新型コロナウイルス感染症で自宅療養しても医療保険の対象になるのか？

新型コロナウイルス感染症が流行してからしばらく経ちますが、未だ感染拡大は収まっていません。

感染者数増加や軽症化の影響などにより、最近では新型コロナウイルス感染症に罹患しても入院せずに自宅療養となるケースが増えています。

せっかく医療保険に加入しても、自宅療養では給付金が支払われないと思われている方もいるかもしれません。

実は、新型コロナウイルス感染症での自宅療養は、多くの保険会社で医療保険の給付対象とされています。

ただし注意点もあるため、以降で詳しく解説していきます。

2022年9月25日以前に新型コロナウイルスに罹患した場合は、その重度を問わず、陽性であることの証明ができれば、自宅療養でも医療保険の給付対象となります。

ある保険会社における具体的な給付要件は以下の通りです。

• 対象となる医療保険・特約に加入している
• PCR検査または抗原検査の陽性、あるいは、医師により新型コロナウイルス感染症と診断された
• 医療機関等が実施した検査・診断により陽性であることが確認できる書類がある

2022年9月25日以後に新型コロナウイルスに罹患した場合は、それ以前より自宅療養に対する給付条件が厳しくなります。

新型コロナウイルス感染症に罹患し、かつ重症化リスクの高い場合にのみ限定されます。

ある保険会社における具体的な給付要件は、2022年9月25日以前に新型コロナウイルスに罹患した場合の要件に該当することに加えて、以下のいずれかの該当も問われます。

• 65歳以上の方
• 入院を要する方
• 新型コロナウイルス治療薬の投与または新型コロナウイルス罹患により酸素投与が必要な方
  
• 妊娠中の方

そもそも医療保険は、公的医療保険制度の対象となるほとんどの病気やケガに対する保険です。

その保障対象は新型コロナウイルス感染症に限りません。

がんや生活習慣病、突然のケガなど、幅広いリスクをカバーしてくれます。

医療保険に加入する以下のメリットについて、改めてご紹介します。

• 先進医療にも対応！
• オンライン診療が医療保険の対象になる場合も！

医療保険は先進医療にも対応します。

先進医療とは厚生労働大臣の承認を受けた先進性の高い医療技術のことです。

「先進医療にかかる技術料」は公的医療保険制度の対象外のため、全額自己負担となります。

高額となるものの例として、がんの治療方法で陽子線治療や重粒子線治療などがあり、200万円～300万円ほどになる可能性があります。

ほとんどの医療保険には、「先進医療特約」が付加できます。特約保険料は月々100円～200円程度です。

先進医療特約を付加することで、先進医療にかかる自己負担額が保障されます。

いざ病気を発症したとき、費用を理由に治療方法の選択肢を狭めることがないよう、ぜひ備えておきたい保障です。

これまでご説明した通り、新型コロナウイルス感染症の自宅療養について、多くの医療保険は給付対象としています。

ただし給付条件は各社により細かく異なる場合があるため、自分でその差を見極めて検討するのは大変です。

保険のプロに相談すれば、各社の給付条件や、各保険商品の保障内容の違いなども踏まえて、適した保険を提案してもらえます。

ここからは、以下のおすすめの保険相談窓口4つをご紹介します。

• マネーキャリア
• ほけんのぜんぶ
• 保険見直しラボ
• 保険見直し本舗

おすすめの相談窓口1つ目は、「マネーキャリア」です。

「マネーキャリア」はオンライン形式・訪問形式に対応しており、全国で相談に対応しています。

3,000人以上のFPが在籍する国内最大級の保険相談サービスのため、相談内容に適したFPとマッチングしやすいでしょう。

マネーキャリアの主な特徴

• 累計申込40,000件の高い実績
• 相談満足度93％と、多くの支持を得ている
• 女性FPが多数在籍 

マネーキャリアの詳細

マネーキャリアの主な保険商品

マネーキャリアの口コミ

おすすめの相談窓口2つ目は、「ほけんのぜんぶ」です。

「ほけんのぜんぶ」はオンライン・訪問相談に対応しています。

300人以上のFPが在籍しており、お金に関する相談を幅広く扱っています。

ほけんのぜんぶの主な特徴

• 子育て世代から高い支持を得ている
• 保険以外にもお金に関する相談に幅広く対応している

ほけんのぜんぶの詳細

ほけんのぜんぶの主な保険商品

• 生命保険（終身保険・定期保険）
• 就業不能保険
• 医療・がん保険
• 個人年金保険
• 養老保険
• 介護保険
• 学資・こども保険
• 損害保険（自動車保険・自転車保険・火災保険・地震保険）
  

ほけんのぜんぶの口コミ

おすすめの相談窓口3つ目は、「保険見直しラボ」です。

「保険見直しラボ」は、訪問相談とオンライン相談に対応しています。 

業界経験年数の長いベテランコンサルタントが多く在籍しているのが特徴です。

保険見直しラボの主な特徴

• 在籍するコンサルタントの平均業界経験年数12.1年とベテランが揃っている
• 過度な営業行為などがあれば、相談者からの申し出でコンサルタントの変更ができる

保険見直しラボの詳細

保険見直しラボの主な保険商品

• 生命保険（終身保険・定期保険）
• 収入保障保険
• 医療・がん保険
• 個人年金保険
• 養老保険
• 介護保険
• 学資保険
• 外貨建て保険
• 変額保険
• 自動車保険
• 火災保険

保険見直しラボの口コミ

おすすめの相談窓口4つ目は、「保険見直し本舗」です。

「保険見直し本舗」は、全国に展開する来店型保険ショップで、訪問相談・オンライン相談にも対応しています。

保険見直し本舗の主な特徴

• 世帯ごとに1担当制をとっている
• 一部店舗では住宅ローンも相談可能

保険見直し本舗の詳細

保険見直し本舗の主な保険商品

• 生命保険（終身保険・定期保険）
• 収入保障保険
• 医療・がん保険
• 個人年金保険
• 養老保険
• 介護保険
• 学資保険
• 外貨建て保険
• 変額保険
• 自動車保険
• 火災保険
• 海外旅行保険
• ペット保険

保険見直し本舗の口コミ

新型コロナウイルス感染症による自宅療養についても医療保険の給付対象になるとご説明してきました。

以降では、医療保険の給付対象となる自宅療養に関して、よくある以下のご質問に応えていきます。

• 医療保険の給付金対象になる自宅療養期間は？
• １日の入院給付額はいくらまで増やせますか？
• 自宅療養が給付金対象の医療保険にはどれがおすすめですか？

医療保険は新型コロナウイルスだけでなく、幅広い病気やケガをカバーします。

将来的に、高齢になって病気のリスクが高まったときにも使えるよう、終身タイプの保険がおすすめです。

また近年では入院の短期化に伴い、入院時に入院日額と別に一時金が支払われるものや、通院時も保障できるものもあります。

複数の保険を比較検討して、自分にあったものを選択するとよいです。

いかがでしたか？新型コロナウイルス感染症で入院にならず自宅療養の場合でも、一定の条件を満たせば給付対象になります。

本記事でご説明した以下のポイントを踏まえて、医療保険を検討してはいかがでしょうか。

• 多くの保険会社で、自宅療養でも給付対象としている
• 2022年9月25日以後の罹患の場合は、重症化リスクがある場合に給付対象となる
• 医療保険は幅広い病気やケガの備えになる
• 医療保険を選ぶなら、保険のプロに相談するのが効率的