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子どもの教育資金を準備するには学資保険?それとも定期預金?

子どもの教育資金を準備する方法として検討される「学資保険」その特長を、定期預金と比較して解説します。現在の低金利下においては、学資保険も定期預金もそれほど魅力のある商品とは言えませんが、違いを知り、うまく利用して教育資金を準備しましょう。

学資保険と定期預金との違いやそれぞれのメリット・デメリットを全て解説

子どもが生まれたとき、もうすぐパパやママになるというとき、考えるのは子どもの将来の教育資金のこと。


子どもの教育資金を準備する方法には、学資保険に加入する、定期預金を利用する、という方法があります。


この記事では、学資保険と定期預金のメリット・デメリットを解説します。


学資保険を検討する際の参考になれば幸いです。

学資保険とは、子どもの教育資金を確保するための保険

学資保険とは、子どもの教育資金を準備するための貯蓄型の保険のことです。

毎月(毎年)保険料を払うことで、子どもの成長に合わせた入学お祝い金や満期学資金を受け取ることができます。 


学資保険は、加入できる年齢が決まっています。

最低年齢は0歳。子どもが生まれる前から加入(出生前加入)できます。

何歳まで加入できるかは保険会社によって違い、一般的には就学前(6歳)までのところがほとんどですが、7歳や9歳までのところもあります。


定期預金とは、1ヶ月から10年ほど銀行にお金を預けること

定期預金とは、銀行に預けてから一定期間お金を引き出せない預金のことです。

基本的に満期まで引出しができず自由度が限られる反面、普通預金と比べると金利が高くなっています。


定期預金の預入れ期間は最短で1ヶ月。他には、2ヶ月、3ヶ月、6ヶ月、1年、最長10年まで設定している銀行もあります。また、自分で満期日を指定することも可能です。


普通預金のお金を知らず知らずのうちに使っていて、気が付けば口座にお金がなかった……なんて経験はありませんか?


定期預金に預け替えれば、生活口座(普通預金)と貯める口座(定期預金)を分けることができて、しっかりお金が貯まります。

学資保険の定期預金に対する3つのメリット

学資保険には、以下の3つのメリットがあります。
  • 強制的に貯蓄ができること
  • 定期預金よりも利率がいいこと
  • 保険料の払込免除特約があること

3つの項目について詳しく説明します。

ほぼ強制的に貯蓄ができる

学資保険のメリットのひとつは、ほぼ強制的に貯蓄ができることです。


給料をやりくりして残ったお金を貯金する方法では、目標金額を達成することは難しいでしょう。


しかし学資保険なら、毎月決まった保険料が自動的に口座から引き落とされます。また、銀行の預金は好きなときに引き出すことができますが、学資保険はそうではありません。

学資保険から資金を引き出そうと思うと、解約や契約貸付などの手続きが必要となります。


解約や契約貸付を行うと、解約返戻金が払い込んだ保険料よりも少なかったり、借りたお金に利息がかかったりします。そのため、なかなか学資保険からお金を使おうとは思いません。


これが、学資保険がほぼ強制的に貯蓄できる理由です。

定期預金よりは利率が良い

学資保険の2つめのメリットは、現在低金利であるとはいえ、定期預金よりも利率が良いことです。


定期預金の利率の変遷をみてみると、高度成長期やバブル期の定期預金の利率はとても高く、1990年には6.08%を記録するほどでした。

しかし、バブル崩壊後徐々に利率は下がっていき、2000年移行は1%以下になってしまいました。


それ以降も利率の下落は続き、2018年4月現在、最も利率が高い定期預金(SBJ銀行の5年物の定期預金)でさえ0.30%です。
このような低金利下で定期預金に預けるメリットは薄いといえるでしょう。

この記事の後半で、定期預金と学資保険を実際に試算しています。ぜひご確認ください。

親に万が一のことがあったときに保険料が払込免除される特約がある

学資保険には、貯蓄機能だけでなく保険の機能があります。大きな特長が保険料の払込免除特約です。

学資保険の保険期間中に、突然の事故や病気などにより契約者が亡くなった場合、それ以降の保険料の払込が免除となります。保険料の支払いはストップしますが、保障はそのまま継続され学資金を受け取ることができるのです。



学資保険の定期預金に対する3つのデメリット

学資保険が定期保険よりおすすめできるメリットを解説してきましたが、逆にデメリットもあります。

  • 途中解約した場合のリスクがあること
  • 低金利下において魅力が薄れてしまっていること
  • インフレリスクや保険会社の破たんリスクがあること

以下、3つのデメリットについて考えます。

学資保険には途中解約のリスクがある

学資保険を途中で解約した場合、解約返戻金を受け取ることができますが、受取金額は払い込んだ保険料以下になることがほとんどです。(解約返戻率が100%を下回るということ)


これでは学資保険の特長である貯蓄の機能が意味をなしません。


途中で保険料が負担になって続けられなくなったりしないよう、加入の前に無理のないプランを設計しましょう。


途中解約のリスクがある学資保険に比べて、定期預金は途中で解約しても元本を下回ることがありません。

いまは低金利のため、昔ほど学資保険はお得じゃない

定期預金と同じく学資保険の利率も下がっていますので、学資保険は昔ほどお得な保険とはいえません。


保険会社のなかには、養老保険や学資保険などの貯蓄性のある商品を取り扱わなくなっているところもあるほどです。


商品によっては、返戻率が100%を下回る学資保険も存在します。

払い込んだ保険料に対して祝い金や満期金をいくら受け取ることができるか、確認してから加入しましょう。

インフレリスクや保険会社の破綻リスクがある

学資保険の保険期間は長期にわたります。


加入してから子どもが大学に進学するまでの間に物価が上昇(インフレ)したりすれば、貨幣の価値が下がるため、せっかく増えた資金の価値も低くなってしまいます。


また、保険会社が破たんした場合にもリスクがあります。

保険会社が破たんすると、予定利率が引き下げされたり、保険金額(満期金や死亡保険金)が削減される可能性も考えられます。


一番最近の例でいうと、2008年に「大和生命」が破たんし、現在は「PGF(プルデンシャル・ジブラルタ・ファイナンシャル)生命」に引き継がれています。

破たんにあたって、予定利率の引き下げ、保険金額や給付金額の削減などの措置がとられました。

実際に学資保険と定期預金でシミュレーションをしてみよう

それでは、学資保険と定期預金を試算して比べてみましょう。

【学資保険】

ソニー生命の「学資保険スクエア」


契約者30歳男性、子ども0歳で加入

基準学資金額:200 万円 (18歳で200万円を一括受け取りする)

保険期間:18 歳 

保険料払込期間:10歳まで 

保険料払込方法:月払 

保険料:15,900 円


上記条件で加入した場合、払込保険料の総額は1,908,000円です。

受取学資金の総額は200万円ですので、92,000円増えたことになります。

返戻率は104.8%です。


【定期預金】

ソニー銀行の定期預金

預入金額:1,980,000円

期間:10年(1年複利)

利率:0.020%(2018年4月現在)


では、学資保険の総払込保険料(1,908,000円)を上記条件で預けた場合はどうなるのでしょうか。

10年後の受取金額は、1,983,157円(税引き後)です。


払い込み方法が違いますし単純に比較できることではありませんが、定期預金に預けてもほとんど資金が増えないことがわかります。

まとめ

子どもの教育資金を準備するために考える学資保険について、定期預金と比較して解説しました。

定期預金に比べると利率の良い学資保険ですが、デメリットも存在します。


メリット・デメリットを知り、うまく資金を増やしましょう。

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