【学資保険の加入時期】子どもが0歳と1歳で保険料の違いはあるのか?

学資保険は0歳と1歳では保険料の違いはいくらでしょう。赤ちゃんが0歳と1歳過ぎの加入を比較すると返戻率に差が出るため、実は1歳からの加入では遅いという方もいます。今回は、子どもの教育資金を貯める学資保険にはいつから検討するべきか、1歳までに加入するべきか1歳半では遅いのか解説します。

学資保険の加入時期、子どもの年齢(0歳児と1歳児)による違いはあるのか

子どもが生まれ、いつから学資保険に加入しようかと考える方は多いですね。


「子どもが生まれたけど、忙しくて保険のことなんて考えられない。1年後でもいいかな。」


「学資保険に入ろうと考えていたけど、子どもが1歳半になってしまった。もう遅いのかな…」


「0歳で加入する場合と1歳で加入する場合の保険料ってどのくらい違うの?」


など悩んでいる方も多いのではないでしょうか?


日本政策金融公庫の「教育費に関する調査」によると子どもの教育資金は高校3年間と大学の学費のみで平均953.4万円かかるという結果が出ています。


学資保険はそれほど重要な子どもの教育資金を貯蓄する手段の一つとして人気がありますが、早い年齢で加入すればするほど良いとされています。


それはなぜでしょうか。


そこでこの記事では、

  • なぜ学資保険に早く加入した方が良いのか?
  • 子どもの年齢が0歳児と1歳児で、学資保険の月額保険料はいくら違いがあるのか
  • 一般的に、1歳半くらいまででも学資保険への加入は遅くないのか?

この3点についてまとめます。


最後まで読んで、学資保険の加入時期について理解するのにお役立てください。


まずは、なぜ学資保険は早く加入すれば早い方がより良いのかについて解説します。

0歳児の方が1歳児よりも、月額保険料は安く返戻率も高い

早期に加入することをおすすめする最も大きな理由は、毎月の負担額を少なく抑えることができるからです。


0歳で加入するときと1歳で加入するのでは、貯蓄の期間が1年違います。


異なる期間で同じ金額を貯蓄しようとすると、月々の貯蓄額が上がるのは想像がつくかと思います。


しかし毎月の負担額が増えるのは期間が短くなることだけが原因ではありません。


ではなぜ、たった1年で保険料に違いが出て来るのでしょうか。


またどれくらいの違いが出てくるのでしょうか。

0歳と1歳ではいくらくらいの保険料の違いがあるのか

例としてソニー生命の学資保険(無配当型)のネット上でのシミュレーションで違いを計算してみます。


今回は「親が30歳のときに生まれた子どもが10歳になるまで毎月同じ保険料を積立て、子どもが17歳になったときに200万円の学資金を受け取れるコース」で試算してみます。


条件をまとめると

  • 親(男性)30歳(1987年生まれ)、子ども0歳(2017年生まれ)
  • 子どもが10歳まで払込、17歳満期
以上の条件でシミュレーションした場合、以下の表のような結果になります。
項目
0歳1歳
月額保険料16,020円18,120円
払込総額1,922,400円1,956,960円
満期受取金2,000,000円2,000,000円
返戻率104.0%103.5%
これらの違いについて以下で検証しましょう。

【0歳と1歳】月額保険料の違い

何が変わったかといいますと、月額保険料の負担と払込総額が上がっています。 

 

月額の保険料の違いは、月々2,100円の出費増になり、1年で考えますと25,200円の出費増になります。


次に払込総額も34,560円違います。

加入が1年遅くなったので、払込期間が短くなったことが原因のひとつです。

払込期間が短くなること以外にも、保険料が上がる理由はあと2つあります。

1歳から加入することで、預ける期間が短くなることによる利息分が下がることと、親の年齢が高くなることが理由です。

なぜ年齢が関係するかというと、学資保険は契約者に万が一のことがあった場合、その後の支払いが免除になる払込免除特約があります。

そのため契約者である親の年齢が1年上がることにともない保険料も上がったのです。

つまり1歳で加入することで月額保険料が上がる理由は
  • 払込期間が短くなる
  • 親の年齢が上がる
  • 預入時期が遅くなることにより利息も減る
ということがあるからです。

ここまで読んでいただいた方ならもうご理解いただいているように、0歳時に加入する学資保険と比較し、1歳の時点で既に、学資保険のお得さは半減しています。

では、子どもが1歳を迎えた場合でも学資保険で教育資金を貯めてもよいのでしょうか。

答えは一概には言えません。学資保険に加入してよいと言い切れないのです。

それは家族構成や世帯年収などを考慮し18年後の満期時の貯蓄額まで計算する必要があるので、素人が判断するのは無理があります。

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【0歳と1歳】返戻率の違い

返戻率の違いも見てみましょう。


受取額を払込総額で割ると返戻率が出ますが、上記の保険を子どもが0歳の時に加入したときは

2,000,000円÷1,922,400円=104%

割引額は200万円に対し77,600円安くなっています。


ところが子どもが1歳過ぎから加入したときは

2,000,000円÷1,956,960円=102%

となります。


2%の違いがあり、これを大きいと見るかそうでないと見るかは人それぞれかと思いますが、やはり早期加入がお得と言えます。

0歳で学資保険に加入した方が良い理由は他にも

最近ではライフスタイルの変化で結婚時期が遅くなる傾向にあり、親が高齢になってから子どもを授かるケースが増えてきました。


先程も年齢によって保険料が上がると触れましたが、30代後半になるにつれて保険料の上がり方は大きくなる傾向があります。


また契約者が55歳を超えると保険料払込免除特約の年齢制限があるものがあります。


払込免除特約を外して契約できる学資保険もありますが、おすすめはしません。


学資保険に加入する最大のセールスポイントは、このもしものときに払込が終了することであり、これを外すとメリットが大きく削られるからです。


そのため親の年齢も若い、早期の加入がおすすめされるのです。


できるだけ早く条件のいい学資保険を検討するようにしましょう。

1歳児よりも0歳児の方が審査が通りやすい

学資保険に加入するには親だけでなく子どもも審査に通ることが必要です。


保険会社には告知書を提出する必要があり、子どもの病歴や薬の処方歴を必ず正しく告知書に記入しなければなりません。


そのため患った病気やケガによっては、審査に通ることが難しくなることが考えられます。


0歳児であれば1歳児よりも外出する機会が少なく、病気をもらったりケガをしたりする可能性が小さくなります。


子どもが0歳のうちなら審査に悩まされず、希望通りの学資保険に加入できる可能性が大きくなります。


1年でそこまで健康状況が大きく変わることはないと思う方もいるかと思われますが、残念ながら免疫力や体力の少ない子どもは大きな病気のリスクが生じやすいです。


こういった面からも早期の加入が多くの方から好まれています。

妊娠中に学資保険に入るケースも

妊娠中に学資保険に入ることができる場合もあります。


出産予定日の約140日前位から加入できるので、親にもしものことがあったときのためにより早く備えることができます。


また産後は育児で大変忙しくなることもあって学資保険をじっくり選ぶ時間も取りにくくなります。


また外出も気軽にできなくなるので、保険の違いを相談するためにFPなどを訪ねようとしても億劫になります。


子どもが生まれてからと違い、安定期も過ぎると妊娠中は活動しやすい方も多いので、妊娠中から保険選びを始め加入するのがおすすめです。


熟考する時間が出来るだけでなく、払込期間が長くなるため0歳で加入するよりさらに保険料を抑えることができます。


妊娠中に学資保険に入る事のデメリットは、子どもが生まれたあとに書類を再度提出する必要があることくらいです。


長い間保険料を払い続けるのですから、ぜひ各社の学資保険の違いを吟味したうえでよりよいものに加入したいものです。

1歳半になってからだと学資保険の加入はもう遅い?

「やはり0歳で加入しなかったし、学資保険に入るのはもう遅いんだな」と思った方、少々お待ち下さい。


もちろん早めに加入することのメリットは多数ありますが、保険料の違いなどは1年ではさほど大きくありません。


(先ほどの試算では毎月320円の差がありましたね。)


むしろ学資保険に加入することによるその後のメリットが大きいので、1歳半になってからでも加入する意義は大きいです。


また遅く加入することも悪いことばかりではありません。


子どもが大きくなるにともない、子どもがいる状態での生活費も見えてくるでしょう。


そのためいくら保険に当てられるかも明確に分かるようになり、無理なく計画を立てられるというメリットもあるのです。

まとめ:0歳児で学資保険の加入に迷っているなら急ぐべし!

今回は学資保険に加入する時期、0歳と1歳での違いをご説明しましたが、いかがでしたでしょうか。


今回のポイントは

  • 0歳で加入することで月額保険料が安くなり返戻率も上がる
  • 早期加入するほど保障を長く受けることができる
  • 妊娠前に学資保険に加入できるものもある
  • 1歳半になったからといって諦めるのは早い

ということでした。


保険料に関してはどれほど違うのか、具体的にシュミレーション結果を使って説明をさせていただきましたが、イメージと違っていましたか?


低金利時代の昨今、学資保険の利回りも以前に比べて下がっているので、学資保険だけが教育資金を貯める方法というわけではありません。


しかし受け取り時期を定め、それに向けて着実に貯蓄できる保険です。


また親に何かあっても、子どもがお金で選択肢を狭めることがないよう備えることもできます。


教育にはお金がかかります。


早く加入するメリットは大きいので、早めに動き出しましょう。


また早く加入できなかった場合も諦めず、ご家庭やお子さんに合った方法で教育資金をしっかり準備しましょう。


ほけんROOMでは、他にも読んでおきたい保険に関する記事が多数掲載されていますん、是非ご覧下さい。

この記事の監修者
谷川 昌平
東京大学の経済学部で金融を学び、その知見を生かし世の中の情報の非対称性をなくすべく、学生時代に株式会社Wizleapを創業。保険*テックのインシュアテックの領域で様々な保険や金融サービスを世に生み出す一歩として、保険相談や選び方のポイントを伝える「ほけんROOM」を運営。2019年にファイナンシャルプランナー取得。

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