるリスクを想定します。そこから必要な保障を提案してくれるので、あなたにとって本当に必要な保険を知ることができます。


そんなFPに相談するには、マネーキャリアの無料FP相談がおすすめです。マネーキャリアの無料FP相談では全国に3,000名在籍するFPに、無料で何度でも相談ができます。


自分に本当に必要な保険に納得して加入するためにも、マネーキャリアで無料相談をしましょう。

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