専業主婦(主夫)に生命保険はいらない?妻に必要性の高い保険をプロが解説!

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専業主婦(主夫)は収入がないため、生命保険への加入が必要なのかどうか悩む人もいるでしょう。この記事では、専業主婦(主夫)に生命保険はいらないのか、専業主婦(主夫)に必要性の高い保険や必要な保険金額、保険料の相場、見直し・加入時のポイントについて解説しました。

▼この記事を読んでほしい人
  • 保険の見直しを検討している人
  • 家族で無駄なく保険に入りたい人
  • 専業主婦の保険加入が必要か知りたい人

内容をまとめると

  • 専業主婦(主夫)の家事活動の経済的価値は年間400万円
  • 専業主婦(主夫)の入院時に家事育児を担う人がいない場合は生命保険の必要性が高い
  • 専業主婦(主夫)は死亡保険の必要性は低いが、医療保険・がん保険の必要性は高い
  • おすすめの保険相談窓口1位はマネーキャリア
  • マネーキャリアは提携FP数3,000人以上の専門家が在籍する業界最大手窓口
  • 専業主婦(主夫)で生命保険の必要性に悩んだら、マネーキャリアで無料相談!
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目次を使って気になるところから読みましょう!

専業主婦(主夫)に生命保険はいらない?必要性が高いケースも解説


夫婦で保険を検討する際、専業主婦(主夫)の生命保険についてどのようにするべきか悩んでいる人も多いでしょう。


専業主婦(主夫)は収入が無いので、入院や万が一のことがあった場合も世帯収入が減ることはありません。


そのため、保険料を払うよりはその分を貯蓄や生活費に回し、いざという時は貯蓄で対応すれば良いと考えている人も少なくないでしょう。


こちらの記事では、専業主婦(主夫)が入院したり、万が一のことがあった場合、どのようなことが考えられるのかを解説します。


その上で生命保険の要不要と、必要性が高いケースについても解説していくので、ぜひ参考にしてください。

専業主婦(主夫)の家事活動の経済的価値

専業主婦(主夫)の人が、料理、洗濯、掃除、育児、介護といった家事全般を家庭で行っている場合、基本的にお給料が支払われることはありません。


もし、専業主婦(主夫)の家事全般にお給料が支払われる労働として見た時、いくらくらいのお給料が支払われる価値があるのでしょうか。


2013年に内閣府が行った「家事活動等の評価について」という調査をもとに、まとめたデータがこちらです。



専業主婦が家事にかけている時間は、1日あたり平均7.6時間となっています。ここから賃金率などのデータを基に算出すると、専業主婦の家事活動評価額は300~400万円超という結果になります。


国税庁が行った最新の「民間給与実態統計調査」では、日本人の平均給与は443万円という結果が出ているので、専業主婦(主夫)の家事活動の経済的価値は、外に働きに出る有償活動と同程度と言えます。

専業主婦(主夫)の生命保険加入率

生命保険文化センターの令和3年度「生命保険に関する全国実態調査」では、所得がない配偶者(=専業主婦または専業主夫)の生命保険加入率79.5%という調査結果が出ています。


つまり、専業主婦の約8割が共済や簡保を含めた、なにかしらの生命保険に加入しているということになります。

専業主婦(主夫)の入院にかかる費用とその影響

実際に入院をした場合には入院日数とその費用については、生命保険文化センターの令和元年度「生活保障に関する調査」が参考になります。


こちらは令和元年度「生活保障に関する調査」の、入院をした人の平均入院日数をまとめたものです。



入院日数は年齢が高いほど長い傾向がありますが、20代~40代の若い世代でも、平均入院日数は2週間前後という結果になっています。


こちらは高額療養費制度を利用した人及び利用しなかった人の、直近の入院時の自己負担費用の調査結果についてまとめたものです。



高額療養費制度では、年齢や所得に応じて医療費の上限が定められています。医療費の支払い負担を軽減できますが、この制度を利用しても平均で20万円程の自己負担費用がかかっていることが分かります。


1日あたりの自己負担費用の調査結果は、平均23,300円となっています。入院にかかる費用を計算する際の参考にしてください。


また、専業主婦(主夫)の入院は、入院中や退院後の家事負担についても考える必要があります。


専業主婦(主夫)が入院すると、その間の家事は他の家族で行っていかなければなりません。周囲に頼れる状況があれば良いですが、場合によっては世帯主の人が仕事を続けながら専業主婦(主夫)と同じ程度の家事をする必要が出てきます。


それが難しい場合には家事支援サービスなどに頼る方法もありますが、これには費用が掛かります。経済産業省のデータでは家事支援サービスに支払っている1時間あたりの料金は1,000円以上3,000円未満が最も多くなっています。


1時間あたりの料金を2,000円と仮定した場合、1日の家事時間7.6時間分を家事支援サービスを利用すると、1週間で約10万円の出費となります。


他にも、子どもが小さい場合は保育所やベビーシッターを利用するケースもあります。それらの費用もある程度想定する必要があることを覚えておきましょう。

専業主婦(主夫)にとって生命保険の必要性が高いケース

専業主婦(主夫)にとって生命保険の必要性が高いケースはこちらです。

  • 家事や育児を代わりに担う人がいない
  • 貯蓄が少ない

専業主婦(主夫)が入院したり、万が一の時に家事や育児などを代わりにできる人がいない家庭は生命保険の必要性が高いでしょう。


上記でも解説しましたが、家族で家事や育児をまかなえない場合、外部サービスの利用を検討する必要があります。

  • 保育所などの一時預かり費用
  • ベビーシッター費
  • 家事支援サービス費
  • 外食費など

これらの費用を家計から出し続けるのが難しい場合は、保険で備える必要性が高いでしょう。


また、貯蓄が少ない家庭でも同じことが言えます。いくらかかるかも想定できない入院費用や、上記のような出費は大きな負担になります。


このような想定外の出費をまかなえるだけの十分な貯蓄が無い場合は、保険での備えが必要です。

専業主婦(主夫)に必要性の高い生命保険


専業主婦(主夫)に必要性の高い生命保険はこちらの2つです。

  • 医療保険
  • がん保険・がん特約

基本的にこれらの保険が必要かどうかの判断は、医療費の自己負担に家計や貯蓄が耐えうるかという点です。


いつどのように、いつまでいくら医療費がかかるのかを想定することは不可能です。また、入院中や治療中は思うように家事を行なえない可能性もあります。


いざという時に貯蓄が尽きて希望の医療が受けられない、入院や治療中に家事がうまく回らず、家族に負担がかかって共倒れになる、というケースを避けるためにも、医療保険やがん保険は備えておくと良いでしょう。

必要性の高い生命保険①医療保険

専業主婦(主夫)であっても、入院や手術の医療費は医療保険で備えておくほうが良いでしょう。


上記でも解説したように、1日あたりの自己負担費用の平均額は23,300円です。全体の入院日数の平均が15.7日なので、この平均値で単純に計算をすると、1回の入院には23,300円×15.7日=365,810円の費用が掛かることになります。


医療費の自己負担費用を、すべて自分たちでまかなえるのであれば、医療保険は不要でしょう。


しかし、入院や手術は経過次第で長引く可能性が大いにあります。その後の体調がどれほど回復するかも、その時になってみないと分かりません。


いざという時に困らないためにも、収入がない専業主婦(主夫)であっても医療保険の加入を検討することをおすすめします。

必要性の高い生命保険②がん保険・がん特約

医療保険に加入していれば、がんによる入院や手術も給付の対象となります。しかし、それとは別に、がん保険がん特約を検討することをおすすめします。


以前はがん治療というと、大きな手術をして長期入院しながら治療していくという傾向がありました。しかし、近年はがん治療も進歩し、日帰りでの放射線治療や、抗がん剤などの化学療法で治療を行うことも可能になりました。


このような日帰り治療の場合、入院や手術に対して保障される医療保険では、治療を受けても給付金が支払われないケースがあります。


商品にもよりますが、がん保険やがん特約はこのような通院治療に対しても給付金が支払われるので、がんに手厚く備えるには、がん保険や医療保険にがん特約を付帯するようにしましょう。

死亡保険の必要性は低い

死亡保険に加入する目的は大きく分けて、

  • 遺族に生活費や教育費を残すため
  • 葬儀費用やお墓代に備えるため

の2つになります。


専業主婦(主夫)の場合、家族の生活は配偶者の収入で維持されているので、亡くなることで家族が経済的に困る可能性は低いと言えます。


経済的に困る人がいないのであれば、死亡保険に加入する必要はありません。


少額の死亡保険が必要なケースは、子どもが小さく、万が一のことがあればベビーシッターや家政婦が必要になる場合や、葬儀費用やお墓代を貯蓄でまかなえない場合です。


このような場合は死亡後の出費に備えて死亡保険に加入するのも良いですが、保険金額は少額で充分と言えます。

専業主婦(主夫)の方で生命保険の必要性に悩んだら利用するべき無料保険相談窓口4選!


こちらでは、専業主婦(主夫)の人で生命保険の必要性に悩んだら利用するべき無料保険相談窓口4選を紹介します。


おすすめの無料保険相談窓口4選はこちらです。

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こちらの無料保険相談窓口の特徴を、分かりやすいよう表にまとめました。


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おすすめ保険相談窓口①マネーキャリア

おすすめの保険相談窓口1位はマネーキャリアです。

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マネーキャリアの詳細

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電話番号050-3138-1926
対応時間9:00~21:00まで
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NISA・資産形成
住宅購入
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老後資金の準備 


マネーキャリアの主な保険商品

  • 生命保険(終身保険・定期保険)
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  • 医療・がん保険
  • 個人年金保険
  • 養老保険
  • 介護保険
  • 学資保険
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マネーキャリアの口コミ

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40代男性

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保険の見直しをしようと思い自分で調べていたのですが、一度プロの方に相談してみようと思い申し込みました。無料ということだったのであまり期待していなかったのですが、FPさんの物腰も柔らかくて話がしやすく、事前に調べていた内容以上に良い提案をしていただけて大変満足です!

おすすめ保険相談窓口②ほけんのぜんぶ

おすすめの保険相談窓口2位はほけんのぜんぶです。

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子育て世代は大黒柱の手厚い保障や、子どもの教育資金など様々な視点でライフプランを考えなければいけません。

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ほけんのぜんぶの主な特徴

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ほけんのぜんぶの詳細

ほけんのぜんぶの詳細
相談形式訪問・オンライン
電話番号0120-20-8000
対応時間記載なし
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家計相談
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老後資金
保険見直し


ほけんのぜんぶの主な保険商品

  • 生命保険(終身保険・定期保険)
  • 就業不能保険
  • 医療・がん保険
  • 個人年金保険
  • 養老保険
  • 介護保険
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  • 損害保険(自動車保険・自転車保険・火災保険・地震保険)


ほけんのぜんぶの口コミ

30代女性

FPさんの提案がわかりやすかった!

プレママ向けのイベントでほけんのぜんぶが出展していて、その日はアンケートに答えただけだったのですが、後日子どもが産まれたので、相談してみました。 女性の方が対応してくださり、FPの資格をもってらっしゃるので、知識が深く、話も非常にわかりやすかったです。

出典:みん評「FPさんの提案がわかりやすかった!」

20代男性

思っていたよりフラット(中立)で良い。

保険会社のおばちゃんが特定商品をごり押ししてくるのではなく、フラットに保険商品を紹介してくれるサービス。
結婚を控え、いい加減将来の保険も…ということで、無保険の状態で生命保険と医療保険を相談しました。
最大手のほけんの窓口が店舗来店でしか相談出来ないのに対し、こちらは場所を選ばずむしろ向こうが来てくれるというのがメリット。
勤務先に出向いてもらっての相談。結婚はさておき、子供の数だの進学の費用だの…は全く想像もできていなかったのですが、ライフプランをシミュレーションしてもらいながらタイミングに応じて必要な保険額を算出してもらい納得性が高かったです。
正直、無料ほど高いものはない、と言いますか、私が契約した保険会社から(公式に)費用を貰う仕組みでしょうから、その費用の高低に応じてオススメされる商品に偏りが出るんだろう…くらいは想定内だったのですが、実際のところは全く気にならず。
結果的に(ある程度想定通りの)貯蓄性のある終身保険と、医療保険があるからそんなにかけなくてよい、というアドバイスをベースに想定していたよりもだいぶ安い掛け捨ての医療保険を選択しました。

おすすめ保険相談窓口③保険見直しラボ

おすすめの保険相談窓口3位は保険見直しラボです。


保険見直しラボは全国展開の訪問型保険相談サービスで、コンサルタントの質に定評があります。


保険見直しラボのコンサルタントは平均業界経験年数12.1年とベテランぞろいです。知識だけではなく豊富な経験を持つコンサルタントに相談できるのは安心ですね。


そんなコンサルタントと最短10分でマッチングしてくれるので、貴重な時間を無駄にすることがないのも魅力です。


保険見直しラボの主な特徴

  • 36の保険会社からオーダーメイドの提案
  • 相談者からの点数評価制度やイエローカード制度があるから安心


保険見直しラボの詳細

保険見直しラボの詳細
相談形式訪問・オンライン
電話番号0120-222-785
対応時間記載なし
相談可能ジャンル保険の新規加入
保険の見直し相談



保険見直しラボの主な保険商品

  • 生命保険(終身保険・定期保険)
  • 収入保障保険
  • 医療・がん保険
  • 個人年金保険
    養老保険
  • 介護保険
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  • 外貨建て保険
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  • 自動車保険
  • 火災保険


保険見直しラボの口コミ

30代女性

保険への不安がなくなり、 納得の保険に。

保険とはどのような仕組みなのかという初歩から教えていただき、保険に対する不安感がなくなりました。最後まで親身に相談してくれたので、納得のいく保険に加入出来たと思います。

出典:保険見直しラボ

40代男性

たくさんの人におすすめしたい!

お金に関する知識が豊富でなんでも相談でき、悩んでいる時も、ガツガツした営業をされることもなく、じっくりと検討出来てとても安心しました。両親も保険を見直すタイミングが来ていたので、すぐに連絡を取り、相談をお願いしました。

出典:保険見直しラボ

おすすめ保険相談窓口④保険見直し本舗

おすすめの保険相談窓口4位は保険見直し本舗です。


保険見直し本舗では、店舗相談・訪問相談・オンライン相談・電話相談を取り扱っています。希望や都合に合わせて相談ができるのはうれしいですね。


取扱保険会社が40社以上あり、生命保険だけではなく、損害保険や少額短期保険など、目的に合わせてオーダーメイドで提案してくれます。


保険見直し本舗の主な特徴

  • 取扱保険会社数40社以上
  • 複数契約もまとめて管理


保険見直し本舗の詳細

保険見直し本舗の詳細
相談形式店舗・訪問・オンライン・電話
電話番号0120-33-0526
対応時間記載なし
相談可能ジャンル保険相談
住宅ローン


保険見直し本舗の主な保険商品

  • 生命保険(終身保険・定期保険)
  • 収入保障保険
  • 医療・がん保険
  • 個人年金保険
  • 養老保険
  • 介護保険
  • 学資保険
  • 外貨建て保険
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  • 海外旅行保険
  • ペット保険


保険見直し本舗の口コミ

30代男性

アドバイスをくれた担当の方に感謝しています

将来、ガンになった時に困ると思い加入しました。一時金でもらえるのと、治療重視で悩みましたが、色々相談した結果、治療重視にしました。アドバイスをくれた担当の方に感謝しています。

出典:保険見直し本舗

30代女性

思い通りの内容で見直す事が出来ました

老後、年金がどの位もらえるかわからないので「65歳までに保険料を払い終わり、保障が一生続く」という内容に見直したいと思っていました。以前加入していた保険会社ではそのような内容には出来ないと言われたので保険見直し本舗に相談したところ、思い通りの内容で見直す事が出来ました。今度は妻の保険も見直したいと思っています。

出典:保険見直し本舗

専業主婦(主夫)が生命保険に加入する場合、必要な保障額と保険料


専業主婦(主夫)が生命保険に加入する場合、必要な保障額と保険料の相場はいくらでしょうか。


こちらでは

  • 医療保険・がん保険で必要な保障額
  • 主婦(主夫)の死亡保険金額の目安
  • 専業主婦(主夫)の保険料相場

を解説します。


入院や万が一のことがあった時、その後をどのように家族が暮らしていくのかで必要な保障額は変わります。こちらの数字を目安に、家族で話し合って自分たちに必要な保障額を考えましょう。

医療保険・がん保険で必要な保障額

上記で解説したように、入院時の1日あたりの自己負担費用は平均23,300円という調査結果があります。


これは食事代、差額ベッド代、交通費(見舞いに来る家族の交通費も含む)、衣類、日用品など、治療費以外にかかる費用を含んだ金額です。高額療養費を利用している人は、適用後の金額になります。


この中で特に大きいのは差額ベッド代です。病院や部屋のレベルによって差額ベッド代は異なり、全額自己負担となります。1人部屋の平均は8,018円となっていますが、病院によって大きな開きがあるのが現状です。


また、差額ベッド代は1日いくらという形で費用が掛かるので、入院が長引けば長引くほど負担は大きくなります。


このような入院費に加え、主婦(主夫)の不在を埋めるためにかかる費用も、医療保険を活用して備えられると安心です。

主婦(主夫)の死亡保険金額の目安

専業主婦(主夫)の死亡保険金額を決める際は、

  • 主婦(主夫)が亡くなった後、家事育児を担う人がいるか
  • 葬儀費用やお墓代はどうするのか
  • 遺族基礎年金は受け取れるのか

がポイントとなります。


家事を担う人がいない場合、外部サービスに依頼することになります。家事代行サービスによっては1時間5,000円を超えるところもあるため、大きな出費となります。


株式会社鎌倉新書が2020年に実施した第4回「お葬式に関する全国調査」によると、葬儀にかかった合計費用は、全国平均で208万200円でした。お墓購入費用の全国平均は135万1,200円なので、併せて約344万円が必要となります。


専業主婦は国民年金の3号被保険者となるので、亡くなった場合は遺族基礎年金が給付されます。遺族基礎年金で上記の様々な出費をまかなえる場合は、死亡保険に加入する必要はないでしょう。


しかし、遺族基礎年金には給付条件があります。


まず、亡くなった主婦(主夫)と生計を同一にしていた

  • 18歳到達年度の末日(3月31日)を経過していない子
  • 20歳未満で障害年金の障害等級1級または2級の障害者

がいることが前提となります。


その上で、専業主婦(主夫)が亡くなった日の前々月までの1年間に年金保険料の未払いなどがなく、夫の年収が850万円未満(所得655.5万円未満)の場合は遺族基礎年金の対象となり、給付を受けることができます。


生命保険文化センターの平成30年度「生命保険に関する全国実態調査」では、専業主婦(主夫)の普通死亡保険金の平均は約672万円という結果が出ています。


調査結果を参考にしつつ、亡くなった後に想定される出費や入ってくるお金を考えて、死亡保険金額を決めましょう。

専業主婦(主夫)の保険料相場

専業主婦(主夫)家庭が支払っている保険料は約月3万円と言われています。


専業主婦(主夫)の場合、世帯主が亡くなってしまうと収入が途絶えてしまいます。


元々働いている人と比べ、仕事を探しや保育園探しなど、働きに出るまでの期間の生活保障が必要となるため、世帯主は手厚い保障を備えなければいけません。


そのため、世帯主の保障を手厚くし、専業主婦(主夫)の保障は必要なものを最小限という形になるでしょう。


保険料を安くするには、保障に過不足無いかを見ることも大切です。


子どもが小さい間にかかるであろう費用は、定期保険で安く備え、葬儀代やお墓代は終身保険で備えるなど、目的に合わせてうまく保険を組み合わせると無駄がありません。


医療保険は特約の重複に気を付けましょう。「女性疾病入院特約」を付帯していると、女性特有のがんだけではなく、すべてのがんが保障の対象になります。その場合は「がん入院特約」は不要になります。このように重複している保障が無いか確認してみましょう。

専業主婦(主夫)の生命保険の選び方|見直し・加入時のポイントを解説


こちらでは専業主婦(主夫)の生命保険の選び方・見直し・加入時のポイントを解説していきます。

  • パートナーとともに生命保険を見直すのがおすすめ
  • 医療保険は妊娠・出産前の加入がおすすめ
  • 女性の場合、女性特有のがんには手厚く備える


ポイント①パートナーとともに生命保険を見直すのがおすすめ

専業主婦(主夫)の保険を検討する際は、パートナーとともに生命保険を見直すのがおすすめです。


結婚を機に専業主婦(主夫)になる場合、自分の収入がなくなり、生活費のすべてをパートナーの収入でまかなうことになります。


もしパートナーに何かあれば生活が立ち行かなくなってしまうため、十分な金額の保障を備えなければいけません。


結婚して専業主婦(主夫)になれば、保険料を払う家計も一つになります。一緒に見直すことで、保障額保険料無駄なく見直すことができるのでおすすめです。

ポイント②医療保険は妊娠・出産前の加入がおすすめ

これから子どもが欲しいと考えている女性であれば、医療保険は妊娠・出産前の加入がおすすめです。


妊娠中に医療保険に加入すると、加入はできても、今お腹にいる赤ちゃんの妊娠・出産に関することは保障の対象外となるケースがほとんどです。


また、妊娠28週以降は妊娠中の医療保険への加入自体が難しくなります。


妊娠中はつわりなどで体調を崩したり、切迫早産などで長期的に安静入院するリスクがあります。出産時は帝王切開など医療が介入する可能性もあり、帝王切開の場合は自然分娩よりも入院が長引きます。


自然分娩の場合は医療保険の対象外ですが、帝王切開の手術や入院は医療保険の給付を受けることができます。切迫早産などで安静入院が必要な場合も対象となります。


妊娠・出産はリスクが高まるため、安心して出産に挑むためにも、早い段階で医療保険で備えておくことがおすすめです。

ポイント③女性の場合、女性特有のがんには手厚く備える

女性の場合、女性特有のがんには手厚く備えましょう。


がんの罹患率は若いうちは低く、50代以降から一気に高くなりますが、女性特有のがん、特に乳がんについては、30代40代の罹患率が高くなっています。


30代40代の女性は子育て中の人も多いため、入院や治療の際に子どもの預け先を手配するなど、手間や費用が通常以上に掛かるケースが多くなります。


通常の医療保険であれば、入院と手術の治療に対応しています。しかし、近年のがん治療は通院で放射線治療や抗がん剤治療を行うことも多く、入院・手術にしか対応していない医療保険では保障が足りない場合があります。


商品にもよりますが、がん保険やがん特約は通院治療も保障してくれます。診断給付金のようにまとまった金額が支払われる保障もあるので、治療だけではなく、生活における経済的な負担もカバーできるのは安心です。


がんになってしまうと、医療保険やがん保険の加入はできなくなります。リスクが高い時期だからこそ、早めに手厚く備えるようにしましょう。

専業主婦(主夫)の生命保険に関する質問 Q&A


こちらでは専業主婦(主夫)の生命保険に関する質問 Q&Aを解説します。

  • 専業主婦(主夫)に生命保険は必要ですか?
  • 専業主婦(主夫)で生命保険に加入していない人の割合はどれくらいですか?
  • 専業主婦におすすめの生命保険はありますか?
  • 専業主婦に必要な生命保険の保険金額はいくらくらいですか?
  • 収入のない妻を生命保険の契約者にするときの注意点はありますか?


Q. 専業主婦(主夫)に生命保険は必要ですか?

専業主婦(主夫)の場合、死亡保険の必要性は低く医療保険・がん保険の必要性は高いと言えます。


死亡保険は遺族の生活費や教育費に備えるために加入する保険です。収入のない専業主婦(主夫)が亡くなったとしても、家庭の収入は大きく変わらないため備える必要はありません。


しかし、入院や手術の場合、入院費などの出費が増える反面、家のことができず家庭が回らなくなってしまうことが考えられます。


いざという時に、入院費の補填や、外部サービスが利用できるよう、医療保険やがん保険は備えておくと良いでしょう。

Q. 専業主婦(主夫)で生命保険に加入していない人の割合はどれくらいですか?

生命保険文化センターの令和3年度「生命保険に関する全国実態調査」では、専業主婦(主夫)の生命保険加入率は79.5%という調査結果が出ています。


この数字から考えると、専業主婦(主夫)で生命保険に加入していない人の割合約2割となります。

Q.専業主婦におすすめの生命保険はありますか?

専業主婦におすすめの生命保険

  • 医療保険
  • がん保険・がん特約

です。


がんは年齢とともに罹患率が高くなりますが、女性系のがんは若いうちから罹患する可能性があります。


一度がんになってしまうと、医療保険やがん保険は入れないことがほとんどなので、早いうちに加入することをおすすめします。

Q.専業主婦に必要な生命保険の保険金額はいくらくらいですか?

専業主婦に必要な生命保険の保険金額は、家族構成や、亡くなった後の家族の暮らし方、葬儀代やお墓代によって異なります。


また、遺族基礎年金が受け取れるかでも異なるため、家庭の状況を確認しましょう。


生命保険文化センターの平成30年度「生命保険に関する全国実態調査」では、専業主婦(主夫)の普通死亡保険金の平均約672万円という結果が出ています。


こちらの金額も目安にしてください。

Q.収入のない妻を生命保険の契約者にするときの注意点はありますか?

収入のない妻を生命保険の契約者とする場合、課税関係に注意する必要があります。


税制上、生命保険における「契約者」は、実際に保険料を負担した「保険料負担者」を指します。


例えば、契約者=妻、被保険者=妻、保険金受取人=夫の場合、妻が亡くなった際の保険金は受取人である夫が受け取ることとなります。


妻が保険料を負担していた場合、死亡保険金は「相続税」の対象となりますが、夫が保険料を負担していた場合、契約者と保険金受取人が同一となるので、死亡保険金は「一時所得」として所得税・住民税の対象となります。


保険料を誰が負担していたかによって課税関係が大きく変わるので、注意が必要です。


どうしても収入のない妻を契約者とする場合は、夫婦間で保険料相当額の資金について、贈与契約を締結することも検討する必要があります。

まとめ:専業主婦の方で生命保険の必要性に悩んだらマネーキャリアで無料相談!


こちらの記事では、専業主婦(主夫)に生命保険はいらないのか?について解説しました。


専業主婦(主夫)の場合、万が一のことがあっても世帯収入には大きな影響を与えないので、死亡保障の必要性は低いです。


その反面、入院費や専業主婦(主夫)の不在を埋める費用など、収入が無い専業主婦(主夫)でも、入院をすると支出が増えます。このような支出には医療保険で備えると安心です。


しかし、家族の状況を踏まえてと言っても、必要保障額を算出するのは難しいでしょう。専業主婦(主夫)の生命保険の必要性や保障額に悩んだら、マネーキャリアのFPに相談しましょう。


マネーキャリアでは保険のプロであるファイナンシャルプランナー何度でも無料で相談することができます。自分に合わせた必要保障額を算出してもらいましょう。


保険だけでなく、資産形成や相続など幅広いジャンルの相談にも対応しているので、まとめて相談ができて安心ですね。


専業主婦(主夫)で生命保険の必要性に悩んだら、マネーキャリアの無料FP相談を活用しましょう!

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