学資保険はいつから加入すべき?返戻率UPのベストな加入時期とは?

「学資保険はいつから加入するのがベストなの…」と悩んでいる方、早い時期から加入する方が確実におすすめです。出産前からの加入もできます。この記事では、学資保険加入はなぜ早いタイミングが良いのか、給付金の受け取りのタイミングはいつからがおすすめなのかを解説します。

子どもの学資保険にはいつから加入するのがベストか?

子どもの学資保険の加入は、いつからがよいのでしょうか。


子どもが生まれてすぐ加入する方もいれば、加入したいけどいつからすればお得なのか、加入時期がわからないという方もいますよね。 


結論から言えば、学資保険の加入時期は早ければ早いほど良いと言われています。


その理由として、

  • 月々の負担額が減り、返戻率も上がる
  • 学資保険へ加入後すぐから保障が受けられる

の2点があります。


この記事では、上記2つのメリットを解説したのちに、

  • 具体的にいつから加入できるの?
  • 受け取りのタイミングはいつからにするのがベストなの?
  • いつ払い済みにした方がお得?

の3点についても解説します。


最後まで読んで、学資保険で大切なの3つのタイミング「加入時期」「受け取り時期」「払い済み時期」を全てマスターしましょう。

学資保険に早く加入することが勧められている2つの理由

学資保険に早くから加入することにより、

  • 毎月の保険料負担額が減り、返戻率も上がる
  • 保険料払込み免除などの保障を早くから受けられる
というメリットがありますが、具体的にどのくらい返戻率が違うのでしょうか?

また、払い込み免除などの保障とはどのようなものなのでしょうか?

学資保険に早い時期に加入した方がベストな理由2つを詳細にみていきましょう。

①月割の保険料が安く、返戻率が高くなる

保険料が安くすむのはなぜ?

貯蓄の目標達成時期と金額が決まっている場合、早くから貯蓄しはじめた方が月々の負担額は小さいですよね。

例えば12歳までに300万円貯めたいと思った時に

子どもが0歳から始めた場合
300万円÷12年÷12ヶ月=月々20,833円

3歳から始めた場合
300万円÷9年÷12ヶ月=月々27,777円

このように月々7,000円ほども違ってきます。

学資保険料も同じで、早く始めることにより、月々の負担額を小さくすることができます。

返戻率とは?

そもそも返戻率(へんれいりつ)というのは、支払った保険料に対する、将来受け取れる保険金額の割合です。

返戻率の計算方法

満期金(+お祝い金)÷保険料総額×100=返戻率%


100万円支払い、将来110万円受け取れる保険の場合、
100万円÷110万円=110%となります。

保障内容やプランも様々なので一概には言えませんが、お得な保険かどうかの指標の一つに、この返戻率が高いかどうかがあります。


早期加入で返戻率が高くなる理由は?

支払い保険料が少ないほど返戻率は上がり、支払い保険料は、一般的に親の年齢が上がるほど高くなります。


また支払ってから満期金を受け取るまでの期間が長いほど返戻率が上がります。


つまり学資保険の加入が遅くなると、親の年齢が上がり、受け取りまでの期間が短くなるため返戻率が下がってしまう可能性が高いのです。


実際の例で、返戻率がどれくらい違うのか見てみましょう。


親の年齢30歳33歳
子どもの年齢0歳3歳
月々の保険料23,310円35,154円
払込保険料総額2,797,200円2,952,936円
返戻率107.2%101.5%

同じ保険でも5%以上も変わってしまいました。


学資保険は早期加入がお得なのはこういった理由からなのです。

②特約で早くから不測の事態に備えられる

学資保険には特約があり、早く加入することでその分早くから予想外の事態に備えられます。


特約も様々なものがあり、ここでは3つ解説します。


払込免除特約

契約者が死亡、または保険会社所定の重度障害・高度障害になった際、以後の保険料の支払いが免除されます。


出産前に学資保険に加入することもでき、あまり考えたくはありませんが妊娠中や子どもが生まれてすぐに契約者に万が一のことがあった場合も、保険料の支払いは免除されたまま、保障を持ち続けることができます。


医療保険特約

子どもが万一、怪我や病気で入院、通院する場合の保障をつけることができます。


しかし地域によっては乳幼児医療費助成制度があり、乳幼児の医療費や薬代が全額助成されるのであまり必要ではない場合もあります。


特約の分だけ返戻率が下がってしまいますので、自分の家庭では必要かどうか、よく確認しましょう。 


育英年金特約

契約者(親)が死亡または所定の高度障害状態になった場合、育英費用として満期(例えば18歳)になるまで年金が支給される特約です。


しかし別途死亡保障のついた保険に加入している場合や他の死亡保障が手厚い保険に入りたい場合は、内容が重複してしまう場合もあります。


またこちらも返戻率は落ちますので、学資保険に教育資金を貯蓄する目的で入る場合はあまり魅力はありません。



学資保険の特約の魅力はやはり払込免除特約かと思います。


親に万が一のことがあっても、学資保険は、子どもの教育資金を準備するためのものなので、できるだけ解約は免れたいですよね。


この払込免除特約により、子どもが金銭面を理由に進路が大きく左右される心配を少なくすることができます。


加入と同時に保障も始まりますので、加入を考えている場合はやはり早めがいいと言えるでしょう。

具体的に学資保険にはいつから加入できるのか

早くに加入するの「早く」とは、一体いつからなのでしょう。

赤ちゃんが生まれてすぐではないのです。


実は、学資保険の商品によっては、出産予定日より前に加入することができるものもあります。


また、親の年齢も加入できる年齢制限があります。


ここから先はこの2点を詳しく見ていきましょう。


※保険会社により、出産予定日前より加入できるものと、そうでないものがありますので、検討されている学資保険の保険会社へ確認してみましょう。

赤ちゃんは出産予定日の140日前から加入できる


出産予定日140日前、すなわち妊娠6ヶ月頃から加入することができる学資保険も多くあります。

なぜ出産予定日140日前なのかというと、学資保険の保障は赤ちゃんが生まれたあとではなく契約後すぐから始まるからです。 


そのため妊娠の経過が順調であることが第一条件にあり、母体も流産などのリスクが減ってきた頃から加入できます。  


妊娠6ヶ月頃にもなれば流産のリスクが減り、多くの方はつわりも気持ち的にも安定してくる頃です。


したがって、出産予定日140日前(妊娠6ヶ月頃)からとなっているようです。


保険会社により、出産前はいつから加入できるのか異なるようなので、確認しておきましょう。

契約者の親は18歳から加入できる

子どもだけでなく親にも年齢制限があるとご存知でしたか。

ほとんどの学資保険では、親が18歳以上から学資保険の契約者となることができます。


また、上限制限もあります。


払込免除特約が死亡保障の面があるので、年齢が上がると死亡リスクが高くなるとみなされるからです。


男女で学資保険に加入できる年齢は変わり、一般的に満期時の年齢が男性の場合は55~60歳まで、女性の場合は60~65歳くらいまでです。


また保険料は契約者(親)の年齢も大きく関わり、年齢が若ければ若いほど、保険料は安くなります。

30歳後半を過ぎると保険料の上がり方も大きくなる傾向があるので、やはり出産前など早めの加入の方が負担を少なくできます。

学資保険の給付金の受け取りのベストタイミングはいつからか

学資保険へ加入した際、満期金、お祝い金はいつから受け取ることができるのかは保険会社により異なります。

一般的に、大学入学のために学資保険に加入する方は、17歳や18歳に満期金を受け取る方が多いようです。

ここでは、ベストな給付金の受け取りタイミングについて考えていきましょう。

満期金・お祝い金の受け取り時期の変更はできない

満期金、お祝い金の受け取りのタイミングは契約時に設定し、その変更をすることはできません。


そのためこの時期は慎重に検討する必要があります。


受取方法もこの時に決めますが、例えば300万円を1度に受け取る方法と、5年間で60万円ずつ分けて受け取る方法とでは返戻率も異なります。


一度に受け取る方が返戻率は高くなりますが、その満期がくるまで1円も受け取れなくなります。


いつから受け取るかがベストなのかはご家庭やその子どもにより様々です。


返戻率だけを意識するのではなく、何に備えた資金を貯めるのかをなるべく想定して設定しましょう。

18歳に満期金を受け取る人が多い理由とは?

中学卒業までは児童手当が使え、高校は授業料無償化があるので、まとまったお金が必要な時期は大学入学時以降になるかと思います。


そのため大学入学時期の17歳、18歳を満期金の受け取り時期にする人が多いです。


しかし小学校入学や、中学校入学、高校入学の時期にも教材費や制服代などで出費がかさむこともあるかと思います。


満期をそこに設定することもできますが、お祝い金という形で一部受け取ることができるプランもあります。


プランによって異なりますが、お祝い金は一番早くて子どもが3歳のときに受け取ることができます。


3歳は幼稚園へ入園することもあるかと思いますが、入園に伴い、入園料や制服代、その他の持ち物など準備するものがたくさんあります。


そのときに、このお祝い金があると準備に充てることができますね。


お祝い金は据え置き増やすこともできる

このように各入園・入学の時期にお祝い金が受け取れるように設定していても、必ず受け取らなければいけないということではありません。


受け取る必要がない場合は、据え置きという制度で受け取らずに、そのまま貯めておくこともできるのです。


この据え置いた金額は、保険会社の運用により増えて満期時に受け取れることもあります。

満期金を受け取る時期はいつからに設定するべきか

満期金を受け取るタイミングは、大学の入学前にする人が一番多いです。

教育費の中で大半を占めるのは大学の間、とりわけ入学時に一番費用がかさむので、多くの方が、このタイミングの資金に不安を抱いているのではないでしょうか。


しかし必ずしも大学入学前に受け取る設定にする必要はありません。


例えば大学受験時には予備校や塾の費用、模試代、受験料、受験地までの交通費など大きなお金が必要になる可能性もあります。


また、中学校から大学付属の私立に進学すると考えている方は、大学入学時に他の人より大きな金額はかからないかもしれません。


その場合、20歳の受け取りに設定すれば、受け取りまでの期間が伸びるので18歳の大学入学時よりも少し多くの満期金を受け取ることができるでしょう。


家計の状況やライフプランと照らし合わせ、一番資金が必要となりそうなタイミングを選ぶことができると安心です。

保険料を払い済みにするタイミング

加入時期や受け取り時期だけでなく、払い済み時期も返戻率に関わってきます。


この時期は10歳や15歳、17歳など各保険会社によって異なります。


返戻率だけで見ると、早く払い済みにする方がお得です。


一番返戻率が高いのは1度に全ての金額を払い込む「全期前納」ですが、学資保険は月々の負担額を少なく貯蓄できることや、親に万一の時があった時の払込免除特約を期待して入ることがほとんどだと思うので、こちらを選ぶ人は少ないでしょう。


払い済みにするタイミングはいつがいいのか、その考え方をご説明します。

払い込み期間は短ければ短い方が返戻率が高くなる

払い済み時期が早ければ早いほど返戻率は上がりますが、その分月々の保険料は上がります。


ニッセイの学資保険を例に比べてみましょう。

払込時期10歳
15歳
月々の保険料23,640円
15,995円
返戻率104.1%105.7%

返戻率は1.6%の差で、総払込保険料は42,300円違ってきます。


しかし月々の負担額は7,645円上がります。


これらの金額をどう感じるかはご家庭それぞれかと思いますが、この金額だけでなくマイホーム購入予定や転職などのタイミング、子ども兄弟の年齢などライフプランを考え、無理のないタイミングを考えるのがおすすめです。

まとめ:学資保険のベストな加入時期と給付金受け取り時期

ここまで、学資保険のベストな加入時期と給付金受け取り時期についてご説明しましたが、いかがでしたでしょうか。


 今回の記事のポイントは 

  • 学資保険は早めに加入した方が良い
  • 返戻率が高くなる給付金の受け取り時期や保険金の払い込み時期がある
  • 必要な教育資金を必要なタイミングまでに無理なく貯蓄することが大切

ということでした。


ご家庭により子どもの学資保険加入時期のベストなタイミングは異なります。


赤ちゃんの頃から考える必要があることに驚いた方もいるのではないでしょうか。


今回ご紹介した保険の他にも、第一生命の「こども応援団」、ja共済の「学資応援隊」、ソニー生命・かんぽ生命(郵便局)・日本生命の学資保険もあります。


わからないことや不安に思うことは無料相談を行っている保険ショップやFPなどの専門家に相談してみるのもおすすめです。


ほけんROOMでは、他にも読んでおきたい保険に関する記事が多数掲載されていますので、是非ご覧下さい。

この記事の監修者
谷川 昌平
東京大学の経済学部で金融を学び、その知見を生かし世の中の情報の非対称性をなくすべく、学生時代に株式会社Wizleapを創業。保険*テックのインシュアテックの領域で様々な保険や金融サービスを世に生み出す一歩として、保険相談や選び方のポイントを伝える「ほけんROOM」を運営。2019年にファイナンシャルプランナー取得。

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