アルコール依存症でも保険に入れる?加入基準と告知ポイントを解説!

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アルコール依存症の方やアルコール依存症の親族がいる方でアルコール依存症でも入れる医療保険をお探しの方はいないでしょうか。この記事では、アルコール依存症でも加入しやすい医療保険について解説しています。加入の注意点やアルコール依存症で保険金が支払われるかということも解説しているのでぜひご覧ください。

内容をまとめると

  • アルコール依存症のある人でも、医療保険に加入することはできる
  • しかし、医療保険の補償内容には、アルコール依存症の治療費用が含まれる場合と含まれない場合がある
  • アルコール依存症の保険加入の告知ポイントは、過去の入院歴・症状の状態・合併症の有無・精神状態を伝えること
  • アルコール依存症の保険でお悩みなら持病の保険専門のマネーキャリアの保険相談を有効活用することがおすすめ【加入診断あり】

アルコール依存症でも医療保険に加入できる?


アルコール依存症の治療をしている人や、過去に治療歴のある人は医療保険に加入できるでしょうか。


医療保険の加入には、健康状態の告知が必要です。


アルコール依存症の告知があると、医療保険に加入できないとお考えの方もいるかもしれません。


しかし、アルコール依存症であるからといって、まったく医療保険を検討できないというわけではありません


検討すべき保険の種類や、検討の際の注意点などを踏まえれば、適した保険がきっと見つかるでしょう。


この記事では、アルコール依存症の人が医療保険を検討する際にぜひ押さえておきたいポイントについてご説明します。


ご自身や家族にアルコール依存症の治療歴がある方は、ぜひ参考にしてください。

アルコール依存症の定義とは?

アルコール依存症の定義とは、具体的に何でしょうか。

日本では、WHO(世界保健機関)が発行する国際疾病分類の第10版(ICD-10)に記載されている定義6項目のうち、3項目以上に一定期間該当する場合にアルコール依存症と診断しています。

▼国際疾病分類の第10版(ICD-10)に記載されている定義

  • 飲酒したいという強い欲望あるいは強迫感がある
  • 飲酒の開始、終了、あるいは飲酒量に関して行動をコントロールすることが困難である
  • 禁酒あるいは減酒したときの離脱症状がある
  • 耐性の証拠
  • 飲酒にかわる楽しみや興味を無視し、飲酒せざるをえない時間やその効果からの回復に要する時間が延長している
  • 明らかに有害な結果が起きているにもかかわらず飲酒している

上記のうち3項目以上が過去1年間に同時に1ヶ月以上続いたか、または繰り返し出現した場合、アルコール依存症と診断されます。


まとめると、飲酒のコントロールができず、明らかに健康問題などが起きていると理解しているにもかかわらず飲酒をやめられない状態といえます。

アルコール依存症では医療保険の条件付き加入となる

アルコール依存症は、重度になると約3か月の入院治療となり、退院後も長期間通院となるのが一般的です。

保険会社からすると、給付金支払の確率が高いため、無条件での医療保険加入が難しいのが実状です。

とはいえ、アルコール依存症だと、医療保険の加入がまったくできないというわけではありません。

無条件の加入は難しいものの、条件付きで加入できる保険種類であれば検討可能です。

例えば、引受基準緩和型や無告知型の保険であれば、必要な告知項目が少ないため加入しやすい一方で、保険料割高や保障の削減といった条件が付きます

詳細について以降で解説します。

一般の医療保険加入は完治後5年経過してから

アルコール依存症の治療中の人は、通常の医療保険に加入するのは現状難しいです。

しかし、完治して5年以上経過している場合は、加入できる可能性があります。

通常の医療保険の告知は、加入時から5年以内の治療歴を問うものが多いためです。

5年以上前に完治している場合は、告知の必要がなくなります。


「完治」というのは、経過観察などの通院を全くしていない状況を指します。


通常の医療保険は、引受基準緩和型保険などよりも保険料が安いため、可能な限り最も検討したいものです。


もし治療中である場合は、まずは引受基準緩和型保険に加入して、完治から5年経過後に通常の医療保険への見直しを検討するのも手です。

アルコール依存症でも加入しやすい医療保険


アルコール依存症の治療歴のある人が検討できる保険には、どのようなものがあるでしょうか。

ここからは、以下のアルコール依存症の人が加入しやすい保険や検討すべき保険をご紹介します。

  • 引受基準緩和型保険
  • 無選択型保険
  • がん保険
  • 通常の医療保険
アルコール依存症の治療歴があっても、検討できる保険はあります。

通常の保険よりも告知項目が少ない保険であれば、加入できる可能性が高くなります。

ただし加入しやすい一方で注意点もあるので、きちんと認識した上で検討するのが重要です。

詳しくは以降でご説明します。

引受基準緩和型保険

アルコール依存症の人が加入しやすい医療保険のひとつが、引受基準緩和型保険です。

引受基準緩和型保険とは、通常の保険よりも告知項目が少ない保険です。

告知項目は保険会社や保険商品により異なりますが、例えば以下のような内容です。

  • 最近3カ月以内に、医師から入院や手術をすすめられたことがあるか
  • 過去2年以内に、入院や手術をしたことがあるか
  • 過去5年以内に「指定の病気」で、医師の診察・検査・治療・投薬のいずれかを受けたことがあるか

上記のような3つ程度の告知に該当しなければ、加入できます。


3つ目の「指定の病気」が、保険会社により異なるのがポイントです。


この「指定の病気」には、がんや肝硬変、特定の精神疾患などが当てはまる場合が多いのですが、保険会社によってはアルコール依存症も含みます。


「指定の病気」にアルコール依存症を含まない保険を見極める必要があります。


また注意点として、引受基準緩和型保険は、加入しやすい一方で保険料が割高であり、加入後一定期間は保障が削減されるものもあります。

無選択型保険

アルコール依存症の人が加入しやすい医療保険のもうひとつは、無選択型保険です。

無選択型保険とは、健康状態の告知が必要ない保険です。

健康状態を問わず加入できるため、引受基準緩和型保険よりも加入しやすいといえますが、保険料もさらに割高になります。

また、引受基準緩和型保険は持病の悪化も保障対象となる一方で、無選択型保険の場合は持病の悪化は保障対象外です。

アルコール依存症の他に病気を発症したときのための保険と捉えなければなりません。

なお、加入後90日間などの一定期間は保障の対象とならないものがほとんどです。

このように、加入しやすい一方で注意点も多いため、最後の選択肢として検討するのがよいでしょう。

がん保険は加入できる可能性が高い

医療保険ではありませんが、アルコール依存症の人が加入しやすいものに、がん保険があります。

がん保険は一般的に医療保険より告知項目が少なく、例えば以下のような内容です。

  • 今までにがん、もしくは、上皮内がんになったことがあるか
  • 3カ月以内に「所定の病気」で医師の診察・検査・治療・投薬を受けたことがあるか
  • 過去2年以内の健康診断で、「所定の内容」の再検査等の指摘を受けたことがあるか

2つ目・3つ目の告知項目の「所定の病気」「所定の内容」にアルコール依存症が含まれることが多くないため、加入しやすいといえます。


しかし前提として、がん保険はがん治療のみに適用される保険であることに注意しましょう。


アルコール依存症を含め、がん以外の病気で入院などをした場合は保障されません。


がん治療は長期に渡る可能性があるので、保険でしっかり備えたい人は検討するとよいでしょう。

まずは通常の医療保険を検討する

ここまで、アルコール依存症の人が加入しやすい保険をご紹介しました。


これらの選択肢があるとはいえ、最もメリットが多いのは通常の医療保険に加入することです。


保険料が安く、特約が豊富で希望に合わせた手厚い保障を得やすいためです。


最初から引受基準緩和型などを検討するよりも、まずは通常の医療保険に加入できないか、プロのコンサルタントに相談するのがベストです。


また、現時点では通常の医療保険に加入できなくても、年数が経てば検討し直せる場合もあります。


まずは引受基準緩和型保険に加入して、後になって通常の医療保険への見直しを検討するというのもよいかもしれません。


この点もコンサルタントのアドバイスを受けながら、自分にとって適した保険を探すとよいでしょう。

アルコール依存症で医療保険に加入する際の注意点


アルコール依存症の人が加入しやすい保険・検討すべき保険についてご紹介しました。

検討する保険の選択肢が見えてきたのではないでしょうか。

ここで保険を選び始める前に、押さえておきたい注意点についてご説明します。

  • きちんと告知する
  • 複数の保険を比較検討する
  • まずは保険のプロに相談してみる
自分に合った保険を見つけるには、コンサルタントに相談しながら複数の保険を比較検討することが近道です。

以下で詳しく解説します。

注意点①きちんと告知する

注意点ひとつ目は、「きちんと告知する」です。


医療保険に加入する際には、健康状態の告知が必要になります。


もし告知に該当するにもかかわらず、告知をしなかったり、虚偽の告知をした場合は、告知義務違反となります。


告知義務違反になると、保険会社から一方的に契約を解除される可能性があります。この場合、それまで支払っていた保険料は返還されません。


つまり、せっかく保険料を払っていたのが「払い損」となってしまうのです。


さらに、告知義務違反で契約解除となった経歴があると、保険会社からの信用が損なわれ、その後新たな保険契約を拒否される可能性があります。


また、虚偽の告知でないとしても、曖昧な告知も加入者にとって不利になる恐れがあります。


詳細な内容でないと、保険会社側で審査の判断材料に乏しく、リスクをとらないために厳しい判断となる可能性があります。


告知は、事実を正確に、かつ詳細に申告することが大切です。

注意点②複数の保険を比較検討する

注意点2つ目は、「複数の保険を比較検討する」です。


保険会社や保険種類によって、告知項目や審査基準が異なります。


つまり、もし一社に加入できなかったとしても、それによってすべての保険に加入できないということではありません。


他の会社であれば加入できる可能性があります。


また、保障内容の違いについてもきちんと検討しましょう。


基本の入院保障については保険会社による差はあまりありませんが、手術給付金の額や、付加できる特約は各社によって異なります。


自分が欲しい保障を得られる保険を探すことが前提です。

注意点③まずは保険のプロに相談してみる

注意点3つ目は、「まずは保険のプロに相談してみる」です。


ここまで、アルコール依存症の人が加入しやすい保険の種類や注意点についてご説明しましたが、検討事項が多く難しいと感じた方も多いのではないでしょうか。


確かに、通常の保険の加入可否や各社の告知項目の違い、保障内容の違いなど、独力で調べて自分に適した保険を見つけるのは多くの時間や労力を要します


自分で保険を探そうとして、結果的に本来加入できる保険よりも割高な保険料を支払ってしまうケースも少なくありません。


そこでおすすめなのは、プロのコンサルタントに相談することです。


保険についての知識が豊富なコンサルタントが、あなたの治療状況を踏まえて加入可能な保険を調べ、提案してくれるでしょう。


無料で利用できるサービスも多いため、気軽にコンサルタントに相談できます。

医療保険の相談におすすめの保険相談サービス4選!


アルコール依存症の人が医療保険を検討する際には、プロのコンサルタントに相談するのが重要です。

とはいえ、保険相談サービスは豊富にあるため、どのサービスを選べばいいか迷う方もいつのではないでしょうか。

ここからは、おすすめの保険相談サービスをランキング形式でご紹介していきます。
保険相談窓口 マネーキャリア ほけんのぜんぶ 保険見直しラボ ほけんの窓口 
相談形式 訪問・オンライン 訪問・オンライン 訪問・オンライン 店舗・オンライン 
相談料 無料 無料 無料 無料 
FP在籍数 3,000名以上 300名以上 ー ー 
実績 累計申込件数40,000件以上
相談満足度93%以上

累計申込件数19万

件子育て世代相談件数15,000組

お客さま満足度97.3% ー 
取扱保険会社数 40社以上 35社以上 30社以上 40社以上 
それぞれの特徴やメリットなどを踏まえて、利用するサービスを選ぶ参考にしてください。

保険相談窓口1位:マネーキャリア

▼マネーキャリアの特徴

  • 保険相談満足度93%以上
  • 保険相談件数12,000件以上
  • 取扱保険会社数40社以上※業界トップクラス
  • 3,000人以上の優秀なFPが在籍

マネーキャリアFP相談に1番おすすめのFP相談窓口です。


マネーキャリアの無料FP相談は信頼性が高く、リピーターが多いため相談者が満足する相談サービスを提供している点が評価ポイントです。


家族や身近な人に経済的負担をかけたくない人に、マネーキャリアの無料相談をおすすめします。 

保険相談窓口2位:ほけんのぜんぶ

▼ほけんのぜんぶの特徴

  • 316名のFPが在籍
  • 取扱保険会社数35社以上

ほけんのぜんぶは、子持ちの夫婦におすすめの生命保険の相談窓口です。


ほけんのぜんぶでは、教育資金の準備や家計の見直しを中心とし、必要な生命保険に関する提案を行います。


ほけんのぜんぶは、保険料の負担を減らしながら家計に余裕を持たせたいあなたにおすすめの保険相談窓口です。 

保険相談窓口3位:保険見直しラボ

▼保険見直しラボの特徴

  • お客様満足度97.3%の相談実績
  • 業界経験年数平均12.1年のベテラン相談員 
  • 訪問保険相談をしたい方におすすめ

保険見直しラボは、訪問タイプの保険相談をしたい方におすすめです。

訪問保険相談とは、あなたが指定した場所にFPや相談員が訪問してくれる相談形態のこと。


保険見直しラボの最大の特徴は業界経験年数が長いスタッフのみが在籍している点です。


多くの事例を経験しているFPに相談したい方は保険見直しラボで保険相談がおすすめです。 

保険相談窓口4位:ほけんの窓口

▼ほけんの窓口の特徴

  • 専用システムを使って必要保障額のシミュレーションができる
  • 取扱保険会社40社以上
  • アフターサポートが充実

「ほけんの窓口」は、全国800店舗以上展開する大手来店型保険ショップブランドです。


店舗での相談はもちろん、オンライン相談にも対応しています。


アフターサポートの充実さも特徴です。


加入者には契約内容を一覧化したシートが定期的に送付され、保障内容の再確認や見直しに役立てられます。またWebから保険金請求手続きなどの各種手続きも可能です。 

アルコール依存症で利用できる公的制度


以上でご説明したように、アルコール依存症の治療歴があっても保険種類や検討の際の注意点を踏まえれば、医療保険を検討することができます。


ここで押さえておきたいのが、アルコール依存症の人が利用できる公的制度についてです。


これらの制度を認識した上で、民間の医療保険はその補填として活用するのがよいでしょう。


アルコール依存症の人が利用できる公的制度には、主に以下があります。

  • 健康保険制度
  • 高額療養費制度
  • 自立支援制度
  • 障害年金
  • 生活保護制度
  • 傷病手当金
それぞれ適用条件などについて以降で解説します。

健康保険制度

アルコール依存症で利用できる公的制度のひとつ目が、健康保険制度です。

日本は国民皆保険制度があるため、全国民が健康保険に加入しています。

加入先の健康保険組合により異なる場合もありますが、基本的には、病気やケガで治療費を負担する際に、病院窓口で支払う自己負担額は治療費全体の3割にとどまります(年齢により自己負担率が異なります)。

入院する際には、診察代などの治療費の他に、食事代や差額ベッド代などがかかる場合がありますが、これら治療以外にかかる費用は健康保険制度の対象外です。

高額療養費制度

アルコール依存症で利用できる公的制度の2つ目が、高額療養費制度です。

健康保険制度によって、病院窓口で支払う治療費の自己負担額は抑えられますが、その上で1か月あたりの自己負担額が一定以上高額になる場合には、さらに自己負担額が抑えられます。これが、高額療養費制度です。

自己負担額の上限は、所得に応じて決定されます。

高額療養費制度も健康保険制度と同様に、対象は治療費のみであるため、入院時の食事代や差額ベッド代などには適用されません。

高額療養費制度は月毎に計算されるため、月をまたがって入院した場合は、結果的にほぼ適用されない可能性もあります。

また、先進医療には適用されません。先進医療は数十万円〜数百万円など高額になることが多いですが、すべて自己負担となります。

高額療養費制度によって治療費の負担が抑えられるとはいえ、実際に入院にかかる費用は治療費以外にも多くなる可能性があることを認識しておきましょう。

自立支援制度

アルコール依存症で利用できる公的制度の3つ目が、自立支援制度です。

自立支援制度は、精神疾患の罹患者が利用できる制度で、アルコール依存症も対象になります。

この制度を利用すると、医療費の自己負担が健康保険制度で一般的に3割負担のところ、さらに1割負担に軽減されます。

また制度利用後の1か月あたりの自己負担上限額が、所得に応じて定められています。

適用対象となるのは入院を伴わない通院治療に限られます。

適用を受けるためには、市町村の障害福祉課などに申請し、「受給者証(自立支援医療受給者証)」の交付を受けることが必要です。

障害年金

アルコール依存症で利用できる公的制度の4つ目が、障害年金です。

アルコール依存症の初診日から1年6か月以降に障害等級に該当していると、障害年金を受け取れます。

障害等級は1~3等級あり、該当する状態は以下のようなイメージです。
障害等級障害の状態
1等級身体の機能の障害又は長期にわたる安静を必要とする病状であって、日常生活の用を弁ずることを不能ならしめる程度のもの。
2等級身体の機能の障害又は長期にわたる安静を必要とする病状であって、日常生活が著しい制限を受けるか又は日常生活に著しい制限を加えることを必要とするもの。
3等級身体の機能に労働が制限を受けるか又は労働に制限を加えることを必要とする程度の障害を有するもの。

アルコール依存症によって仕事に制限がでる状態は3等級、日常生活に制限がかかる状態は2等級、常に他者の援助がなければ日常生活を送れない状態は1等級、といえます。

生活保護制度

アルコール依存症で利用できる公的制度の5つ目が、生活保護制度です。

生活保護制度とは、働くのが困難な人や収入が極端に少ない人が生活に困窮しない程度の援助を受けられる制度です。

アルコール依存症によって仕事ができなくなり、所定の条件に該当すれば給付を受けることができます。

生活保護の給付条件に該当すると、食費・被服費などの生活に必要な費用、住宅費、義務教育を受けるための教育費、医療費、就業に必要な技能の習得などにかかる費用などを援助してもらえます。

傷病手当金

アルコール依存症で利用できる公的制度の6つ目が、傷病手当金です。

傷病手当金は、雇用保険に加入している人を対象に、病気などで働けない間の収入を一定期間保障する制度です。

会社員の人がアルコール依存症により働けなくなった場合も該当します。

3日以上連続で休んだ後の4日目以降を開始日として、最長1年6か月まで支給されます。

傷病手当金の1日あたりの支給額は標準報酬日額(賞与を含まない1日あたりのおおよその給与額)の2/3です。

なお、有給休暇等で給与が支払われている休暇とは併用できず、日数のカウントもされません。

前提として、傷病手当金は雇用保険に加入している人が対象であるため、自営業や個人事業主には適用されません

アルコール依存症の方の医療保険に関してよくある質問


ここまで、アルコール依存症の人が加入しやすい保険や注意点などについて解説しました。

ここで、アルコール依存症の人が医療保険に加入するにあたってよくある疑問について、Q&A方式で回答します。
QuestionAnswer
アルコール依存症を治療中の場合、一般の保険加入は難しいですか?保険加入時点でアルコール依存症の治療を継続中である場合は、一般の保険への加入が難しいのが現状です。
ただし、保険会社の引受基準は不変ではなく、医療技術の発達などを踏まえて見直されるため、加入の際には一度プロのコンサルタントに相談するのがよいでしょう。
アルコール依存症が完治しても一般の保険には加入できないですか?一般の保険の多くは、完治後5年を経過していれば告知の対象外になり、加入しやすくなります。
また5年を経過していなくても、完治していれば条件付きで加入できる可能性もあるため、コンサルタントに相談した上で検討するのがよいです。
アルコール依存症で入院した場合、医療保険の保険金は支払われますか?医療保険は、病気やケガにより入院・手術などに応じて給付金を支払います。アルコール依存症でこれらの給付条件を満たせば、支払いを受けることができます。
例外として、アルコール依存症を不担保とする条件が付いている場合や、無選択型保険に加入していて持病のアルコール依存症の治療をした場合は支払われない可能性があります。

これらの疑問への回答は、それぞれの治療歴など細かい事情によって変わる場合があります。

プロのコンサルタントに相談し、的確なアドバイスを受けることが重要です。

まとめ:アルコール依存症でも医療保険に加入したい場合はマネーキャリアで無料相談!


いかがでしたか?アルコール依存症の人でも、医療保険をまったく検討できないということではありません。


本記事でご説明した以下のポイントを参考にして、あなたに適した保険を検討してみてください。

  • アルコール依存症の治療中の場合、通常の医療保険の加入は難しい
  • 引受基準緩和型保険など、告知項目の少ない保険は検討できる
  • 完治後5年が経過していれば、通常の医療保険にも加入できる可能性あり
  • 告知項目は保険会社によって異なるため、複数の保険を比較検討する
  • 自分に合った保険を確実に見つけるためには、プロのコンサルタントに相談するのが重要
アルコール依存症の人が独力で自分に合った保険を見つけるためには、検討するべきことが多く難しいといえます。

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