糖尿病でも入れる生命保険・医療保険はある!がん保険にも加入できる?

更新日:2022/02/05

現代病の一つである糖尿病。治療は長期に渡り、合併症への心配もあり費用が不安なところ。しかし、糖尿病になったら生命保険・医療保険に加入しにくいのが一般的ですよね。糖尿病でも入れる生命保険・医療保険や糖尿病に特化した生命保険、保険の口コミ、加入時の告知義務違反への注意を解説。
目次を使って気になるところから読みましょう!
糖尿病でも入れる生命保険はある!
糖尿病でも入れる生命保険・医療保険を販売している保険会社
最近では現代病ともいわれる糖尿病の方を支えるために各保険会社からも様々な保険のタイプが紹介されています。
また糖尿病の方向けの保険を専門の保険会社もあり、保険に悩む方々に寄り添って一緒に考えてくれます。
すでに糖尿病の方向けに販売している保険会社は主に以下の3社が挙げられます。
- エクセルエイド
- SOMPOひまわり生命
- ライフネット生命
糖尿病でも入れるおすすめの生命保険・医療保険を紹介!
ここでは実際に糖尿病でも入れる保険がどのようなものなのか具体的に以下のエクセルエイドの糖尿病保険に絞って紹介していきます。
また、糖尿病の方の中には県民共済を検討している方もいると思います。糖尿病でも県民共済に加入することができるのか具体的に知りたい方は以下の記事を参考にしてください。
エクセルエイド少額短期保険会社「糖尿病保険」

商品名 | 種類 | 加入可能年齢 | 保障 |
---|---|---|---|
糖尿病保険 | 医療保険 | 0歳3ヵ月から 89歳まで | 入院・手術 |
糖尿病保険 プラス | 医療保険 | 0歳3ヵ月から 89歳まで | 入院・手術・通院 |
糖尿病保険 ライフ | 死亡保険 | 6歳から89歳 | 死亡 (100万/200万/300万) |
糖尿病保険 フラット* | 死亡保険 | 40歳から89歳 | 死亡 (〜300万) |
- 2型糖尿病だけでなく1型糖尿病(先天的な糖尿病)でも加入可能
- 幅広い年齢層の方を対象に手厚く保障
- 加入前から発症している糖尿病、加入後に糖尿病・合併症が悪化したことによる治療、さらに食事や運動指導のための教育入院や、医療保険として糖尿病以外の病気での入院・手術なども保障対象
- 緩和型や無選択型(後ほど詳細あり)に比べて保険料が抑えられる
エクセルエイドの糖尿病保険は、保険料が比較的安いことが特徴的です。
- 40歳男性の場合
医療保険:月2,875円(糖尿病保険)
死亡保険:月1,011円(糖尿病保険プラス) - 40歳女性の場合
医療保険:月1,958円(糖尿病保険)
死亡保険:月854円(糖尿病保険プラス)
エクセルエイド少額短期保険会社のページはこちらから
エクセルエイドの糖尿病保険の5つのおすすめポイント
皆さんの中にも、妊娠していても入れるのか、高齢者の方でも入れるのか、など保険に入るにはさまざまな気になるところがありますよね。
主にエクセルエイドの糖尿病保険には以下のようなおすすめポイントがあります。
- 糖尿病の治療中でも入れる
- 妊娠中の方でも入れる
- ケガや糖尿病以外の入院・手術も保障
高齢者の方も入れる - 0歳から89歳まで保障
- 医療保険だけでなく生命保険(死亡保険)も対応
①1型、2型どちらの糖尿病の治療中でも入れる
糖尿病の治療中でも保険に加入できる糖尿病保険は、糖尿病の方に寄りそってつくられた保険です。
糖尿病の1型の方も2型の方も安心して加入することができます。
特にインスリンを使用している1型の方は、保険加入がむずかしく、加入できても金額が高いです。
普段の投薬代や通院費がかかるうえ、糖尿病以外の病気になって入院となると、大変ですよね。
しかし、糖尿病保険なら1型の方も加入することができるので、保険に入れず悩むことが減り、治療に専念することができます。
現代人の悩みでもある生活習慣病の糖尿病は、いつ誰がなってもおかしくない病気の一つです。
もし糖尿病を発症した時にはどんな保証が受けられるのかを考え、備えておくことは大切です。
②妊娠中の方でも入れる
妊娠がきっかけで発症する妊娠糖尿病という病気があります。
新しい命を宿し、喜んでいたところの妊娠糖尿病は、妊婦にとって不安のかたまりです。
妊娠中でも入れる糖尿病保険はあるのか、糖尿病が原因で帝王切開などの緊急の出産になったら保障はあるのかなど、考えるとさまざまな悩みがでてきて心配ですよね。
そんな妊娠中の形でも、妊娠週数にかかわらず入れ、もしもの帝王切開などの緊急の入院・手術、退院後の通院も保障してくれます。(お申し込み時点で緊急手術の可能性を指摘されていないことが条件)
妊娠糖尿病は帝王切開や早産などの異常出産率が高いと言われています。
そんな中少しでも保障してくれるおすすめの医療保険の備えが大切です。
③ケガや糖尿病以外の入院・手術も保障
糖尿病にかかると不安なのが合併症です。血糖値が高い状態で生活すると様々な合併症になってしまいます。
糖尿病の人が死亡する原因は、心筋梗塞や脳血管障害と合併症によるものが多いです。
糖尿病とともに合併症になると手術や入院する可能性が高くなるため、費用の負担が増えます。
糖尿病保険は引受基準緩和型保険よりも安い保険料でケガや他の病気を保障してくれます。
④高齢者の方も加入できる!0歳から89歳まで保障!
糖尿病は高齢者から若者まで誰でもなる可能性がある病気です。
一般的な保険だと、加入できるのは満65歳という保険が多く、糖尿病でも入れる保険や高齢での保険の見直しを考えるとなかなか見つからないということもあります。
エクセルエイドの糖尿病保険は、満89歳まですべての保険に加入することができます。
商品名 | 種類 | 加入可能年齢 |
---|---|---|
糖尿病保険 | 医療保険 | 0歳3ヶ月から89歳まで |
糖尿病保険プラス | 医療保険 | 0歳3ヶ月から89歳まで |
糖尿病保険ライフ | 生命保険 | 6歳から89歳まで |
糖尿病保険フラット | 生命保険 | 40歳から89歳まで |
糖尿病保険ミニ | 生命保険 | 50歳から89歳まで |
すべて1年単位の更新の定期保険です。
年齢が高くなるにつれて通院や入院のリスクが高まります。
そうすると、医療費の負担が大きくなります。
そんなときのために少しでも医療費の負担を減らすための保険を考えましょう。
⑤医療保険だけでなく生命保険(死亡保険)も対応
糖尿病保険は医療保険だけでなく生命保険(死亡保険)も対応しています。
上記の表にあるように糖尿病保険は全部で5つのプランがあります。
医療保険はつぎの2種類あります。
- 糖尿病保険・・・入院や手術費用を保障
- 糖尿病保険プラス・・・入院や手術、通院費用を保障
- 糖尿病保険ライフ・・・死亡保険金が支払われる(ミニよりも手厚い保障)
- 糖尿病保険フラット・・・死亡保険金が支払われる(保険料が変わらない)
- 糖尿病保険ミニ・・・死亡保険料が支払われる(ライフより少額の保障)
加入の際に必要な告知内容と告知義務違反について解説
糖尿病でも入れる保険にもかかわらず、告知義務違反をすることによって加入することできなくなることがあります。
ここでは告知について解説していきますが、さらに
告知項目や告知義務についてさらに詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。
健康告知で申告する内容
申告内容としては
- 血糖値とHbA1cのコントロールが良好であることを示す数値データ
- 診療機関名、治療期間、治療のために飲んでいる薬剤名
- 合併症がないことを示す定期健康診断や人間ドックの成績表
などです。
やはり、糖尿病は一般的に治療が必須なことや治療の長期化・合併症の発症率が高いことから保険の保障の支払いの可能性が高くなるため一般的な生命保険の加入は難しいとも言われています。
告知義務違反について
糖尿病などの持病のある人が生命保険等へ加入を希望する際、特に注意しなければならないのが健康告知の際に虚偽の申告などをする告知義務違反です。
一般的に保険を申し込む場合に、生命保険や医療保険、がん保険等で共通して提出する書類では、
①申込書、②同意書、③告知書があります。
特に重要なのは「③告知書」で、この書類に持病や傷病歴等を記載します。
そして、各生命保険会社の告知書で質問される項目に次のような事項があります。
- 過去3か月以内に、医師の診察や検査、治療、投薬を受けたことがありますか?
- 過去5年以内に医療機関で検査を受けたり、病気やケガで入院・手術を受けたりしたことがありますか?
- 過去5年以内に所定の病気による診察や検査、治療、投薬を受けたことがありますか?
糖尿病などの持病があっても加入できる引受基準緩和型と無選択型保険
引受基準緩和型と無選択型の保険の特徴をまとめると以下のようになります。
引受基準緩和型保険・無選択型保険の比較

引受基準緩和型保険や無選択型保険は、病気になったことがある人も考えることができる選択肢である一方で、保険料がかなり高く設定されています。
保険は保険料を支払い続けることで、保険を維持していくことができることから、保険料についてしっかり考えなくてはなりません。
加入しても、支払が難しく解約してしまっては意味が無くなってしまうため、支払っていける保険料に設定する必要があります。
通常の保険は、特約によって手厚くなるだけではなく保険料も抑えることができます。
そのため、まずは通常の生命保険を検討し、加入できなかったときに初めて引受基準緩和型や無選択型保険を考えましょう!
ほけんROOMでは無料保険相談「マネーキャリア」を実施しております。
保険やお金についてのお悩みをお持ちの方は是非利用されてみてはいかがでしょうか?
訪問型・オンライン型などあり、無料で相談が可能です。
詳しくは以下のボタンからチェックしてみてくださいね。
マネーキャリアについて詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください!
生命保険の更新時(加入後)に糖尿病だった場合はどうなる?
一度加入していたらそのあと糖尿病になっても問題はない
生命保険が更新型か再加入型かを必ず確認しましょう!
- 更新型:保険期間終了後に「更新」か「契約終了」を選択する
- 再加入型:保険期間終了後に「新規加入」する
不安な場合は加入していても保険のプロに相談してみよう
無料保険相談は加入していない時だけしか使うものではありません。
すでに加入している場合でも、保険料の見直しや持病のことなど、保険に関することをなんでも相談できます。
持病をお持ちの方は、不安な点も多くあると思いますが、是非一度ご相談ください。
保険に関しては一人で考えるよりも、知識豊富な保険のプロと相談することが良い場合も多くあります。
後悔しない保険選び・見直しのためにマネーキャリアでは丁寧な保険相談を実施しております。
マネーキャリアの無料保険相談は簡単に予約が可能ですので、是非ご利用ください。以下のボタンから申し込みができます。
現時点で糖尿病でなくても、糖尿病に備えるための生命保険
今は発症していない場合も自分が加入している保険でもし糖尿病を発症した場合にはどんな保障が受けられるのか、またどんな備えができるのかを考えておくことは大切です。
ここでは代表的な特約2つと、治療による収入減を補うことができる保険である
- 生活習慣病特約
- 疾病障害特約
- 所得補償保険
を紹介します。
生命保険の特約に関して詳しく知りたいという方は以下の記事をご覧下さい。
①生活習慣病特約
保険会社によってはこの生活習慣病を成人病と表記している事もありますが、その場合には成人病に含まれている疾患が上記の生活習慣病とは異なる事もありますので要注意です。
②疾病障害特約
糖尿病の場合にはインスリンの治療を受けて、保険会社の設けている所定の障害状態に該当したときに給付金が受け取れます。
さらに合併症で腎不全になり人工透析療法を受けて所定の障害状態に該当したときにも給付金を受け取ることができます。
③所得補償保険
所得保障保険は、病気やケガなどで働けない状態になった場合、働けない期間の収入を補うことを目的とした保険です。
サラリーマンなどで病気の際の保障を会社から受けられるとわかっている方には加入する必要性は低いものですが、サラリーマンでも会社からの保障がない・または少ない場合や自営業の方で保障が受けられない可能性が高い場合には加入を検討する方が多いようです。
特約についても一度保険のプロにご相談ください
ここまでみてきたように、生命保険には主契約にプラスして、特約の種類もたくさんあります。
特約の良い点は、自分でカスタマイズできるところですが、何を取捨選択していいかとても難しいというデメリットもあります。
そんなデメリットを補うのが無料保険相談です。
保険料を適切にし、保障もぴったりにカスタマイズしてくれます。
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糖尿病でもがん保険に加入できる可能性は十分にある!
糖尿病は合併症を引き起こす怖い病気としても知られていますが、糖尿病に罹ったからと言って合併症でがんを引き起こすということはありません。
そのため、糖尿病患者であっても『がん保険』に加入することができます。
がんを発症するリスクは誰にでもあり、健康な人と糖尿病患者とではがん発症率に大差はない、ということが糖尿病患者でもがん保険に加入できる理由です。
ただし注意点として、告知をする際にがんであることを隠すと告知義務違反となり、がん保険に加入できなくなる可能性があります。
もしも通常のがん保険に加入できない場合でも、引受基準緩和型がん保険や無選択型がん保険があるので、そちらのがん保険を検討してみてください。
まとめ:糖尿病の方でも加入可能な保険はある!
- 糖尿病だと通常の生命保険への加入は難しいが、他の選択肢がある
- 更新時に糖尿病になっていても問題はない
- 糖尿病に備えるための生命保険に加入しておくことも大切

糖尿病は現代人のかかりやすい疾病の一つですが、実際どれぐらいの人が糖尿病のリスクを抱えているのでしょうか?
これほど大勢の方が糖尿病リスクにさらされていますが、糖尿病になってしまっても生命保険・医療保険に入ることはできるのでしょうか?
実は、糖尿病と診断されても加入できる生命保険・医療保険は存在します。
そこで、この記事では
以上のことを中心に解説していきます。
糖尿病の方がどういう場合なら生命保険・医療保険についてわかりやすく解説をします。ぜひ最後までご覧ください。
ほけんROOMでは他にも生命保険に関する記事が数多くあるので是非ご覧ください。