更新日:2022/11/07
ペット保険を解約したい!各社の解約方法、返戻金等の注意点を解説!
ペット保険を解約方法をご存知ですか?ペットの死亡や更新・乗り換えのタイミングで解約されたい場合、必要な手続き方法・仕方が気になりますよね。またペット保険をやめたい場合、保険料の返金はされるのでしょうか。今回は各社のペット保険の解約方法を解説します。
目次を使って気になるところから読みましょう!
- ペット保険を解約したい!解約時に注意すべきトラブルとは
- ペット保険はいつ解約する?考えられる3つの理由を徹底解説!
- ①:ペットが死亡した場合
- ②:ペット保険を乗り換える場合
- ③:ペット保険をやめたい場合
- 補足:告知義務違反でペット保険を解約されることも
- ペット保険はどうやって解約する?各社の解約方法を徹底解説!
- ①:アニコム損保
- ②:アイペット損保
- ③:au損保
- ④:楽天損保
- ⑤:ペットアンドファミリー損保
- ⑥:PS保険
- ⑦:FPC
- ⑧:SBIいきいき少額短期保険
- ⑨:SBIプリズム少額短期保険
- ⑩:日本ペット少額短期保険
- ⑪:リトルファミリー少額短期保険
- ⑫:チューリッヒ少額短期保険
- ⑬:アクサダイレクト損保
- ペット保険の解約時に保険料は返ってくる?解約返戻金を解説!
- ペット保険の解約返戻金とは?
- ペット保険の解約返戻金はいつ・どれくらい返ってくる?
- ペット保険の解約時の3つの注意点とは?
- ①:解約するおすすめのタイミングは?更新時がおすすめ!
- ②:契約期間中の解約も可能だが、あまりおすすめできない
- ③:乗り換え時は無保険期間・保険期間の重複に注意!
- ペット保険の一括比較サービスを利用するのもおすすめ
- まとめ:ペット保険の解約方法は各社で異なるので注意!
目次
ペット保険を解約したい!解約時に注意すべきトラブルとは
- ペット保険の解約のタイミングとして考えられる3つの理由
- ペット保険各社の解約方法
- ペット保険の解約時に返ってくる解約返戻金について
- ペット保険の解約時の3つの注意点
ペット保険はいつ解約する?考えられる3つの理由を徹底解説!
ペット保険は多くの場合は補償期間中であっても任意で解約することが可能です。
- ペットが死亡した場合
- ペット保険を乗り換える場合
- ペット保険をやめたい場合
- 補足:告知義務違反でペット保険を解約されることも
①:ペットが死亡した場合
ペット保険の解約が考えられる1つ目のタイミングは、何らかの理由でペットが亡くなってしまったときです。
補償の対象がいなくなってしまっては、ペット保険を契約している理由がありません。
保険会社によりますが、ペットの死亡が理由の場合はその日に遡って解約可能な保険もあります。
家族同然のペットが亡くなってしまう事は考えたくはないですが、いつかは必ずやってくるタイミングです。
ですので、その時にスムーズに手続きを終えるためにも、一度解約方法を確認しておくことをおすすめします。
②:ペット保険を乗り換える場合
ペット保険の解約が考えられる2つ目のタイミングは、ペット保険を乗り換えるときです。
「もう少し保険料が安いペット保険にしたい」「補償内容が足りないので充実させたい」「保険金の請求方法が楽な保険にしたい」など、ペット保険に実際に加入することで、乗り換えを考える機会があるのも事実です。
掛け持ちをせずに他社の保険に乗り換える場合は、現在の保険の解約が必要になってきます。
乗り換えのためにペット保険を解約し、新しい保険を契約する場合、待機期間や無保険期間、重複期間などを注意しなければなりません。
具体的な注意項目は後ほどご紹介します。
ペット保険の乗り換えについては以下の記事で詳しく解説しておりますので、参考にしてみてください。
③:ペット保険をやめたい場合
ペット保険の解約が考えられる3つ目のタイミングは、ペット保険をやめたい場合です。
使用頻度に対して保険料が高い場合や、生活スタイルが変化し、支払いが困難になってしまった場合など、「ペット保険をやめて、必要な時は全額自己負担で…」と思われる方もいると思います。
ペット保険は基本的に、毎年更新のタイミングで解約の手続きをしない限り自動で更新されるものがほとんど。
ペット保険をやめたいと思った時は自身で解約の手続きをする必要があります。
補償期間中(契約期間中)に途中で解約することはもちろん可能です。
ですが、保険料を年払いで支払っている場合は未経過分の保険料が返ってこない場合もありますし、返ってきてとしても満額返ってこないことがほとんどなので注意が必要です。
返戻金に関してもこのあとの項目で詳しく解説していきます。
また、一度やめてしまうと同じ保険に再度加入するとしても、新たに健康診断が必要になることもあったり、最初の加入時と同様、待機期間は無保険になってしまいますので、こちらも注意しましょう。
補足:告知義務違反でペット保険を解約されることも
契約者本人としてはペット保険を解約する意思はないものの、保険会社から強制的に解約をさせられてしまう場合があります。
それが告知義務違反をしてしまったときです。
告知義務とは、ペットが保険に加入する際にペットの基本情報や健康状態などを保険会社に伝えなければならない義務のことです。
保険会社によって告知義務の内容は異なってきますが、
- ペットの種類や品種
- 生年月日
- 体重
- 過去にかかった病気
- 持病の有無
- ワクチンの有無
- 直近数ヶ月で動物病院にかかったか
- 他の保険の加入状況
ペット保険の告知義務については以下の記事で詳しく解説しておりますので、参考にしてみてください。
ペット保険はどうやって解約する?各社の解約方法を徹底解説!
ペット保険の解約方法は保険会社によって異なります。
- アニコム損保
- アイペット損保
- au損保
- 楽天損保
- ペットアンドファミリー損保
- PS保険
- FPC
- SBIいきいき少額短期保険
- SBIプリズム少額短期保険
- 日本ペット少額短期保険
- リトルファミリー少額短期保険
- チューリッヒ少額短期保険
- アクサダイレクト損保
①:アニコム損保
参考:https://cs.anicom-sompo.co.jp/user/another_login/index/kaiyaku/
②:アイペット損保
*始期応当日とは、ご契約後の保険期間中に迎える毎月の補償開始日に応当する日(同じ日)のことです。
解約の手続き後は、解約の撤回はできません。
また、解約日を過ぎた後でも、保険金のご請求は可能ですが、解約日の翌日以降に発生した診療費については補償対象外となります。
参考:https://www.ipet-ins.com/faq/18173/
③:au損保
公式サイトの「お客さま専用ページ」から解約手続きが可能です。
「お客さま専用ページ」にログインし、「解約」を選択、ご自身の該当契約を選択、「解約する」を選択し手続きを進めてください。
不明な点があればカスタマーセンターへ連絡しましょう。
④:楽天損保
⑤:ペットアンドファミリー損保
⑥:PS保険
⑦:FPC
解約届による解約手続きが可能です。
FPCカスタマーサポートに電話、もしくはメール連絡で解約届の取り寄せが可能です。
書類到着後、内容を確認し、記入・捺印の上、保険会社に返送してください。
解約届の提出(保険会社への到着)をもって解約手続きは完了となります。
参考:https://www.fpc-pet.co.jp/faq/category/8
⑧:SBIいきいき少額短期保険
⑨:SBIプリズム少額短期保険
⑩:日本ペット少額短期保険
⑪:リトルファミリー少額短期保険
⑫:チューリッヒ少額短期保険
⑬:アクサダイレクト損保
ペット保険の解約時に保険料は返ってくる?解約返戻金を解説!
ペット保険は月払いが可能なものもあれば、1年の保険料を度に払えるものもあります。
- ペット保険の解約返戻金とは?
- ペット保険の解約返戻金はいつ・どれくらい返ってくる?
ペット保険の解約返戻金とは?
解約返戻金という言葉をご存知でしょうか。
文字通り、保険を解約した際に戻ってくるお金のことを指します。
保険料を事前に年払いをした場合に途中解約をすると、未経過分の保険料が返ってくることがあります。
解約返戻金は保険会社ごとの規約であるかないかが異なってきます。
返戻金がある場合でも、多くのケースは月割の計算になり、日割計算ではありません。
ただし、月割にした保険料が満額返ってくることは少なく、保険会社ごとに決められた割合になり、多くの場合は未経過分の月割よりも少額になります。
月払いの場合は当然解約返戻金はありませんし、年払いの場合でも解約返戻金が全くない保険もあります。
ペット保険の解約返戻金はいつ・どれくらい返ってくる?
ペット保険の解約返戻金がある保険の解約をした場合、多くは解約のための所定の手続き終了後に解約返戻金が返ってくることになります。
また、多くの場合は保険料は日割り計算ではなく、端数日は切り上げ月割の計算となり、各社が設定する割合に基づいての返金になります。
割合は下記の表が大体の目安です。
支払った保険料から短期料率を差し引いた金額が返金されることになります。
既経過期間 | 短期料率 |
---|---|
1ヶ月 | 25〜35% |
2ヶ月 | 35〜40% |
3ヶ月 | 35〜45% |
4ヶ月 | 45〜55% |
5ヶ月 | 55〜65% |
6ヶ月 | 60〜70% |
7ヶ月 | 65〜75% |
8ヶ月 | 75〜85% |
9ヶ月 | 80〜90% |
10ヶ月 | 85〜95% |
11ヶ月 | 80〜100% |
12ヶ月 | 100% |
上記は目安となるため、正確な情報は各保険会社いお問い合わせください。
また、未納の保険料がある場合は請求がありますのでご注意ください。
ペット保険の解約時の3つの注意点とは?
ここまで、ペット保険の解約の方法をお伝えしてきましたが、実際にペット保険を解約するにあたり、注意したいポイントがいくつかあります。
- 解約するおすすめのタイミングは?更新時がおすすめ!
- 契約期間中の解約も可能だが、あまりおすすめできない
- 乗り換え時は無保険期間・保険期間の重複に注意!
①:解約するおすすめのタイミングは?更新時がおすすめ!
解約するおすすめのタイミングは保険の更新時がおすすめです。
ペット保険は基本的に掛け捨てで、1年毎に審査と更新があります。
通常、更新のタイミングで解約の意思を示さなければ、自動での更新となります。
多くの場合、更新月の3ヶ月前ごろに継続のお知らせが保険会社から来ます。
その際に、継続はせず解約を選択することも可能です。
なぜおすすめかというと、先程の解約返戻金の項目でも解説したとおり、補償期間中に保険を解約してしまっても、未経過分の差額が満額返ってくるわけではありません。
更新時に解約することにより支払った保険料を無駄なく解約することが可能です。
②:契約期間中の解約も可能だが、あまりおすすめできない
逆に、ペット保険を解約するタイミングでおすすめができないタイミングは契約期間中になります。
もちろん、契約期間中の解約はほとんどの保険会社で可能です。
ですが、こちらも解約返戻金の項目で解説したように、保証期間中に解約してしまった場は返戻金は実際に支払った保険料よりも少ないです。
なかには解約返戻金が無い保険も存在します。
例えば、月々2,500円、年払いで30,000円の保険料を支払っていた場合。
半年で辞めてしまう場合は短期料率が60〜70%ですので、返戻金が戻っってきたとしても12,000〜9,000円ほどしか返ってきません。
にもかかわらず、補償期間は半年で終了ということになります。
③:乗り換え時は無保険期間・保険期間の重複に注意!
ペット保険に実際に加入してみると、補償内容のミスマッチなどにより他社に乗り換えるために現在の保険を解約したいと思っている方も多いと思います。
ペット保険を乗り換える場合は無保険期間・保険期間の重複に注意が必要です。
ペット保険は申し込んだその日から補償が始まるわけではなく、待機期間が存在します。
乗り換え前の保険を解約したときはもちろん、乗り換え先の保険の待機期間中も無保険の期間になります。
つまり、その間は病気や怪我をしてしまった場合でも全額自己負担での治療となります。
また、無保険期間が不安だからといって、乗り換え前と乗り換え後の保険期間を重複させる場合も注意が必要です。
保険料が重複してかかってしまうのはもちろんですが、期間が重複してしまうと掛け持ちと同じような扱いになってしまいます。
その場合、乗り換え前の保険会社と乗り換え後の保険会社の両方に他の保険に加入していることを連絡する必要があり余計な手間が発生してしまいます。
ペット保険の一括比較サービスを利用するのもおすすめ
近年加入者が増えていっているペット保険ですが、それでも現在の加入率はペットを飼っている方のおよそ10%程度にしかなりません。
ペットの治療費は全額自己負担となりますので、突然の病気による手術等で数十万円といった高額な費用がいきなり請求されてしまうことも珍しくありません。
しかし大切なペットには最適な治療を余裕を持って受けさせてあげたいですよね。
もしもの時、治療費の負担を少しでも軽減し飼い主やペットが治療に専念できるように、前もってペット保険に加入しておくことをおすすめします。
MOFFMEでは「どんな保険に加入すれば良いか分からない」・「入りたい保険がいくつかあるけど、どれが一番良いのか悩む」といった方のために、ペット保険の一括比較を行っております。
ペット保険への加入を検討されている方はぜひ利用してみてください!
まとめ:ペット保険の解約方法は各社で異なるので注意!
- ペット保険はペットが亡くなってしまったときや乗り換えのタイミング、やめたくなったときなど、途中で解約は可能
- ペット保険の解約方法は保険会社によって異なる
- ペット保険にも解約返戻金は存在するが、返ってこない保険もある
- 解約のタイミングは更新のタイミングがおすすめ
- 乗り換えのときは無保険期間や重複期間に注意する