ネット加入できるがん保険のメリットとは？

がん保険のなかには、インターネットで申し込み手続きをおこなえるものもあります。

その数は増加傾向にあり、アクサダイレクト生命やライフネット生命、チューリッヒ生命など8社が取り扱っています（2021年10月現在）。

インターネットで手続きを完結できる便利さから、加入を検討する方も多いのではないでしょうか。

この記事では、メリットや注意点をはじめ、おすすめのネット加入できるがん保険商品の紹介など、インターネットで申し込めるがん保険について詳しく解説します。

がん保険のネット加入を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。

インターネットで申し込めるがん保険を検討するのであれば、そのメリットを把握しておきたいですよね。

インターネット加入が可能ながん保険には、ネット保険ならではのメリットがあります。

それは、主に次の2つです。

• メリット①：店舗販売の保険より保険料が安い
  
• メリット②：都合のいい時間にどこからでも申し込みできる

それぞれのメリットについて詳しく解説します。

メリットの1つ目は、ネット加入できるがん保険は、店舗販売の保険に比べ保険料を抑えやすいことです。

下記の条件で、ネット加入できるA社と店舗販売のB社のがん保険の保険料をそれぞれシミュレーションしてみました。

• 30歳男性
• 終身タイプ
• 診断給付金：100万円
  
• 入院給付金：1日1万円
• 抗がん剤治療給付金：1ヶ月10万円

ネット販売しているA社の保険料の方が、店舗販売のB社に比べ毎月の保険料が400円以上安いという結果になりました。

もちろん保険会社や商品プランにもよりますが、ネット加入できるタイプのがん保険の保険料は割安になる傾向があります。

その理由は、店舗販売に比べ、店舗を経営するための経費（家賃・人件費など）がかからないことが挙げられます。

「がん保険に入りたいけれど保険料は極力抑えたい」という方にとって、ネット加入できるがん保険の保険料の安さは魅力になるのではないでしょうか。

ネット加入できるがん保険のメリットの2つ目は、「都合のいい時間にどこからでも申し込みできる」ことです。

店舗販売の保険商品の場合、加入手続きのために店舗まで出向く必要があります。

仕事や育児などが忙しいときは、まとまった時間を確保して外出することが難しいケースもありますよね。

夜間や早朝などは特に、急に時間が空いたとしても、その時間に対応してもらえない可能性もあります。

一方、ネット加入であれば時間や場所にとらわれず、いつでもどこでも好きな場所や時間を選んで申し込めます。

落ち着いた環境かつ自分のペースで申し込み手続きをおこなえる点は、ネット申し込みの大きなメリットといえるでしょう。

インターネットでがん保険に加入するとき、気をつけるべきポイントはあるのでしょうか。

ここでは、がん保険のネット申し込みの注意点として

• 注意点①：手続きが複雑なこともある
  
• 注意点②：適切な保障内容を選べない可能性がある
  
• 注意点③：がん保険特有の言葉やルールを一人で理解する必要がある
  

ネット申し込みを検討している方は、ぜひ参考にしてください。

がん保険のネット加入で気をつけたい注意点の1つ目は、手続きが難しい可能性があることです。

担当者と対面で手続きをおこなう店舗販売の保険では、記入箇所や用語の説明をはじめ、細かい不明点もその場で確認しながら進めることができるでしょう。

一方、ネット加入では、すべて自分で申し込み手続きをおこなう必要があります。

対面による説明を受けられないため、場合によっては手続きが複雑だと感じることもあるかもしれません。

保険会社によっては、チャットや電話で不明点を質問できるサービスを展開しています。

ネット加入では、必要に応じてサポートサービスも利用しながら自分で手続きを進める必要があります。

人によっては、手続きの複雑さを感じてしまうこともあるでしょう。

注意点の2つ目は、「適切な保障内容を選べない可能性がある」ことです。

ひとくちにがん保険といっても、さまざまな特徴を持つ商品があります。

また、1つの商品であっても、プランや特約などによって保障内容は変わります。

どのような保障内容が適切なのかは一人ひとり異なるため、目的や状況に応じて選ぶ必要があるでしょう。

対面販売ではスタッフからのアドバイスを受けられますが、ネット加入では多様な商品やプランの中から、適切な保障内容を自分で判断して選ばなければなりません。

複雑な保障内容を比較して最適な保障内容を一人で選ぶことは、非常に困難な作業といえるでしょう。

必要に応じて、マネーキャリアの無料のオンライン相談サービスなどでプロの意見を仰ぐことをおすすめします。

がん保険には、特有の言葉やルールがあります。

たとえば、がん保険は一般的に、一定期間の「免責期間（支払い猶予期間）」が設定されています。

また、

• 第1回保険料払込日
• 告知日
  

そのため、加入後の免責期間中にがんが発覚したとしても、保障を受けることはできません。

診断を受ける前に自覚症状を感じてがん保険に加入する、といった悪用を防ぐ目的で設定されているものですが、こうした特有のルールも、ネット加入では自分で調べて理解する必要があります。

さまざまな給付金もがんに特化した内容となるため、治療や手術内容などをきちんと理解したうえで検討する必要があるでしょう。

ネット加入の場合、がん保険ならではの言葉やルールを一人で理解しなければならない、ということを覚えておくべきであるといえます。

がん保険のネット加入は、手頃な保険料や手続きに場所や時間を選ばない便利さが魅力です。

その一方で、特有の言葉やルールなどを一人で理解したうえで、手続きを自分一人でおこなう必要があります。

多種多様な商品やプランの中から、自分に合った適切な保障内容を選ぶ難易度も高いといえるでしょう。

そのため、ネット加入できるがん保険に魅力を感じつつも、不安を抱いてしまう方も多いのではないでしょうか。

がん保険のネット加入に不安を感じたときは、まずは保険のプロに相談することがおすすめです。

とはいえ、せっかくネット保険を検討するのに、わざわざ相談に出向くことは避けたいな、と感じる方もいらっしゃるのではないかと思います。

そんなときは、マネーキャリアの無料オンライン相談をご活用ください。

自宅など好きな場所から、保険のプロに無料でがん保険について相談できます。

LINEで手軽に相談予約できるため、多忙な方もこの機会にぜひご利用ください。

対面での販売とネットでの販売それぞれに魅力がありますが、ネット加入できるがん保険はどのような人に向いているのでしょうか。

ネット加入できるがん保険がおすすめな人の特徴は、主に次の3つです。

• 特徴①：忙しいため保険会社の担当者と会う時間がない
  
• 特徴②：保険料をできるだけ安く抑えたい
  
• 特徴③：適切な保障内容を自分で選べる

それぞれの特徴についてご紹介します。

忙しい毎日を過ごす方にとっては、保険会社の担当者と会う時間を捻出することが難しいケースもありますよね。

落ち着いて面談するためには、ある程度まとまった時間を作る必要があるでしょう。

店舗に出向く必要がある場合は、その往復にかかる時間も確保しなければなりません。

対面型の場合、事前に担当者と面談日時のスケジュール調整をおこなうことが一般的です。

しかし、予定が詰まっている場合、スケジュール調整にも苦労してしまうことが考えられますよね。

担当者とスケジュールを合わせることができても、急な仕事や育児の都合で予定を変更せざるを得なくなるケースもあるでしょう。

その点、インターネット加入であれば、スケジュール調整のわずらわしさを感じることはありません。

家事や仕事の合間や、面談が難しい夜間・早朝の時間帯など、予定に合わせて自分の好きなタイミングで落ち着いて申し込めます。

ネット申し込み可能ながん保険は、多忙な方におすすめといえるでしょう。

「できる限り保険料を安く抑えたい」という方にも、ネット加入できるがん保険はおすすめです。

店舗販売のがん保険に比べ、ネット販売のがん保険は保険料が手頃になるケースが多いためです。

手頃な保険料となる理由としては、店舗の維持費や販売員の人件費などの経費を削減できることが挙げられます。

ネット販売のがん保険の場合、実店舗を構える必要がないため、家賃がかかりません。

対面で説明や事務手続きを行うスタッフの人件費も抑えることができます。

また、必要な保障内容に絞ったシンプルなプランで手頃な保険料を実現しているがん保険もあります。

ネット加入できるがん保険は、保険料をできるだけ安く抑えたい、という方におすすめといえます。

「保障内容を自分で選びたい」という方にも、ネット加入できるがん保険はおすすめです。

対面販売では、さまざまなアドバイスを受けられることが魅力の1つです。

その反面、選択肢が増えることで目移りしてしまい、逆に保障内容を選びづらくなるケースもあるでしょう。

セールストークが苦手、という方も多いのではないでしょうか。

その点、ネット申し込みであれば、必要と思われる保障内容を自分のペースでじっくりと検討できます。

保障内容を自由に比較・検討し、適切ながん保険を自分で選択したい、という方にとって、ネット販売しているがん保険はおすすめです。