国民健康保険の平均月額はいくらくらい?保険の計算方法なども解説

国民健康保険で特に気になるのは、保険料ではないでしょうか。半分を企業が負担してくれる社会保険とは違い、国民健康保険では保険料の全額を自分で支払う必要があります。この記事では、そんな国民健康保険の平均月額や、保険料の計算方法などを紹介します。

内容をまとめると

  1. 国民健康保険の保険料の月額平均は、世帯人数や所得、年齢、住んでいる地域によって変わる
  2. 都道府県によって保険料の開きが約1.6倍もある
  3. 国民健康保険料の支払いが困難な場合は保険料の軽減制度を利用できる
  4. 家計について心配なことがある方はお金・保険のプロ無料相談するのがおすすめ
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国民健康保険の平均月額はどの程度なのかを紹介


自営業の方や、会社を退職して職場の健康保険組合をやめた方などは国民健康保険に加入することになりますが、この保険料はどの程度なのか気になりますよね。


病気やケガの不測の事態に備えて、健康保険には加入しておきたいけれど、平均月額はいくらなのか、家族の人数や年収によって違いはあるのか、不安に思われていることと思います。


そこでこの記事では

  • 国民健康保険料の全国平均月額はいくらか。
  • 世帯や年収によって国民健康保険料はどう変わるのか。
  • 共働きの場合の保険料はどうなるのか。
  • 無職の場合でも国民健康保険料は支払わなければならないのか。
についてご紹介します。

この記事を読んでいただければ、国民健康保険料が年間どれだけ必要になるのかわかり、家計を考える手助けになります。

是非、最後までお読みください。

また、自営業の方や退職された方は特に、万が一に備える保険や貯蓄について悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか?

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【世帯収入別】国民健康保険料の平均月額

国民健康保険は運営の市区町村によって保険料に違いがありますが、保険料が決まる仕組みは同じです。


内訳は医療分、支援金分、介護分に分かれており、それぞれに決められた割合や金額に則り所得割、均等割、平等割を算出します。


算出した金額を合計したものが年額保険料になります。


千葉市の場合は以下のようになっています。

医療分支援金分介護分
(40~64歳対象)
所得割6.82%2.44%1.99%
均等割19,560円×人数6,960円×人数9,000円×人数
平等割25,320円×人数8,880円×人数6,840円×人数
限度額61万円19万円16万円

世帯人数や所得、年齢によって保険料が変わってきます。


それでは国民健康保険料の平均月額を見ていきましょう。

年収200万、年収400万、年収1000万の国民健康保険の平均月額

国民健康保険料の均等割や平等割を平均化してみると、年収ごとに月額平均を算出することができます。


世帯人数による負担増は加味せず、年収200万、年収400万、年収1000万の単身世帯の場合の平均月額を算出してみます。


39歳以下、65~74歳の単身世帯の国民健康保険料の平均月額は以下のようになります。

年収額年間保険料月額平均
200万144,304円12,025円
400万
281,968円23,497円
1000万773,352円64,446円

40歳~64歳の単身世帯の国民健康保険料の平均月額は以下のようになります。

年収額年間保険料月額平均
200万176,111円14,676円
400万341,999円28,500円
1000万933,352円77,779円

これを見ると所得により大きな差が出ていることがわかりますね。


年収が倍になれば、保険料もおおよそ2倍、年収が5倍になれば保険料も5倍強と比例していくようすが見て取れます。


加入者の負担する保険料が国民健康保険の収入源のため、その収入に応じた金額を設定しているのです。


社会保障としての制度を維持していくための措置だといえますね。

共働き夫婦の国民健康保険の月額保険料

共働きで夫婦ともに収入がある世帯ではどうなるのでしょうか。


ここでは夫の年収が400万、妻の年収が200万で、ともに39歳以下、東京都府中市の国民健康保険料の月額を試算します。


国民健康保険料の所得割は給与などから経費を差し引いた金額(所得金額)から基礎控除33万円を差し引いた額(算定基礎額)に所得割率を乗じて算出します。


共働き夫婦の場合は夫と妻の算定基礎額を足したものに所得割率を乗じて、世帯としての保険料を算出します。

医療分支援金分介護分
所得割151,018円46,690円0円
均等割46,640円14,280円0円
平等割0円0円0円

合計金額は258,628円、月額21,552円となりました。


世帯年収が同じ600万でも夫のみの収入である場合は302,222円、月額25,185円となります。


共働き夫婦は基礎控除33万円を2人分差し引きできる分、保険料は低くなるのです。

無職無収入の場合の国民健康保険の月額保険料

年収別で国民健康保険料の平均を見てきましたが無職無収入の場合はどうなるのでしょうか。


無収入の場合は保険料を支払うことも難しいですよね。  


しかし実は収入が全くなくても国民健康保険料は支払わなければならないのです。扶養の方についても同様です。


ここでは兵庫県西宮市で、40歳未満(介護分負担なし)で前年度無収入の1人暮らしの方の保険料を試算します。

医療分支援金分介護分
所得割0円0円0円
均等割8,460円2,988円0円
平等割5,760円2,016円0円

合計金額は19,224円、月額1,602円となりました。


支払う金額が0円なのは所得割の部分のみで、均等割や平等割部分については加入するすべての人に負担の義務が生じます。


それでも国民健康保険料の支払いが困難な場合は保険料の軽減制度があるので、利用するとよいでしょう。

  • 昨年より収入が3割以上減った。
  • 倒産や解雇で離職した。
  • 災害や盗難で資産が3割以上損失を受けた。
  • 休業や廃業などで生活が困難である。
などの場合は各自治体の国民健康保険の窓口に相談してみましょう。

また、保険料の軽減制度の他にも、家計や保険を見直すという選択肢も検討してみてはいかがでしょうか?

家計や保険の見直しは、お金のプロであるファイナンシャルプランナー(FP)無料相談するのがおすすめです。

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【地域別】国民健康保険料の平均月額

国民健康保険料は各自治体で算出のための所得割率や均等割、平等割の金額を毎年決めています。


地域によってどれほど違いがあるのか見ていきましょう。


いくつかの地域の平均額をまとめてみました。

39歳以下(円)40歳~64歳(円)
東京都224,215/年
18,684/月
274,119/年
22,843/月
宮城県262,095/年
21,841/月
323,240/年
26,936/月
佐賀県371,696/年
30,974/月
437,314/年
36,442/月
大阪府331,148/年
27,595/月
408,148/年
34,012/月

上記は都道府県内で保険料を平均化していますが、それでも東京都と佐賀県では約1.6倍もの差があります。


理由は医療機関にかかる人の割合自治体の財政状況があげられるでしょう。


国民健康保険料の被保険者は主に無職の方や自営業者、農業・漁業従事者、職場の健康保険に加入していないパート・アルバイトで構成されているため、その特性から高齢者の比率が高くなっています。


高齢者が多いと医療機関にかかる割合が高く、保険料を引き上げる要素となります。


医療機関にかかる人の割合が低く、自治体として財政が潤沢なほど保険料が低くなるのです。


この表をみて、「自分の住んでいる都道府県が保険料が高い」とがっかりされた方はいませんか?


そのような方は、保険のプロと一緒にすでに加入している保険を見直しするのがおすすめです。


保険の見直しで保険料を下げ、家計の負担を減らすことができます。


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国民健康保険の平均月額についてのまとめ

国民健康保険料の平均月額について解説してきましたが、いかがでしたか。

この記事のポイントは
  • 国民健康保険料は平均月額は年収によって違いがある。
  • 月額平均は年収200万で1.2万円。400万なら倍。1000万なら約5倍になる。
  • 共働きなら基礎控除が2人分されるため1人で同じ年収よりも保険料は安い。
  • 無職無収入でも国民健康保険料は支払う必要がある。
  • 地域により国民健康保険料は異なる。東京は低め。
となります。

国民健康保険は自治体が主体となって運営しており、まさに日本の国民皆保険制度の中核を担っています。

その保険料も加入者すべてが負担しやすいように所得に応じた設定になっています。

不慮の病気やケガなどのため、国が定めた制度をきちんと理解して保険料を収めましょう。

ほけんROOMではこのほかにもお金に関する記事を多数掲載しています。是非ご覧ください。

また、健康保険料以外にも保険やお金に関する疑問がある方は、お金のプロに相談するのがおすすめです。

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この記事の監修者
谷川 昌平
東京大学の経済学部で金融を学び、その知見を生かし世の中の情報の非対称性をなくすべく、学生時代に株式会社Wizleapを創業。保険*テックのインシュアテックの領域で様々な保険や金融サービスを世に生み出す一歩として、保険相談や選び方のポイントを伝える「ほけんROOM」を運営。2019年にファイナンシャルプランナー取得。

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