学資保険のお祝い金付タイプはお得?満期で受け取る場合との違いとは

学資保険には、満期で一括受け取りするタイプとお祝い金が出るタイプがあります。両者は返戻率や税金面の違いがあります。学資保険を選ぶ上で大切なのは給付金がどの段階で必要になるかを見極めることです。本記事でお祝い金付きの学資保険を選ぶ上で大切なポイントを解説します!

子どもの教育資金である学資保険のお祝い金はお得?損?

子どもの将来のために加入する学資保険なので、なるべく多くの金額を受け取りたいですよね。

学資保険には「お祝い金」というものがあるものと無いものがあり、どちらにしようか迷ってしまう方も多いと思います。

実は「子どもが大学に入るまで大きなお金は必要じゃないので、お祝い金は必要ないな」という人も、お祝い金付きにするメリットがあるのです。

この記事では
  • お祝い金は何のためにあるのか
  • お祝い金を受け取る場合の注意点
  • ライフプラン別、最適なお祝い金を受け取るタイミングの選び方
  • 満期保険金タイプと学資年金タイプはどちらがお得なのか
  • お祝い金を受け取る手続き
以上の点をご説明します。

税金面での注意点もありますので、どうぞ最後までご覧ください。

また、この記事を読んでいる方の中には、学資保険の満期金の受け取り方などを悩まれている方が多いのではないでしょうか。

そのような方には保険の専門家であるファイナンシャルプランナー(FP)との無料相談をおすすめしています。何度でも無料で相談が可能でFPの質も非常に高いため好評をいただいております。 

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学資保険のお祝い金は何のためにあるのか?

お祝い金付きの学資保険に加入した場合、そのお祝い金をどのように使うかを考えなければなりません。

一番悪いのは、お祝い金が出てなんとなく使い切ってしまった、というものです。

せっかく子どもの教育資金のために保険に入っているので、進学前に必要な準備資金として利用するのが好ましいですね。

入学金や制服代やなど、私立の場合は公立に比べて準備資金が高額になりがちなので、お祝い金が大いに活用できます。

しかし、例えば高校は授業料無償化の流れもあるので、さほど大きな資金を必要としない人も多いかと思います。

そういった場合は、お祝い金を受け取らず、保険会社で運用することができますので、次の項目ではそちらについて解説します。

お祝い金を受け取れるタイミングはいつなのか

学資保険のお祝い金は、子どもが何歳の時点で受け取るかを決めることができます。


仮に、中学校に進学する13歳になる年にお祝い金を受け取る学資保険に加入しているとします。


ここで重要なのは、契約応当日がいつになっているかです。


契約応当日とは学資保険の契約が締結された月日のことを指します。


4月1日に加入していた場合、契約応当日は4月1日です。


そして、お祝い金を受け取ることができるのは、契約応当日を迎えて、13歳になった時に受け取ることができるのです。


もし誕生日が3月生まれの場合だと、中学1年生が終わりを迎えるときに祝い金を受け取ることになるのです。


入学前に受け取れるよう、契約時に確認しましょう。

【注意】学資保険のお祝い金は保険料から支払われている!

保険のパンフレットを見ていると「お祝い金タイプだと満期金の受取額が少なくて損」と思われる方もいるかもしれません。

しかし、お祝い金を受け取ることは損ではありません。

そもそも、学資保険の仕組みは、基本的には貯蓄と考えてください。

お祝い金は保険会社が負担するのではなく、積み立ててきた保険料を引き出すというイメージになるのです。

例えば、18歳の満期時に300万円受け取れるプランに加入していた場合、高校進学前に30万円のお祝い金を受け取った場合には、18歳の満期時には、270万円を受け取ることになるのです。

お祝い金が出るタイプと出ないタイプは、ほとんどの保険が返戻率の影響は小さいので、受け取りタイミングの違いだと考えてください。

学資保険のお祝い金のプランの比較

学識保険の受け取り方は、大きく分けて4パターンあります。

  • 大学入学時のみのお祝い金+満期金で受け取る
  • 幼稚園から大学入学まで定期的なお祝い金+満期金で受け取る
  • お祝い金を設定するが据え置き、満期金でまとめて受け取る
  • お祝い金+学資年金で受け取る

満期金も一括で受け取る方法と、大学在学中の4年に分けて年金形式で受け取る方法があります。 


どの受け取り方にするかの正解は、各家庭ごとに異なります。 


それぞれのご家庭のライフプランに合った受け取り方を考えましょう。 


まだ子どもが小さいと検討も難しいかと思いますので、次の項目では、ライフプラン別のおすすめの受け取り方を説明します。


実際の受け取り方プランも紹介しますので参考にしてみてください。

大学入学時のみにお祝い金を受け取るプラン

大学入学時には、家計を圧迫すると言っても過言ではないほどの資金が必要となります。


最近では授業料無償化の流れもあり高校までは教育資金が大きな負担にならない場合も多いでしょう。 


そのため高校までは資金の準備が自分ででき、より多くの金額を大学入学時に受け取りたい、という方はこちらのプランがおすすめです。


例えばフコク生命の「みらいのつばさ・ジャンプ型」はお祝い金は大学入学のみで、22歳で満期金を受け取れます。


お祝い金を大学入学時にまとめて受け取ることで、より貯蓄性を上げることができます。


22歳で受け取る満期金は就職後の免許取得や車の購入資金、ひとり暮らしの引越資金などに当てることができます。

幼稚園から大学入学まで定期的にお祝い金を受け取るプラン

もし子どもが小さいうちから私学で進学させようと考えている場合は、幼稚園からお祝い金を受け取るプランに加入しておいた方が良いでしょう。 


公立に比べ、私学の場合は入学金や制服代など、何かと進学前にお金が必要となってしまいます。


同じくフコク生命の「みらいのつばさ・ステップ型」は幼稚園・小学校・中学校・高校・大学入学時と成人時に合わせてお祝い金を受け取れます。


そして大学卒業する22歳に満期金を受け取れます。 


ただし、お祝い金の受け取り回数が上がるので、大学入学前に出るお祝い金は、お祝い金の出る回数が少ないタイプに比べて少なくなります。


大学入学資金は大きな金額になることが多いので、ご自身で別で貯蓄する必要があります。

大学入学時のお祝い金+学資年金プラン

ご存知の通り、大学入学時だけでなく、進学した後も多額な授業料などが必要となります。

幼少期は、それほど教育資金はかからずにすむものの、高校進学と大学進学には、相応の教育資金を準備しておく必要があります。

そういったことから、高校進学時にお祝い金を受け取り、さらに大学進学時から大学卒業までの毎年、学資年金として受け取ることができるタイプがあります。

例えば以下のような受け取りができる学資保険があります。
  • 高校進学時に50万円
  • 大学進学時に100万円
  • 大学2年生のときに50万円
  • 大学3年生のときに50万円
  • 大学4年生のときに50万円
このように年金形式で受け取ることができます。

特に大学に在学中の授業料に重点を置いておくプランです。

お祝い金を受け取らず、据え置きするパターンも

学資保険は子どもが0歳~2歳のようなまだ小さい時期に加入する方がほとんどです。 


そのため公立にするか私立にするか、大学は行くかどうかが分からず、学資保険の受け取り時期も設定しにくいという方が多いかと思います。 


幼稚園から大学までの各進学ごとにお祝い金を受け取るプランでも、必ずお祝い金を受け取らなければいけないというわけではありません。


学資保険に頼らず教育資金を準備することができる場合は、お祝い金を受け取らずに、保険会社に据え置きとして預けることができます。


保険会社は据え置き金を満期まで運用していくので、お祝い金を途中で受け取るよりも、より利息がついた満期金を受け取ることができるのです。


また、据え置きにした場合は、必ず満期まで据え置きしなければならないわけではなく、いつでも引き出すことが可能となっています。


満期前に万一資金が必要になってしまった、という場合も、保険を解約することなく保険金を取り崩すことができるのは嬉しいですね。

参考:学資保険のお祝い金にかかる税金

満期保険金を一括で受け取る場合と、学資年金タイプで受け取る場合とでは、受け取る金額にかかる税金の違いがあります。

学資保険を満期で一時金で受け取る場合には、一時所得の扱いとなり、受取人の所得と合算されて課税されることになります。

一時所得の計算方法は
  • 総収入-経費(保険料支払い総額)-50万円
このように算出された金額の2分の1が、一時所得として、課税の加算となるのです。

一時所得の場合は、給与などと合算されるため、課税所得が上がってしまう場合があることが理由です。

税金を気にするのも良いですが、税金の影響はほんの僅かです。

そのため大切なのは損得だけでなく、どの時点でお祝い金を受け取る必要があるのかであることは忘れないでください。

次では満期金ではなくお祝い金の税金を考えてみましょう。

学資年金タイプのお祝い金の税金の計算方法

学資保険のお祝い金にかかる税金の計算方法は、満期で一括で受け取るよりも、細かく計算する必要があるので、とても複雑です。

わかりやすく、例で考えてみましょう。
  • 受取総額が300万円の学資保険
  • お祝い金の受け取り時期:子どもが12歳と15歳にお祝い金が各100万円、18歳で満期金100万円
  • 年間の保険料:15万円
  • 18年の払込期間で支払保険料の総額が270万円
お祝い金タイプの学資保険に対する税金は、1回目のお祝い金は一時所得として扱われ、2回目以降のお祝い金は、雑所得として扱われます。(学資年金タイプ)

計算は同じように算出されるのですが、違いは、経費(総払込保険料)が、経過年数に応じて相違することです。

また、すでに受け取っているお祝い金があれば、さらに受取額から差し引かれて、50万円の控除を受けて、雑所得を求めます。

あまりにもお祝い金や満期金の金額が多額でなければ、課税される可能性は低いと思われます。

学資保険のお祝い金の請求方法

学資保険のお祝い金や満期金を受け取る時期が近づくと、加入している保険会社から、お祝い金や満期に関する通知が郵送されてきます。

その書面に必要事項を記入し、その際に、お祝い金や満期金を予定通り受け取るのか、それとも据え置きとするのかを選ぶことになります。

書面に記入後は保険会社に返送して、手続きが完了となります。

また、書面とともに身分証明書や、保険会社によっては子どもの身分証明として健康保険証の写しを提出する必要がある場合あります。

保険会社へ返送する場合には、必ず必要書類の確認が必要です。

また保険会社によっては、窓口で保険金を受け取る場合もあります。

受取人自身が窓口へ行けない場合は、必ず委任状が必要となりますので、注意するようにしてください。

まとめ:学資保険のお祝い金つきプランの是非について

学資保険に加入するときに、お祝い金は付けたほうがいいのかについて説明してきました。

今回の記事のポイントは
  • 返戻率の影響は小さいので、子どもの進学プランに合った受け取りのタイミングができるものを選ぶ
  • お祝い金は積み立てた保険金を引き出すものなので、あまり考えくてもよい
  • お祝い金は、使う必要がなかった時に据え置きできる
  • 満期までの間に定期的にお祝い金を受け取ることができるタイプと、満期時に一括で満期金を受け取るタイプがある
ということでした。

学資保険を選ぶときには、返戻率や税金面を考えることも必要ですが、各ご家庭の事情に合った子どもの教育資金の準備として、学資保険の種類を選ぶようにするのが大切です。

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この記事の監修者
谷川 昌平
東京大学の経済学部で金融を学び、その知見を生かし世の中の情報の非対称性をなくすべく、学生時代に株式会社Wizleapを創業。保険*テックのインシュアテックの領域で様々な保険や金融サービスを世に生み出す一歩として、保険相談や選び方のポイントを伝える「ほけんROOM」を運営。2019年にファイナンシャルプランナー取得。

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