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大腸ポリープの治療は(公的)医療保険の対象になるの?徹底解説!

検査をすると「大腸ポリープが見つかりました」と聞いて驚いた方、それって医療保険の対象になるのでしょうか。というより適用されないと困ります。ここでは大腸ポリープの治療に関して医療保険が適用されるのか、またその適用条件は何かについてご紹介します。

大腸ポリープの治療費に医療保険はおりるのか

人間ドックで検査を受けたときに「大腸ポリープです」と言われて驚いた方も多いのではないでしょうか。

大腸ポリープは、腫瘍かそうでないかに分類され、さらに腫瘍である場合では悪性のものをがん、良性のものを腺腫と言います。

では、大腸ポリープは医療保険の対象となるのでしょうか。


どんな病気でも医療費はかかるため医療保険の対象となるかは重要です。


対象になるとすればその条件は何なのか、について見ていきましょう。



大腸ポリープの治療にかかる費用

大腸ポリープの治療の場合、ポリープ自体の切除は日帰りで行うことができます。

なぜ切除するかというと大腸ポリープの約80%が腺腫(良性)であると言われていますが残りの20%は悪性すなわちがんになる可能性があるためです。

さらに発見時に悪性であればその後転移する可能性も疑われ、費用が大きく変わってしまいます。

今回は大腸ポリープ切除の際の費用のみをお伝えします。


大腸ポリープ切除(日帰り)ではポリペクトミー手術EMR(内視鏡的粘膜切除術)手術を行います。


この費用は20,000円~30,000円(ポリープが1か所の場合)です。


また入院が必要な大腸ポリープの手術にはESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)手術がありこちらは150,000~170,000円のもの費用がかかります。

大腸ポリープの治療で適用される健康保険

さて、大腸ポリープの治療には医療保険は適用されるのでしょうか。

大腸ポリープ切除手術に関する医療費は、公的医療保険(健康保険)の対象です。

すなわち、公的医療保険の適用で医療費の3割負担となります。

また医療費が高額になる場合、公的医療保険の高額療養費制度から一定額の給付金が支払われます。

この給付額は収入によって異なります。

高額療養費制度を簡単に説明!

高額療養費制度とは医療費が一定額を超えた際にお金が戻ってくる国の医療費制度です。

入院や手術となるとどうしても費用がかさみます。

公的医療保険の適用で医療費が3割負担になるとはいえ、医療費自体が高額になるとその3割の金額も高額になる場合があります。

具体的には、その月(1日から末日まで)の医療費が限度額を超えた場合、あとで払い戻しされるというものです。

医療費の限度額は年齢や世帯状況により分けられています。

1ヶ月の自己負担限度額の一覧表をみてみましょう。

■1ヶ月の自己負担限度額(70歳未満)

所得区分
自己負担限度額(通常)自己負担限度額(多数該当)
非課税対象者など
35,400円24,600円
〜370万円57,600円44,400円
約370万〜770万円80,100円+
(総医療費−267,000円)×1%
44,400円
約770万〜1,160万円167,400円+
 (総医療費−558,000円)×1%
93,000円
約1,160万円〜252,600円+

 (総医療費−842,000円)×1%
140,100円

■1ヶ月の自己負担限度額(70歳以上)※2018年8月〜
所得区分自己負担額
外来(個人ごと)
自己負担額
外来・入院(世帯)
自己負担額
多数該当
住民税非課税対象者(所得0円世帯)8,000円15,000円
住民税非課税対象者(上記以外)
8,000円24,600円
約156万〜370万円
18,000円
※年間上限144,000円
57,600円44,400円
約370万〜770万円80,100円+
(総医療費−267,000円)×1% 
44,400円
約770万〜1,160万円167,400円+

(総医療費−558,000円)×1% 
93,000円
約1,160万円〜252,600円+

(総医療費−842,000円)×1% 
140,100円

高額療養費は、1人が複数の病院を受診したり、一つの病院で複数回受診した場合の医療費を合算することができます。

また家族が同じ月にかかった病院代の医療費も合算することができます。

また多数該当とは、高額療養費として払い戻しを受けた月が直近12ヶ月の間に3月あった場合、4月目からさらに自己負担額が引き下げられるというものです。

高額療養費制度についても詳しく解説しています。

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大腸ポリープの治療で医療保険が適用される場合

先ほど大腸ポリープの治療には公的医療保険の適用が可能であることをお伝えしました。

それでは民間の医療保険の場合はどうなのでしょうか。

せっかく加入している医療保険が病気やケガの時に使えないことが残念ながらあり得ます。

それはその医療保険の条件が決まっているからです。

そのような条件を知っておくことで医療保険を無駄にせずに済みます。

それではどのような場合に医療保険が適用になるのか見ていきましょう。

治療が手術と見なされた場合

基本的に医療保険はケガや病気が事実として確認されたのちに支払われるものです。

入院給付金であれば入院、手術給付金であれば手術の事実が無ければなりません。

その事実の証明には医師の診断書(5000円程度)が必要です。

大腸ポリープに関する治療は、検査でなく手術であることが認められた場合は医療保険の対象となるのが一般的です。

医療保険からおりる手術給付金の金額

手術給付金の金額は加入している医療保険にもよりますが、入院給付金の5倍から20倍の金額が支払われます

例えば入院給付金が日額5000円だとすると、大腸ポリープ切除の手術の多くが日帰りですので

1日5000円×5日=25,000円となり、最低でも25,000円が支給されることになります。

多くの医療保険では60日の間に使えるのは1回だけという条件が付いています。


詳しくは加入している保険会社にご確認ください。

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大腸内視鏡の検査に医療保険は適用されるのか

さて、先ほど大腸ポリープの治療にはいくつかの種類があると示しました。

中でも目に留まるのが内視鏡という言葉だと思います。

内視鏡ということばぐらいは耳にしたことがあっても一体それがどのようなものか知らない方も多いかもしれません。

内視鏡は、内臓の検査に対して頻繁に用いられます。

そこで疑問に思うのが、内視鏡による検査は医療保険の対象となるのかということです。


検査とはいえ医療費はかかりますものね。

大腸内視鏡の検査では医療保険は適用されない

残念ながら大腸内視鏡の検査では医療保険は適用されません。

なぜなら先ほど申し上げたように医療保険による保険金支払いには事実確認が必要となり、それをもとに保険の適用可否を判断するからです。

検査は手術でも入院でもありません。


保険金をもらうためにはこの2つのどちらかに該当させる必要があります。


ただし、この検査によって陰性のがんが見つかった場合はがん保険の適用になる可能性があります。

保険会社によって適用範囲・適用額が変わる

保険会社によっては医療保険の適用範囲やその条件が大きく異なります

即日から適用されるのか一定期間の後に適用されるのかなど、あるいは病状や検査方法、手術内容などに制限があるなど、さまざまな注意事項が記載されています。

そういった点に関しては加入されている保険会社に現状を伝え、適用可能なのかを調べてもらいましょう。


決して、「あの人が適用されたのだから大丈夫」などと油断しないように気をつけましょう。


治療はそのあとでも間に合います。

まとめ:大腸ポリープの治療は医療保険の対象になるのか

大腸ポリープの治療は医療保険の対象になるの?、について解説してきましたがいかがでしたでしょうか。

今回のこの記事のポイントは

  • 大腸ポリープの手術にかかる費用は20,000円〜30,000円、または150,000円〜170,000万円
  • 大腸ポリープ切除手術は医療保険の対象である
  • 高額療養費制度の説明
  • 大腸内視鏡検査に医療保険は適用されない
  • 保険会社によって適用範囲・適用額は大きく変わる
です。

医療保険の保障に関して加入している保険会社に問い合わせてしっかり確認、納得したうえで治療や手術の予定を組みましょう。

また現在医療保険を検討している方は、これらの情報をふまえてご自身にぴったりの保険をみつけてみてください。

ほけんROOMでは、他にも読んでおきたい保険に関する記事が多数掲載されていますので、ぜひご覧ください。

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