高血圧の場合は生命保険の加入が難しくなります。でも諦めないで!

高血圧の場合は生命保険の加入が難しくなりますが、条件付きで通常の生命保険に加入できる場合や、高血圧でも加入しやすい引受基準緩和型保険、無選択型保険があります。生命保険各社のこれらの保険商品を比較検討し、ご自身にあった生命保険を見つけるけることが大事です。

高血圧でも生命保険に入れるのか

高血圧とは、最高血圧が140以上または最低血圧が90以上に保たれた状態であるとされています。

高血圧は主に肥満や塩分の取り過ぎ、ストレスが原因となります。

また遺伝的な要因も大きく関係していると言われています。



高血圧は持病扱いになる

血圧が高い状態が続くと血管に負担がかかり、血管が高い圧力に負けないように壁を厚くしたり、血管が弾力性を失って硬化したりします。

そして、いずれ血管がもろくなり、損傷することで出血を起こすことがあります。これが脳で起こると脳出血となります。

また、動脈硬化が進行し、血管の内壁にコレステロールが蓄積すると梗塞ができて血液が流れにくくなります。

血液が流れにくくなると、各臓器への栄養や酸素が届かなくなって、最悪の場合には臓器が壊死してしまいます。これが心臓で発生すると心筋梗塞、脳で発生すると脳梗塞になります。

このように高血圧の症状が続くと、重大な身体への悪影響を及ぼすことにつながります。




なぜ高血圧だと生命保険に入りづらいのか

高血圧の厄介な点は、高血圧特有の症状がないにもかかわらず、時間をかけて徐々に高血圧の影響が血管に出始めると言う事です。

一般的に、高血圧の症状には、頭痛、目まい、肩こり、動悸、耳鳴り等があったと報告されていますが、これらの症状は様々な疾患で現れるものであり、高血圧特有の症状とは言えません。

このように、高血圧は早期の発見がなかなか難しく、重大な事態につながるため、生命保険各社は高血圧症の方の加入に難色を示すのです。


高血圧でもまずは通常の生命保険に

通常の生命保険には、なかなか加入しにくいですが、症状や治療の状況により、「特別条件付き」で生命保険に加入できる場合があります。

高血圧の方の告知項目

まずは生命保険会社に正しく査定をしてもらうことが大事です。

そのため、以下の状況を正確に告知しましょう。

  1. 治療を始めた理由
  2. 診療を受けている機関名、治療期間、服用している薬剤名
  3. 診療機関にて測定した最近の血圧値および測定日時
  4. 定期健康診断や、人間ドックの検査結果

通常の生命保険に入れる基準

高血圧でありながら通常の生命保険に入りたい場合は、生命保険各社とも判断基準が異なるため、「この状態であるなら加入できる!」という確定できる基準は存在しません。

ただし、次のような場合には通常の生命保険に入れる場合があります。

  1. 健康診断で血圧が高めであると指摘され「要経過観察」の判定を受けた。
  2. 薬を飲めば正常な血圧値になる。

上記のような場合に止まるのであれば通常の生命保険に加入できる場合があります。

年齢にもよりますが、定期の測定で最高血圧149以下、最低血圧90以下であるなら、たとえ、ある生命保険会社に断られても、他の生命保険会社では加入できる可能性はあります。

特別条件や特定部位不担保が付く可能性がある

高血圧の方が通常の生命保険に加入ができる場合であっても、生命保険会社では特別条件を付けることがあります。
  • 特別条件つき保険とは

生命保険会社が付けてくる条件で、加入希望者がこの条件に同意すれば加入を認め、同意を拒めば加入できないことになります。

この特別条件は、主に「生命保険料割増」、「削減」、「部位不担保」の3種類があります。

  • 生命保険料割増

高血圧症の方のように死亡や障害のリスクが健康な方よりも大きい場合、生命保険会社は支払う保険料を多めに設定することで、他の生命保険加入者との公平性を維持する措置です。

  • 削減

高血圧症の方のように死亡や障害のリスクが健康な方よりも大きい場合、万が一の時に生命保険会社側から支払われる生命保険金を削減することで、他の生命保険加入者との公平性を維持する措置です。

  • 部位不担保

告知した過去の手術歴・通院歴等から身体の特定した部位を原因とする入院・手術に関しては保障の対象外とする措置です。なお、不担保となる部位は1ヵ所とは限らず数ヵ所の場合もあります。

  • 特別条件は基本的に二者択一

生命保険会社側が条件を付けた場合、基本的に加入希望者は承諾するか、拒否するかの二者択一となります。

加入希望者であるご自身は、例えば生命保険料割増がどのくらいまでなら、ご自身の家計を圧迫しないか、ご自身が万が一の時に下りる生命保険金の額がどの程度削減されるだけなら納得するか、ご自身の部位のどの部分を保障の対象外とされると困るか、を十分検討のうえ判断するべきです。

  • 複数の生命保険会社の比較検討を

生命保険会社一社の特別条件を拒否して契約不成立となったとしても、もはや生命保険に加入ができないわけではありません。


生命保険各社とも判断基準は異なりますが、特別条件内容によってはご自身の希望に沿うような場合もあります。

そのため加入希望者が個別に各社を回り、提示された特別条件を比較して、自己に有利な条件を選ぶことが後悔しない保険の選び方と言えます。

高血圧の方でも入りやすい生命保険がある

正確に告知をしても、通常の生命保険や特別条件付きの生命保険でも加入できない場合があります。

ただし、高血圧を抱える方でも加入しやすい保険は存在します。生命保険の中には、加入条件を通常の保険よりも緩和した保険や、告知書自体を提出しなくても良い保険があります。 

しかし、保険料が高額になる傾向があり、保険商品によっては保障範囲が限定的となる場合もあります。

引受基準緩和型保険

引受基準緩和型保険とは、加入を希望する方の健康条件を緩和している保険です。 

引受基準緩和型保険は、通常の生命保険より引受基準の緩和や、簡単な告知で済むことが特徴です。 

ただし、一般的に保険料は割高で、保障内容も支払われる生命保険金や給付金の上限が通常の生命保険よりも低めに設定されています。

また、生命保険各社とも緩和される基準や保障内容に差異があるため、ご自身の希望に沿う保険商品を見つけるためには、複数の生命保険会社の資料を比較しながら選ぶことが大事です。

無選択型保険

無選択型保険とは、加入を希望する方が告知不要で契約が可能な保険です。

 告知や医者の診査がなくても加入することができますが、保険料も高額になる傾向があります。

保障内容も既往症の再発、悪化による入院や手術は保障されません。支払われる生命保険金や給付金の上限も通常の生命保険よりもかなり低めに設定されています。 

生命保険各社とも、加入可能な範囲が異なるため、加入を希望する方はまず、各社の無選択型保険商品を比較してご自身の希望に沿う保険を見つける必要があります。

まとめ

生命保険会社が生命保険契約を認めるかどうかは、主に加入をご希望される方の健康状態で判断しますが、判断する資料である告知書の記載で「指摘事項無し=全くの健康体」として提出できる方はなかなかいません。

高血圧が原因で、通常の生命保険で特別条件がつけられたり、通常の生命保険に入ることができず引受基準緩和型保険、無選択型保険でご自身が加入できる生命保険を探さなければいけないのは、確かに良い気分はしません。

そのため、高血圧にならないような習慣をご自身で意識的に行う事が重要です。

高血圧の早期発見のため、毎日定時に血圧計などで血圧を図り、ご自身の血圧の推移を確認しておくことが、重症化を未然に防止する方法であると言えます。

また、高血圧症は遺伝的な要因があるならやむを得ないとしても、日頃から偏った食生活を改め、野菜や魚中心の食生活を行う、過剰な喫煙・飲酒を控える、ストレスを適度に発散するため、スポーツや趣味を楽しむなど、ちょっとした心掛けでリスクを軽減できる効果が期待できます。

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