生命保険の責任開始日(保障開始日)とは?保障はいつからになる?

生命保険の保障がいつから始まるのかは、保険商品や申し込み方法により責任開始日の決め方が違うため様々です。どうやって責任開始日が決まるのか、インターネット申し込みの場合の保障開始日はいつからかなど、生命保険の責任開始日について説明していきます。

内容をまとめると

  • 保障が始まる日を責任開始日という
  • 責任開始日は、申し込み、告知、第一回保険料払込み全てが完了したら決定する
  • がん保険には待ち期間がある
  • インターネット申し込みをすれば、多くの場合、申し込み日が責任開始日となる
  • 生命保険を乗り換えるときは、新しい保険の責任開始日が来てから乗り換える
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生命保険の責任開始日(保障開始日)とは?保障はいつからになる?


生命保険に加入するときや、新しい保険に乗り換えるときに「申し込みはしたけれど、いつから保障が開始するのだろう」と疑問に思う人は多いと思います。


「保障がいつから始まるか」はとても重要なことですよね。


保険会社や保険商品、申し込み方法の違いにより、保障が開始される日の決め方は、様々です。


生命保険では、保障が始まる日を「責任開始日」と呼びます。


この記事では責任開始日について

  • 責任開始日と契約日の違い
  • 責任開始日の決め方
  • がん保険の待ち期間
  • インターネットで申し込みをした場合の責任開始日
  • 責任開始日の具体例
以上のことを中心に説明していきます。


この記事を最後まで読んでいただければ、どうやって責任開始日が決められているか理解でき、ご自身の保障がいつから始まるのかが分かるようになると思います。


ぜひ最後までご覧ください。


ほけんROOMでは、他にも生命保険に関する記事を掲載していますので、お悩みの方は、他の記事も参考にしてください。

【用語】責任開始日(保険開始日)と契約日とは

責任開始日とは、責任開始期とも呼ばれ「生命保険会社が、保険金や給付金などを支払う責任が発生する時期」のことを言います。


つまり契約する保障が、開始する日のことを指します。


保険金や給付金の支払に該当することが発生しても、この責任開始日の前だった場合は、支払われないので、保険の契約には、責任開始日がとても重要です。


契約日とは、申し込んだ契約の起算日であり「保険期間や契約年齢の基準となる日」のことを言います。


契約日は、保険会社や保険商品によって、責任開始日がそのまま契約日になるものもあれば、責任開始日の翌月1日が契約にとなるものがあります。例えば、3月26日が責任開始日でも、4月1日が契約日となります。


通常保険料は、年齢が上がると高くなります。そのため、誕生日を迎える前に保険に加入しようと考える人は多いと思います。


そこで注意しなければいけないのが、契約日が翌月1日になる場合です。


その場合、3月27日が誕生日で3月28日が責任開始日でも、契約日は翌月1日なので、契約年齢は1歳上がったものとして保険料は計算されます。


しかし、契約者から申し入れがあり、それを保険会社が承諾した場合、責任開始日を契約日にする方法もあります。誕生日が近い場合は、この方法を利用しましょう。

生命保険の責任開始日は申込み・告知・第一回保険料の払込みの3つが完了した時点

生命保険加入の際に、一つ疑問に思うのは「保障はいつから始まるのか」ということだと思います。


ご自身が契約する保障がいつから始まるのか、または、〇〇日から保障が始まって欲しい時に、どうすればいいのかを知るためには、責任開始日の考え方を理解する必要があります。


生命保険は、ただ単に契約の申込書を提出したから言って、保障が始まるというものでは、ないからです


そこで、生命保険の責任開始日の決め方について解説します。


保障が始まる日=責任開始日です。


責任開始日に至るまでに、契約者がやらなければいけなことは、次の3つです。

  1. 契約申し込み
  2. 告知(診査)
  3. 第一回保険料の払込み

この3つが完了し、保険会社が契約を承諾して、責任開始日が決まります。


生命保険の責任開始日は、「申し込み」「告知」「第一回保険料払込み」をいつ行ったかで異なります。


一般的には「告知」「第一回保険料払込み」の遅い日が責任開始日となります。


保険会社や保険商品によっては、契約申し込み時に「告知」と「第一回保険料払込み」も一緒に済ませることで、契約申し込み日から保障を開始できるものもあります。

生命保険の告知・告知義務違反とは

生命保険に加入するときに必ず必要なのが「告知」です。加入者全員に対し「正しく告知をしなければいけないという告知義務」があり、それに嘘をついたりして虚偽の告知をすることを「告知義務違反」と言います。


告知とは

現在の健康状態や過去の病歴、職業などを正しく保険会社に伝えることを告知と言います。この告知によって、保険契約が不可となったり、保険料の割り増し、保険金の削減、特定部位の不担保などの特別条件付きの契約となる場合もあります。

告知には以下のように様々な方法があります。
  • 医師に診査してもらう
  • 告知書の質問事項に記入し、答える
  • 保険会社の面接士と面会する
  • 健康診断書の提出...など
生命保険会社や保険商品によって告知の方法は、あらかじめ決めらています。

告知義務違反とは

生命保険加入時に、正しく告知しなかった場合、それが故意でなくても「告知義務違反」となります。

告知義務違反が発覚すると、保険契約が解除され、保険金や給付金が支給されないという場合もあります。

告知の必要性や告知義務違反については、こちらでより詳しく解説していますので、ぜひ読んでみて下さい。

わからないときは保険のプロに聞くのもおすすめ

告知義務については、理解していただけたと思います。しかし注意していただきたいのは「故意でなくても、告知漏れをしてしまうことがある」ということです。


例えば「妊娠中、切迫早産で入院したことがあるけれど、妊娠は病気じゃないから告知しなかった」「高血圧で、薬を処方されているけれど、毎日元気に過ごしているから告知しなかった」など、これらは告知漏れにあたり、告知義務違反となる場合があります。


ご自身で告知の必要性を判断してしまうと、思いがけないものが、実は告知が必要なものだったということになる場合もあります。


思わぬ告知漏れを防ぐためにも、一度無料の保険相談をおすすめします。


保険のプロが加入までをしっかりサポートしてくれるので、告知のことも細かく教えてくれます。


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医療保険・がん保険には待ち期間があり、責任開始日は90日程遅くなる


がん保険は、他の保険商品と違い、保障が開始されるまでに時間かかります。


がん保険加入後から、一般的に「90日間」は、保障の対象にならない期間が設けられていて、これを待ち期間と言います。


待ち期間中にがんと診断されても、給付金は支払われず、契約は無効となります。


この待ち期間は、医療保険のがん特約の部分も同様に設けられています。


ではなぜ、「がん」に対してだけ待ち期間が存在するのでしょうか。


第一に、がんの仕組みが影響しています。がんは、体内でがん細胞がすでに発症していたとしても、最初の頃は検診などでは、見つかりにくいものです。


また、仮に何か異常を発見しても、それががんであると診断が確定するまでに、多くの検査をし、時間がかかることも影響しています。


第二に、自覚症状を感じてから、慌ててがん保険に加入を検討する人がいてもおかしくは、ないからです。


これらのように「がん」には、様々な状況が考えられます。


保険会社がリスクを抱えることを防ぎ、加入者全員の公平性を守るために、待ち期間が設定されているのです。

インターネット申し込みの場合は、申込日が責任開始日になることが多い

最近では、インターネットで生命保険に申し込みをする人も多いと思います。

インターネットなら、わざわざ店舗に行ったり、保険募集人に会ったりせず、家にいながら24時間いつでも申し込みができるので、とっても便利ですよね。

インターネットで申し込みをした場合、いつから保障は始まるのでしょうか。多くの場合は、申し込み日が保障開始日になります。

申し込みをし、必要書類を提出した後、保険会社の審査があり、保険会社が契約を承諾すれば、申し込み日にさかのぼって責任開始日となります。

がん保険やがんの特約は、インターネットで申し込みをした場合でも、90日間の待ち期間が設定されています。

生命保険を乗り換える場合は責任開始日によって生じる空白期間に注意

生活や家族構成の変化などに応じて、生命保険を見直し、その時必要な保障に乗り換えることは、大切なことです。


また、保険商品は、時代に合わせた新しいものが続々と出てきます。今入っている保険よりより良い保険を見つけて、乗り換えることを検討する人は多いと思います。


解約して、新しい保険に乗り換えるときには、保障の空白期間を作らないように注意する必要があります。


インターネット申し込みを除き、多くの生命保険には、契約申し込みと責任開始日にずれが生じることは、今まで説明してきた通りです。


新しい保険に申し込んだからといって、すぐに古い保険を解約してしまうと、新しい保険の責任開始日まで無保険状態になり、空白期間ができてしまいます。


また、新しい保険を契約するときには、改めて告知をする必要があります。そのため、その時の健康状態によっては、保障に条件がついたり、加入できない可能性もあるのです。


保険の空白期間は、その期間中もし、ケガや病気、万が一亡くなっても保険金が支払われないだけでなく、新しい保険にも加入できなくなってしまいます。


生命保険を乗り換えるときには、新しい保険の責任開始日以降に古い契約を解約するなどして、空白期間をつくらないようにしましょう。



生命保険見直しの注意点については、下により詳しく説明しているものがありますので、ぜひ読んでみてください。

「生命保険を乗り換えたいけど、どんな保険に乗り換えたらいいの」「解約するときに注意することはどんなこと」といった疑問がある方は無料保険相談を利用するのもおすすめです。


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まとめ:生命保険加入の際に責任開始日を確認しておこう

責任開始日について説明してきましたが、いかかでしたでしょうか。


この記事のポイントは、

  • 保障が始まる日を責任開始日という
  • 責任開始日は、申し込み、告知、第一回保険料払込み全てが完了したら決定する
  • がん保険には待ち期間がある
  • インターネット申し込みをすれば、多くの場合、申し込み日が責任開始日となる
  • 生命保険を乗り換えるときは、新しい保険の責任開始日が来てから乗り換える
でした。


「いつから保障が始まるのか」ということを理解しておくことで、保険を確実な「お守り」として準備できるだけでなく、保障の空白期間をつくることも防げます。


そのため、保険を選ぶ時には、保障内容だけでなく、責任開始日についても意識して選びましょう。


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