更新日:2023/03/29
食道がんでも保険に入れる?加入基準や告知ポイントを解説!
食道がんを患った経験があっても保険に加入できるか悩んでいる方に向けて詳しく解説しています。保険商品によっては加入できる保険がありますが、加入時の審査によって拒否されたり保険料が高くなってしまう可能性がるので保険選びは慎重になる必要があります。
内容をまとめると
- 食道がんと診断されたことがあっても加入できる保険がある!
- 告知による審査は保険商品ごとに違うため加入できる保険を探す必要がある!
- 食道がんの治療経過を告知することで保険料が高くなる可能性が高い!
- 食道がんを患うと再発や転移に備えて医療費を準備しておく必要がある!
- 食道がんを罹患し保険で悩んでいるなら持病保険専門のマネーキャリアの保険相談を有効活用することがおすすめ!
目次を使って気になるところから読みましょう!
食道がんでも保険に安心して入るためにプロの加入診断をおすすめする理由
食道がんを患った経験があっても民間の保険に入ることができるか悩んでいる方は、持病保険のプロに加入診断してもらうことがおすすめです!
持病保険のプロが行っている加入診断をおすすめする理由
- 食道がんと診断されたことがあっても保険に加入できるか簡単にわかる
- 相談者ごとに最適な保険商品を提案してくれる
- 保険に加入したあとも疑問があれば質問できるアフターフォローがある
「保険料が高くて家計への負担が大きすぎる」
「保険加入を申し込んだら拒否されてしまって保険に入れない」
実際に、このような悩みについてご相談されるケースが多くあります。
同じような悩みを持っている方は、保険の加入診断や無料相談ができるマネーキャリアを有効活用しましょう。
マネーキャリアでは保険業界に精通している持病保険の専門家が、相談者の悩みに対して最新の情報をもとにアドバイスしてもらうことができます。
食道がんがあっても保険に加入できますか?
食道がんと診断されたことがあっても加入できる保険はあります。ただし食道がんを告知しても加入できる保険を選択する必要があるので注意しておいてください。
保険に加入する際は健康に関する告知が必要となります。食道がんと診断された日から今までの治療経過や現在の健康状態について告知した内容をもとに、保険会社がおこなう加入可否の審査を通過しなければ加入できないのです。
告知内容によっては条件が付加されてしまうケースもありますが、告知義務違反にならないよう事実をありのまま告知する必要があります。
加入するための条件 | 内容 |
---|---|
割増保険料 | 一定期間または全期間において割増保険料となる |
特定部位(疾病)不担保 | 指定される部位(疾病)に対して一定期間または全期間において保障の対象外または削減して支払い |
食道がんを告知することにより、加入できたとしても不利な条件が付加されてしまうケースもあるので、少しでも有利に加入できる保険商品を探すことが重要となります。
ここで気をつけておきたいのは、告知義務違反についてです。
食道がんと診断された日や最後の通院日を偽って告知すると、告知義務違反として保険契約を解除されてしまう場合もあるので、告知は事実をありのままに記入しましょう。
食道がんでも加入しやすい保険の種類
食道がんを告知して一般の保険に加入できなかった場合は、引受基準緩和型保険なら加入しやすくなります。
再発のリスクが高い食道がんを告知すると、一般の保険商品では条件が付加されるか加入を拒否される可能性が高いですが、引受基準緩和型保険なら告知項目が少なく最初から保険料を高く設定しているため、加入しやすくなっているのです。
引受基準緩和型保険を販売する保険会社によって、加入できる審査基準が違うため告知項目を確認しながら加入のしやすさを考える必要があります。
保険会社 | 告知項目 | 保障内容 |
---|---|---|
A社 | ・がン治療の最終日から5年以上経過している ・過去5年以内にがん治療を勧められたことがない | ・再発や転移でも保障 ・入院や手術、通院や放射線治療を保障 |
B社 | ・過去3ヶ月以内に入院や手術、検査や先進医療を勧められていないか ・過去2年以内に病気や怪我で入院や手術、先進資料を受けたことがあるか ・過去5年以内にがんを含む所定の病気で診察を受けたことがあるか | ・5年以内にがんと診断されていなければ再発や転移でも保障 ・入院や手術、放射線治療を保障 |
告知項目に該当する場合は加入できない可能性があり、どうしても保険に加入したい場合は無告知型保険を検討することになります。
無告知型保険は病歴や健康状態を問わず誰でも加入できますが、保険料が非常に高く一定期間は保障されないなどデメリットが多くあるので検討には注意が必要です。
食道がんになると保険料を高く設定されることがある
食道がんと診断された経験があることを告知すると、健康なひとに比べて支払う保険料が高くなります。
持病を持ったひとは、健康なひとに比べて医療給付金や死亡保険金を支払うリスクが高いため、保険会社は加入者の公平性を保つ必要があることから特定の条件をつけて加入を認めることになるのです。
日本赤十字社の大阪赤十字病院がん治療センター「食道がんについて」では、食道がんの5年生存率について以下のように示しています。
食道がんの病状 | 5年生存率 |
---|---|
食道粘膜の表層までの浸潤の場合 | 75%以上 |
遠隔転移がある場合 | 37% |
食道がん患者全体の5年生存率は37%となっているため、保険加入の審査においては非常に厳しくなっているのです。がん保険では一度でもがんと診断されると加入できないので、食道がんを患うと加入することはできません。
引受基準緩和型保険は健康状態のリスクを踏まえて保険料が設定されているので、一般の保険よりも保険料を高く設定しているのです。
必要以上に割高な保険料となっている保険商品を避けるためには、食道がんの進行度合いや治療経過を考慮し、保険商品ごとに定められている審査基準を通過できる保険商品を選択することが重要となります。
食道がんでも保険に加入する必要性とは?
食道がんを患うと再発や転移の可能性が高いため、高額な医療費に備えておく必要があります。
早期の食道がんでもリンパ節転移により肺や肝臓、骨など転移する可能性が高く医療費が高額になるばかりでなく、治療によって働けなくなる期間が長くなり家計にも大きな影響を与える可能性があるのです。
国立がん研究センター中央病院「入院費概算一覧表」によると、それぞれの治療に対する自己負担額を知ることができます。
再発や転移 | 治療内容 | 平均総額医療費 (3割負担) |
---|---|---|
食道がん | ・胸腔鏡下食道悪性腫瘍手術(頸部、胸部、腹部の操作) ・フルオロウラシル+レボホリナート+オキサリプラチン療法+放射線療法 | ・93万9,700円 ・23万5,500円 |
肺がん | ・肺悪性腫瘍手術(部分切除) ・放射線治療 | ・41万900円 ・27万5,400円 |
肝臓がん | ・肝切除術(部分切除/単回切除) ・肝悪性腫瘍ラジオ波焼灼療法(2cm以内)(その他) | ・45万8,800円 ・13万2,900円 |
健康保険による高額療養費制度を利用すると、所得に応じて医療費の自己負担額を軽減することができますが、それでも医療費が家計を圧迫する可能性は高いといえます。
69歳以下で高額療養費を利用する場合の所得区分と自己負担額の上限は以下のとおりです。(厚生労働省保険局「高額療養費制度を利用される皆様さまへ」より抜粋)
高額療養費制度の所得区分 | ひと月ごとの上限額 |
---|---|
年収約11,660万円以上 | 25万2,600円+(医療費-84万2,000円)×1% |
年収約770~1,160万円 | 16万7,400円+(医療費-55万8,000円)×1% |
年収約370万円~770万円 | 8万100円+(医療費-26万7,000円)×1% |
年収約370万円以下 | 5万7,600円 |
住民税非課税者 | 3万5,400円 |
入退院を繰り返したり、抗がん剤治療で療養期間が長引くほど医療費の負担は大きくなるので、医療費に対するリスクを考える場合は保険への加入を検討する必要があるといえます。
まとめ:食道がんを経験した方の保険加入でお悩みならマネーキャリアの保険相談がおすすめ!
食道がんを罹患すると一般の保険に加入することは難しくなりますが、加入条件を満たせば保険に入ることができます。病歴や健康状態によって加入できる保険を探すなら、マネーキャリアに相談してみましょう。
マネーキャリアでは40社以上の保険会社を取り扱っているため、2つの質問に答えることで加入できる保険があるかを知ることができます。
まずはマネーキャリアの加入診断から、以下の質問に答えて加入できる保険があるのかを調べてみましょう。
- 過去3ヶ月以内に医師から入院や手術、放射能治療を勧められたことや説明を受けたことがあるか
- 過去1年以内に入院や手術、放射能治療を受けたことがあるか
食道がんを患った経験があると、一般的な保険では加入制限を受ける可能性が高いため、保障内容と保険料を十分確認しながら保険選びをしなければなりません。
保険の専門家なら病歴に応じて必要な保障をリストアップし、最適な保険商品を提案してくれるだけでなく、保障されない場合など重要なポイントを詳しく解説してもらうことができます。
納得できるまで何度でも無料で相談できるので、ぜひマネーキャリアを有効活用しましょう。