学資保険に年齢制限!?申し込みは産前がベストタイミング!

学資保険の申し込みに必要な契約書、告知書、意向確認書。学資保険に加入できないケースがあった!健康状態や親の職業。学資保険申し込みのベストタイミングは、子どもが生まれる前だった。保険料の算出方法。学資保険に年齢制限!?未就学児までの理由。

学資保険の申し込みの際に必要となる書類



将来の子どもの教育資金を貯めるために、学資保険に加入しようとしている方は多いでしょう。


学資保険に申し込みをする際、申込書・告知書・意向確認書が必要となります。この3つが、どのようなものなのか見ていきましょう。



契約申込書とは

契約申込書とは
  • 契約者=一般的に両親のどちらか
  • 被保険者=子ども
となり、学資保険に申し込む際、一番最初に説明を受けるであろう書類です。

契約内容が具体的に記載してあり、契約を結ぶ際は間違いがないか、しっかり目を通す必要があります。

申し込み書を書く際、確認してほしい個所が3つあります。


  • 払込み期間
  • 満期金の受取の時期
  • 特約の有無

・払込み期間

一般的に払込み期間は、15歳、18歳、22歳があります。この払込み期間を間違ったまま、申し込みをしてしまうと、予定していた毎月の保険料が変わってしまうので注意しましょう。


・満期金の受取時期

満期金を受け取る時期として、幼稚園入園、小学校入学、中学校入学など細かく「お祝い金」を受け取ることができる契約と、大学入学時(18歳)に一括で受け取る方法など、様々な学資保険商品があります。


この受け取り時期を間違ったまま、申し込みをしてしまうと、本来受け取るはずの時期に、満期金(「お祝い金」)がおりてこないという事態が発生します。必ず確認しましょう。


・特約の有無

学資保険には、最初から特約がついているものと、ついていないものがあります。学資保険の主な特約として、保険料払込み免除特約、医療保険特約、特損、育英年金保障特約などがあります。


このような特約は、家庭によって必要性が変わってくるので、必要に応じて加入しましょう。


告知書とは

告知書とは、被保険者=子どもの健康状態を記載する書類です。

3か月以内に、病気や怪我で入院・通院したかなど、チェック項目があるので、すべてにチェックを入れます。


告知書を記載するにあたって、契約者である親は、「告知の義務」の説明を受けることとなるでしょう。


「告知の義務」とは、学資保険や、生命保険などに加入する場合、被保険者の健康状態を正直に告知する義務があるということです。


この「告知の義務」を守らなかった場合「告知義務違反」となり、最悪の場合、学資保険の契約は破棄される可能性があります。


告知の義務は、学資保険だけでなく、ほとんどの保険に共通することなので、覚えておきましょう。

意向確認書とは

意向確認書とは、申し込み書とセットになっており、契約内容に相違がないか、保険担当者からの説明は受けたかなど、チェック項目にチェックを入れて、署名をします。

学資保険の申し込みで保険に加入できない時がある

学資保険に申し込むにあたり、加入できない場合もあります。
  • 子どもの健康状態が良くない場合
  • 親の健康状態が良くない場合
  • 親の職業上保険に加入できない


以下でそれぞれ詳しくご説明致します。

子どもの健康状態が良くない

学資保険にも、告知の義務があるとお伝えしたように、被保険者である子どもの健康状態が思わしくない場合、申し込みができないケースもあります。

子どもが大きな病気(特定疾患など)にかかっている場合や、入退院を繰り返している場合などが、それにあたります。


親の健康状態が良くない

また親の健康状態が良くない場合も、学資保険に申し込みができない場合があります。

学資保険に加入するにあたり、ほとんどの学資保険には「保険料払込み免除特約」がついています。


保険料払込み免除特約とは、学資保険契約者(親)が、所定の重度障害・高度障害になった場合、また死亡した場合に、その後の保険料を払うことなく、契約を継続することができるといった特約です。


学資保険契約者である親が、病気であったり、健康上問題があるとされた場合に学資保険の契約を結ぶと、保険会社のリスクが増えます。


それにより、親の健康状態が良くない場合、学資保険の申し込みができない場合があることを覚えておきましょう。

親の職業上保険に加入できない

また、親(契約者)の職業によって申し込みができない場合もあります。

万が一のことが起こる可能性が高い職業に就いている場合です。


具体的には、高いところで作業をする仕事や危険と隣り合わせの職業などです。


学資保険の申込書には「契約者の職業」を記載する欄がありますので、そこで判断されるでしょう。

いつ学資保険に申し込みするべきか

子どもの病気などで、学資保険に申し込めない場合があるのなら、いつ申し込めばいいのでしょう。子どもがいつ病気になるかは、誰にも予測できませんね。

そのために、おすすめは、出産前に加入することです。


出産前に加入するのがベスト

学資保険は出産する前から、申し込みが可能です。

医療保険つきの学資保険は、一般的に、子どもが生まれてからの加入となりますが、医療保険のついていない学資保険は、出産前から加入することができるのです。


子どもが生まれる前に学資保険に入ることのメリット


  • 保険料が安い
  • 子どもの健康状態に関係なく申し込み可能
  • 産後忙しい中、申し込みをしないで済む


この3つを詳しく見てみましょう。


・保険料が安い

学資保険には払込み期間が設けられています。15歳や18歳、22歳までの決まった払込み期間の中で、分割して毎月支払います。

学資保険の保険料は、親(契約者)の年齢と子ども(被保険者)の年齢によって保険料が算出されますので、早めに加入した方がお得ということになります。


・子どもの健康状態に関係なく申し込み可能

こちらは出産前に申し込みをするというケースなので、もちろんお腹の中の子どもの健康状態は必要ありません。

生まれてから、健康状態の問題で加入できないリスクが考えられる場合、出産前に申し込みを済ませておきたいですね。


・産後忙しい中、申し込みをしないで済む

出産経験者の方なら、おわかりでしょうが産後の疲労は予想以上です。可愛いわが子とはいうものの、3時間おきの授乳や、おむつ替え、季節によっては何度も着替えさせたりと、慣れないことばかりで疲労が溜まります。

この忙しい時期に、申し込みをしてしまうと、更に忙しさが増すということから、出産前に申し込みを済ませておくというのも一つの手ではないでしょうか。

いつまで学資保険は加入できるのか

子どもの教育資金を貯めるためだとは、わかっていながらも、なかなか余裕がなくて加入できていない方もいるでしょう。

教育資金が想像以上に必要で、今から加入したいけど、加入できる?という方も多いはず。


お子様の年齢によって異なりますので、ご覧ください。


学資保険は未就学児までしか加入することができません。




未就学児までしか加入できない

学資保険は多くの場合、加入条件を未就学児までとしています。

例外もありますが、ほとんどの場合小学校に入学すると加入することが難しくなってるようです。


その理由として、保険料が高額になってしまうことがあげられます。


学資保険は、子どもの年齢と親の年齢によって、保険料が算出されるので年齢があがれば上がるほど、保険料は高額になっていきます。


また、大学入学までの満期金を短い期間で払い込む必要があります。


この2点によって、保険料が高額になるので未就学児までとされているところが多いようです。

まとめ

いかがでしたか?学資保険に加入する際、健康状態を整えておく必要があると、おわかりいただけたでしょうか。

また産前の方であれば、今のうちに加入しておいた方が経済的にも負担が減りますね。子どもの教育資金を貯めるために、早めに準備しておきたいですね。

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