子供の教育費はいくら必要?いくら貯めれば良いのか目安を紹介!

子供の教育費は、子どもを育てていく上で貯める必要な費用です。いくら必要なのか、いくらの教育資金をいつまでに貯めればよいのか?幼稚園・小学生・中学生・高校・大学をそれぞれ卒業するために必要な平均的な教育費、学費の目安や一般的に親が貯めてる額を詳しくお教えします。

子供の教育費はいくら必要?教育費の貯める方法を解説!


子育てする際にどうしても必要なのが教育費ですが、実際にトータルでいくらかかるのか知っていますか?


約20年間弱向き合っていかなくてはならない子供の教育費ですが、学費のみでなく習い事を始めるお子様も少なくありません。また、受験をするお子様も多く、受験料はもちろんのこと予備校・塾に通う必要もあるかもしれません。


必要な教育費の目安をあらかじめ知っておき、あとで困ることのないようにしっかり貯金しておきたいですよね。


この記事では気になる子供の教育費について

  • 幼稚園・小学校・中学校・高校・大学それぞれで必要な教育費(私立or公立?)
  • 結局貯めればいい教育費はいくらなのか
  • みんなが行っている効率的な教育費の貯金方法

を中心に詳しく解説します!


この記事を読むことで教育費がいくらかかるのか詳しく知ることができ、必ず皆さんの現状、皆さんとお子様の将来にも役立つことでしょう。


具体的な貯金方法も紹介しておりますので貯金できずに困っている方も必見です。


ぜひ最後までご覧ください。

幼稚園から大学生までの子供の教育費の目安教えます!

ここでは、幼稚園・小学校・中学校・高等学校・大学それぞれで必要な教育費を具体的な数値を挙げて紹介します!


私立に通わせるか、公立に通わせるか迷っている親御さんも少なくないと思います。


今回は私立と公立それぞれで気になる費用を徹底解説します。


私立と公立どちらの幼稚園・学校に通うか迷っている方や、学費がいくらくらいかかるか気になっている方の参考になると思います。

幼稚園でかかる教育費(4~6歳頃)

文部科学省による平成30年度子供の学習費調査の結果によると、下記のような結果となっています。


私立公立
 幼稚園の学習費総額 527,916円223,647円
公立・私立幼稚園に通う幼児の割合
84.5%15.5%

実際、私立幼稚園でかかる学習費は公立の学習費の倍以上であるのにもかかわらず、私立幼稚園の数は公立の幼稚園よりも圧倒的に多いことからも、私立幼稚園を選ばれる方が多いですね。


費用の面から私立幼稚園に通わせるか迷われている方は私立幼稚園就園奨励費補助金という入園料が一部助成される制度もあるので併せて考えてみるのも良いかもしれません。


毎月の月謝は自治体や幼稚園によっても異なりますが、私立が3万円程度、公立が1万円程度と言われています。

小学校でかかる教育費(6~12歳頃)

次に、小学校ではいくら教育費がかかるのでしょうか。

私立公立
 小学校の学習費総額 1,598,691円321,281円
公立・私立小学校に通う児童数の割合
1.2%98.8%

幼稚園の時点で受験し、私立小学校に入る方は少なく、小学校は公立の小学校に通われるお子様が多いです。


公立の小学校で毎月でかかる費用は6,000円程度です。


私立の小学校では、小学校によっても学費は異なりますが、月4万円は見込んでおいたほうが良いようです。


その他小学生では習い事や通信教育を始めるお子様も多いのでそれらを考慮すると+αで教育費がかかってくるようです。


習い事や学習塾に関しては後程コラムで紹介致しますので是非ご覧ください。

中学校でかかる教育費(13~15歳頃)

次は中学校でいくら教育費がかかるのかの紹介です。

私立公立
 中学校の学習費総額 1,406,433円488,397円
公立・私立中学校に通う生徒数の割合7.4%92.6%

中学校も、地元にある公立中学校に通われる方が圧倒的大多数です。


学費は毎月1万円程度ともいわれますが、中学校では部活動を始めるお子様や3年次に高校受験を控えるお子様も多く、部活の道具代や学習塾代など教育費がさらに必要になります。


ちなみに私立中学校に通うとすると、毎月3万円~かかってくる私立中学校が多いようです。


受験生で学習塾に通うとするとプラスでトータルの中学校の学習費総額に上乗せしてさらに20万円以上は塾代としてかかってくるでしょう。


子供が何の部活をしたいのか、高校受験はするのかどうかも教育費に大きく影響するといえるでしょう。

高校でかかる教育費(16~18歳頃)

次に、高等学校でかかる教育費はいくらなのかを紹介します。

私立公立
高校の学習費総額 969,911円457,380円
公立・私立高校に通う生徒数の割合33.0%67.0%


高校では高校授業料無償化制度の効果もあってか、私立高校に通う方も少なくありません。大学付属の私立高校に通ったり、勉強に力を入れている私立高校など高校の特徴に合わせて選ばれている方も多いようです。


公立の高校に通っても大学受験の為に多額の予備校の費用をかけることなども考慮すると、お子様の進路に合わせて高校選びもされた方が良いかもしれませんね。


高校での毎月の授業料自体は公立が2,500程度なのに対し、私立が1~3万円と、大きく差があるようです。


その分私立高校は学習サポートが手厚い学校が多いというメリットもあります。

大学でかかる教育費(19~23歳頃)

最後に、大学でかかる学費ですが、もちろんお子様の進路によって大きく変わってきます。


自宅から通うのか、一人暮らしをするのかによってもかかる費用はいくらなのか大きく異なります。


文部科学省によるデータを参考にして算出すると

総費用
国公立約296万円
私立文系約482万円
私立理系約657万円
理系医歯系約2742万円

という結果になっています。


お子様の進路を考えながら、学費用に貯めていくお金を決めていきましょう。


また、下宿生は在学中に学費とは別に約570万円の生活費の支出を見込んでおいたほうが良いそうです。


希望の大学に現役で進学できなかった場合、浪人をするのか、第一志望ではない大学に進学をするのかどうかなど大学進学にあたってのルールをあらかじめ大学進学の前に話し合っておきましょう


浪人をすると決めた際も予備校に通うとしたら季節講習費なども含め100万円は見込んでおいたほうが良いでしょう。


また、受験料も最近では1校3万円程度で10校受ければおよそ30万円と、軽視できない金額です。


子供とよく話し合い、お互いの意見を尊重し合いながら方針を決めていきたいですね。


子供の学費についてさらに詳しく知りたい方は、こちらのページも読んでみてください!

子供の教育費、結局いくら貯めれば良いの?

これまで幼稚園~大学生までそれぞれの教育費の出費について説明してきましたが、結局総額でいくら貯めればいいのか気になりますよね?


全体像を把握すると今後のプランもイメージしやすいと思います。


貯金する際の望ましい例を紹介しますのでそれぞれのタイプにご自身を当てはめて考えてみてください。

予め教育資金を貯めておくタイプ:幼稚園入園までにいくら貯めれば良い?

まず1タイプ目が、子供が幼稚園に入園する前に全て教育資金を貯めておくタイプです。


様々なパターンがあるかと思いますが、今回は平均的な家庭で教育費がいくらかかるのかわかりやすいように多数派のパターンに当てはめて考えてみます。

多数派の選択進路費用
幼稚園(私立)53万円
小学校(公立)32万円
中学校(公立)49万円
高校(公立)46万円
大学(私立文系)482万円
合計662万円


その他で習い事の費用や学習塾の費用もかかってくるかと思いますが、それらは毎月の収入から捻出すると考え、学費だけで総額約662万円の支出があることになります。


よって、662万円程度を貯める必要があります。


これらを幼稚園入園前に子供の学費専用の銀行口座を作っておくなどしてそちらの口座に振り込んでおけば大分安心できますね。


学資保険やボーナスなども活用し根気よく貯めていきましょう。


次のパートでは様々な貯金方法も紹介しています。


また、今回のパターンでは実家から通うことを想定した費用となっていますが、地方にお住いの方で上京し大学に進学を考えている方は上記の費用に加えて、一人暮らしにかかる家賃や、受験地に行く費用なども事前に考える必要があります。


一人暮らしを考えていて遠方からの受験をして、一人暮らしするための費用の一例を具体的に挙げてみると

項目かかる費用
光熱費(1カ月)5,000~10,000円
家賃(1カ月)4~7万円
雑費(1カ月)1~2万円
受験遠征費推定約10万円

となっております。


あくまで一例ですがなかなかの出費になりそうですよね。遠方の方はこれらも考慮し、貯金計画を立てていきましょう。

毎月貯めるタイプ:毎月いくら子供の教育費用に貯金すれば良いの?

次に、毎月貯めるタイプです。


今回はおすすめの貯金パターンを紹介いたします。


教育費の貯金を2段階に分けて考えてみます。


まず1段階目、幼稚園~高校の費用は幼稚園入学前に貯金することととします。


幼稚園~高校の費用は約180万円と算出できるため、それを幼稚園入園前5年間で貯金するとすると、1カ月で3万円ずつ教育費に回せば良いことになります。


しっかりコツコツ積み立てることで幼稚園~高校でかかるおおよその費用が貯まることになります。


2段階目は、子供の教育費で一番大きい割合を占める大学の資金です。


ここでは大学4年間で必要な学費を約500万円と見積もって計算します。


幼稚園を3年保育と想定し幼稚園~高校まで15年かけて貯金すると考えると、単純計算で毎月2.7万円の貯金が必要と算出できるため、やはり2段階目も1カ月で3万円をコツコツ貯めていくのが良いかと思われます。


こうやって全体像を見てみると毎月しっかり貯められれば高額な教育費もしっかりまかなえることがわかります。


大切なことは、根気よく貯金することですね。

必要な教育資金いくら貯めれば良いの?皆の方法を紹介!

では、貯金といっても詳しくどうやっていくら貯金すれば良いのか、他の親御さん達はどのお金を貯金に当てているのか気になりますよね。


今回実際に子育てをしているor終えた方にアンケートをとって皆さんがどんな方法で子供の教育費を貯めているのか聞いてみました。


結果は「児童手当をそのまま貯金」35.3%で一番多く、その次に「コツコツ貯金」が29.4%でした。3番目に多かったのが「学資保険に加入した」が11.8%でした。その他自分の生命保険をいくらか教育費にまわした、生活費の余剰を貯金に回す、という様な意見も見受けられました。


以下では詳しく皆さんの貯金方法を紹介します。

50代女性

学資保険に加入しました

3人子供がいますが、生まれてから3人とも郵便の学資保険に入っていました。毎月の引き落としで3人ともなると苦しい月もありましたが、なんとかそれぞれ18歳の満期までやりとげました。学資保険に入る際は満期になった時のおおよその額がわかるので、大学までいくと学資保険では足りない事は解っていました。よって、子供がまだ小さくお金がかからない若い内から将来に備え教育費を貯めました。

40代女性

自身の生命保険に加入

子どもが産まれた時点で、自分自身の生命保険に加入し、子どもが18歳を迎えた時点で満期になるように設定をして、300万円がおりるようにしました。その他、毎月4,000円ずつを子供用に作った通帳にコツコツ貯金をしていき、必要になった時の教育費に当てて、乗り切ることができました。

【コラム】子供に通わせたい習い事ランキング:皆いくらかけてるのか?

子供の教育費と一概に言っても、当然学費だけで済むパターンは少ないです。


幼稚園~小学生にかけては習い事を始めるお子様が増え、複数の習い事をする方も少なくありません。


また、中学生からは一気に勉強の内容が難しくなり、学習塾に行かれる方や通信教育を始める方も多いです。


気になるポイントをピックアップして習い事と塾についてお話しいたします。


習い事を始めようか迷っている方、学習塾にいこうか迷っている方、必見です。


実際他の家庭は学校以外の教育費にいくら費やしているのかも気になるところですよね。

今小学生に人気の習いごとは?いくらかかる?

株式会社バンダイの調査によると習い事をしているお子様自体は63.4%、そのなかでも2つ以上しているお子様は53.3%となっています。 


また、約5割のお子様が小学校入学前に習い事を始めているようです。


習い事は、放課後自由時間の多い小学生に様々な経験・スキルを身につけさせるためにもぜひやらせておきたいですよね。


気になる習い事人気ランキングの1位は定番の水泳となっているようです。その他英会話や学習塾、女子はピアノ、男子はサッカーも安定の人気を誇っています。


ところで、2020年度から小学校でプログラミング教育が必修化されるのをご存じでしょうか?


最近では習い事でプログラミングをされるお子様も増えてきたそうです。プログラミングの平均費用は月額1万円程度となっているようです。


少しお高めではありますが未来の職業など考えたとき、プログラミングはきっと役に立つスキルですね。


また、習い事の月額費用の平均は13,607という結果が出ており、継続して何年間も習い事をするとなると出費も増えそうです。

塾は通わせたほうがいいの? いくらかかるのか?

実際のところ、学習塾は高校受験を考えている方が中学生3年生の段階で始めるというパターンも多いようです。


ちなみに通信教育にすると毎月6,000円程度で、年間だと72,000円程度で済みますので学習塾に通う前は通信教育で済ませるなど併用するのも良いかもしれませんね。


また、中学生での学習塾費用は平均して年間20万円となっています。


高校生は大学受験のために予備校に通われる方も多いです。


気になる費用ですが、小学生や中学生の通塾費の平均がおよそ年間で10万円なのに対して、大学受験の予備校の平均費用は年間で50~100万円かかるといわれています。


塾に通うのか通わないかも貯金目標金額を左右する大きな選択になります。


それぞれの志望校や目標を考慮し、お子様としっかり話し合った上、塾に通わせるか慎重に決めたほうがよいでしょう。

まとめ:長期でかかる子供の教育費、賢く貯めれば安心

子供の教育費について細かく説明してきましたが、いかがでしたでしょうか。


今回の記事のポイントは

  • 公立か私立か、大学で何を学びたいのか、選ぶ進路による教育費の差
  • あらかじめ教育費がいくらかかるか知っておくことが大事
  • 貯金は様々なタイプ・方法がある!貯金は自身にあった方法で
でした。

今回は幼稚園・小学校・中学校の学費や大学資金についても細かく解説し、それらの貯め方も色々紹介してみました。

この記事で、子供の教育費がいくらかかるのか、いくら貯めれば良いのか平均的な金額の目安がわかったかと思われます。

実際今回の様に総額を具体的な数値にしてみてみると教育費は家計のなかでも大きな出費になります。

前もって貯金計画をしっかり立てて、計画的に子供の教育費を貯めておき、あとで困ることのないようにしておきたいですね。

ほけんROOMでは他にも読んでおきたい教育費に関する記事が多数掲載されていますのでぜひご覧ください。

この記事の監修者
谷川 昌平
東京大学の経済学部で金融を学び、その知見を生かし世の中の情報の非対称性をなくすべく、学生時代に株式会社Wizleapを創業。保険*テックのインシュアテックの領域で様々な保険や金融サービスを世に生み出す一歩として、「マネーキャリア」を運営。2019年にファイナンシャルプランナー取得。

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