不整脈でも保険に入れる?加入基準や告知ポイントを解説!

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不整脈はその症状の幅広さから、保険に加入する際に正確な告知が要求されます。自分がどのくらいの症状であるのか、不整脈であっても加入しやすい保険はどのようなものか、注意すべきことなどを紹介しています。まずは不整脈と保険について検討してみてはいかがでしょうか。

内容をまとめると

  • 不整脈は5年以内に通院ありの場合、保険に加入することがむずかしい可能性がある 
  • 不整脈は心臓の異常を示す症状です。心臓の治療は医療費が高額になることが多い! 
  • そのため保険会社はリスクの高い症状だと判断することが多く加入制限が設けられたり、保険料が高く設定されることがある
  • 不整脈の保険でお悩みなら病気の保険専門のマネーキャリアの加入診断ありを有効活用することがおすすめ!

不整脈でも保険に安心して入るためにプロの加入診断をおすすめする理由

不整脈と診断されて、保険に入れるのか悩んでいる方は、持病保険のプロによる保険の加入診断がおすすめです!


持病保険のプロが行う加入診断をおすすめする理由とメリット

  1. 不整脈で保険加入する場合の悩みや疑問を手軽に解決できる
  2. 不整脈と診断されたことがあっても最適な保険料や保障内容を選定して提案してもらえる
  3. 請求しても保障されないなど、よくある保険加入後のトラブルを避けることができる
不整脈を告知すると、治療状況や経過年数によって割高な保険料に設定されてしまう場合があります。

実際によくある不整脈に関する保険相談の悩みがこちらです。
健康診断で不整脈を指摘されたことを告知したら加入を断られた
不整脈は完治したと告知したのに保険料が高く設定された

持病や既往症として不整脈があると、大きな病気を発症するリスクがあると判断され、保険加入に影響してしまうことあるのです。

不整脈と診断された経験があるひとは、加入診断から保険相談まで無料で相談できるマネーキャリアを有効活用しましょう。

保険業界の制度や保険商品について、最新の知識を持つ持病保険のプロなら、治療状況や経過年数に応じて最適な保険料や保障内容となる保険商品を提案してもらうことができます。

不整脈でも保険に入れる?【3つの加入ポイント】

不整脈とは心臓の電気信号の異常により脈のリズムがおかしくなることです。不整脈は人それぞれ発生の原因や症状が違います。そして放置しても問題ないものから、薬での治療が必要なもの、手術が必要なものまで様々です。


不整脈の既往歴がある場合や、健康診断で不整脈を指摘された場合に保険加入することはできるのでしょうか?そのポイントは3つあります。

  1. 治療が必要かどうか
  2. 手術の有無
  3. 経過年数

それぞれ詳しく解説していきます。

①治療が必要かどうか(健康診断結果など)

ポイントの1つめは治療が必要な不整脈か、否かです。パターンごとに見ていきましょう。


現在治療中の場合

現在不整脈の治療で入院・手術をしている場合や、投薬治療を行っている場合は保険の加入は厳しくなります。


健康診断などで再検査や要精密検査、要治療と指示された場合

健康診断などで不整脈が指摘され、再検査・要精密検査・要治療となったときは保険に加入することが難しいです。 体の状態が正確に把握できないためです。
きちんと医療機関に行き、診察や治療を受けましょう。 


健康診断などで要経過観察と指摘された場合

この場合は保険に加入できることが多いです。しかし不整脈の種類や程度によっては加入不可となる場合もあります。保険会社によって審査の基準は異なるため、十分に調べる必要があります。


不整脈の既往はあるが、現在は完治している場合

この場合の判断の基準は、過去の手術歴経過年数が重要となってきます。
次の項目で詳しく見ていきましょう。

②手術の有無

不整脈が完治している場合、手術の有無は重要なポイントです。不整脈での手術はカテーテルアブレーション治療や、ペースメーカー治療、ICD治療などが該当します。


保険の告知では過去3か月~5年の健康状態が見られます。目安として過去5年以内に不整脈での手術歴がある場合は通常の保険加入が難しい可能性が高いです。不整脈は手術しても再発する可能性がゼロではないためです。


例として、手術に関する告知では以下のようなことが問われます

  • 過去5年以内に手術(帝王切開、内視鏡、レーザー、カテーテルによるものも含む)をうけた

保険会社Aより参照


いっぽう手術から5年以上経過しており、医師から完治したと診断され現在治療を行っていない場合は保険会社に告知する必要はありません。しかし、手術後5年経過していても定期的に通院している場合や、現在何らかの症状がある場合は告知義務が発生します。保険会社に正確な情報を伝えるよう注意しましょう。

③経過年数

不整脈が完治している場合、経過年数も重要な判断基準です。不整脈の治療が完了してから時間が多く経過しているほど保険加入の可能性は高まります。
逆に、まだ治療完了して間もない場合は保険加入のハードルが上がります。


例として、告知では既往歴に関して以下のことなどが主に問われます

  • 過去5年以内に手術(帝王切開、内視鏡、レーザー、カテーテルによるものも含む)をうけた
  • 過去5年以内に医師の診察・検査・治療・投薬を7日間以上にわたってうけた
  • 過去2年以内に医師から診察・検査をうけるようにすすめられた

保険会社Aより参照


目安として、完治してから5年以内の場合は審査が厳しくみられることが多いです。

不整脈でも加入できる保険の種類(既往症の方向け)

これまで不整脈の既往があるが完治している場合でも、過去5年以内に手術歴や治療歴がある方は保険の加入ハードルが高いことをお伝えしました。

しかし不整脈の既往があるからといって保険の加入を諦めるのは早いです。通常の保険への加入が厳しい方でも、保険の種類によっては加入できる可能性があります

不整脈でも加入しやすい保険は2つあります。
  1. 引受基準緩和型保険
  2. がん保険
それぞれ見ていきましょう。

①引受基準緩和型

引受基準緩和型保険とは持病があっても加入しやすい保険になります。保障内容は、通常の医療保険と同じく入院給付金と手術給付金などです。告知は通常の保険に比べて条件が緩和され、項目も少なくなっています。

引受基準緩和型医療保険の主な告知項目(一例) 
  •  最近3か月以内に、医師から入院・手術・検査のいずれかをすすめられたことがありますか。または、現在入院中ですか。
  •  最近3か月以内に、がんまたは上皮内新生物・慢性肝炎・肝硬変で医師の診察・検査・治療・投薬のいずれかをうけたことがありますか。
  •  過去2年以内に、病気やケガで入院をしたこと、または手術をうけたことがありますか。
  • 過去5年以内に、がんまたは上皮内新生物で入院をしたこと、または手術をうけたことがありますか。
保険会社Bより参照

これらの告知事項に1つも該当しなければ、原則として保険に加入することができます。(告知事項は保険会社によって異なります)

引受基準緩和型保険は通常の保険に比べると保険料は高くなります。しかし、引受基準緩和型保険は持病に対しても保障が受けられるため、不整脈が再発した際の不安を和らげることができます。

もし加入したいと考える場合、引受基準緩和型保険の告知項目が保険会社によって違うため情報を集めることが大切になってきます。

②がん保険

がん保険不整脈の既往があっても加入できる可能性が高いです。不整脈は心臓の電気信号の異常などによっておこりますが、がんは自身の細胞の増殖異常によって引き起こされます。がんと不整脈の発生における因果関係はないとされていますので不整脈があっても、がん保険は加入できます。

がん保険の告知事項(一例)
  • 今までにがん(悪性新生物)にかかったことがありますか?
  •  現在入院中ですか?または最近3か月以内に入院・手術をすすめられたことがありますか?
保険会社Aより引用
※あくまで告知事項の一部です。ほかにも項目があります。

医療が進歩した今も、依然とて日本人の死亡原因の一位は「がん」となっています。男性は2人に1人、女性は3人に1人がガンになると言われています。がんの治療は長期におよぶことがあり、治療しても転移や再発の可能性もあります。そのため、がんの保障に特化した「がん保険」で備えることが大切です。

がん保険の保障内容の代表的なものは以下の4つです。
  1. がん診断一時金(がんと診断されれたとき)
  2. 治療給付金(がんの治療を受けたとき)
  3. がん入院給付(がん治療のために入院したとき)
  4. がん手術給付金(がん治療のため手術したとき)
これらの給付金はあくまで一例であり、ほかにも保険会社によって様々な保障があります。よく比較して自分にあったものを選んでいきましょう。

そもそも不整脈はなぜ保険加入が厳しくなるのか

不整脈は医師の診断だけでなく、健康診断で不整脈による再検査を指摘されたことを告知するだけでも保険の加入が厳しくなってしまうことがあります。


誰でも不整脈を起こす可能性はありますが、診断や指摘を受けると以下のような病気を発症するリスクがあると保険会社は考えるのです。

  • 狭心症や心筋梗塞などの心疾患
  • 高血圧症
  • 甲状腺異常
  • 肺疾患
実際に、日常生活に支障がなく健康で過ごしているひとでも、不整脈と診断されたり指摘されたことを告知したことにより、保険会社の審査を通過できなかったいうケースがあるので注意しておきましょう。

保険会社は相互扶助の仕組みとなっているため、健康なひとが加入し決まった保険料を支払うことで、健全な経営を保ち保険金や給付金を支払っています。

そこに病気を発症するリスクが高いひとが加入すると、加入者に支払うべき保険金や給付金のバランスが崩れ、持病があるひとに支払うリスクを補うために健康なひとの保険料まで高く設定する必要が出てきてしまうのです。

そこで保険会社は加入者の公平性を保つため、告知をもとに持病や既往症があるひとの保険加入を避けるための審査をおこなっています。

  • 加入を拒否
  • 加入は認めるが割増保険料を適用する
  • 加入は認めるが保障内容を一定期間限定する

不整脈を告知すると大きな病気を患う可能性があると判断されるため、たとえ自覚症状がなくても保険加入による審査は厳しくおこなわれてしまうのです。

不整脈は症状の重さが異なるため正確な申告を!

不整脈の種類は、脈が速くなるもの(頻脈)・脈が遅くなるもの(徐脈)・脈がとんでしまうもの(期外収縮)に大きく分けられます。不整脈のくわしい種類は精密検査をしてみなければ分かりません。 また症状の重さも、検査を受けて医師の診察を受けなければ判断することができません。必要があれば医療機関を受診して自分の症状を正確に把握し、申告することが大切です。

 

また、不整脈が「完治した」という判断は医師にしか行えないという点にも注意が必要です。過去に不整脈と診断され治療を受けていたが、のちに自分の判断で通院を中止した場合は完治したことにはなりません。 


事実を正確に報告せず保険加入した場合は告知義務違反となります。 そして告知義務違反が判明すると

  • 契約が解除される
  • 保険金や給付金が支払われない

上記のようなペナルティが課せられることがあります。  

もし告知後に申告漏れに気がついた場合は、保険会社に連絡し改めて告知し直す必要があります。告知は正確に行うよう十分注意しましょう。

まとめ:不整脈で保険に加入を考えるならマネーキャリアに相談!


この記事では、不整脈があっても保険の加入は可能なのか?不整脈の既往がある場合入りやすい保険はあるのか?といったことを解説していきました。


不整脈の方が保険を選ぶ際には、各保険会社の情報を集めて自分が加入できるかどうか比較・検討していくことが必要です。


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