パーキンソン病の場合加入できる生命保険はあるのか?保険金も解説

パーキンソン病にかかった方が生命保険に入るとなると難しいと言われています。しかしそれは通常の生命保険を前提にした話。最近ではパーキンソン病にかかっていても加入できる生命保険も登場しています。ここではそれらの生命保険を紹介し、保険加入時の注意点も解説します。

パーキンソン病になっても生命保険に加入できるのか?

パーキンソン病になっても生命保険や医療保険に加入することができるのか気になるという方いらっしゃいますよね。 


パーキンソン病であった場合通常の生命保険や医療保険に加入することは難しくなります。 


しかし、実はパーキンソン病であっても加入できる保険は存在します。 

 

そこでこの記事では、パーキンソン病の方の生命保険加入について、  

  • パーキンソン病患者であっても加入できる保険
  • 告知義務違反について
  • パーキンソン病発病後の生命保険の見直し

以上のことを中心に解説していきます。 


この記事をお読みいただければ、パーキンソン病の方は生命保険への加入はどうすればいいのか、正しい判断ができるようになるかと思います。


最後まで是非ご覧ください。

パーキンソン病になっても入れる生命保険はある

一般的な生命保険は加入が難しいのは事実です。


しかし保険の種類によっては加入可能な保険も商品化されています。

引受基準緩和型保険無選択型保険と呼ばれる生命保険です。


これらの生命保険は指定難病であるパーキンソン病にかかっても生命保険加入に道を開くものとして注目すべき生命保険商品ですが、保険料が割高であったり、補償内容が簡略化されたいたりする場合が普通です。


保険料にみあった給付を期待できるのかは事前に十分検討する必要があります。 

引受基準緩和型保険に加入する

引受基準緩和型の医療保険とは、保険会社の引き受け基準がゆるく設定されていたり、告知項目が簡略化されていたりするのが特徴です。


そのためパーキンソン病でも加入できる可能性のある生命保険であるといえます。


しかし保険会社にしてみれば、厳密に被保険者の健康状態を把握したうえで保険契約を締結するわけでもなく、高リスク群の契約者の存在も当然予想したうえでの保険料設定になるので、保険料が割高になるのは否定できません。 

無選択型保険に加入する

引受基準緩和型保険の審査にも通過しなければ、無選択型保険という選択肢も検討してみましょう。


告知書で健康状態を申請する必要のない「無審査」かつ「無告知」なので加入条件は最も緩いものとなっています。


保険会社にしてみれば高リスク群の加入者が相当程度存在することを前提とするので保険料は最も高額になります。


この生命保険については保険料に見合った給付なのかどうか、慎重に検討するべきでしょう。 

引受基準緩和型保険・無選択型保険の比較

引受基準緩和型保険・無選択型保険の比較

まずは通常の生命保険への加入を検討してみよう

引受基準緩和型保険や無選択型保険は、病気になったことがある方でも加入できるメリットがある一方で、保険料がかなり高く設定されています


保険は保険料を支払い続けることで維持していくことができるので、保険料は重要です。


加入しても、支払が難しく解約してしまったとなると元も子もないので、きちんと支払っていける保険料で考えましょう。


通常の保険は、特約によって手厚くなるだけではなく保険料も抑えることができます。


そのため、まずは通常の生命保険を検討し、加入できなかったときに初めて引受基準緩和型や無選択型保険を考えると良いですね。


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パーキンソン病でも加入できる生命保険を具体的に紹介!

ここまでは、パーキンソン病の方でも加入できる保険の種類について解説してきました。


しかし、「実際にパーキンソン病でも加入できる生命保険の商品が知りたい」「保障内容や保障金額を知りたい」という方も多いでしょう。


そこで、ここではパーキンソン病の方でも加入できる保険商品を紹介し、それらの

  1. 特徴
  2. 保障内容
  3. 保証金額
  4. 月々の保険料
を詳しく解説します。

加入できる保険①:新キュア・サポート(オリックス生命)

まず初めに紹介するのは、先ほど紹介した「引受基準緩和型保険」の一つであるオリックス生命の「新キュア・サポート」です。


この保険の特徴としては、

  • 告知項目が4つと少ないため、持病や入院・手術経験があっても加入しやすい  
  • 病気やけがによる入院や手術を一生涯保障 
  • 先進医療も通算2,000万円まで保障 
  • がん・急性心筋梗塞・脳卒中の時に一時金を受け取れる特約あり
となっています。

この新キュア・サポートは、疾病入院給付金の日額が3,000円、5,000円、10,000円の3つから選択できるのですが、 ここでは、入院給付金5,000円(日額)の場合の保障内容を紹介します。

保障内容保証金額
災害入院給付金5,000円(日額)
手術給付金(入院中)5万円(1回あたり)
手術給付金(外来)2.5万円
50歳男性(終身払い)がこのプランに加入した場合、保険料は入院日額5,000円コースの基本プランで月額4,608円、10,000円コースで月額8,478円です。 


加入できる保険②:新・誰でも終身(損保ジャパン日本興亜ひまわり生命)

次に紹介するのは、損保ジャパン日本興亜ひまわり生命の「新・誰でも終身」です。


この保険の特徴は、

  • 告知項目がないので、パーキンソン病の方でも簡単に加入できる
  • 一生涯の死亡保障を準備できる
  • 掛け捨てではなく、解約返戻金がある
などが挙げられます。

契約の例として以下の保障内容と保証金額があります。

保障内容保証金額
死亡保険金(2年以内に災害で亡くなった場合)500万円
死亡保険金(2年以内に病気等で亡くなった場合)500万円
契約から2年以内に病気で亡くなった場合経過月数分の保険料相当額
50歳男性が申し込むと、月々の保険料は20,505円となります。


参考:損保ジャパン日本興亜ひまわり生命新・誰でも終身

保険加入の際、告知義務違反に注意!

生命保険への加入には傷病歴・健康状態・職業などの告知が必要です。
 


告知された内容によって、生命保険会社は加入や保険料の判断をします。
 


もし、内容に「嘘」があった場合は、告知義務違反となります。
 


偽りの内容で契約できても、保険金が支払われる段階で、生命保険会社は徹底的に傷病歴などをチェックしするため、告知書に嘘があると、すぐに判明してしまいます。  


そうなると、保険金が支払われないどころか、保険契約を解除されてしまうこともあり得ます。


もちろん、今まで払った保険料も返ってはきません。


そのため、告知書の告知は正確に、なるべく詳しく行うようにしましょう。 


告知に関して不安や疑問が残る方は一度専門家に相談することをおすすめします。 


下のボタンからぜひ予約してみてください。  

パーキンソン病の方が通常の生命保険に加入しづらい理由

一般的にパーキンソン病を罹患している人の場合、通常の生命保険への加入は難しいとされています。


それではなぜパーキンソン病だと生命保険に加入できないのでしょうか?


ここからはその理由を2つ紹介していきます。

➀生命保険の加入者全員の公平性を担保するため

生命保険とは、健康な人同士が保険料を払うことでお互いに万が一の場合に備える保険です。


よって加入者にパーキンソン病などの健康でない人がいると、その人ばかりが保険金を受け取る確率も大きくなり、加入者全員の間での公平性を担保できなくなってしまいます。

したがって、パーキンソン病の患者は生命保険に加入しづらいのです。

このように生命保険加入者の公平性を担保するために、生命保険加入時には自身の健康状態を告知する告知義務があります。

もし、この告知義務を破ると告知義務違反とみなされ、保険金が受け取れなくなったり契約を解除されたりする場合があります。

告知義務違反については、こちらのほけんROOMの記事で詳しく説明していますのでぜひご覧ください。

②パーキンソン病は指定難病の1つであるため

パーキンソン病になった時、生命保険加入を検討する際に参考にあるのは、パーキンソン病が「指定難病」とされていることとの関係です。 


指定難病とは、病気の原因がはっきりしておらず、根本的な治療法も発見されていない病気の内、国の認定を受けた病気を指します。 


パーキンソン病も指定難病の一種です。 


指定難病では国の助成金が下りるので治療費は低廉に抑えられているのが通常です。 


生命保険の加入性については純粋に自己負担額を考えれば加入の必要性が高くないとも思えますが、万が一のことがあった場合を想定して、遺族に保険金を残しておきたいとのニーズがあることから生命保険加入の需要も高いという事情があります。
 


ほけんROOMには、持病がある方でも加入できる保険について詳しい専門家がいますので、是非以下のボタンから相談予約をしてみてはいかがでしょうか。

パーキンソン病発病後の生命保険の見直しは注意が必要

このように考えるとパーキンソン病にかかった後に新規に生命保険加入をするのは必ずしも所望の結果に到達できるとも限りません。

掛け金が高額な割には給付の内容が物足りないことも重々承知の上での契約にならざるを得ないのが現実です。


仮に発症前に加入している生命保険があるのなら、下手な見直しは危険です。

転換や切り替え時に契約を断たれる可能性がる

更新型の生命保険であれば従前の条件が引き継がれるので問題はありません。


契約時の健康状態を前提に生命保険が継続されるからです。


しかし転換や切り替えには慎重になるべきです。


生命保険の転換とは、既に契約済みの転換価格(解約返戻金など)を新たに契約する保険の保険料の一部に充当し、新たな生命保険契約に乗り換えることを言います。 


パーキンソン病に罹患している事実が判明すると、新規の契約が拒否される可能性があります。これでは元も子もありません。


パーキンソン病後の生命保険転換などには慎重に臨みましょう。 

もしも難病特約に入っていれば安心

パーキンソン病は指定難病に指定されています。


そこで難病特約に入っているとパーキンソン病に罹患しても通常の給付金にプラスして保障を受けることができます。


難病特約は指定難病であるパーキンソン病の事実が判明すれば請求権が発生していますが、加入時に意識せず特約付加をしていることもあります。


パーキンソン病と診断されたら、加入済みの生命保険に難病特約に入っているかを確認しましょう。


持病でも加入できる保険についてもっと詳しく知りたいという方は、下のボタンから専門家に相談することをおすすめします。

まとめ:パーキンソン病患者でも生命保険に加入できる

ここまで、パーキンソン病の方の保険加入(生命保険)について解説してきましたが、いかがだったでしょうか?

この記事のポイントは
  • パーキンソン病でも生命保険に加入できる。
  • まず初めに通常の生命保険にチャレンジし、その後引受基準緩和型保険、無選択型保険と検討していく。
  • 保険加入後にパーキンソン病を発症した場合、見直しをするのは危険。
  • 難病特約を付けておけばパーキンソン病を発症しても安心。
でした。

パーキンソン病は根本的な治療法はなく、長期間の経過をたどる中で多彩な症状が出現してきます。

パーキンソン病と診断されたら、既存の生命保険があれば難病特約の有無を確認して給付請求を忘れないようにしてください。 


また、契約内容や保障内容を事前にしっかり確認しておくことを忘れないようにしましょう。


ほけんROOMには、他にも読んでおきたい保険に関する記事が多数掲載されていますので、是非ご覧ください。

この記事の監修者
谷川 昌平
東京大学の経済学部で金融を学び、その知見を生かし世の中の情報の非対称性をなくすべく、学生時代に株式会社Wizleapを創業。保険*テックのインシュアテックの領域で様々な保険や金融サービスを世に生み出す一歩として、保険相談や選び方のポイントを伝える「ほけんROOM」を運営。2019年にファイナンシャルプランナー取得。

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