妊婦健診の糖負荷検査や血液検査で妊婦がひっかからないために前日の食事や当日の食事はどうする?

妊婦健診では血液検査や尿検査など前日や当日の食事が大きく影響する検査も多いと思います。また、最近では体重管理に厳しい医者も多いため体重を増やしたくない妊婦の方もいるかもしれません。この記事では妊婦健診前日に気をつけるべきことやオススメの食事を紹介します。

採血や尿糖でひっかからないために妊婦検診前の朝ごはんは何が良いの?絶食するべき?

内容をまとめると

  • 妊婦健診の前日は普段と同じ食事をする
  • 糖分の高い甘い飲み物は避ける
  • 甘いものは食べても良いが食べ過ぎには注意する
  • 外食の際は栄養バランスに気を付ける!「まごはやさしい」の食事を!

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妊婦健診では、「体重がオーバーしないか」「尿検査でひっかからないか」など不安になる人もいるでしょう。


そのため、妊婦健診の前日にどうやって過ごせばいいのか迷ってしまったり、食事を抜いたりする人もいるのではないでしょうか。


しかし、妊婦健診の前日は、食事を抜いたりせずにいつも通りに過ごすことが大切です。


それでは、妊婦健診の前日はどうやって過ごせばいいのでしょうか。


そこで、この記事では「妊婦健診の前日はどのように過ごせばいいのか」について、

  • 妊婦健診の前日に気をつけるべきこと
  • 妊婦健診前におすすめのご飯
  • 妊婦健診前日の食事に関する注意点

以上のことを中心に解説していきます。


この記事を読んでいただければ、妊婦健診の前日の過ごし方を考える際の参考になります。


ぜひ最後までご覧ください。

糖負荷検査や血液検査など妊婦健診の前日・当日に気をつけるべき3点

妊婦健診の前に普段と同じように食事を摂ってしまうと、「体重が増えて怒られるのではないか」と不安になる人もいるでしょう。


そのため、妊婦健診の前日に食事を抜く人もいるのではないでしょうか。


しかし、妊婦健診の前日は、いつも通りの食事を摂ることが大切なのです。


では、妊婦健診の前日はどのように過ごせばいいのでしょうか。


ここでは、

  • 妊娠健診の前日の食事はいつも通りにする
  • 寝る直前に食べないようにする
  • 糖分の高い飲料は避ける

以上のことについて説明します。


一つずつ確認していきましょう。

食事の量は適量・いつも通りにする!絶食・断食する必要はない!

妊婦健診の前日は、食事の量はいつも通りにしましょう


妊婦健診は、赤ちゃんと妊婦さんの健康状態をチェックするものです。


しかし、体重が増えてしまって怒られるのではないか、健診でひっかかってしまうのではないかと不安に思うこともあるでしょう。


そこで、妊婦健診の前日に食事を抜いて少しでも体重を減らしたり、血糖値尿糖などの数値を下げたいと思ったりする人もいるかもしれません。


しかし、妊婦健診の前日だけ食べるものに気をつけたり、極端に量を減らしたりするのはよくありません。


妊婦健診の前日に食事を抜くと、貧血や血糖をチェックする血液検査や、妊娠糖尿病にかかっていないかをチェックする糖代謝検査で異常値が出てしまう可能性があります。


また、カロリー不足になって足元がふらついてしまうこともあるでしょう。


つわりの時期の場合は無理に食べる必要はありませんが、普通に食事が摂れる状態であればいつも通りの食事をすることがおすすめです。

妊婦検診前は寝る直前に食べないようにする

妊婦健診の前日は、寝る直前に食べないようにしましょう


また、妊婦健診の前日の夜ご飯も量も少なめにすることがおすすめです。


特に炭水化物の量は減らしたり、食べないことで妊婦健診でひっかかりにくくなります。


妊婦健診で体重の増加が気になる人は、妊婦健診の朝ご飯よりも夜ご飯に気を使うと良いでしょう。


寝る前にお腹が空いてしまった場合は、消化に良いものを食べることでしっかりと睡眠もとることができて健康的です。

妊婦検診前日は甘いものや糖分の高い飲料は避ける!

妊婦健診の前日は、糖分の高い飲料は避けましょう


糖分の高い飲料を飲むと、血糖値に影響してしまう恐れがあります。


そのため、妊婦健診の前日はお水やお茶など糖分が少なめの飲み物を飲みましょう。


しかし、お茶にはカフェインが含まれているので大量に飲むことはおすすめしません。

妊婦健診前におすすめの前日の夜ごはんと当日の朝ごはん



さて、ここまで妊婦健診の前日に気をつけることについて説明してきました。


妊婦健診の前日は、食事を抜かずにいつも通りの食事をすることが大切とご紹介しました。


しかし、妊婦健診の前日にたくさん食べてしまったり、甘い飲み物お菓子をたくさん食べたりすると検査の結果に影響するかもしれません。


では、妊婦健診の前日は何を食べたら良いのでしょうか。


そこで、ここでは

  • 妊婦健診前日におすすめの夕食
  • 妊婦健診当日におすすめの朝食

について説明します。


一つずつ確認していきましょう。

妊婦健診前日におすすめの夕食【糖負荷検査や血液検査でひっかからないために】

妊娠中は、妊婦さんの体を通して赤ちゃんの発育に必要な栄養を送っています。


そのため、妊娠中はいつもよりも意識をして食事を摂ることが大切です。


赤ちゃんに必要な栄養を不足なく摂るようにするには、3食しっかり食べましょう。


妊婦健診の前日も、食事を抜いてしまうのではなくバランスの良い食材を選んで食べることが大切です。


妊婦健診前日におすすめの夕食は、おにぎりやお味噌汁など簡単に作れるメニューが良いでしょう。


おにぎりの中でも、大葉のおにぎりがおすすめです。


大葉を細かく刻んで、温かいご飯と塩を一緒に混ぜ込むだけで完成です。


大葉の爽やかな香りのおかげで、つわりのときでも食べれるかもしれません。


また、お味噌汁は野菜をたっぷり入れたものが良いです。


味噌にはタンパク質ビタミンなどの成分がバランス良く含まれているので、栄養バランスが大切となる妊娠中にもおすすめです。


また、柔らかく煮込んだ野菜は消化にも良く、食べやすいでしょう。


お味噌汁に入れる具材は、ほうれん草やブロッコリー、ねぎや小松菜などが良いです。


夕食でお味噌汁を多めに作っておけば、朝に温めるだけで食べることができます。

妊婦健診当日におすすめの朝食!ヨーグルトがおすすめ!

朝食を摂ることで、寝ているときに使ったエネルギーや栄養素を補充します。


朝食を食べることで、大腸のぜん運動が促されるので、便秘の人は解消に繋がるかもしれません。


妊婦健診当日のおすすめの朝食は、

  • 牛乳
  • バナナ
  • パン
  • フルーツグラノーラ
  • ヨーグルト
などがおすすめです。


妊娠中は、つわりなどで体調が優れないことも多いです。


そこで、簡単に作れて体に優しいメニューを食べると良いです。


牛乳は、たんぱく質脂質炭水化物ビタミンミネラルがバランス良く含まれています。


しかし、牛乳はカロリーが高めなのでたくさん飲まず、適量を飲むように心がけましょう。


また、バナナも妊婦健診前におすすめの朝食です。


バナナはカリウムマグネシウムビタミンB群が多く含まれています。


バナナは腹持ちも良いので、体重が気になる人におすすめの食材です。


また、ヨーグルトにバナナを入れてバナナヨーグルトにして食べるのも良いです。


乳製品にはカルシウムの吸収率が高く、バナナと合わせることでヨーグルトには含まれていないビタミンB群やマグネシウム、カリウムも一緒に摂ることができます。


また、朝はパンを食べたいという人もいるのではないでしょうか。


朝にパンを食べる場合は、デニッシュ系よりも食パンを食べたり、ベーグルなど低カロリーのものを選びましょう。


他にも、フルーツグラノーラもおすすめです。


フルーツグラノーラには、オーツ麦やライ麦粉、玄米などの穀物類、ナッツ、ドライフルーツなどが含まれています。


ミネラルやビタミンを手軽に摂ることができます。

妊婦健診前日の食事に関するQ&A【先輩ママ達が気をつけたこと】



さて、ここまで妊婦検健診前におすすめのご飯について説明してきました。


妊婦健診前はお菓子やケーキなどの甘いものを食べていいのかなど気になることがある人もいるでしょう。


そこで、ここでは

  • 妊婦健診前にお菓子やケーキを食べていいのか
  • 体重を増やさないためにご飯を抜いてもいいのか
  • 妊娠期間中に外食をしてもいいのか
  • 妊娠期間中に仲良ししてもいいのか

以上のことについて説明します。


一つずつ確認していきましょう。

妊婦健診前のお菓子・ケーキは良くない?

妊娠中は、体重管理が大切なので、お菓子やケーキなどの甘いものを食べてはいけないと思っている人もいるのではないでしょうか。


妊娠中は、お菓子やケーキなどの甘いものは完全に食べてはいけないというわけではありません。また、妊婦健診前も食べ過ぎなければ食べても良いです。


また、妊娠中にお菓子などの甘いものを食べ過ぎてしまうと、妊娠糖尿病妊娠高血圧症候群になってしまう恐れがあります。


妊娠糖尿病とは、妊娠中に起こる糖代謝の異常のことです。


妊娠すると、血糖値が上がりやすくなるので、お菓子などの甘いものをたくさん食べると、普段よりも糖尿病を引き起こすリスクがあります。


妊娠高血圧症候群は、妊娠中に高血圧が見られる状態のことです。妊娠高血圧症候群になると、痙攣発作や脳出血などの危険があります。


しかし、お菓子やケーキなどの甘いものを食べることでストレス解消している女性にとっては、お菓子などを制限するのはストレスになってしまうでしょう。


そのため、妊娠中にお菓子を食べる場合は、ポイントを抑えて食べることが大切です。


そのポイントとは、

  • 食べる量と時間を決める
  • 1日200kcalを目安に食べる

ことです。


お菓子を食べるときは、お菓子や甘いものを食べる量と時間を事前に決めましょう。


また、お菓子を小分けにしておくことで食べ過ぎを防ぐことができます。


お菓子は1日200kcalが目安となっています。


200kcalの目安は、板チョコ半分・アイスクリーム小1個・ショートケーキ半分です。

体重が増えて怒られるのが怖いのですが、夕食や朝食を抜いても平気?

妊娠中は、体重が増えやすいのでお医者さんから「体重の増加に注意しましょう」と指導されることがあるでしょう。


そのため、妊婦健診前は体重が増えないようにご飯を抜く人もいるのではないでしょうか。


しかし、妊婦健診前の直前に悪あがきをしていい結果が出たとしても、正しい検査結果とは言えません


体重の増えすぎ・食べ過ぎを防ぐための方法

体重を増やさないためには以下のことを心がけてみてください。
  • 塩分、脂肪、糖分は控えめにする。
  • 食事中はよく噛むようにする
  • 1日の量を予め決めて置いてその範囲内で食事をする頻度を増やす
  • 体に無理のない範囲で運動をする

体重増加を対策するためにおすすめの有酸素運動

妊娠中は運動したくても、できる運動が限られますよね。妊娠中にママ達は主に以下のような運動をしています。
  • ウォーキング
  • マタニティヨガ
  • マタニティビクス
  • マタニティスイミング
  • ストレットをしながらの掃除
普段からあまり運動をする習慣がない方にも始めやすい物ばかりなので、自分のできそうな運動を選んで少しずつはじめてみてください。

妊娠期間中の外食は良くない?食べるならどんな物を注文すべき?

妊娠中は食事をバランス良く1日3食摂ることが大切です。


しかし、毎日3食の食事を作ることを負担に感じることもあるでしょう。


また、たまに外食に行くことで気分転換になり、ストレス解消にもなります。


では、妊娠期間中は外食をしても良いのでしょうか。


外食をすることに問題はありませんが、お店選びやメニュー選びに注意点があります。


外食をする際のお店選びのポイントは、

  • 禁煙・分煙のお店を選ぶ
  • 席が広くゆったりと座れるお店を選ぶ
  • 病院・自宅から近いお店を選ぶ

ことです。


妊娠期間中は、タバコの受動喫煙に注意しましょう。


妊娠中に受動喫煙の影響を受けると、子宮や胎盤の循環血液量を減少させたり、胎児の低酸素状態を引き起こしたりする可能性があります。


また、妊娠中にお腹が大きくなってくると、店内や座席が狭いところで食事を摂ると大変な場合があります。


そのため、外食をするときは店内が広く、座席も広く確保されているところを選びましょう。


そして、妊娠37周以降の妊婦さんは、いつ陣痛や破水が起こってもおかしくない状態なので、外食をする際は自宅や病院から近いところを選んだ方が安心です。


そして、外食をする際のメニューを選ぶときは、塩分生ものカロリーに注意しましょう。


家庭で料理をする場合は、塩分の調節ができますが外食では初めから味付けがされています。


もしも外食で塩分を取り過ぎたと感じた場合は、海藻や野菜などカリウムを含むものを食べると良いです。


また、妊娠中は生ものは控えた方が良いです。


食中毒の原因となる菌が存在している可能性があるので、家庭料理でも生ものは避けるべきです。


そして、外食をする場合はジャンクフードや脂っこいものを食べたくなる人もいるでしょう。


しかし、高カロリーのものをたくさん食べてしまうと、体重が増加に繋がることがあります。


そのため、外食をする際はカロリーに気をつけて、なるべく低カロリーのものを選ぶことがおすすめです。

妊娠期間前日に仲良しするのは避けたほうがいい?

妊娠中に仲良し(性行為)をしても良いのか疑問に思う人もいるでしょう。


妊娠中に仲良ししても問題はありませんが、いくつかの注意点があります。


妊娠中に仲良しする場合は、

  • 無理のない体位で行う
  • コンドームを使用する
  • 事前に病院で確認する

ことです。


妊娠中は、お腹を圧迫しない体位で行い、妊婦さんが苦しくならないようにすることが大切です。


妊娠中におすすめの体位は、座位でバック・横向き・バックです。


また、妊娠中に感染症になってしまうと赤ちゃんにうつってしまう恐れがあるので、コンドームを使用することも大切です。


そして、仲良しをする前に妊婦さんの状態によっては、妊娠中の仲良しを控えるべき場合があります。


そのため、事前に病院で相談しておくことが大切です。

参考:「まごはやさしい」の食事が重要!

「まごはやさしい」とは食材の頭文字をとった言葉で、特に妊娠中に意識するべき食材です!

  • ま:豆類 
  • ご:ごま
  • わ:わかめ(海藻類)
  • や:野菜
  • さ:魚
  • し:しいたけ(きのこ類)
  • い:いも類
和食によく使われる食材ばかりですが、日頃から食生活に不安のあった方は意識してみてください。

急に食生活が変わるとストレスなどもあると思いますので、極度なストレスがたまらない範囲で心がけてみてください!

妊婦健診前日のまとめ|妊娠中は食生活に注意、バランスのれた食事を

妊婦健診の前日の過ごし方について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。


今回のこの記事のポイントは、

  • 妊婦健診の前日は普段と同じ食事をする
  • 糖分の高い飲み物は避ける
  • 甘いものは食べても良いが食べ過ぎには注意する
  • 外食の際は栄養バランスに気を付ける

です。


妊婦健診の前日は、「体重がオーバーして怒られたくない」という思いから、食事を抜こうとする人もいるかもしれません。


しかし、妊婦健診の日でもきちんと3食摂るべきです。


朝ご飯を食べないと1日に必要な栄養が摂れなくなってしまうので、バランスを考えた食事を摂りましょう。


また、妊娠中は体重の増加に気をつけなくてはいけないと思って、お菓子などの甘いものは食べない方が良いと思う人もいるのではないでしょうか。


妊娠中でもお菓子などの甘いものを食べても大丈夫ですが、食べ過ぎることがよくないので、カロリーを気にしながら食べるようにしましょう。


ほけんROOMでは、他にも読んでおきたい妊娠・出産に関する記事が多数掲載されていますので、ぜひご覧ください。

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