更新日:2022/06/05
【要注意】医療保険のネット申し込みのデメリットとは?|対面と比較!
最近の医療保険の中にはネット申し込みだけで手続きが完了する商品もあります。一見するとネット申し込みは手軽で良いかもしれませんが、ネット申し込みと対面申し込みの両方にそれぞれメリット・デメリットが存在します。今回は2つの申し込み方法についてFPが徹底解説します。
内容をまとめると
- ネット医療保険をおすすめするのは保険料を安くしたい方・シンプルなな保障を希望する方・時間がない方
- 持病がある方・自分好みにカスタマイズしたい方・相談しながら決めたい方は対面での申し込みがおすすめ
- 手続きは、見積もり、個人情報・告知の入力、支払い情報の入力、確認書類のアップロード
- 自分で決めきれない場合は、何度でも無料で相談できるマネーキャリアがおすすめ!
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目次を使って気になるところから読みましょう!
- ネット申し込みで医療保険に加入する3つのデメリット
- デメリット①:加入時の審査が厳しくなりがち
- デメリット②:商品のバリエーションが悪い
- どの商品を選べば良いか分からない場合は保険のプロへの相談!
- ネット申し込みの場合だとなんで安いの!?
- ネット申し込みで医療保険に加入すべき5つのケース
- ケース①:できるだけ安く医療保険に加入したい
- ケース②:シンプルな保障内容を希望する
- ケース③:店舗に行く時間・余裕が無い
- ケース④:対面販売・営業メールを受けたくない
- ケース⑤:保険の知識に自信がある
- 対面申し込みで医療保険に加入すべき5つのケース
- ケース①:傷病歴・持病がある
- ケース②:病気ごとのリスクを考慮して加入したい
- ケース③:担当者に相談しながら契約したい
- ケース④:貯蓄型の医療保険を選びたい
- ケース⑤:チャット・ビデオ通話などのITツールが苦手である
- ネット申し込みは20代の若い人や妊娠中の女性に特におすすめ!
- ネット申し込みで必要な6つの手続き
- 手続き①:シミュレーションで保険料の見積もり
- 手続き②:個人情報・告知義務を入力
- 手続き③:支払情報を入力
- 手続き④:本人確認書類のアップロード
- 手続き⑤:審査
- 手続き⑥:契約成立
- まとめ:医療保険選びで疑問・不安があるならFPに相談!
目次
ネット申し込みで医療保険に加入する3つのデメリット
医療保険はネットからでも申し込むことができますが、ネットで申し込むことによるデメリットはあるのでしょうか。
- 加入時の審査が厳しくなる傾向がある
- 選べる商品のバリエーションが乏しい
この2つのデメリットについて、以下で詳しく解説していきます。
デメリット①:加入時の審査が厳しくなりがち
ネットで申し込む場合には、保険商品を選び、契約内容を理解し、契約をするところまで全て自分で行わなければなりません。
契約の際には、健康状態の告知をする必要がありますが、その告知を元に審査が行われます。
そして保険会社が申し込みを承諾することで、保険契約は成立します。ネットで保険に加入する場合、告知の際に記載事項を理解できず正しく告知できなかったり、操作ミスにより告知内容を間違えてしまう恐れがあります。
告知が正しく行われないと、「告知義務違反」となり、保険契約が無効になってしまう可能性もあります。ネットによる申し込みは保険会社の販売員を介さないので、契約時の入力漏れや操作ミスには十分に注意しなければなりません。
デメリット②:商品のバリエーションが悪い
バリエーションの少なさについて
ネットによる保険の申し込みの場合、契約できる保険商品の数に制限があります。一般的に、保険商品の中でも運用によって将来の受取額が変動するような内容の商品は、そのリスクを十分に説明しないといけない決まりがあることから、ネットでの販売対象となっていないものが多いです。
またネットによる申し込みの際には、対面での申し込みと比べると付加できる特約の数が少ない傾向にあります。
このネット申し込みにおける商品バリエーションの乏しさは、医療保険を選ぶ上ではかなりのデメリットとなります。なぜかというと、病気によって必要となる保障内容は異なるため、備えたい病気に合った保障内容を選択することが保険選びにおいては重要であるからです。
三大疾病の危険性について
例えばがんの場合は、入院日数は比較的短く、抗がん剤治療などを通院で長期間行うケースが多いです。同じ三大疾病である脳梗塞の場合は、入院日数はかなり長くなる傾向にあり、退院後も後遺症が残るとリハビリが長期にわたって必要となるケースがあります。
このように、病気の種類によっても必要となる保障内容は異なりますが、生活習慣(食生活・喫煙など)、遺伝、傷病歴などの理由でも必要な保障が人によって異なりますので、一人一人に合った保険選びが求められるのです。
- 生活習慣(食生活・運動習慣・喫煙・睡眠など)
- 体質(遺伝因子)
- 疾病歴
- 価値観
どの商品を選べば良いか分からない場合は保険のプロへの相談!
先の大見出しで説明しました通り、治療によって必要な保障や対策の種類が多岐にわたります。全ての人にぴったり合うような保険商品は存在しないので、特約などで保障を付け加えて自分用に組み立てていくことが重要です。
特に医療保険に加入するのが初めての人などは、数多くある商品の選定や特約の付加をいきなり一人で行うのに不安がある人も多いはずです。そこで保険のプロへ相談しながら自分に合った保険を選びをしてみてはいかがでしょうか。
FP相談の顧客満足度93%のマネーキャリアなら、何度でも無料で年代、性別、病歴などに沿ってその人に合った最適な商品選びのサポートをしてもらえます。プロに相談して自分に合った保険選びができることは、ネット申し込みにはない利点と言えるでしょう。
ネット申し込みの場合だとなんで安いの!?
ネット申し込みの場合、対面での申し込みに比べて保険料が安くなります。その理由は、「付加保険料」の部分が割引されるからです。そもそも保険料とは、以下の2つから成り立っています。
- 純保険料
- 付加保険料
純保険料とは、保険会社が加入者に保障を行う際に充てられるものです。保険金などの支払いのために蓄えられている資金となります。付加保険料とは、保険会社の経費に充てられるものです。保険会社の職員の人件費や、広告宣伝費、店舗運営費などに使用される資金となります。
ネットによる申し込みの場合、加入者が自ら契約手続きを行います。したがって販売員の人件費などは考慮しなくても良いため、保険料が割安になります。
ネット申し込みで医療保険に加入すべき5つのケース
最近ではインターネットで手軽に申し込みのできる医療保険も増えてきました。対面と違い人に合って契約手続きを行わなくて済み、手軽に利用できることから魅力を感じている方も多いと思います。
ネットでの医療保険がおすすめな方として、以下の特徴が挙げられます。
- 安く医療保険に加入したい
- 保障内容はシンプルなものが良い
- 来店する時間がない
- 対面が苦手、営業メールなどを避けたい
- 保険の知識が十分ある
対面の医療保険は相手が保険に詳しいため、分からないことがあれば聞くことができるなど多くのメリットがあります。一方、ネットの医療保険も安い保険を探している方や対面が苦手な方にとっては多くのメリットがあります。
ネットの医療保険がおすすめな理由について、以下で詳しくご紹介していきます。
ケース①:できるだけ安く医療保険に加入したい
ネットの医療保険がおすすめな人として、安い医療保険に加入したい人が挙げられます。対面でもネットでも保険料には影響ないと考える方もいらっしゃるかもしれませんが、ネットの医療保険の方が保険料が安くなります。対面での販売には、
- 店舗の運営費
- 人件費
などがかかります。しかし、ネット販売ならばこれらの費用を節約することができます。費用が抑えられることが保険料にも影響しているため、ネットの医療保険は保険料が抑えられています。
医療保険の保険料は継続的に支払う必要があるため、少しでも金額を抑えたいと考える方は多いと思います。金銭的な負担を少しでも減らしたいと考えている方にとって、ネット保険は好都合です。
ケース②:シンプルな保障内容を希望する
ネットの医療保険がおすすめな人に、シンプルな保障内容が希望の方も挙げられます。
対面の医療保険は選択肢が広く、特約等も付帯することを考えると、カスタマイズ性が高くなっています。自分に合った商品を選ぶには好都合ですが、一人で組み合わせを行うとなるとかなり難しい作業です。
一方ネット医療保険はシンプルです。申込者が保険選びから申し込みまで全て一人で行わなくてはいけません。スムーズに契約できるよう、保障内容が分かりやすくなっています。カスタマイズする必要はなく、シンプルでよいと考えている方には、保険料が安いメリットのあるネット申し込みがおすすめです。
ケース③:店舗に行く時間・余裕が無い
店舗に来店する必要がないことから、店舗に行く時間や余裕のない方にもおすすめです。対面での販売を行っている医療保険では、申込者が店舗の窓口に出向く必要があります。店舗に行かなくても、自宅などで保険募集人と合う必要があります。
仕事が忙しい場合、対面での申し込みを行おうとすると、自分の予定と相手の予定を合わせなくてはいけないため、スムーズに合うことができません。また、自宅や職場の近くに店舗が無い場合、遠くまで出向く必要があります。病気や障害などで移動が難しい状態にある場合にも、対面での契約は難しくなってしまいます。
このように、店舗に行く時間がない、何らかの理由で対面が難しい方には、ネットの医療保険がおすすめです。
ケース④:対面販売・営業メールを受けたくない
ネット医療保険は対面販売・営業メールを受けたくない方にもおすすめです。対面で申し込みを行うこと自体が苦手な方もいらっしゃいます。対面自体はそこまで苦手ではなくても、営業をかけられることは苦手という方も多いと思います。
対面での販売では、営業担当者によっては営利目的の押し売りをされる可能性も否定できません。対面時には営業などが無くても、その後メールなどで契約の見直しや別の商品の押し売りがあるかもしれません。
このようなトラブルを避けたい方にも、ネット医療保険がおすすめです。対面ではないため営業などはなく、安心して申し込みを行うことができます。
ケース⑤:保険の知識に自信がある
ネット医療保険がおすすめな方として、保険の知識に自信がある方も挙げられます。ネット保険はシンプルな内容のものが多いことはご紹介した通りです。あまり知識が無くても、シンプルな内容のため理解しやすく、契約を行うことができます。
シンプルな内容と言っても普段保険に触れない方にとっては難しい内容です。約款の確認などの専門的な部分で苦戦してしまう事も予想されます。担当者がいるわけではないため、最終チェックも自身で行う必要があります。
保険の知識に自信がある方の場合、約款の確認も最終チェックも難しいことではありません。自分の判断で素早く手軽に手続きできるため、ネットの医療保険はおすすめです。
対面申し込みで医療保険に加入すべき5つのケース
ネットの医療保険はとても魅力的ですが、全ての人に向いているという訳ではありません。向いていない場合には対面で申し込みを行うことになります。対面での申し込みがおすすめな方としては、以下の特徴が挙げられます。
- 傷病歴や持病がある
- 病気ごとのリスクを考慮したい
- 担当者と相談したい
- 貯蓄型の医療保険がよい
- チャットやビデオ通話などが苦手
ネットの申し込みならば時間も手間もそれほどではなく、さらに保険料もお得です。しかし、向き不向きはあります。以下では対面での申し込みがおすすめな理由についてご紹介します。
ケース①:傷病歴・持病がある
対面での保険申し込みがおすすめな方として、傷病歴や持病がある方が挙げられます。
医療保険の申し込みを行う際には、今までの病歴などを申告する告知を行います。病歴などの種類によっては審査に通らず、加入ができない仕組みです。ネットの医療保険は告知が厳しい傾向にあります。対面ならば加入ができる可能性がある病気でもネットの医療保険の場合には加入不可とされてしまう場合もあります。
また、対面ならば告知書を書く際に分からないことがあればその都度担当者に相談することができます。どの程度の病気を記入すればよいのか、何年前まで書かなくてはいけないのかなどその都度聞くことができます。
ネットでの申し込みの場合には、間違いが内容慎重に行わなくてはいけません。うっかり記入ミスをしてしまうと告知義務違反となり保険金の支払いがされないこともあるため、傷病歴や持病がある場合には対面での申し込みがおすすめです。
ケース②:病気ごとのリスクを考慮して加入したい
病気ごとのリスクを考慮して加入したい場合にも、対面での申し込みがおすすめです。対面の医療保険は種類が豊富で、商品ごとのカスタマイズ性も高くなっています。特約などを組み合わせることで、オリジナル性の高い商品を作ることができます。
一方、ネットの医療保険は種類も少なく、カスタマイズ性もほとんどありません。いらない特約の排除もしにくくなっています。
遺伝リスクや年齢、生活習慣、傷病歴などの要因で病気のリスクは個人ごとに違います。自身がなりやすい病気が分かっているのであれば、それに対して手厚い保障にしておきたいと考えるのは普通のことです。個人的な病気のリスクなども考慮して保障内容を選びたい場合には、ネットではなく対面での申し込みがおすすめです。
ケース③:担当者に相談しながら契約したい
対面の医療保険がおすすめな人に、担当者と相談して申し込みを行いたい人も挙げられます。
対面であれば目の前に保険に詳しい担当者がいます。聞きたいことが出てきた場合にはすぐに相談することができます。保険に詳しくなくても担当者に相談できるため、細かくカスタマイズすることも可能です。
また、申込時の書類のチェックも行ってもらえます。記入ミスがすぐに発覚するため、手続きがスムーズに行えます。
担当者に相談できることは対面でしかできないと考えがちですが、最近ではzoomやスカイプなどのビデオ通話で相談対応を行っている保険会社もあります。対面のような相談対応が利用できるのであれば、対面に限定せずネットも検討してみても良いと思います。
ケース④:貯蓄型の医療保険を選びたい
貯蓄型の医療保険を希望している方も、ネットではなく対面での申し込みが必要です。ネットで取り扱われている商品は、全て無解約返戻金型です。解約返戻金がもらえる貯蓄型に加入したい場合には、対面で商品を選ばなくてはいけません。貯蓄型の医療保険に申し込む場合には、対面で申し込むようにしてください。
貯蓄型の医療保険は保障期間は生涯となっているものがほとんどです。しかし、保険金を受け取る際に解約をしてしまうと、そこで医療保険の保障も終わってしまいます。保障は一生なのに貯蓄を受け取る際には解約が必要となり、メリットを両立できていない状態です。
貯蓄型の医療保険自体をおすすめすることができません。貯蓄が行いたい場合には、医療保険とは別に資産運用などを行う方が効率的です。
ネットの医療保険に貯蓄型がないと言うデメリットはあまり重要ではないため、そこまで気にせずにネット医療保険も選択肢の一つにしてみましょう。
ケース⑤:チャット・ビデオ通話などのITツールが苦手である
対面の医療保険がおすすめな人として、チャット・ビデオ通話などのITツールが苦手な方も挙げられます。
ネット医療保険はネットでの申し込みが必須です。申し込み程度ならばできるかもしれません。しかし、最近ではチャットやビデオ通話を利用した相談サービスを取り入れている保険会社もあります。相談をしたい場合にはこれらのITツールを活用しなくてはいけません。高齢者の中にはこれらのインターネットサービスの使用が苦手な方もいます。
ITツールが苦手な方は、担当者に直接相談できアドバイスがもらえる対面での申し込みがおすすめです。
ネット申し込みは20代の若い人や妊娠中の女性に特におすすめ!
ネットの医療保険は給料の少ない若い世代の方や、妊娠中の女性には特におすすめです。若い世代の方は給料が低い傾向にあります。
年齢 | 平均給与 |
---|---|
19歳以下 | 160万円 |
20~24歳 | 282万円 |
25~29歳 | 373万円 |
30~34歳 | 450万円 |
勤続年数が少ないと給料も低く、貯蓄も十分とは言えません。このような人たちにとって保険料の負担は大きなものとなってしまいます。できる限り負担を減らすためにも、保険料が安いネット医療保険がおすすめです。
妊娠中の女性は長時間の外出などを避け、安静にしたいと思う方もいらっしゃいます。対面の場合には店舗などを訪問する必要もあるため、あまりおすすめできません。自宅で外出することなく申し込みができ、これから生まれてくる子どもの養育費や教育費のことを考えても、保険料の安いネット保険がおすすめです。
ネット申し込みで必要な6つの手続き
ネット医療保険では自分で手続きを行う必要があります。一人で行うことに不安を感じるかもしれませんが、手続きの流れは複雑ではありません。
- 保険料の見積もり
- 個人情報・告知入力
- 支払情報の入力
- 必要書類のアップロード
- 保険会社の審査
- 契約成立
が主な流れとなっています。そこまで難しい内容ではないため、一人でも十分手続きは可能です。しかしミスがないよう事前に手順を確認しておきましょう。
手続き①:シミュレーションで保険料の見積もり
最初にシミュレーションを利用して保険料の見積もりを行います。以下の表な項目をしっかりと確認し、保険料がどれくらいになるのか把握しておきましょう。
- 年齢
- 性別
- 保障内容
保障内容はシンプルなものが多くなっていますが、保険金額などに間違いがないようにしっかりと確認してください。保障内容の違いは保険料に大きく影響します。契約する内容と同じであることを確かめます。
もし保険料が高すぎると感じる場合には、保障内容を見直すなどして適当と判断できる金額になるようにしましょう。
手続き②:個人情報・告知義務を入力
保険料の確認が終了したら、契約のための個人情報や告知の入力を行います。
- 生年月日
- 氏名・年齢
- 性別
- 告知
などを入力する必要があります。特に告知を行う際には間違いや記入漏れがないよう細心の注意を払いましょう。
- 過去5年以内の病症歴
- 過去2年分の健康診断などの結果
などがわかる資料を手元に置いておくと、スムーズに入力ができます。対面でない分入力内容を自分自身でしっかりとチェックしなくてはいけません。告知内容に誤りがありそのまま契約に進んでしまうと、保険金請求時に告知義務違反となってしまう可能性があるため注意が必要です。
手続き③:支払情報を入力
保険料を支払う方法を決め、支払情報の入力を行います。ネット医療保険の保険料支払い方法としては、
- クレジットカード
- インターネット口座振替
などになります。カード番号や口座番号が分かるものを手元に置いておき、支払情報を入力しましょう。ネット医療保険の中には支払方法がクレジットカード払いのみになっている商品もあります。支払い方法がどの様になっているのか、事前に確認しておくことをおすすめします。
手続き④:本人確認書類のアップロード
次に本人確認書類のアップロードを行います。
- 運転免許証
- 各種健康保険証
- パスポート
- マイナンバーカード
などで証明することができます。確認するのは、
- 氏名
- 生年月日
- 住所
などの項目です。これらの項目が含まれるようにすることが重要です。書類によっては表面、両面など必要になる部分が違うため注意しましょう。本人確認書類のアップロードが終わると、申し込み完了です。
手続き⑤:審査
申込が完了すると、保険会社による審査が行われます。告知の内容や保障内容などを保険会社が確認し、問題ないと判断された場合には契約成立です。医療保険の審査に落ちてしまう原因になるものは、
- 健康状態
- 職業の危険度
- モラルリスク
などが挙げられます。既往歴や現在の健康状態で問題がある場合には加入が断られてしまう可能性が高くなります。持病などがある場合には加入しにくくなってしまいます。
職業が原因で審査に落ちてしまう事もあります。高所作業やスタントマンなど、危険な職業の場合加入を断られてしまう事もあります。
モラルリスクについても審査されます。医療保険を不正に使用するための加入ではないかを見極めます。保険金額が異常に高いなど犯罪にかかわることが予想される場合にも加入が断られてしまいます。
手続き⑥:契約成立
保険会社の審査に通ると契約成立です。申し込みから1~2週間ほどで審査が終わり、契約成立となった方には郵送などで通知が来ることで確認できます。
保険証券が届かないと心配してしまうかもしれませんが、通知と同時に送られてくるケースと、通知とは別に送られてくるケースがあります。心配な方は保険会社に連絡して聞いてみましょう。保障開始日は、
- 申込日までさかのぼって保障を開始
- 契約成立した日の翌月1日から
など保険会社によって違います。申し込んだ日がすでに保障範囲に含まれている場合もあれば、成立してからしばらくしてから開始される場合もあります。契約後いつから保障が始まるのか、しっかりと確かめておくことも重要です。
まとめ:医療保険選びで疑問・不安があるならFPに相談!
いかがでしたか?ここではネット医療保険についてご紹介しました。
店舗運営費や人件費を抑えることで保険料が安いという特徴があります。シンプルな保険を探している方やとにかく安く済ませたい方にはとてもおすすめです。
ただし、カスタマイズ性が低いことや一人で契約しなくてはいけないなどのデメリットもあります。向いていないと感じる場合には対面の医療保険を検討しましょう。
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